2009/03/22
【企画のココロ】Part2 第097号~極小店舗、出張店舗・Vol.2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □2009年3月22日 第097号 ─────────────────────────────────── ■■■ ■■■ 企┃画┃の┃コ┃コ┃ロ┃Part2 ■■■ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ■選ばれる存在へ@共感ブランディング■ ─────────────────────────────────── 共感ブランド・プロデューサー:奥本健二 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここ3ヶ月で4回葬儀に参列した。 身近な人がどんどん高齢化してきているのだ。 今後も増えるだろうなぁ…。 同じプロセスで4回、お骨を骨壺に納めた。 正直な話、火葬を待つ間の 同じような弁当にも飽きてしまった。 で、その場の会話が 笑いの好きだった親族長老のおばあちゃんのために、 明るい話題をということになった。 お棺の中に入れるのは花だけじゃ面白くない。 故人の好きだった食べ物を入れたらどうだろうと。 おばあちゃんの好きなもの? カレーライスじゃない? カレーの臭いの立ちこめる納骨シーンを想像し、 不謹慎にも従兄弟連で笑ってしまった。 そこでやめときゃいいのに悪ノリした叔父が、 「お〜いいな、ワシの時はそうしてくれ」 「叔父さん、大好物は?」 「ワシか、ワシゃニンニクが好きじゃ」 焼き上がった時の香りを想像する私は奥本です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガの内容───────────────────────── ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱 人の皆さんを支援するものです。 共感されるブランド構築について、制作の現場からお伝えします。 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの ポイントを、体系づけて発信していきます。 もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日 使えるミニ知識としてどうぞ。 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳 に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。 ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロ式共感ブランディング───────────────────── │ │ ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは │ │□らしさ表現 │□共感を耕す │□恋愛型マーケティング │□狩猟型から農耕型へ │□ハードの前にソフトありき │■独創・独自化 ←……■今週はここのお話 │□ブランディングの現場 │□私的なココロ │ ↓------------------------------------------------------------ ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、 考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週のテーマ──────────────────────────── ┃ ┃ ┃ 【極小店舗、出張店舗・Vol.2】 ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「店」という文字。 この文字を分解してみると、 「屋根の下で暖簾を出し、主人が木訥(ぼくとつ)として口を開く」 という情景を表現しているとも言われます。 漢字の元になっているのは、 その情景や現象を表現しているものが多いですからね。 確かに古今東西、店の本質はそういうものです。 有史以前から、商う場である「店」って、 本質的には何も変わっちゃいません。 しかし世の中がどんどん便利に豊かになって、 人々の意識が変わってきた。 その中で、店舗の“最低ライン”みたいなものが、 アップしてきたきらいがあります。 その“最低ライン”以下は蔑視されたり、 店と認められなかったり・・・。 例えば屋台。 これなんて、保健所なんかだと認めたくない部類。 めちゃくちゃ毛嫌いされます。 でも無くならないんです。 だって大衆のニーズがありますから。 やっぱ好きなんですよね、そういうの。 老いも若きも。 狭くても不便でも、 気軽で楽しくてなんだかワクワクするような・・・ そんなプリミティブ(原始的)な姿って、 ある意味本質的な店のカタチとして 人間のDNAに刷り込まれているのかもしれません。 ■そして今の日本。 不況下にあって、店舗運営も楽ではありません。 デパートも大手チェーンも減収で規模縮小。 ましてや、そんな中新規開店なんて夢のまた夢。 でもそれは、固定観念の中に、 店舗の“最低ライン”があるからです。 そんな心の垣根を超えて、 それ以下にも目を向けることができれば・・・ 新規の出店にも、ローコストで挑戦できるんです。 そんなゲリラ的店舗に関しては、 以前のメルマガでも書いてるんで読んでみてくださいね。 ↓ 第058号〜極小店舗、出張店舗 http://archive.mag2.com/0000161000/20060802235620000.html?start=20 ■いま全国に、閑古鳥の鳴いている施設があります。 特にひどいのは、行政が肝入りでつくった3セク施設。 観光客を当て込んだレジャー拠点が多いんですが、 いかんせん、ハード優先でつくってソフト不在。 箱だけつくって魂入れずってやつです。 今となっては、シャッター通りと化した商店街と共に、 行政側の頭痛のタネでしょう。 私のよく行く山陰あたりにも、 そんな立ちゆかなくなった3セク施設があります。 なにも運営ソフトがないから、観光客なんてゼロ。 しかし、苦肉の策ではじめた地元住民のための産直市場が、 意外と元気がよかったりするんです。 注意して見ると、そこは「軒先ショップ」が 集客の源になっているようでした。 それは爆発的に売っている、手作り豆腐の店でした。 自然水と天然にがりの、美味い手作り豆腐なんです。 土日祝日のみの営業で、 350円の豆腐を600個、 ジャンボ油揚げ200円を200個。 みるみる売れていき、 昼過ぎには売り切れ終了で店じまいです。 2日でしめて、250,000円の売り上げ。 安い設定の店舗スペース賃料も払えない(払いたくない?)業者が、 外の軒先で商売してる。 でも中の店舗スペースより、 入り口近くに設置した軒先ショップの方が、 ずっと目立つんですよね。 お客のいる時期だけ、お客のいる(集まる)所に出向き、 短時間で売り切る。 出張店舗のいいモデルがそこにありました。 ■出張店舗ができるのは、 なにも飲食だけではありません。 かつて私が提案した事例に、 墓石販売の出張店舗があります。 その山間部の小さな市の石材店さんは、 墓石販売が伸び悩み、苦労されていました。 ワラをもつかむ思いで、某有名コンサル会社と契約し、 その会社の提案するプランを遂行すると・・・ 反応も売上げも・・・ゼロ。 自信たっぷりなそのコンサル会社の制作したのは、 地域一円に折り込むチラシでした。 チラシ制作費と折り込み料、しめて100万円がパー。 悪びれないその会社は、 「名誉挽回にもう一度やらせてください」 100万円前後もする墓石が、 チラシでスイスイ売れると思ってるんでしょうか・・・ どんな商品にも、それぞれに合う販促方法があるもんです。 すぐにそのコンサル会社との契約を解除してもらい、 私がテコ入れに入りました。 もっと効果的に、しかも費用をかけずに売る方法。 高額商品である墓石に似合う方法。 それが出張店舗だったんです。 この石材店さんのセールスポイントは、 パソコンを使ったCGシミュレーションでした。 実際の墓地に、思う墓石が建つとどう見えるかが 一目でわかるサービスです。 これを最大限生かすために仕掛けた内容は、 *地域のショッピングセンターのエントランスに、 土日祝日のみ、期間限定で設置する出張店舗。 *そこには、興味をもった人と会話しながらの、 CGシミュレーションコーナーと事例パネル。 *アンケートに答えてくれれば、 海外旅行抽選と墓のハウツー本贈呈 *コーナー囲みを兼ねた広告幕(自立型サイン)の制作。 これだけの準備で、費用は50万円弱。 さらにこれらの告知には、 ショッピングセンターのチラシの広告枠を使うので、 10万枚配布しても掲載費の3万円だけ。 しかもお盆などの需要期や季節ごとに、 このセットを繰り返し使えるってわけです。 この石材店さんは、この出張店舗をビジネスモデルとして、 現在も安定した営業をされています。 ■また、店のカタチにこだわらなければ、 違うアプローチも考えられます。 先日おじゃました、 札幌のクライアントさんのオープンパーティーでは、 素敵な料理が並びました。 “食の伝道師”伊藤さんによる出張料理がそれでした。 参加された方は、 厨房機器の能力が普通の家庭レベルであっても、 これだけのものができるんだと感心し、 またその料理のおいしさに感動したんです。 伊藤さんは店舗を持たず、 自宅のキッチンをサロンとして活動されています。 その引き出しは多様で、 「さよなら添加物!食育料理教室」 「食べ物でデトックス」 「ローフード料理教室」等々・・・ そしてそれが、すべて理にかなっていて、 一本筋の通ったメッセージになっているんです。 店舗にこだわらないそのスタンスが素敵。 たくさんの共感者を得て、 その活動と幅は、急速に拡がっているようです。 伊藤雅浩さんのサイト「食彩空間 宙」 ↓ http://www.shoku-sora.com/ ■私はいま、そんな“スモールビジネス”を もっと具体的に提唱するため、 「移動できる屋台型店舗」 「機能的な軒先ショップ」 の基本モジュールを設計中です。 能力・商品力があっても、 資金不足により出店のチャンスに恵まれない人たちに、 多大な資金を必要とする店舗でなく、 ローコストで負担の少ない極小店舗を提供したいと考えています。 極小であっても店舗メッセージを発揮でき、 既存店舗にない移動営業できるという、 機動性と話題性を併せ持つお店。 けっこう、面白いと思いません? 興味ある方、ぜひご一報を。 ┏━━━━━━━━━━━━ 今回のココロ ━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ■店の本質を突き詰めると、高級店も屋台も同じこと。 ┃ ┃ 店の固定観念を取り払うべき。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■出張店舗は、既存店舗にない移動営業できるという、 ┃ ┃ 機動性と話題性を併せ持つ。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■資金不足が出店のチャンス喪失に繋がっているなら、 ┃ ┃ ローコストで負担の少ない極小店舗を考えてみるといい。 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロからおすすめ@ブック───────────────────── メルマガ発行者仲間で、仕事仲間で、飲み友だちの、 神垣あゆみさんの2冊目の本が出ました! なんでも、身を削る思いで執筆した一冊だそうです。 そして、特典付きのアマゾンキャンペーンは今日まで!急げ! -------------------------------------------------------------------------- □■新刊『メールは1分で返しなさい!』(神垣あゆみ/著) ★ 1分でメールを返信するために、知っておくと便利なフレーズを網羅! ★「依頼」「おわび」「拒否」など、36のシーン別に297フレーズを掲載。 ★ デスクに1冊。会社に1冊。新社会人へのプレゼントにもおススメです。 <発売記念☆アマゾンキャンペーン実施中!> キャンペーン期間にアマゾンで本書ご購入の方だけに“使える”特典進呈。 詳しくはこちら⇒ http://www.forestpub.co.jp/amazon/1mail/ -------------------------------------------------------------------------- 確かに、1本のメール文章を打ち込むのに、 気が付いたらとんでもなく時間がかかってるってことありますよね。 そんな時はとっても便利なんじゃないかな、この本。 パソコンもワープロ(古!)もなかった、私が新社会人の頃、 慣れないビジネス文書をつくるのに、 ハウツー本を片手に四苦八苦していたのを思い出します。 いまやそれがメールになったわけで、 そこにはメールなりの作法とコツがある。 そんなことがギッシリつまったこの本、 特にこの春の新社会人の方には絶対オススメですよ! そんな本の元になった神垣さんのメルマガがこちら。 ↓ ▼メールマガジン【仕事美人のメール作法】 http://www.mag2.com/m/0000146166.htm ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記────────────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。 一雨ごとに春らしくなるというこの時期ですが、 海の向こうではWBCが熱いですね。 仕事中もついチェックしてしまいます。 イチローをはじめ、みんな絶好調とは言えない中で、 善戦してると思います。 日の丸背負って何かやるって、 やっぱりモチベーション上がるんでしょうね。 ・・・そういう経験ないなぁ。 さて、明日は午前中仕事入れないでおこうかな。 つづきは098号のココロなのだ〜! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 企画のココロ 】Part2 ─────────────────────────────────── ■発行周期 隔週刊(…を目標に配信) ■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) ■サイト http://www.dclabo.com ■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/ ■私的ココロのコラム http://www.dclabo.com/idle_talk/ ■ミクシィ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445 ■メルマガ登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000161000.html ■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000161000 ■ご意見・ご感想は→ mailto:info@dclabo.com *心からあなたのメールをお待ちしてます。必ずお返事は書きますよ。 ─────────────────────────────────── *このメルマガを気に入っていただけたあなた、友人・知人への一発転送、 社内での回覧はご自由にどうぞ。 *但し、このメルマガの内容を転載する場合はご一報よろしくです。 *ご意見やご質問、あるいは仕事のご依頼、お気軽にメールくださいね。 Copyright(C) 2005-2009 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■罫線がズレてる!てな方はコチラ http://help.mag2.com/115.html



