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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。現在Part2配信継続中!

  • 発行周期 不定期(コレ!という情報があるとき)
  • 最新号 2009/12/10
  • 部数 1,204部
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2007/03/28

【企画のココロ】第080号~ミステリアスとユニーク

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□2007年3月28日 第080号  
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■    ┌─┬─┬─┐                       ■
■■   │企│画│の│                     ■■
■■■  ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング  ■■■
■■   │コ│コ│ロ│                     ■■
■    └─┴─┴─┘                      ■
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                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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 携帯メールの嫌いな私が、速攻でメールした。

 「今日は楽しかったです。
  よかったら今度食事でもご一緒しませんか?」

 相手はメアド交換した淑女。
 すでに私の頭の中では、
 洒落たレストラン・バーでのシーンが出来上がっていた。


 30分後… 返信なし。
 1時間後… 返信なし。
 2時間後… ちゃんと送信できてるか確認。
 5時間後… 送った文面を確認すること10回。
   翌朝… とりあえず携帯を振ってみる。
    昼… 再送信ボタンを押してしまい大慌て。
    夜… 返信、キター!!


 「昨日はありがとうございました。
  また機会があればお食事行きましょうねヾ( ̄◇ ̄)ノ)) 」

 おお、そっかー♪
 機会あればかー♪

 うんうん、機会ねー♪

 ・・・・・・

 でも機会っていつなのかなー(^_^;)


 言葉でやんわり、
 バイバイの絵文字でしっかり断られていることを悟った私は奥本です。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



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■ココロのコンテンツ─────────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │□ブランディングって何?
 │□伝わるコンセプトづくり
 │□デザインのチカラ       
 │□ブランディングの現場
 │ □ブランドの基本表現     
 │ □心を満たす商品とパッケージ 
 │ □共感を呼ぶ店舗開発     
 │ □伝わる広告、共感ツール   
 │□循環のリニューアル      
 │■魂のブランディング      ←……■今週はここのお話
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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─────────────< 今週のテーマ >─────────────


      <魂のブランディング(2)〜ミステリアスとユニーク>


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 ■もうすぐ米国の大リーグも開幕ですね。

  ご存じの方も多いでしょうが、
  いま大リーグでは、松坂投手が魔球「ジャイロボール」を
  投げるのか否かで話題沸騰です。

  対戦した選手はスライダーのすっぽ抜けを、

  「ジャイロボールを見た!すんごいボールだった」

  とか言うもんだから、
  魔球の正体を探ろうと、
  躍起になっている米国メディアが飛びつく。

  ジャイロボールというのは、
  伝説なのか、それとも真実なのか。

  真実だとしたらいったい、それはどんなボールなのか。

  そんな興味は、松坂本人が知らぬ間に、
  全米の野球ファンの間に広まっていったようです。

  ただ松坂はその存在を、肯定も否定もしていないんです。

  これがうまい。

  愉しませてくれますよねぇ。
  彼自身の考えかどうかは知りませんが…。

  「ジャイロボールを操る投手」のイメージは、
  実戦を考えた場合、決してマイナスにはならない。

  そしてその「ミステリアスな魅力」は、
  松坂というブランド価値を高めるパワーでもあります。

  日米メディアが相乗りした騒ぎの中で、
  一番賢明なのが松坂投手なのかもしれませんね。



 ■こんな噂(良い意味での)が渦巻くのは、
  人々が相当に興味をもってくれている状態です。

  お金も払ってないのに、宣伝してくれている。
  いわゆる“無意識販売人”になってくれているわけですね。

  正体がすべてわかってしまうと、魅力は半減します。
  それは人間でも企業でも同じこと。

  魅力を失わないため、
  想像力をかきたてるため、
  どこかミステリアスな部分をもつことも重要です。

  たとえば、あなたの会社に、
  後輩にも女子社員にもバカにされるような、
  冴えない同僚「A」さんがいたとします。
  そんな彼に、あるとき、

  「実はAさんって、すごい家柄のお金持ちらしい」
  とか、
  「奥さんが元モデルですごい美人だそうだ」

  なんて、噂が流れたらどうでしょう。
  (あり得ないかも知れませんが…)

  たぶん、扱いがガラッと変わるはずなんです。

  正体不明なところが、妄想をかきたてる。
  そんな場合、
  勝手に都合のいい方向に解釈されることが多いんです。

  政治家や芸能人など、よいイメージの噂づくりに励んでいます。
  これは、そんな一人歩きする噂が、
  人気や魅力度に、深く関わっていることを知っているからですね。

  実際、過去の例でもブランドが育つ過程で、
  こういう“謎の部分”が有効に働いている事が多いんです。



 ■私たちは、自分(または自社)を知ってもらいたいために、
  伝えるという行為をします。

  しかし、それも限度を考えなくてはなりません。

  暴露本じゃあるまいし、すべて開けっぴろげに、
  自分の行為から考え方まで、すべて知られたとしたら、
  もう、面白くもなんともないですから。

  ワクワクさせることもできなくなる。

  ただ、最近あちこちで聞く、
  不正なことを隠す企業体質のことじゃありませんよ。

  あれは明白なルール違反。
  “謎の部分”というより“闇の部分”なんです。

  ここでの話は良い噂のお話です。
  たとえば、

  「あの人(あの会社)は、次に何をするか想像できない」

  なんていう伝わり方がベターなんです。
  すなわちユニークな存在ってことです。

  それは、いつか「期待感」や「謎」へ育っていく。

  そうさせる努力が必要なんですね。

  謎の存在とまでいかまくても、  
  そんな期待感を持たせる存在でありたいものです。



 ■以前、陶芸家で人間国宝だった、備前焼の故藤原雄さんを
  取材したことがあります。

  今でも印象に残っているのが、

  「新しい自分に出会うために作陶に没頭する」

  という彼の言葉。

  若かった私は、

  「そうか〜、仕事って生活のためだけじゃなく、
   なりたい自分、新しい自分を発見するものなんだ〜」

  と感動したものでした。

  自分には、いったいどんなことができるのか。
  自分らしさは見つかるのか。

  仕事はそれを計るための試金石です。
  だから一筋に没頭すればいい。

  仕事によって自分を磨くんです。

  そしてひとつひとつステップアップして、
  今度は、自分が仕事を磨いていくんです。

  そうすると、自ずと自分だけのユニークさに、
  向かっていくんじゃないでしょうか。



 ■現在、せっかく苦労して入社しても、
  さっさと辞めてしまう新入社員が急増しています。

  終身雇用という神話が崩壊した今、
  それも時代の流れなのかもしれません。

  「自分の人生は自分で切り開く」
  「だめだと思ったら、早めにやり直す」

  という姿勢は、ある意味では評価できます。

  でもね、コンピュータゲームみたいに、

  「あちゃ〜、失敗!リセット、リセット」なんて、

  人生をリセットできるわけないんです。

  その人の醸し出す“らしさ”も、可能性も、
  あちこち壁にぶつかって、
  紆余曲折があって、
  体得していくものだと思うんですよ。

  あの松坂投手だって、
  並大抵の努力ではなかったはずです。

  そんな努力がない限り、
  ミステリアスな魅力も、ユニークな発想も、
  生まれてこないんです。

  それと…
  少々歳を重ねてきて思うのは、
  イメージ通りに進むより、意外性だらけの人生の方が、
  ずっと面白いんじゃないかってこと。

  個人だって企業だって、
  松坂とまではいかなくても、
  「ミステリアスな魅力づくり」と、
  「ユニークな発想」を意識しながら、
  もっとお客さまを愉しませる工夫が必要なんです。



 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■「ユニークな発想」は、「期待感」や「謎」を生み、     ┃
 ┃  「ミステリアスな魅力」は、ブランド化のパワーになる。   ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■仕事によって自分を磨き、次は自分が仕事を磨いていく。   ┃
 ┃  そうすると、自ずと自分だけのユニークさに向かっていく。  ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■醸し出す“らしさ”も可能性も、紆余曲折があって、     ┃
 ┃  体得していくもの。                    ┃
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■編集後記
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。


 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 そっと隔週配信に移行しようかと企む奥本です。(^_^;)

 桜のつぼみがふくらみ、チラホラ花が開き始めましたね。

 桜ってのは、満開の時期も美しいんですけど、
 なんといっても散る風情がいいっすよね〜。

 私…歳のせいか、
 ここ何年か、散っていく桜を見るたびに、 

 「ああ、あと何回この光景を見られるかな…」 

 とか思ってしまうんですよ。

 もし私があと30年生きるとしたら、
 30回“しか”見られないんです。

 “しか”
  
 で、思うんですな。 

 「やっぱ好きなことしなきゃ」ってね。 

  〜明日ありと思う心のあだ桜 
   夜半に嵐の吹かぬものかは〜 

 そう、“明日があるさ”ではだめな場合もあるんです。 

 今やりたいこと、できることは、
 今すべきなのであ〜る!


 





 つづきは081号のココロなのだ〜!
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            【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期       週刊(毎週水曜日?配信)
■発行者        奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) 

■サイト        http://www.dclabo.com
■主な実績一覧     http://www.dclabo.com/works/

■私的ココロのコラム  http://www.dclabo.com/idle_talk/
■お遊びブログ     http://blog.livedoor.jp/ekaken/
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  Copyright(C) 2005 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. 
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