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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。2008年よりPart2配信開始!

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2007/03/14

【企画のココロ】第079号〜私自身のUSP

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□2007年3月14日 第079号  
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■    ┌─┬─┬─┐                       ■
■■   │企│画│の│                     ■■
■■■  ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング  ■■■
■■   │コ│コ│ロ│                     ■■
■    └─┴─┴─┘                      ■
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                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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 ある会合の後、素敵な女性と二人になった。

 そこはジャズナンバーが流れる小さなバー。
 薄暗い照明に寡黙なマスター。

 またその日の私は、会話にコクとキレがあった。
 良いムードなのである。


 ぐるるぅ…
 あら、急にお腹の調子が…
 そっとトイレに立つが、我々の席の真後ろ。

 やな予感がよぎるが、OK大丈夫。
 店内には大きな音響のジャズが流れている。

 個室に入ると急激に催してきた。
 あ、きた。
 まったなしって感じ。

 まさにウ○○が最終コーナーから直線に入ったその時、
 ジャズ曲が、終わった…


 (まずい!とっても〜〜〜!)
 
 _人人人 
 )バボン!!

 私の咳払いをかき消す、強烈なボンバー破裂音。


 席に戻り、
 マスターと彼女の雰囲気で、弁解不可を悟った私は奥本です。
 

 

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■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ココロのコンテンツ─────────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │□ブランディングって何?
 │□伝わるコンセプトづくり
 │□デザインのチカラ       
 │□ブランディングの現場
 │ □ブランドの基本表現     
 │ □心を満たす商品とパッケージ 
 │ □共感を呼ぶ店舗開発     
 │ □伝わる広告、共感ツール   
 │□循環のリニューアル      
 │■魂のブランディング      ←……■今週はここのお話
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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─────────────< 今週のテーマ >─────────────


        <魂のブランディング〜(1)私自身のUSP>


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 ■レストランを開店した、オーナーシェフから聞いた話です。

  勉強熱心な彼は、店を開く前に、
  日本全国の流行っている店をくまなく調べました。

  珍しいメニューや食材。
  年代、性別で分類した人気メニュー。

  近所のライバル店のメニューも分析しました。
  渾身のマーケティングリサーチなんです。

  従業員も他の店から引き抜いてきました。
  そして、あらゆるニーズに対応できるスキルを身につけました。

  そんな用意周到な彼に、
  従業員がこう言ったんです。

  「シェフの得意料理はなんですか?」

  彼はハッとしたんですね。
  そう、“自分らしさ”の欠如…。

  外に向かって探求する心を、自分の内側に向けること。
  そうして現れた、自分に取り組むことこそ、本質のはずなんです。



 ■しかし、内なる自分を照らすことって難しい。
  だって真実の自分に向き合うことですから。

  人間誰しもイヤな部分なんかは、
  無意識に否定してしまいがちですもんね。

  まずは、他人や世間の目は気にしないことです。

  自分自身の実力を知ることで、
  本来の力を発揮できるんです。

  で、何が自分の一番のウリなのかを考えるんです。

  一番のウリ、
  即ちUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)ですね。

  USPは、マーケティングの世界でよく使われる概念で、
  他社・他人との違いを表現する、代表的な特徴のことです。

  USPは、自らの最大のPRポイントとして、
  焦点をしぼることと、シンプルさが必要なんです。
  


 ■「何でもできる」は、「何にもできない」に等しい。
  なんて、言われたりします。

  このメルマガの、初期の号でも以下のように書きました。


  〜「何でもできる」「世の中すべてが対象」ということは、
   すべてに対応するため、没個性の道を進むことになる。

  〜いま、何でもできる会社こそ、間に合っている。

  〜挙げ句の果てには、
   「誰にも対応しているけど、誰にも共感されない」になる。


  自分の一番ウリとは、一番の専門です。
  専門だから一点に集中する。

  一点だけに集中すれば、
  小さくともそのパワーは強いんです。

  水だって一点に集中させれば、
  分厚い鉄板を打ち抜きます。

  弱い力のヒナが卵の殻を破るときだって、
  一点だけを集中してつつくんです。

  専門として「一本立てる」ことを言い換えれば、
  「わが道を行く」ことなんです。



 ■かくゆう私も、
  自分の一番のウリについて、悩んだ時期があります。

  コンセプトの立案やソフト全般の企画。
  商品企画やグラフィックデザイン。
  店舗のデザインや設計・施工。
  サインやディスプレイの制作。
  それに販促計画や広告制作。
  …等々。

  そんな業務を、丸ごとやってしまう仕事の中で、
  私はいったい何が一番得意なんだ?
  何が一番の自分のウリなんだろう…。

  それこそ、「何でもできる」は「何にもできない」
  じゃないのか〜ってね。

  それぞれの「専門」の資格を持つ人たちに、
  コンプレックスを抱いたこともありました。

  しかし、そんな「専門」の人たちを見ていて、
  あることに気づいたんです。

  例えば…

  どうビジュアル表現するのか教えてくれないコンサルタント。
  グラフィックやソフト企画が頭にない設計士。
  現場がわからないデザイナー。

  …そんな人がけっこう多い。

  自分の専門外は誰かに聞かないと、
  誰かにやってもらわないとできない。
  自分の専門外のことに関しては、思考停止状態。

  みんな、垣根を越えた発想ができていないんです。

  もっと言えば、ゼロから100までの、
  トータルな提案はできないってこと。  

  それを一人でやってしまうのは、
  けっこう稀なんじゃないかなって、思ったんですね。

  で、私の「一番のウリ」を、こう考えました。

  《一本筋を通して発想し、最終表現までできること》



 ■「発想力」と「表現力」

  そのことを、ゼロから100まで縦軸表現するために、
  もう一つ重要な力があります。

  それは…「現場力」

  「現場力」が強いと
  アドリブでもいい仕事ができるようになります。

  急に何か要望が出ても、
  その場で質のいい対応ができるんです。

  先日、食品メーカーの新しいクライアントさんから、

  「新築する本社工場を素敵にしたい」
  「プランを考え、提案してください」
 
  と言われたときのことです。

  普通だと、「では社に持ち帰って、企画を考えます」
  という流れになります。

  でも、そのとき私は、
  その場で発想したアイデアを展開しました。

  「こういうのはどうでしょう?」

  *新たな商品コンセプトとデザインイメージはこう。
  *ムダに広いエントランスにショップ機能を持たせ、
   限定商品を開発し、直販拠点にする。
   ショップの平面ゾーニングはこんな感じ。
  *その隣には、企業の歴史と製品の展示ギャラリー。
   わかりやすく素敵に見えるこんなイメージで。
  *余剰なスペースは、外部テナントを募り賃収を。
  *それらを取りまくテーマカラーとキーワードは…

  というふうに、
  目の前にあった建築図面のウラ面を使って、
  ドローイングペンで、言葉や図やデザイン案を描きながら、
  一気にプレゼンしたんですね。

  終わったとき、クライアントさんは、

  「いいですね〜、それでいきましょう!」

 
  一つの道を徹底して歩んでいると、
  それが博学多識に通じます。

  一専にして多能。

  これが目指すべき方向だと思うんですよね。



 ■あなたは、あなたにしかできない、
  今の仕事をきっちりとやる。

  それは素敵なことです。

  そう思えることが、
  仕事を面白くすることなんです。

  その先にあるのは、
  あなたの専門分野においての、多能なあなたです。

  自分は、
  世の中に何を届けているのか?
  お客さまに何を提供しているのか?
  あなたの家族に何を実現しているのか?
 
  そういう視点で、じっくり考えてみてください。

  それが、あなたしかできない価値なんですから。



 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■“自分らしさ”という一番のウリ(USP)を探求し、    ┃
 ┃  最大のPRポイントとして、焦点をしぼる。         ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■「発想力」と「表現力」に加え、鍛えるべきは「現場力」   ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■一つの道を徹底して歩んでいると、博学多識に通じる。    ┃
 ┃  一専多能が目指すべき方向。                ┃
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■編集後記
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 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。


 皆さん、お久しぶりです。
 気がつくと、
 またまた前号から1ヶ月以上も間が空いてしまいました〜(^_^;)

 ホントにすみませんね。
 そんな中でも、解除せずお待ちいただいている方が多いことに、
 私、とっても感動しております、いえ本当に。

 もうしばらく、不定期配信になるかもしれません。
 でも、きっとペースを戻して復帰いたします。

 ですから、長い目で見てやってくださいませ。

 





 つづきは080号のココロなのだ〜!
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            【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期       週刊(毎週水曜日?配信)
■発行者        奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) 

■サイト        http://www.dclabo.com
■主な実績一覧     http://www.dclabo.com/works/

■私的ココロのコラム  http://www.dclabo.com/idle_talk/
■お遊びブログ     http://blog.livedoor.jp/ekaken/
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