2009/01/16
【企画のココロ】Part2 第093号~もっともっと関係密度
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □2009年1月16日 第093号 ─────────────────────────────────── ■■■ ■■■ 企┃画┃の┃コ┃コ┃ロ┃Part2 ■■■ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ■選ばれる存在へ@共感ブランディング■ ─────────────────────────────────── 共感ブランド・プロデューサー:奥本健二 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ その大きな病院の待ち合いロビーは、 診察を待つ病んだ人たちでいっぱいだった。 そこに診察を終えたお爺さんが、奥からやってきた。 5cmづつ歩を進めるように、ゆっくり受付にたどりつくと、 モゴモゴと「・・・・・・・」 顔見知りらしい、かわいい看護士さんは、 「え?なに?・・・あ〜タクシーを呼ぶんですね、ハイハイ」 と明るい声で答えた。 安心したようなお爺さんは、 また5cmづつ歩を進めてロビーのソファに座った。 しかし年末の忙しさか、タクシーはなかなか来ない。 お爺さんは死んだように眠り込んでしまった。 タクシーの到着に気づいたさっきの看護士さんが、 ロビーに響き渡る声で言った。 「おじいちゃん、お迎えがきましたよ」 それを聞いたロビーの衆から、 「プッ」と吹き出す声が聞こえた。 声かけるなら、 「おじいちゃん、おクルマがきましたよ」だろと思いながらも、 一言でロビーを明るい空気に変えてくれた彼女は、 ある意味「白衣の天使」だなと思う私は奥本です。 *********** ついでに・・・ 前回号のイントロで、我が家の一言間違い天然爆弾(妻)の ネタがウケたので、今年に入ってからの“新作”紹介。 やっぱり「ぱいぱんスープ」よねっ! (ぱいたん《白湯》スープ) そこの「しょうゆじょうゆ」取ってくれる? (レモンじょうゆ) 高校サッカーのテーマ曲は「いきものがたり」 (いきものがかり) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガの内容───────────────────────── ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱 人の皆さんを支援するものです。 共感されるブランド構築について、制作の現場からお伝えします。 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの ポイントを、体系づけて発信していきます。 もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日 使えるミニ知識としてどうぞ。 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳 に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。 ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロ式共感ブランディング───────────────────── │ │ ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは │ │□らしさ表現 │□共感を耕す │■恋愛型マーケティング ←……■今週はここのお話 │□狩猟型から農耕型へ │□ハードの前にソフトありき │□独創・独自化 │□ブランディングの現場 │□私的なココロ │ ↓------------------------------------------------------------ ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、 考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週のテーマ──────────────────────────── ┃ ┃ ┃【もっともっと関係密度】 ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■こんな私にも、メルマガ発行者として、 うんざりするほど売り込みやPRメールが届きます。 スパムメールを含めて、日に300通くらい届きますか。 ま、メアドが公開されてますから仕方ないんですけどね。 そんな中の売り込みや依頼は、ほとんどスルーしてるんですけど、 先日届いた1通には、返信メールを送りました。 素晴らしいから共感したからじゃなく、その逆。 内容はよくあるタイプで、こんなメールでした。 ↓ ------------------------------------------------------------------ 奥本さま 以前「********」というセミナーの告知をお願いした マーケティングコンサルタントの****です。 実は、前回お願いした、「********」ですが、 音声&PDFとして販売することになりました。 改めてお願いなのですが、 御社のメルマガに、成果報酬という形で 告知をお願いすることは可能でしょうか? ちなみに告知していただきたいものは、以下の商品です。 (後略) ------------------------------------------------------------------ ・・・本質がわかっていない。 しかし、マーケティングを売りにしているのに、 今やってる自分の手法が間違いだとわからないのかなぁ。 普通こんなのは、見て見ぬふりなのですが、 この人のテーマがマーケティングであったことで、 思うことを伝えたくなったんです。 まだ若い彼に本質に気づいてほしいと、 お節介にもこんなメールを返信したのでした。 (よせばいいのにね) ↓ ------------------------------------------------------------------ ****さま こんばんは。 メルマガ「企画のココロ」の発行者の奥本と申します。 何度か告知依頼をいただいていたようですが、 ご返事しておりませんでした。 結論から申しますと、 私のメルマガでこれまでおすすめ情報を掲載したのは、 友人・知人、メルマガ読者の方、および私が購読している メルマガ作者の方だけです。 要するに、気心が知れている方々のみということです。 でなければ、本当に心からお勧めしたい理由にならないんです。 私は、そういう相手との関係性を重視したいと思っています。 というわけで、この度のお申し出はご辞退させてください。 実は、**さまのようなご依頼は数多く受け取ります。 私のような長く休刊状態のメルマガであってもです。 でまたその多くが、メルマガの内容に一言も触れず、 作者の名前だけコピペして多方面に送りつけるものが多いんです。 そんなのはメール文を読めばすぐわかります。 「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」という方法ですね。 それで相手が共感すると思われますか? 通常こういう返信はしないのですが、 貴方のテーマがマーケティングであった故、 老婆心ながら書き添えております。 さきほど、ざっとPDFファイルも拝見しました。 率直な感想を申し上げれば、私には堅い机上論に思えました。 いろいろ勉強されたのはわかります。 しかし、本当に素人さんに理解してもらうなら 「生の事例」が一番なんです。 自身が仕掛け、苦労し勝ち取った成功事例や失敗事例です。 そういう実践経験をもっと積まれ、咀嚼した上で、 商品化されたほうがよいのではないかと推測します。 私は、マーケティングも含め25年ほど企画畑で仕事をしています。 そして、その実践の中の経験に裏打ちされた言葉を お伝えするようにしています。 いまマーケティングで一番大切なことはなんだと思われますか? それは、「関係密度」です。 先の告知依頼に対してのお答えと同じです。 マーケティングは、他社の事例や机上論ではありません。 特に世界同時不況の昨今、 これまでのマーケティング論は通用しなくなります。 それと、貴方のPDFで使われていた「ターゲット」という言葉。 これを私は使いません。 お客さまは、敵でも的でもないんですから・・・。 諸々書きましたが、気を悪くされたなら謝ります。 ただ、まだ若い貴方に、 少しでもヒントを提供できればと思ったまでです。 悪しからず・・・ 奥本健二 拝 ------------------------------------------------------------------ で、返ってきたのは・・・ 『私がお送りしたメールで、 ご気分を害されてしまい申し訳ございません。』 という一文のみ。 どうやら彼には、 私の伝えたかった「関係密度」という真意は 伝わらなかったようです・・・(^_^;) ■どんなに不況不況といわれても、消費が渋いといわれても、 繁盛しているお店や売れている商品はあります。 そこには、間違いなく機能している要素があるんです。 それは… お客さまとの“関係密度”が濃い。 ということ。 これは、今のご時世なら特に、 マーケティングの最重要なキーワードになり得ます。 これまで縁のあったお客さまのことを考えてみてください。 最近疎遠になったなぁ、なんて顔が浮かびませんか? 1年くらいリピートがないからと、 顧客リストから削除したりしてませんでしたか? そりゃ新規獲得も重要ですが、 こんなご時世だからこそやるべきことは、 関係密度の再構築なんです。 2回目のお客さまを、3回目のお客さまにする。 初めてのお客さまは、もう一度リピートしてもらう。 繁盛している店、繁栄している会社は、 そんな「ごひいきさん」がついているんですよね。 新規の顧客獲得に時間とお金をかけるより、 今のお客さまを、恋人のように大切にしましょうよ。 ■ドコモやトヨタのような大企業なら、 全国的な平等なサービスが必要でしょう。 しかしあなたのお仕事で、 日本に住むすべての人と関係をつくれます? 誰だかわからない“顔”の見えない人に、 心のこもった、タイムリーなおもてなしはできないはずです。 現在の顔が見えるお客さまと関係を深めるためには、 「えこひいき」したっていいんです。 何度も来てくれる、リピーターのお客さまの方を優遇する。 だって、道を歩く知らない人より恋人の方が大切ですもんね。 リピート度、親密度によって差を付けてもいい。 それこそが公平なサービスだとも思うんです。 それをお伝えするのも、 DMを出して終わり、メールを一斉送信して終わり じゃないんです。 それぞれの業種で、それぞれに最も適した、 お客さまとの関係を深める手法があるはずです。 そんなお客さまとの関係を復興するすべ、 改めてじっくり考えてみませんか? ┏━━━━━━━━━━━━ 今回のココロ ━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ■お客さまとの“関係密度” ┃ ┃ 今のご時世こそ、重要なキーワードになる。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■“下手な鉄砲”的な、平等サービスで関係は深まらない。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■リピート度、親密度によって差を付ける。 ┃ ┃ それこそ公平なサービス。 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロからおすすめ@ブック───────────────────── メルマガ発行者仲間で左利きの、渡瀬謙さんがのってます! 新春から怒濤の勢いで出版ラッシュらしいんです。 これまでに3冊出版されてましたけど、2009年度は3冊出版予定! 確実に堅実に、計画を実現しますねぇ、渡瀬さん。 -------------------------------------------------------------------------------------------- □■悲しくも笑える『左利きの人々』(中経文庫)¥530 渡瀬けん 著 ↓ http://amazon.co.jp/o/ASIN/480613256X/pictworkscom-22/ref=nosim ★コーヒーカップもボーリングもカサも利き手のちがいで差があった! ★じつは左利きの人も知らない超トレビアな情報が満載! ★見開き完結で読みやすいので、ぜひ右利きの人にも読んで欲しい! -------------------------------------------------------------------------------------------- ■右利きの私としては、気づかなかった視点が満載。 こんなに不便や不都合があったんだ、左利きの人って・・・。 なんだか健気で「がんばれよ〜左利き」って、エールを送りたい気分。 ■手のひらにスッポリ収まる文庫サイズなのに、 文字が大きめなのは老眼世代にはうれしいポイント。 仕事の合間なんかにサラ〜と読むのにピッタリでしたよ。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロから読者プレゼント!───────────────────── まだ新春特別企画なんて言ってもいいでしょ、1月なんだから。 突然ですが、今年の干支にちなんで、 かわいい子牛のキャラクターグッズをプレゼントいたします。 実はこれ、今も継続して生産している私が企画制作したキャラ。 「カウィー」という名で、地元キャラとしてはけっこう好評なんです。 こんな感じ↓ http://www.dclabo.com/works/character_design.html そんな中から、 *ぬいぐるみ(全長30cm) :1名 *フリスビー(径18cm2枚セット) :1名 *ハンドタオル(30cm角2枚セット):1名 *携帯ストラップ :1名 *ネックストラップ :1名 *子供用Tシャツ(2〜4歳児用) :1名 *子供用トレーナー(10〜12歳児用):2名 *トートバッグ(大小セット) :2名 以上から、お好きなアイテムをお選びいただき、 『子牛のキャラクターグッズおくれ〜』と、メールください。 複数のご希望があった場合、お名前を書いた紙飛行機を飛ばして、 一番遠くに飛んだ方を当選とするという、 厳正な抽選方法によって選ばせていただきます。 (当然、個人情報はこの読者プレゼント以外では使用しません) 締め切りは23日(金)までの到着分とします。 次号で当選者発表(イニシャルのみ)しますが、 品物の到着の方が早いかもです。 ■ご応募はコチラ→ mailto:info@dclabo.com ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記────────────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。 早いですねぇ、年が明けてもう2週間が過ぎました。 昨年末に20年ぶりにお会いした“S翁”に呼ばれ、 年明け早々、雪の山陰に行ってきました。 しかしまあ年始めにミーティングに呼び出すなんて、 人使いの荒い方・・・ このS翁、すでにある企業を引退して名誉顧問の人。 とっても元気で豪快で、 大赤字の会社をどうするかっていう話の中でも 笑いが絶えないんです。 S翁曰く、 「だから、こんなときこそ笑うんです。 こんなときにもかかわらず笑うんです」 笑いはひらめきが良くなり、 明るく物事を考える事を可能にする「脳の活性化」にも つながるそうですね。 「苦しいときも笑顔をつづけるには、強い意志が必要。 その意志があれば大丈夫。 チャンスはピンチの顔をしてやってくる、 ぐらいの気持ちをもってないとやってられませんわ」 激しく納得同感。 笑顔で幸福を招き寄せよとも言います。 不況に暗い気持ちにならないよう、 まずは笑顔を絶やさないよう心がけてみませんか。 つづきは094号のココロなのだ〜! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 企画のココロ 】Part2 ─────────────────────────────────── ■発行周期 隔週刊(水〜木曜配信) ■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) ■サイト http://www.dclabo.com ■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/ ■私的ココロのコラム http://www.dclabo.com/idle_talk/ ■ミクシィ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445 ■メルマガ登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000161000.html ■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000161000 ■ご意見・ご感想は→ mailto:info@dclabo.com *心からあなたのメールをお待ちしてます。必ずお返事は書きますよ。 ─────────────────────────────────── *このメルマガを気に入っていただけたあなた、友人・知人への一発転送、 社内での回覧はご自由にどうぞ。 *但し、このメルマガの内容を転載する場合はご一報よろしくです。 *ご意見やご質問、あるいは仕事のご依頼、お気軽にメールくださいね。 Copyright(C) 2005-2008 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■罫線がズレてる!てな方はコチラ http://help.mag2.com/115.html



