2007/11/01
【企画のココロ】第086号~自然がお手本
─────────────────────────────────── □2007年10月31日 第086号 ─────────────────────────────────── ■ ┌─┬─┬─┐ ■ ■■ │企│画│の│ ■■ ■■■ ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング ■■■ ■■ │コ│コ│ロ│ ■■ ■ └─┴─┴─┘ ■ ─────────────────────────────────── 共感ブランド・プロデューサー:奥本健二 ─────────────────────────────────── 丘の上の、洒落たイタリアンレストラン。 眺めの良いテラス席が人気の店なので、 多少寒いのは我慢して、半戸外の席についた。 ブーーン・・・ ・・・ブーーン・・・ ム、虫が? ハエ? なんか、めちゃ元気のいいハエが私の周りを…。 一向に私に飽く気配なし。 私の何がハエを惹きつけて止まないんだ?加齢臭か? 空気読まんか!テメエッ(ハエ) 料理が来る前に、なんとかコイツを始末したい。 ブーーン・・・ピタ。 今だ! テーブルクロスにとまったハエに、正確なコンパチを食らわせた。 弾丸ライナーでぶっ飛んだハエは、隣のテーブルの女性の 襟元のファー(毛皮)部分にめり込んでしまった。 げっ!! その後1時間、私が退席するまで、 ハエは毛に埋もれて出てこなかった。 何食わぬ顔で席を立ち、しかし心の中で手を合わせる私は奥本です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガの内容───────────────────────── ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱 人の皆さんを支援するものです。 共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの ポイントを、体系づけて発信していきます。 もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日 使えるミニ知識としてどうぞ。 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳 に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。 ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロのコンテンツ───────────────────────── │ │ ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは │ │□ブランディングって何? │□伝わるコンセプトづくり │□デザインのチカラ │□ブランディングの現場 │ □ブランドの基本表現 │ □心を満たす商品とパッケージ │ □共感を呼ぶ店舗開発 │ □伝わる広告、共感ツール │□循環のリニューアル │■魂のブランディング ←……■今週はここのお話 │ ↓------------------------------------------------------------ ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、 考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─────────────< 今週のテーマ >───────────── <魂のブランディング(7)〜自然がお手本> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■過ごしやすい、いい季節になってきました。 私は、祭りの後のような哀愁を伴うこの時期が好きです。 またそれに「同感です」とおっしゃる人も多い。 秋が深まると、農業を営んでいなくても、 今年に「実りはあったのか?」と 問いかけられているような気もして、 ちょっと焦ったりもしますが…。 とにかく、本来農耕民族の私たちは、 そんな季節の移ろいを感じながら生きてきたんですね。 自然を意識し、そのサイクルと共にある。 いいですねぇ、日本らしくて…。 しかし、現実のビジネス環境では そんな感慨にふけっていられない。 「利益第一主義」 「売上げ拡大主義」 「もっと良いものに」という思考が、 いつのまにか「もっと利益を」に取って代わっている。 そのために創っては壊す、その繰り返し。 その結果、すでにある良いものを台無しにするってことは、 よくあることなんです。 そうなると、もう悪あがきでしかない。 そんな事件が今年は多かったですね。 不二家の不祥事から始まって、日本中のあちこちで。 本来良いものをもっていたはずの、 いずれのブランドも、もはや淘汰されるしかない状態。 実際、「赤福」や「白い恋人」それに「吉兆」だって、 無くなっても困りませんから…。 ■「もっともっと」を積み重ね、 どんどんストレスが拡大する人間社会。 悩みは尽きない…。 なんで、そんなことになるんでしょうね。 悩みや苦しみに心を曇らせない方法… 拡大路線至上主義から脱却する方法… それは“もともと何も無かったんだ”ということを 認識することかもしれません。 「本来無一物」ってことです。 心の中に雲がたちこめ、暗くなったり、 ストレスでどうにも立ちゆかなくなったりします。 そして何かを恨んだり、何かを恐れたり…。 それってよく考えると、 自分自身でつくった足かせが原因だったりするんですよね。 私もあなたも、誰しもそうなんだけど、 自分自身でつくった雲の数々に、 心の青空を奪われないようにしないといけませんね。 ■古今東西、人間はいろんなものを創りだしてきました。 しかし、生命体のように自然が創りだしたものと比べると、 あらゆる点で見劣りするんです。 自然のつくったものが本物なら、 人間の創ったものはニセ物。 なぜか? 自然や生命体にはムダがないんです。 すべての存在そのものが必要な連鎖のひとつ。 結局、人間の創ってきたものって、 他を害する、なにかしらの副作用があるんです。 そしてムダが多い。 それに比べ、 自然の創り上げたものってローインパクトどころか、 リサイクルシステムが見事に出来上がっていて、 バランスが崩れても、自然に復元する機能が備わってます。 即ち、本物とは… 『そのもの自体が健全で、 良い作用だけで副作用がないもの』 『そして、他を害さないだけでなく、 他に対してもプラスを生むこと…』 本物・本質を求めていくと、 定義はそういうことになりそうです。 で、またその定義は、 これからのビジネスを展開する上でも、 指針として当てはまるような気がします。 何かを創造するなら、 そうした「本物」を創り出すことに挑戦したいものですね。 ■と、言葉で言うのは簡単ですが、 なかなか本物ってできやしない…。 やっぱ、人間は“創造主”じゃないですもんね。 先日、そんな話をある大学教授の方としていて、 興味深い事例を聞きました。 人間は、他の動物の生態までゆがめてしまう。 平気で“生きたニセ物”をつくってしまうと。 その教授曰く、 「人間はネズミを捕らないネコをつくってしまったんです」 そういえば、古典アニメの「トムとジェリー」みたいな 追いかけシーンって、最近見たことがありません。 ネズミが少なくなったことよりも、 市販のキャットフードが問題なのだそうです。 ネコがネズミを捕るのは、 眼の瞳孔の開け閉めに不可欠なタウリンという物質が、 ネズミの内臓に多く含まれるから。 ちゃんと理由があった。 しかし、市販のキャットフードには タウリンが大量に含まれるため、 ネズミをつかまえる必要がなくなったんだと。 う〜ん、なるほど。 そういえば、釣り師の友人から、 野生のアユに比べて人口受精された養殖アユは、 放流しても縄張りをつくらず、闘争心も生殖能力も劣る… なんていう話も聞きました。 確かに、人間の役に立つという意味はある。 しかし、これらは自然ではない。 ハイブリッドにバイオテクノロジー。 それらは優良だけど、本来の性質を受け継いでいるのか? 人間の役に立つという理由だけで、 ニセ物を創りつづけている…? そんな疑問が浮かんでくるんです。 そんな現象に対して探求すべきは、 やはり「本物づくり」であり「本質志向」なんです。 そのためには、自然に学ぶことが最善なんでしょう。 結局、自然って「らしさ」なんですよね。 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ■「利益第一主義」や「売上げ拡大主義」が、 ┃ ┃ 既にある良いものを台無しにすることはよくあること。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■本物とは… ┃ ┃ そのもの自体が健全で、良い作用だけで副作用がないもの。 ┃ ┃ 他を害さないだけでなく、他に対してもプラスを生むこと。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■「本物づくり」「本質志向」には、自然に学ぶことが最善。 ┃ ┃ 自然であること、即ち「らしさ」 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロからおしらせ───────────────────────── なんだか最近、講演を頼まれることが多くなりましてね、 (企業等のクローズド・セミナーが多いのですが) 今月は4ヶ所でお話させていただきました。 この「企画のココロ」も、コンテンツ終了間近ということで、 私としても全体像が見えてきたというか、 お伝えしたいことがまとまってきたようです。 それに関して、ちょっとご報告させてくださいね。 浜松マーケティング研究会の皆さま、 東京のK社の皆さま、 鳥取の企画のココロ読者の皆さま、 そして広島のD社の皆さま。 少々遅くなりましたが、この場を借りてお礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 お話させていただく立場の私も、とっても楽しかったんです。 そして各地の食とお酒、いずれも最高でした! -------------------------------------------------------------------- ■この度も、出席いただいた方からご感想をいただきましたので、 一部を紹介させていただきますね。 □これからは、家族や恋人への気持ちと同じように、お客さまに 接したいと思います。 またスタッフが共感できるような統一した「心得」を、すぐに つくりたいと思います。 *塩崎さま(36歳:行政書士) □改革・改善の企画や実践は、素晴らしいプロセスとコンセプト であり、感激しました。 私の信条も共有と共感ですが、これまでその実行フェーズに 迷いがありましたが、セミナーを受け解決の糸口が見えました。 *佐藤さま(60歳:広告代理業) □久しぶりに奥本さんの肉声が聞けてうれしかったです。 企画のココロは楽しく読ませていただいてます。特にイントロ! 今回の感想→ウ〜ン新ネタは新鮮で良かったです! *池川さま(会社役員) □恋愛型への思考転換という考え方が、とてもわかりやすかった。 相手の立場に立って考えるという漠然としたものより、 相手を喜ばせたい気持ちで考えるとわかりやすいと感じました。 *N.Sさま(24歳:会社員) □和風表現のデザインとコンサルティングに、共感ブランドの 真骨頂を見ました。 *H.Tさま(67歳:独立行政法人職員) □現場を経験された事例なので、とてもわかりやすかったです。 やはり現場が大切ですね。 *Y.Kさま(48歳:会社員) □恋愛型への思考転換は、その通りと感じました。 新人や若年層への、顧客サービスのあり方指導に使わせて いただきます。 *H.Sさま(50歳:銀行員) □自分らしさに迷っていた私にとって、まさに「眼からウロコ」 のお話でした。なんだか心晴々、スッキリした気分です。 今からカフェに行って、忘れない内にノートにまとめます。 *R.Hさま(23歳:秘書課広報担当) □とても楽しかったです。時間がアッという間でした。 難しい理論のコンサルタントの先生の話だと、途中で眠くなる のですが、今日は最後までバッチリ頭に入りました。 *A.Hさま(27歳:営業企画) □メルマガの文章から想像していたイメージより若々しい(失礼) しかし、あらゆる分野に探求心をもって努力されてきたことが 伝わり、感服しました。 懇親会ではもっと深く、いろいろお話したいです。 *I.Yさま(43歳:自営業) この他にも、たくさんの感想コメントをいただきました。 講演を通じて、たくさんの方と気づきや共有ができたなぁと、 私自身嬉しく思っています。 皆さん本当にありがとう! -------------------------------------------------------------------- ■「企画のココロ」のギュッと搾ったエッセンスを直接お伝えします。 生で聞きたいと思われる、企業さんや勉強会等ありましたら、 お気軽にご連絡くださいませ。 お問い合わせは→ mailto:kokoro@dclabo.com ────────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。 今月は県外出張の多い月でした。 気がつけば、またまたメルマガ遅れ配信。 すみませんね。 どうも、落ち着いてからでないと書けない性分でして…。 ああ、どこでも書ける人が羨ましいなぁ。 で、先日の東京。 根っからの痴呆人、いや地方人の私は人の多さに疲れます。 どこかに座りたいけど、休み場所がない。 年取ってくると、すぐ座りたくなるんですよね。 バックメーカーさんで 出張用キャリングケースのフレームを使って、 サッと簡易イスになるような機能的なの創ってくれませんかね。 私がタダでデザインしますから。 つづきは087号のココロなのだ〜! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 企 画 の コ コ ロ 】 ─────────────────────────────────── ■発行周期 隔週刊(水〜木曜配信) ■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) ■サイト http://www.dclabo.com ■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/ ■私的ココロのコラム http://www.dclabo.com/idle_talk/ ■ミクシィ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445 *マイミク大歓迎です、よろしく! ■メルマガ登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000161000.html ■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000161000 ■ご意見・ご感想は→ mailto:kokoro@dclabo.com 心からあなたのメールをお待ちしてます。必ずお返事は書きますよ。 ─────────────────────────────────── *このメルマガを気に入っていただけたあなた、友人・知人への一発転送、 社内での回覧はご自由にどうぞ。 *但し、このメルマガの内容を転載する場合はご一報よろしくです。 *ご意見やご質問、あるいは仕事のご依頼、お気軽にメールくださいね。 Copyright(C) 2005 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■罫線がズレてる!てな方はコチラ http://help.mag2.com/115.html


