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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。現在Part2配信継続中!

  • 発行周期 不定期(コレ!という情報があるとき)
  • 最新号 2009/12/10
  • 部数 1,204部
  • メルマガID 0000161000
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2009/02/20

【企画のココロ】Part2 第095号~らしさ探求

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□2009年2月20日 第095号  
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■■■
■■■ 企┃画┃の┃コ┃コ┃ロ┃Part2            
■■■ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛                
                                  

                ■選ばれる存在へ@共感ブランディング■
───────────────────────────────────
                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 テレビのクイズ番組を見ながら、
 息子と我先に回答を競っていた。

 
 《二・二六事件で暗殺された当時の大蔵大臣は、高橋**何?》

 という問いに、
 
 「コレキヨ(是清)!」

 と答えていると、

 隣のキッチンにいた妻が、向こう向きのまま、

 「ああ、コレキヨね…」

 と言った。


 「お? 知ってんのか?」と水を向けると、

 「あれでしょ、白いマスクして湖で逆立ちしてた、映画の…」


 「・・・・・・・」


 「あのね…そりゃ、犬神家の一族のスケキヨ(佐清)!」



 「こっちのは高橋是清!」と言う前につい、

 「ス…スケキヨです…」と、

 当時流行った声帯模写を入れてしまった私は奥本です。




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■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランド構築について、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



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■ココロ式共感ブランディング─────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │■らしさ表現        ←……■今週はここのお話
 │□共感を耕す      
 │□恋愛型マーケティング   
 │□狩猟型から農耕型へ    
 │□ハードの前にソフトありき
 │□独創・独自化
 │□ブランディングの現場  
 │□私的なココロ              
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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■今週のテーマ────────────────────────────
┃
┃
┃ 【らしさ探求】
┃
┃
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 ■不景気風が吹いています。

  大変なもんです。

  こんな時だからこそ元気出さなきゃって、
  みんな思ってます。

  でも何かの報道で言ってましたが、
  日本人の今の景気に対する意識って、
  主要先進国の中では最悪なんですってね。

  不況の元凶の、アメリカの人たちより自信喪失してる。
  まだ見ぬ先の事で「気」が病んでるんです。


  景気も気。
  元気も気。

  やる気、雰囲気、気運。
  すべて気が関係してる。
  
  世の中、そんな人の「気の流れ」で経済も変わります。

  どうせなら、いい方向に気持ちをもっていきたいものです。

  「病は気から」ですもんね。



 ■今からちょうど5年前、
  一部の業界で、今回の世界同時不況以上の激震が走りました。

  覚えてます?

  BSE問題で牛肉の安全性が問われ、
  米国産牛肉の輸入禁止措置がされていたこと。

  その輸入禁止の長期化によって、
  牛丼業界は大打撃を被っていた真っ最中だったんですね。


  平穏だった自分たちのビジネスが、
  何も悪いこともミスもしてないのに、
  時代の大波に翻弄されることになってしまった牛丼業界。

  まさに青天の霹靂(へきれき)だったでしょう。
  
  牛丼業界にとっては、
  今の大不況とよく似た状態だったのかもしれません。


  そんな中、業界1位の「吉野家」も踏ん張ってましたが、
  素晴らしかったのは、
  牛丼業界3位の売上げだった「すき家」です。

  「すき家」は、看板商品を失ったことにより、
  牛丼に代わる新たな主力商品の開発に積極的に挑みます。

  牛丼の販売停止を行い、
  すばやく豚丼へ看板商品を代替したんです。


  自分たちに今できることは何か、
  自分たちらしさは何か・・・。
 
  そんな非常事態だからこそ、
  相当に考え抜かれたはずです。

  その勢いは、牛丼復活後も引き継がれ、
  今やあの「吉野家」を抜いて、
  国内では店舗数1位に躍り出ています。

  「ピンチは最大のチャンス」を
  地でいった例と言えるでしょうね。


  良い方向に「気の流れ」を持っていった企業へは、
  (おお、頑張ってるなぁ)という、
  応援したい気持ちが芽生えます。

  私たちが今すべき事は、
  この大不況をチャンスと据える気概をもって、
  今のビジネスを見直してみることなのでしょう。



 ■どんなに不景気になっても、
  繁盛しているお店や企業はあります。

  生活必需品とは言えないものであってもね。


  不景気になっても女性はオシャレをしたいし、
  男性は一杯飲みたい(女性も)

  頻度は減るかもしれないけど、
  たまには息抜きの旅行なんかもしたい。

  世界中が不景気だって、
  消費がまったくゼロになるわけじゃない。


  要はそんなとき、「選ばれる存在」になればいいんです。

  もちろん厳しい淘汰は出てくるでしょう。

  業界によっては半減するようなこともあるかもしれません。

  でもその中で、
  何とか踏ん張ることができたら・・・

  残った企業は大忙しですよね。


  そのポイントはやっぱり、
  「自社らしさ」であり「自分らしさ」の探求なんです。

  「何もない、何もできない会社」も無ければ、
  「何もない、何もできない人」もいないんですから。 


  
 ■そんな「選ばれる存在」になった事例をひとつ。

  先月末に札幌に行ったときのことですが、

  1日なんとか時間をつくり、
  話題の旭川市「旭山動物園」に行ってきました。

  動物たちの、生き生きとした生態を間近で見ることができる
  ユニークな展示で人気の動物園です。

  今や映画にもなり、日本一の入場者数を誇る動物園ですが、
  96年度には年間入場者数が26万人までダウン。
  もう閉園の話も囁かれていたそう。

  それが06年度には年間入場者数が300万人を突破。
  そして現在もその記録は更新中なんです。

  もう、奇跡みたいな事例です。

  一体どうやって?


  しかも、旭山動物園のおかれた状況はとっても不利。

  (1)どこにでもある規模 (地方の典型的な)
  (2)どこにでもいる動物 (目玉になる動物がいない)
  (3)日本最北、冬季の閉園(不利な立地)
  (4)傾斜地にある    (不利な地形)


  売りがない、個性がない。
  中小規模で立地が悪く・・・

  そんな状況と悩みは、
  丸ごと日本中の企業に当てはまりそうですね。



 ■パンダがいるわけでもない、
  どこの動物園にでもいる種類しかいない動物園。

  そんな閉園寸前だった旭山動物園が、
  日本一の動員を誇るまで奇跡のようなV字回復したのは、
  一言で言えば「見せ方を工夫したから」です。

  先の(1)から(4)のマイナス面を逆手に取り、
  見事なまでにプラスに変えてるんです。


  見せ方といっても、曲芸をさせたわけではありません。

  曲芸をさせて、客が「お上手、お上手」と喜んだとしても、
  人はその動物を尊敬するわけじゃないですもんね。

  ここ旭山動物園の考えたのは、
  その動物のこれまで見えなかった素晴らしい能力を見せる
  ことのできる環境づくり。

  人間が「動物の能力ってすごい!」と
  感動してくれるような仕掛けです。


  動物を檻に入れて見せるのを「形態展示」

  動物の生態環境を園内に再現するのを「生態的展示」
  というそうです。

  それに対し、旭山動物園のは「行動展示」

  動物のもっとも特徴的な動きを見せる工夫がされています。
  
  どこにでもいる動物を見せながら、
  どこにもない独創的なアイデアで、

  チャームポイントの抽出をしたんです。


  「当たり前なこと」を「当たり前でない情熱」で
  行ったということですね。
  


 ■小菅園長のお話では、
  予算の付かない不遇の時期にも、
  焦らず腐らず、皆でアイデアを出し合っていたそうです。

  後々、それが予算獲得後の施設づくりに役立った。

  思いつきでやってたら失敗していたかも知れない。
  成功の裏には、そんなぶれないソフトの構築があったんです。


  能力を発揮できる環境づくり。

  人は「自分らしさ」を発揮できる場を与えられたら、
  またそれを他の誰かに評価されたら、
  とっても嬉しくなります。

  もっとやろうと、生き生きしてくる。

  動物も人間も「自分らしさ」を発揮できる環境は大切だなと、
  改めて認識した1日でした。


  もしあなたが今、不遇だと感じているとしたら、
  それこそ目標やアイデアを練るチャンスかもしれません。

  そして、「自社らしさ」「自分らしさ」を発揮できる
  環境づくりについて、探求する時期なのかもしれません。



 ┏━━━━━━━━━━━━ 今回のココロ ━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■今すべき事は、この大不況をチャンスと据える気概をもつこと。┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■消費がゼロになるわけじゃない。              ┃
 ┃  要は「選ばれる存在」になればいい。            ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■「らしさ」の探求と、それを発揮できる環境づくりを考える。 ┃ 
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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■ココロからおすすめ@ブック─────────────────────

 またまたメルマガ発行者仲間の、渡瀬謙さんの本が出ました!

 実はこれ、彼が以前から開発・提供していた商材「アポ取り革命」を
 セミナーや実践を通して熟成されたもの。
 だから内容がとっても濃いんです。

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□■『アポ取りの達人(法人営業編)』−口ベタでも無理なく話せる
  (ぱる出版)¥1470 渡瀬 謙 著

  http://amazon.co.jp/o/ASIN/4827204659/pictworkscom-22/ref=nosim

  電話で冷たく断られない「TFTアポ取り法」の解説書!
  自分にもお客さんにもストレスのないアプローチ!
  しゃべりが苦手でも営業初心者でも高率でムリなくアポが取れる!
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 ■もうこれは、ギュッと濃縮されたノウハウブックですね。
  この本は、サイレントセールストレーナー(無口な営業トレーナー)
  を名乗る(^_^;)、渡瀬さん自身の実体験と検証から書かれています。
  100%実践向き。机上論のコンサル本とはひと味違うんです。

 ■確かに今、喋りまくる押しまくる営業なんて、みんな閉口してます。
  もうみんな「裏」を知ってるし騙されない。
  これからは、こういう営業スタイルを身につけた営業マンが、
  共感されるのではと思うんですよ。




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■編集後記──────────────────────────────
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 今回も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。



 先日、実に25年振りにある施設を訪ねたんです。

 リゾート地ではないけど、自然豊かな田舎にある、
 素敵な場所でした。

 当時はここに来ることがステータスのように感じられ、
 大人の仲間入りができたような気がしてました。

 時代的に贅沢な企業接待にも使われてたけれど、
 当時の一流のアーティストなんかの生演奏なんかも聴けて、
 とっても輝いていたお店だったんです。

 なんとなく疎遠になり、もう閉められたと聞いていたのですが、
 行ってみると、廃墟のようにまだそこに建っている。

 確かにもう営業はしてなかったけど、
 扉を押し開け中に入ってみると、
 暖炉のそばに小さな背中が・・・

 懐かしいお父さん(オーナー)の笑顔でした。

 なんだか、亡くなった私の親父とだぶってしまい、
 ちょっと目頭が熱くなりました。

 でも25年前、きら星のようなアーティストが演奏した場所が、
 埃をかぶり深閑としているのを見て、
 なんとも言えない不思議な気分になったんです。

 映画の「タイタニック」を思い出しました。

 そんな中で、年老いたお父さんは、
 みんながいつか訪れるのを待ってくれていたかのようでした。









 つづきは096号のココロなのだ〜!
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             【 企画のココロ 】Part2
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■発行周期        隔週刊(…を目標に配信)
■発行者         奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ)

■サイト         http://www.dclabo.com
■主な実績一覧      http://www.dclabo.com/works/
■私的ココロのコラム   http://www.dclabo.com/idle_talk/
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