2008/07/30
【企画のココロ】Part2 第091号~行動のチェンジアップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □2008年7月30日 第091号 ─────────────────────────────────── ■■■ ■■■ 企┃画┃の┃コ┃コ┃ロ┃Part2 ■■■ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ■選ばれる存在へ@共感ブランディング■ ─────────────────────────────────── 共感ブランド・プロデューサー:奥本健二 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自宅に泥棒が入った。 ガラリ玄関の実家に移り住んで半年。 オートロックのマンション住まいの癖で、 家族全員カギを掛ける習慣がなかったのだ。 1階にいる女房がちょっと外出した午後10時半。 子ども2人は玄関から遠い部屋にいて、 私は玄関のすぐそばの2階にいた。 私が階下に降りたのが午後11時。 玄関の扉が少し開いている。 (なんだよ、不用心だな…) と思いながら、ピシャリと閉めた。 盗難に気づいたのは翌朝。 女房の外出用のバッグが、外の自転車のカゴの中にある。 顔を見合わせ(もしや…) 確認すると財布の中の現金がない。 部屋にあったバッグだけを持ち出し、 現金だけを抜き取りバッグをカゴに投げ込む。 わずか30分の間での犯行。 被害は福沢諭吉が数人。 「う〜ん、プロの仕事だ」と、動揺を見せずに言うと、 暗い顔の女房が… 「あのね…たまたま入れてたスイートテンネックレスと、 婚約指輪をアレンジし直した指輪も…」 それを聞くと、Macのクイックルックのように、 パラパラと消えていく福沢諭吉が頭に浮かんだ。 泥棒よ…金はいい。 しかしな… 夫婦の思い出の品まで持っていったオマエには天罰を〜! と、願ってしまう私は奥本です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガの内容───────────────────────── ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱 人の皆さんを支援するものです。 共感されるブランド構築について、制作の現場からお伝えします。 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの ポイントを、体系づけて発信していきます。 もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日 使えるミニ知識としてどうぞ。 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳 に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。 ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロ式共感ブランディング───────────────────── │ │ ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは │ │□らしさ表現 │□共感を耕す │□恋愛型マーケティング │□狩猟型から農耕型へ │□ハードの前にソフトありき │□独創・独自化 │□ブランディングの現場 │■私的なココロ ←……■今回はここのお話 │ ↓------------------------------------------------------------ ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、 考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今回のテーマ──────────────────────────── ┃ ┃ ┃【行動のチェンジアップ】 ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■なんと半年ぶりのメルマガです。 本当にご無沙汰してしまいました。 ちゃんと生きてましたよ。 メルマガ休止の間、何をしていたかと言うと… 昨今のスタグフレーション状態の中、3月までは 値上げと同時のパッケージデザイン変更の依頼が集中し、 てんてこまい状態でした。 その次は4月リミットの経済産業局の申請事の企画やら、 海外への商品販売企画立案でバタバタ…。 しかし、その後は… …惰性でメルマガ休んでました〜!(^_^;) 実際この春は、いろんな業種のメーカーさんから 商品値上げに伴ったパッケージリニューアルの話があったんです。 でも中には、 (なぜ変えなきゃいけないの?)っていう例も多かった。 伝統的に美しく処理され、 市場にも認知されている“顔”を変えるのは、 値上げに便乗してするもんじゃないはずです。 そんな、良いものまで変えようとするメーカーさんには 逆に説得して止めたりしました。 (それは仕事にならないってことですが…) ブランドの顔というものの重要度が、 まだまだ軽視されているなぁと痛感させられましたね。 商品の値上げに対して、後ろめたさみたいなものから なにかしなきゃってことなのかもしれませんが…。 ■ところで私、実際いくら忙しかったとしても、 メルマガ1本書けないほど時間がないわけはありません。 私の場合、メルマガもなんかこう、 ルーティンワークのように感じてきたらだめなんですねぇ。 モチベーションが続きません。 スキルで書くタイプじゃないんで、 書けなくなるとどうしようもないって感じでした。 んで、半年もお休みしちゃった(言い訳)わけですが、 もうこれだけブランクがあると… …さすがに新鮮です、はい(^_^;) ■でもそんな「モチベーション」って、やっかいなものですよね。 まあ、やる気が持続できないのは、 人それぞれいろいろな要因があるわけですけど、 企業におじゃまして多く聞くのは、やはり「不安」や「不満」 先日もある企業に依頼されて、 若手社員たちとディスカッションする機会があったんですが、 そんな彼らに多いのは、 「今の仕事が面白くない。私に向いてなかったかも…」 「未来が全く見えてこない…」 「自分の可能性に疑問がある…」 なんて声です。 春には意欲満々で入社しても、 夏にはもうそんな状態っていう新入社員さんも多いんです。 「本当は何をやりたいのか、自分でもわからない…」 そんな人も少なくないと思います。 目の前にある仕事をこなすことに一生懸命で、 少し先をみる余裕がないのかもしれませんね。 しかし、落ち込むことなんかありません。 だって、世の中にはそんな人の方が圧倒的に多いんです。 私なんて、この年になっても自分はいったい何をやりたいのか、 さっぱりわからないんですから…(^_^;) ■何がやりたいのかわからない、 何に向いているのかも…という人は、 逆に考えれば「これから何でもできる人」ってこと。 それだけ可能性に満ちているんだと、考えませんか? 何か違う。 こんな毎日じゃいけないんだ…と感じるあなた。 あなたは、自分自身を切り替える変化の扉を 開けようとしているのかもしれません。 数年後、「何か」を見つけたあなたは、 いまのあなたからは想像もできないことをやってるかもです。 この世には成功する人、失敗する人がいて、 勝ち組・負け組なんて表現したりします。 でもこれらの人はいずれも少数派なんですよ。 大多数の人はそのどちらでもない人たち。 ほとんどの人は行動を起こさず諦めているんです。 そもそも“変わるチャレンジ”をしないんですから、 失敗もあり得ません。 計画通り進まなくてもいいじゃないですか。 それが人生の醍醐味だと思いましょうよ。 あなたの回りには、何か変化への扉はないでしょうか? 見つけたら、とにかく行動を“チェンジアップ”しましょう。 そして、思考の矛先をプラス方向に方向転換するんです。 (自分自身に言ってます、はは) ■何をやりたいのかわからないから、 興味のおもむくままにやってみる。 それもモチベーションを復活させる手です。 やはり「好き」「楽しい」にかなう自己啓発はありません。 そういうことが、あなたのお仕事の中にありますか? 好きなことって… いくらやっても疲れない。飽きない。 いつもそのことを考えてしまっている。 アイデアがどんどん沸いてくる。 とにかくやってて楽しい。 気づいたらアッという間に時間が経っていた。 それは、いわゆる完全燃焼していた状態です。 向いているか、向いていないかではないんです。 要は完全燃焼できるかどうか。 私も、向いていないと思う仕事であっても、 取り組むうちに完全燃焼したことは何度もありました。 その結果、その仕事が好きになることだってあるんです。 仕事にはやる気が必要です。 でも、やる気と感動だけは教えることができません。 技術じゃないからです。 自分で体感することによって、 自分のココロに火をつけるしかないんです。 くすぶらずに、完全燃焼するためにね。 ■新たに何かに取り組むということは、 何かをやめることです。 それまでの何かをやめてでも取り組みたい、 「好き」を見つけることができれば… それが、あなたがステップアップできる、 “チェンジアップ”です。 かくゆう私の、 最近の“チェンジアップ”は… 「産官学の連携」 を企業とともに考えることと、 「行政の支援制度の活用〜海外へのブランド発信」 ということ。 どういうことか、かいつまんでみますね。 ■「産官学の連携」って、新たな言葉の部分は「学」 すなわち大学です。 4年前でしたか、国立大学が独立法人化されてから、 全国の大学は変革を余儀なくされています。 国からの援助は減らされ… 「はい、これから足りない分は自分たちで稼ぎなさいよ」 ってことになってるんです。 ご存じでしたよね? それで大学の知的財産と企業のニーズを結びつける 「産官学の連携」が活性化してるんです。 私の地元の広島大学でもそんな動きは活発で、 設立された「社会連携センター」がパイプ役となり、 企業との連携で、ベンチャー支援や特許の取得などを 行っています。 広島大学の場合、学内に既に36もの株式会社があります。 この「社会連携センター」 設置している大学は、全国で増えつつありますから 検索してみてください。 疎遠になっている母校に訪れる、 いいきっかけになるかもしれませんしね。 出入りさせてもらって、ちょっと調べてみるとね、 やっぱり大学ってすごいんですよ。 世界初の研究成果や、あらゆる分野の知材がゴロゴロ。 その“引き出し”の数たるや膨大なんです。 ただ、その引き出しが開けられることがなく、 あまり民間に伝わってこなかったんですね。 これまで企業にとって、大学は敷居の高い場所であり、 大学側は、企業のニーズとは離れたところで、 (金になるかどうかでなく)研究してきた感もある。 ある意味、企業にとっての大学は、 これからは“宝の山”かも知れません。 広島の小さな企業でも、教授との画期的な共同商品開発に成功し、 いまや海外の巨大企業から提携依頼が舞い込んだり… なんて例も、最近実際にありました。 まさに大逆転ホームラン級の“チェンジアップ”なんです。 大学の「産官学の連携」窓口事例 ↓ 広島大学 地域連携センター http://www.hiroshima-u.ac.jp/ccc/intro/index.html 広島大学 産学連携センター http://www.vbl.hiroshima-u.ac.jp/sangaku/ 広島大学 医療社会連携センター http://www.hiroshima-u.ac.jp/medcent/ ただね、やってはいけないことは、 大学への敷居が下がっても、「ちょっとこれ調べてもらおっと」 みたいなネタは持ち込まないこと。 大学は試験所じゃないですからね。 大学は新しいものを創り出すところ。 独創アイデアを具現化する執念をお持ちなら、 お近くの大学の門を叩いてみるといいですよ。 ただしタダではありませんよ。 共同研究費、ライセンス使用料、研究開発費 いろいろお金はかかります。 でも研究内容に嘘はありませんし、騙されることもありません。 費用の中身も細部までオープンです。 そこまで納得済みでがんばれるなら… 大学とのコラボで、とんでもない成果が生まれるかもです。 ■もうひとつ、「行政の支援制度の活用」とは、 経済産業局などの、中小企業が活用可能な施策のことです。 行政側の告知が下手なのか、 取っつきにくいと思われるのか、 詳しいところは、意外と知られていないんですね。 経済産業局とは、 北海道、東北 関東、中部、近畿、中国、四国、九州に配された 経産省の地方ブロック機関です。 経済産業局の他、窓口と言えるのは、 商工会議所や全国商工会連合会、中小企業庁などで、 そこにも様々な施策があります。 その辺りをネット検索すれば、 どっさりと制度や支援事業が見られます。 その多くは、対象分野において公募期間を設け、 認定されれば、数百万から数千万の補助金や 支援制度が得られるんです。 でも、利用できる制度そのものを知らなかったり、 知っていても(ハードル高そう…)と思う企業も多いのか、 応募企業は多くはないようです。 そう、けっこう“穴場”なんです。 申請には多少のテクニックが必要ですが、 自分たちの考える開発がどう評価されるか、 試してみりゃいいんです。 どうせ、ダメ元なんだから…。 例えば、そんな中で私が注目しているのは、 経済産業局の「中小企業地域資源活用プログラム」 そこには、 「売れる商品支援事業」(補助金:上限3,000万円) 「販路開拓等支援事業」(補助金:上限750万円) なんてプログラムもあります。 「経済成長戦略大網」「骨太の方針」でも、 《各地域の強みである地域資源を活用した中小企業の新商品・ 新サービスの開発・市場化を総合的に支援。地域産業発展 の核となる新事業を5年間で1000創出する。》 と、鼻息の荒いことを言っています。 まあ、今が“旬”なのかも知れませんよ。 わかりにくいサイトですが例として… 関東経済産業局 http://www.kanto.meti.go.jp/ 中国経済産業局 http://www.chugoku.meti.go.jp/ ■日本各地に、 その地域に息づくモノ作りの技や、地域資源があります。 それに時代の息吹を加えて、 新たなクオリティの高い商品をつくる。 それは地域の“らしさ”を生かすことであり、 資源の効率的活用という意味でも理にかなっています。 今まさに地域は、大学と同じように、 自立的な発展サイクルが必要なんです。 ただ商品が出来ても、売っていくルートがつくれなくて、 プロジェクトが消滅していく例も多いんです。 それでは、何のために苦労して認定を受け、 補助金まで出してもらったのかが無駄になる。 私は商品ができた先のことまで、 なんとか支援したいんですよね。 補助金もらえてよかったね。 商品出来てよかったね。 …で終わらせない。 それに地域の志が加わった、日本の誇る商品であれば、 海外マーケットを視野に入れたっていいはず。 そんな圧倒的な共感を拡げたいと思っています。 そのために今、海外マーケティングで実績を重ねる仲間と、 協業として海外への販路を構築中なんです。 そこには、商工会議所・全国商工会連合会の、 「JAPANブランド育成支援事業」を活用する 仕掛けがあるのですが、 そのあたりのお話は、また次回に…。 ┏━━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ■何がやりたいのかわからない人は、「これから何でもできる人」┃ ┃ ┃ ┃ ■自分の「好き」を見つけて、行動を“チェンジアップ”する。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■地域の「産官学の連携」で、圧倒的な独創を目指す。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■行政の支援制度を活用し、自分たちの開発能力をチェックする。┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記────────────────────────────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 半年ぶりの「企画のココロ」をお読みいただき、 ありがとうございました。 「企画のココロPart2」として再スタートしたばかりなのに…。 申し訳ありませんでしたね。 これだけブランクがあると、 なんだか文章の“匂い”が違ってるかもしれません。 まっ、そのうちリズムを取り戻しますから、 気長にお付き合いくださいまし。 つづきは092号のココロなのだ〜! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 企画のココロ 】Part2 ─────────────────────────────────── ■発行周期 隔週刊(水〜木曜配信) ■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) ■サイト http://www.dclabo.com ■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/ ■私的ココロのコラム http://www.dclabo.com/idle_talk/ ■ミクシィ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445 *マイミク大歓迎です! ■メルマガ登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000161000.html ■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000161000 ■ご意見・ご感想は→ mailto:info@dclabo.com *心からあなたのメールをお待ちしてます。必ずお返事は書きますよ。 ─────────────────────────────────── *このメルマガを気に入っていただけたあなた、友人・知人への一発転送、 社内での回覧はご自由にどうぞ。 *但し、このメルマガの内容を転載する場合はご一報よろしくです。 *ご意見やご質問、あるいは仕事のご依頼、お気軽にメールくださいね。 Copyright(C) 2005-2008 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■罫線がズレてる!てな方はコチラ http://help.mag2.com/115.html



