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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。現在Part2配信継続中!

  • 発行周期 不定期(コレ!という情報があるとき)
  • 最新号 2009/12/10
  • 部数 1,205部
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2007/11/01

【企画のココロ】第086号~自然がお手本

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□2007年10月31日 第086号  
───────────────────────────────────
■    ┌─┬─┬─┐                       ■
■■   │企│画│の│                     ■■
■■■  ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング  ■■■
■■   │コ│コ│ロ│                     ■■
■    └─┴─┴─┘                      ■
───────────────────────────────────
                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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 丘の上の、洒落たイタリアンレストラン。

 眺めの良いテラス席が人気の店なので、
 多少寒いのは我慢して、半戸外の席についた。


 ブーーン・・・
 ・・・ブーーン・・・


 ム、虫が?
 ハエ?

 なんか、めちゃ元気のいいハエが私の周りを…。
 一向に私に飽く気配なし。

 私の何がハエを惹きつけて止まないんだ?加齢臭か?
 空気読まんか!テメエッ(ハエ)

 料理が来る前に、なんとかコイツを始末したい。


 ブーーン・・・ピタ。

 今だ!
 テーブルクロスにとまったハエに、正確なコンパチを食らわせた。

 弾丸ライナーでぶっ飛んだハエは、隣のテーブルの女性の
 襟元のファー(毛皮)部分にめり込んでしまった。

 げっ!!

 その後1時間、私が退席するまで、
 ハエは毛に埋もれて出てこなかった。

 何食わぬ顔で席を立ち、しかし心の中で手を合わせる私は奥本です。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



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■ココロのコンテンツ─────────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │□ブランディングって何?
 │□伝わるコンセプトづくり
 │□デザインのチカラ       
 │□ブランディングの現場
 │ □ブランドの基本表現     
 │ □心を満たす商品とパッケージ 
 │ □共感を呼ぶ店舗開発     
 │ □伝わる広告、共感ツール   
 │□循環のリニューアル      
 │■魂のブランディング      ←……■今週はここのお話
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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─────────────< 今週のテーマ >─────────────


       <魂のブランディング(7)〜自然がお手本>


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 ■過ごしやすい、いい季節になってきました。

  私は、祭りの後のような哀愁を伴うこの時期が好きです。
  またそれに「同感です」とおっしゃる人も多い。

  秋が深まると、農業を営んでいなくても、
  今年に「実りはあったのか?」と
  問いかけられているような気もして、
  ちょっと焦ったりもしますが…。

  とにかく、本来農耕民族の私たちは、
  そんな季節の移ろいを感じながら生きてきたんですね。

  自然を意識し、そのサイクルと共にある。
  いいですねぇ、日本らしくて…。


  しかし、現実のビジネス環境では
  そんな感慨にふけっていられない。

  「利益第一主義」
  「売上げ拡大主義」

  「もっと良いものに」という思考が、
  いつのまにか「もっと利益を」に取って代わっている。

  そのために創っては壊す、その繰り返し。

  その結果、すでにある良いものを台無しにするってことは、
  よくあることなんです。

  そうなると、もう悪あがきでしかない。

  そんな事件が今年は多かったですね。
  不二家の不祥事から始まって、日本中のあちこちで。

  本来良いものをもっていたはずの、
  いずれのブランドも、もはや淘汰されるしかない状態。

  実際、「赤福」や「白い恋人」それに「吉兆」だって、
  無くなっても困りませんから…。



 ■「もっともっと」を積み重ね、
  どんどんストレスが拡大する人間社会。

  悩みは尽きない…。

  なんで、そんなことになるんでしょうね。

  悩みや苦しみに心を曇らせない方法…
  拡大路線至上主義から脱却する方法…

  それは“もともと何も無かったんだ”ということを
  認識することかもしれません。


  「本来無一物」ってことです。

  心の中に雲がたちこめ、暗くなったり、
  ストレスでどうにも立ちゆかなくなったりします。

  そして何かを恨んだり、何かを恐れたり…。
  それってよく考えると、
  自分自身でつくった足かせが原因だったりするんですよね。

  私もあなたも、誰しもそうなんだけど、
  自分自身でつくった雲の数々に、
  心の青空を奪われないようにしないといけませんね。



 ■古今東西、人間はいろんなものを創りだしてきました。

  しかし、生命体のように自然が創りだしたものと比べると、
  あらゆる点で見劣りするんです。

  自然のつくったものが本物なら、
  人間の創ったものはニセ物。

  なぜか?

  自然や生命体にはムダがないんです。
  すべての存在そのものが必要な連鎖のひとつ。

  結局、人間の創ってきたものって、
  他を害する、なにかしらの副作用があるんです。
  そしてムダが多い。
  
  それに比べ、
  自然の創り上げたものってローインパクトどころか、
  リサイクルシステムが見事に出来上がっていて、
  バランスが崩れても、自然に復元する機能が備わってます。

  即ち、本物とは…
  
  『そのもの自体が健全で、
   良い作用だけで副作用がないもの』

  『そして、他を害さないだけでなく、
   他に対してもプラスを生むこと…』


  本物・本質を求めていくと、
  定義はそういうことになりそうです。

  で、またその定義は、
  これからのビジネスを展開する上でも、
  指針として当てはまるような気がします。

  何かを創造するなら、
  そうした「本物」を創り出すことに挑戦したいものですね。



 ■と、言葉で言うのは簡単ですが、
  なかなか本物ってできやしない…。

  やっぱ、人間は“創造主”じゃないですもんね。

  先日、そんな話をある大学教授の方としていて、
  興味深い事例を聞きました。

  人間は、他の動物の生態までゆがめてしまう。
  平気で“生きたニセ物”をつくってしまうと。

  その教授曰く、
  「人間はネズミを捕らないネコをつくってしまったんです」

  そういえば、古典アニメの「トムとジェリー」みたいな
  追いかけシーンって、最近見たことがありません。

  ネズミが少なくなったことよりも、
  市販のキャットフードが問題なのだそうです。

  ネコがネズミを捕るのは、
  眼の瞳孔の開け閉めに不可欠なタウリンという物質が、
  ネズミの内臓に多く含まれるから。
  ちゃんと理由があった。

  しかし、市販のキャットフードには
  タウリンが大量に含まれるため、
  ネズミをつかまえる必要がなくなったんだと。

  う〜ん、なるほど。

  そういえば、釣り師の友人から、
  野生のアユに比べて人口受精された養殖アユは、
  放流しても縄張りをつくらず、闘争心も生殖能力も劣る…
  なんていう話も聞きました。

  確かに、人間の役に立つという意味はある。
  しかし、これらは自然ではない。

  ハイブリッドにバイオテクノロジー。
  それらは優良だけど、本来の性質を受け継いでいるのか?

  人間の役に立つという理由だけで、
  ニセ物を創りつづけている…?

  そんな疑問が浮かんでくるんです。

  そんな現象に対して探求すべきは、
  やはり「本物づくり」であり「本質志向」なんです。

  そのためには、自然に学ぶことが最善なんでしょう。
  
  結局、自然って「らしさ」なんですよね。



 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■「利益第一主義」や「売上げ拡大主義」が、         ┃
 ┃  既にある良いものを台無しにすることはよくあること。    ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■本物とは…                        ┃
 ┃  そのもの自体が健全で、良い作用だけで副作用がないもの。  ┃
 ┃  他を害さないだけでなく、他に対してもプラスを生むこと。  ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■「本物づくり」「本質志向」には、自然に学ぶことが最善。  ┃
 ┃  自然であること、即ち「らしさ」              ┃
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ココロからおしらせ─────────────────────────


  なんだか最近、講演を頼まれることが多くなりましてね、
  (企業等のクローズド・セミナーが多いのですが)
  今月は4ヶ所でお話させていただきました。

  この「企画のココロ」も、コンテンツ終了間近ということで、
  私としても全体像が見えてきたというか、
  お伝えしたいことがまとまってきたようです。

  それに関して、ちょっとご報告させてくださいね。
 
  浜松マーケティング研究会の皆さま、
  東京のK社の皆さま、
  鳥取の企画のココロ読者の皆さま、
  そして広島のD社の皆さま。

  少々遅くなりましたが、この場を借りてお礼申し上げます。
  本当にありがとうございました。

  お話させていただく立場の私も、とっても楽しかったんです。
  そして各地の食とお酒、いずれも最高でした!

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 ■この度も、出席いただいた方からご感想をいただきましたので、
  一部を紹介させていただきますね。


  □これからは、家族や恋人への気持ちと同じように、お客さまに
   接したいと思います。
   またスタッフが共感できるような統一した「心得」を、すぐに
   つくりたいと思います。
   *塩崎さま(36歳:行政書士)


  □改革・改善の企画や実践は、素晴らしいプロセスとコンセプト
   であり、感激しました。
   私の信条も共有と共感ですが、これまでその実行フェーズに
   迷いがありましたが、セミナーを受け解決の糸口が見えました。
   *佐藤さま(60歳:広告代理業)


  □久しぶりに奥本さんの肉声が聞けてうれしかったです。
   企画のココロは楽しく読ませていただいてます。特にイントロ!
   今回の感想→ウ〜ン新ネタは新鮮で良かったです!
   *池川さま(会社役員)


  □恋愛型への思考転換という考え方が、とてもわかりやすかった。
   相手の立場に立って考えるという漠然としたものより、
   相手を喜ばせたい気持ちで考えるとわかりやすいと感じました。
   *N.Sさま(24歳:会社員)


  □和風表現のデザインとコンサルティングに、共感ブランドの
   真骨頂を見ました。
   *H.Tさま(67歳:独立行政法人職員)


  □現場を経験された事例なので、とてもわかりやすかったです。
   やはり現場が大切ですね。
   *Y.Kさま(48歳:会社員)


  □恋愛型への思考転換は、その通りと感じました。
   新人や若年層への、顧客サービスのあり方指導に使わせて
   いただきます。
   *H.Sさま(50歳:銀行員)


  □自分らしさに迷っていた私にとって、まさに「眼からウロコ」
   のお話でした。なんだか心晴々、スッキリした気分です。
   今からカフェに行って、忘れない内にノートにまとめます。   
   *R.Hさま(23歳:秘書課広報担当)


  □とても楽しかったです。時間がアッという間でした。
   難しい理論のコンサルタントの先生の話だと、途中で眠くなる
   のですが、今日は最後までバッチリ頭に入りました。
   *A.Hさま(27歳:営業企画)


  □メルマガの文章から想像していたイメージより若々しい(失礼)
   しかし、あらゆる分野に探求心をもって努力されてきたことが
   伝わり、感服しました。
   懇親会ではもっと深く、いろいろお話したいです。  
   *I.Yさま(43歳:自営業)

   
  この他にも、たくさんの感想コメントをいただきました。
  講演を通じて、たくさんの方と気づきや共有ができたなぁと、
  私自身嬉しく思っています。
  皆さん本当にありがとう!

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 ■「企画のココロ」のギュッと搾ったエッセンスを直接お伝えします。
  生で聞きたいと思われる、企業さんや勉強会等ありましたら、
  お気軽にご連絡くださいませ。

  お問い合わせは→ mailto:kokoro@dclabo.com

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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■編集後記
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 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。


 今月は県外出張の多い月でした。
 気がつけば、またまたメルマガ遅れ配信。
 すみませんね。
 どうも、落ち着いてからでないと書けない性分でして…。
 ああ、どこでも書ける人が羨ましいなぁ。

 で、先日の東京。
 根っからの痴呆人、いや地方人の私は人の多さに疲れます。

 どこかに座りたいけど、休み場所がない。
 年取ってくると、すぐ座りたくなるんですよね。

 バックメーカーさんで
 出張用キャリングケースのフレームを使って、
 サッと簡易イスになるような機能的なの創ってくれませんかね。
 私がタダでデザインしますから。






 つづきは087号のココロなのだ〜!
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            【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期       隔週刊(水〜木曜配信)
■発行者        奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) 

■サイト        http://www.dclabo.com
■主な実績一覧     http://www.dclabo.com/works/

■私的ココロのコラム  http://www.dclabo.com/idle_talk/
■ミクシィ       http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445
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