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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。現在Part2配信継続中!

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2008/12/26

【企画のココロ】Part2 第092号~バカ者・よそ者・変わり者

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□2008年12月26日 第092号  
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■■■ 企┃画┃の┃コ┃コ┃ロ┃Part2            
■■■ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛                
                                  

                ■選ばれる存在へ@共感ブランディング■
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                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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 私の妻は天然だ。
 ひとこと間違いの天才ともいえる。

 最近の例では・・・


 え〜と誰だっけ、そう!キャライヤ・マリー! (マライヤ・キャリー)

 ◯◯さんね、近ごろ隕石が痛むんだって・・・ (胆石)

 あ〜あの車、仮面パトカーだったんだ。    (覆面パトカー)

 きっと空気宣伝したんよね・・・       (空気伝染)

 わ〜!!テナガバチに刺された〜!      (アシナガバチ)


 こんな調子。


 そんな天然ギャグの連発を聞かされる我が家は、
 暗い世情をものともせず、いつも笑いにあふれている。

 いつか言ってやろうと思っていた妻の素性。
 でもまあ、悪い事じゃない気がする。

 来年もその調子でボケてくれぃ!


 これまでブチかまされた20年分、メモしとくんだったと
 悔やむ私は奥本です。



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■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランド構築について、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



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■ココロ式共感ブランディング─────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │□らしさ表現
 │□共感を耕す      
 │□恋愛型マーケティング
 │□狩猟型から農耕型へ    
 │□ハードの前にソフトありき
 │□独創・独自化
 │■ブランディングの現場  ←……■今週はここのお話
 │□私的なココロ       
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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■今週のテーマ────────────────────────────
┃
┃
┃【バカ者・よそ者・変わり者】
┃
┃
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 ■お久しぶりです、お元気ですか?
  夏のメルマガ以来ですみません!


  しかし・・・世界同時不況ですねぇ。
  夏以降の世の中の急変ぶりはどうですか。

  1930年代の世界大恐慌よりもバブル崩壊よりも、
  その浸透スピードは速い。

  勝ち組・負け組の区分なんてぶっ飛んでみんな負け組。

  もはや極楽トンボはどこにもいない。
  世の中は今そんな不穏な空気です。

  でも来年はもっと落ち込むのかも。


  不景気になったときこそ、本当の実力が試されます。

  モノが売れない、儲からないと嘆くよりも、
  これまでお客さまとどういった関係だったか、ということを
  ここで考えるべきなんです。

  値段だけですか?
  立地だけですか?
  機能だけでしたか?
  ネームバリューでしたか?
  もしかしたら、ブームに乗って急成長?

  もしそれだけだったら、落ち込みは避けられないかもしれない。

  あなたの会社や商品の「ウリ」が、そうでないことを祈ります。

  
  でも、人はこんな時代だからこそ選りすぐって、
  本当に今の自分に必要な「癒し」や「「幸せ」には
  お金を払うものですよね。



 ■熊本県の南小国町に黒川温泉があります。

  私もここが好きでよく行くのですが、
  いまや日本全国から年間100万人が訪れる、
  日本を代表する温泉地となりました。

  しかし1980年代半ばの観光客数はたった8万人です。
  当時の観光マップにも載ってなかったんです。
  そしてその後にやってきたバブル崩壊。

  もう消滅を待つだけの温泉郷の姿だったはずです。


  そんな24軒の宿しかない極小温泉郷が、
  「一人勝ち」と称されるまでの大躍進を遂げた秘密は、
  どこにあるのか?

  この温泉街を歩くだけで、その秘密を垣間見ることができます。

  まだ行かれたことがなかったら、
  一度訪れてみてはいかがでしょうか。


  露天風呂作り、複数の宿の露天を巡る入湯手形システムの導入、
  植樹をはじめとした町をあげての景観作り・・・。

  そこには街全体を統一したリニューアル計画が見えます。
  また明らかに女性客を意識していることもわかります。

  で、やっぱりいるんですよね仕掛人が。

  黒川復興の仕掛人は、この地で旅館を経営する後藤哲也さん。

  でもね、旗振りがいてもそれに皆がついてこないと成功しない。

  事実黒川でも、後藤さんの構想に対して疑問視する声や、
  「できるわけない」という否定意見も噴出していたそうです。

  黒川温泉の成功は、24軒全部が同様に困っていたところに、
  カギがあったんです。

  だから協力しあえた、足並みが揃った。

  まるで今の世の中の縮図みたいです。



 ■私の専門領域である、地域ブランドづくりでよく言う言葉に、

  「バカ者、よそ者、変わり者がブランドをつくる」
  というのがあります。

  特に地域に根ざしたブランドの場合、
  そうした特性をもった人材が能力を出し合うことが不可欠なんです。

  「バカ者」」とは、陽転志向で楽天家で、
  周囲を巻き込んでグイグイ信じた方向へ突き進むリーダー。
  そんなよい意味でのバカ者が、地元の中心にいてほしいものです。

  「変わり者」とは、他の人とは違ったセンスや個性をもった人。
  他にない独創的なアイデアは、
  そんな一風変わった人の視点から生まれることも多いんです。

  でもって「よそ者」とは、
  その地域や物事に客観的な視点やアイデアを提供できる人。
  いわば、私みたいな存在ですね。

  ブランドの立ち上げには盛り上がりも必要ですが、
  仲間だけで完結させると周囲が見えなくなったり、
  冷静さが欠けたりして危険です。

  だから意図的によそ者をプロジェクトに加えるべきなんです。
  (そんなときは、ぜひ私を!)

  そうした人材がそれぞれを補いながら、
  各持ち場で力を発揮できるような場ができあがると、
  非常によいブランドづくりの下地となるんですね。



 ■最近の例でお話します。
  私は先日、寒さの深まる北海道に行ってました。
 
  道東の寂れた温泉地です。
  ある小さな施設開発のミーティングだったんですが、
  これは、温泉郷の復興プロジェクトに発展するかもしれません。

  到着後の数日は、
  現場視察以外はホテルでぶっ通しミーティングしてたんで、
  観光地巡りはできませんでしたけど。


  今回の北海道行きは・・・
  と〜っても良かったです!

  もう不思議なくらいのシンクロがあって感動的でした。

  で、すごいコンセプト見つけたんです。たぶん日本初)
  悪くても北海道内初の試みにはなると思います。


  またその施設のオーナーになる人が、
  「バカ者」と「変わり者」の二役やってるような人で、
  希有な人だったんです。

  地元の出身ではあるけど、
  温泉のプロでも旅館のプロでもない。
  先日まで病院で看護士をされていたSさんという女性。

  構想はちょっと曖昧だったけど、
  そのこころざしは半端じゃない。

  でも今回はちょっと不思議でしたね〜。

  いつもアイデア出しの段階では、
  「そんな“もし、たら、”の話のように、都合良くいかないよ」
  というムードが漂うものなのです。

  それが、そのSさんの人柄と人脈のおかげで、
  そういうムードが全くないミーティングができたんです。

  このSさんは、
  今回のプロジェクトに運をもっておられると感じました。

  と同時に、この人なら街の人々も巻き込んで、
  温泉郷の復興プロジェクトに発展させられるんじゃないかと
  予感したんです。

  個性も売りもないと見られがちな温泉郷が、
  日本中に波紋を広げる震源地になる。
  そんな「夢」が実現するかもしれません。

  
  以下はそんなSさんが、私に送ってくれたメールの一部です。

 *************************

  奥本さま


  先日は有意義な深い時間をありがとうございました。

  31日にN社長に説明していただいた内容に感激!!
  すばらしい編集と国語力と説得力!!
  才能と経験ですか… 
  勉強になりました。
  ありがとうございました。

  (中文略)

  いろいろ動いたことの結果待ちが続いてて
  悶々とした気分になってましたが、
  さらに動いて切り開こうという気になりました。
  がんばるぞ〜!

 *************************


  Sさんのメール文面は、
  多少の困難は、はねのけるぞ〜って気概に溢れていました。
  典型的な「バカ者」リーダーです。

  またこんなふうに言っていただけると、
  おだてに弱い私なんて「もうやるしかないっ!」って、
  思ってしまいます。

  「よそ者」への“つかみ”もバッチリってとこですね。



 ■とにかく、今日本中が煮詰まっています。
  冷えきっています。
  私も煮詰まっています。(^_^;)

  そんな中で、行動に起こさない人って実は多い。
  嵐が過ぎ去るのを待つように、動かないのが妙諦だと。

  それではダメなんですよね。

  そんなときだからこそ、行動しないといけないのに。
  現状打破って、動くから打破。

  規模縮小でも撤退でも、行動を恥じる事なんてないんです。



 ■「莫妄想:まくもうそう」という言葉があります。

  これから先のまだ見ぬことを思い悩んで、
  現実に起きていないことを頭の中で組み立てて、
  そのありもしないことに自らを捕われてしまうこと。

  それは妄想の力です。
  ものごとを素直にとらえる事ができなくなってしまう。

  頭の中に自分で心配の迷路をつくらずいきましょう。


  そして「知足:ちそく」という言葉。

  足るを知るとは心の問題です。
  人間の欲望には限りがありませんよね。

  足るを知る者は貧しくても心は富み、
  足るを知らない者は富貴であっても心が貧しい。

  もう十分だったのかもしれません。
  もっともっとと思うから大変になるんです。
  今の状況に満足できれば、不安はなくなるんです。


  この2つの言葉。
  私の心の師匠だった高僧からお聞きした言葉です。

  この2つさえ心に据えていれば、きっと乗り切れます。

  やっていきましょう、来年1年。



 ┏━━━━━━━━━━━━ 今回のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■モノが売れない、儲からないと嘆くより、          ┃
 ┃  これまでお客さまとどういった関係だったかを考える。    ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■「バカ者、よそ者、変わり者」がブランドをつくる。     ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■「莫妄想」と「知足」を肝に銘じて、今を乗り切る。     ┃
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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■編集後記──────────────────────────────
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 年末ギリギリ、5ヶ月ぶりの「企画のココロ」をお読みいただき、
 本当にありがとうございました。

 アッという間に年の瀬ですね。
 私自身これほど早い1年は無かったな〜という感じ。

 今年は遠方の仕事が多くなってバタバタ、
 そうすると疲れて仕事の能率が落ちる、
 なんて悪循環もあったりして、
 ちょっとメルマガを出すぞって気が失せてました。
 
 今年って、いろいろ個人的なダメージもあって、
 それが澱のように溜まったみたいで、
 体調も万全じゃなかったのも事実なんです。
 
 でも、もう大丈夫。
 メルマガも来年からは、
 これまでみたいなことなく配信していきます。

 不定期になるかも知れませんけど、
 どうぞ気楽にお待ちくださいませ。


 では、あなたもよいお年を!







 つづきは新年093号のココロなのだ〜!
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             【 企画のココロ 】Part2
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■発行周期        隔週刊(水〜木曜配信)
■発行者         奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ)

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■主な実績一覧      http://www.dclabo.com/works/
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