2009/12/13
中国浙江省発!中国事情コラム
「 チャイナドレスとアオザイのKOLO」が伝える中国事情がわかるメルマガ ======================================================第16号====== 中国浙江省発!中国事情コラム ================================ http://www.kolo-online.com/ ==== ご購読ありがとうございます!中国事情コラムの池田です。 本当に早いもので、もうすぐ年末になってしまいますね! 昔は大掃除と聞くと気が重くなりましたが、最近は便利な掃除道具 が増えたので、それほど負担にならなくなりました。油汚れは激落ち スポンジを使うと落ちてしまうし、床はクイックルワイパーを使えば 雑巾がけの数倍の速さで終わってしまうので掃除が楽しいです。 最近は運動のつもりで床掃除やガラス拭きをやっています。 *** ★ 中国と日本ののマーケティング ★ *** かなり前から日本では消費者が物を買わなくなったと言われていま すが、その理由として日本人は家電、車、パソコンとかすでにほとんど 必要なものはそろってしまって買う必要がないからと言われています。 確かにそれはありますが新しいものに付加価値があり心を動かすことが できれば消費者は買いかえると思います。 私は今年(去年)は、ほぼ10年ぶりに日本に長期滞在したので生活 用品がなくて大物をいくつか買ってしまいました。おかげで最近の 日本の生活の勉強になりました。 新古車、薄型テレビ、ブルーレイレコーダー、高いのはこれぐらい ですが2,3万円のものも入れれば、空気清浄機、オーブンレンジ、 ホームベーカリー、加湿器などを買いました。 感想としては、私はずっと中国で生活していて、いつもベーシックな 性能の家電しか使っていなかったので、新しいものを使ってみて性能の 良さに驚かされました。最近の家電は進化が速くてびっくりしています。 例えば今のオーブンレンジはサランラップが要らないこと。牛乳を 温めてもコップから溢れてこないこと。料理まで作れてしまうこと。 便利なので日本で買ったオーブンレンジを中国に持ってきて毎日使って います。おかげで中国にいる間の生活が便利になりました。中国でも オーブンレンジは売っていますが日本の15年前ぐらいのようなもの ばかりです。 またブルーレイレコーダーは、その前使っていたのがビデオデッキ だったので、あまりにも進化してまたびっくりしています。 加湿器も中国で売っているものは超音波式で雑菌を撒いてしまうそうで、 ヤカンでお湯を沸かして冷まして使っているのですが、日本のはそのまま 使えます。また部屋中を均等に加湿してくれるところも便利です。 一番びっくりすることは、これらの家電は中国で買うよりも日本で 買った方がなぜか安いことです。中国で売っているベーシックな家電 よりも、日本で買う最新の家電の方がなぜか安いです。例えばシャープ の空気清浄機は日本で3万円で売っているものが中国では大体2倍の値段 で売られています。 使っていて思うのは、どうして日本の家電はこんなに機能が細かいの かということです。もう日本のマーケットは人を感動させるような何か がないと売れなくなっているのだと思います。 街にもドンキホーテや、迷路のような本屋などちょっと外国には見当た らないようなお店が多いです。 よく考えて見ると、私が中国で買い物をしたり何かのサービスを受けて びっくりした経験はあまり思い出せません。 でも日本で商品を買ったり、サービスを受けたりしてびっくりしたこと は何度もあります。例えばここ2,3年では猫カフェ、アウトレット、 ネットカフェなど行って驚きました。 ●中国の消費者と日本の消費者の違い 日本で売れ行きが好調だからといって、中国にそのまま持って来て 販売してもあまり成功しないかもしれません。文化も価値観も生活習慣 も違うからです。 例えば炊飯器については、日本では美味しいお米が炊けて保温が長く できるものが人気があると思います。私は炊飯器は何年間も使うもの なので、よいものを買いたいと思っています。実際中国で4万円の タイガー製の炊飯器を買ったのですが、中国人には、炊く時間が45分 もかかって経済的ではないと不評のようです。 中国人は始めから高機能の炊飯器を探していません。保温機能は電気代 がもったいないと考えて保温機能を使っている人はほとんどいないそう です。だからチャーハンとかお粥とかをよく食べています。 炊飯器の主流は日本の30年前ぐらいの機種です。 またお風呂は、中国人はバスタブに浸る習慣がありません。 みんなシャワーですませてしまいます。仮にバスタブがあったとしても ガス代がもったいないのでほとんど使われないそうです。それでは バスタブで何をしているかといえば洗濯しているそうです。 もちろん追い炊きできるような風呂釜は売っていませんし、残り湯 を使えるような洗濯機も売っていません。 日本人なら、たぶんお風呂に入ることで癒されると思っているので ガス代と比べる人は少ないと思います。ガス代がもったいないからと 言って狭いバスタブを買う人は少ないと思います。 最近中国では太陽熱を利用した温水器が売れています。中国人の家庭は バスタブにお湯を汲まないので、太陽熱のみで十分シャワーを使えます。 この機械が大体7万円ぐらいかかるのですがお風呂の時のガス代が タダになるので最近人気があります。確かに環境にいいですね。 車に関しては中国人はお金をかけます。日本では軽が売れていますが 中国では軽は販売のメインではありません。たぶん大型車を買う デメリットがまだよく分かっていないのだと思います。使用目的は たぶん子供を学校に送り迎えするのがほとんどだと思いますが。 日本人は車を買いたい時、燃費がいいかとか、狭い道でも運転できるか 家族構成とか実用性を考えるのですが、中国人は見かけが格好いいかとか 人から羨ましく思われるかというようなところを考えるようです。よく 分かりませんが「あの人はいい車に乗っているから信用できる」とかいう 価値観なのかもしれません。 中国では、日本では最近あまり人気がなくなったクラウンみたいな 車をみんな欲しがっています。 中国では、効果が分かりずらい空気洗浄機のようなものは人気がない ようです。たぶんそういうものに電気代を使う気持ちは理解されないと 思います。 日本の消費者は長年の経験で、いい車に乗っても環境に悪いしローンを 返すのが大変だし、税金は高いし、そんなことよりも毎日働いて疲れて いる自分の体のために、癒してくれる商品や、生活を楽にしてくれる 商品を買いたいのだと思います。 一方、中国人は物を買うことに関して、まだあまり経験がないので 今は単純に買うことだけにしか関心がありません。 例えばラーメンは、中国ではたぶん1000年間も味が変わっていません が日本は戦後中国から伝わったのに、人を感動させる食べ物にまで進化 しています。中国人にとっては、ラーメンはスープの中に麺がはいって いてお腹がいっぱいになればいいだけの食べ物です。その対価として 100円を払おうという考えしかありません。 中国の商品は生産者側の都合で作られたものがほとんどです。消費者の 心を動かすという視点ではまだ商品は作られていません。消費者がまだ そういう段階ではないのでそうなっているのだと思います。 マーケティングの世界では、中国人はまだいろんなものを持っていない ので、この先何十年も物が売れ続けると言われていますが、中国人が 日本人のように物に満たされて、次の消費の段階に行くのはまだまだ 先のことだと思います。 こちらに住んでいると日本人と中国人の好みは違うなと本当によく思います。 ==================================================================== チャイナドレスとアオザイの格安オーダーメイド【KOLO】 ハイクオリティ・ローコスとで年間1000着を超える製作実績。 生地は500種類、デザインは60種類から選択。 -------------------------------------------------------------------- 配信中止 http://www.kolo-online.com/mail/mag.shtml http://www.mag2.com/m/0000162530.htm -------------------------------------------------------------------- 【注意】弊誌を参考にする場合は各人の責任において利用してください。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 -------------------------------------------------------------------- → メールマガジン『中国浙江省発!中国事情コラム』 since 27.Jun.2005 → 編集者:池田公三 ご意見・ご感想:kolo@kolo-online.com → Copyright(C)2000-2005 kolo-online.com All rights reserved. ====================================================================
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