【企画のココロ】第079号〜私自身のUSP
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□2007年3月14日 第079号
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■■ │企│画│の│ ■■
■■■ ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング ■■■
■■ │コ│コ│ロ│ ■■
■ └─┴─┴─┘ ■
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共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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ある会合の後、素敵な女性と二人になった。
そこはジャズナンバーが流れる小さなバー。
薄暗い照明に寡黙なマスター。
またその日の私は、会話にコクとキレがあった。
良いムードなのである。
ぐるるぅ…
あら、急にお腹の調子が…
そっとトイレに立つが、我々の席の真後ろ。
やな予感がよぎるが、OK大丈夫。
店内には大きな音響のジャズが流れている。
個室に入ると急激に催してきた。
あ、きた。
まったなしって感じ。
まさにウ○○が最終コーナーから直線に入ったその時、
ジャズ曲が、終わった…
(まずい!とっても〜〜〜!)
_人人人
)バボン!!
私の咳払いをかき消す、強烈なボンバー破裂音。
席に戻り、
マスターと彼女の雰囲気で、弁解不可を悟った私は奥本です。
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■このメルマガの内容─────────────────────────
■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
人の皆さんを支援するものです。
共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
ポイントを、体系づけて発信していきます。
もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
使えるミニ知識としてどうぞ。
■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。
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■ココロのコンテンツ─────────────────────────
│
│
┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
│
│□ブランディングって何?
│□伝わるコンセプトづくり
│□デザインのチカラ
│□ブランディングの現場
│ □ブランドの基本表現
│ □心を満たす商品とパッケージ
│ □共感を呼ぶ店舗開発
│ □伝わる広告、共感ツール
│□循環のリニューアル
│■魂のブランディング ←……■今週はここのお話
│
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■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。
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─────────────< 今週のテーマ >─────────────
<魂のブランディング〜(1)私自身のUSP>
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■レストランを開店した、オーナーシェフから聞いた話です。
勉強熱心な彼は、店を開く前に、
日本全国の流行っている店をくまなく調べました。
珍しいメニューや食材。
年代、性別で分類した人気メニュー。
近所のライバル店のメニューも分析しました。
渾身のマーケティングリサーチなんです。
従業員も他の店から引き抜いてきました。
そして、あらゆるニーズに対応できるスキルを身につけました。
そんな用意周到な彼に、
従業員がこう言ったんです。
「シェフの得意料理はなんですか?」
彼はハッとしたんですね。
そう、“自分らしさ”の欠如…。
外に向かって探求する心を、自分の内側に向けること。
そうして現れた、自分に取り組むことこそ、本質のはずなんです。
■しかし、内なる自分を照らすことって難しい。
だって真実の自分に向き合うことですから。
人間誰しもイヤな部分なんかは、
無意識に否定してしまいがちですもんね。
まずは、他人や世間の目は気にしないことです。
自分自身の実力を知ることで、
本来の力を発揮できるんです。
で、何が自分の一番のウリなのかを考えるんです。
一番のウリ、
即ちUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)ですね。
USPは、マーケティングの世界でよく使われる概念で、
他社・他人との違いを表現する、代表的な特徴のことです。
USPは、自らの最大のPRポイントとして、
焦点をしぼることと、シンプルさが必要なんです。
■「何でもできる」は、「何にもできない」に等しい。
なんて、言われたりします。
このメルマガの、初期の号でも以下のように書きました。
〜「何でもできる」「世の中すべてが対象」ということは、
すべてに対応するため、没個性の道を進むことになる。
〜いま、何でもできる会社こそ、間に合っている。
〜挙げ句の果てには、
「誰にも対応しているけど、誰にも共感されない」になる。
自分の一番ウリとは、一番の専門です。
専門だから一点に集中する。
一点だけに集中すれば、
小さくともそのパワーは強いんです。
水だって一点に集中させれば、
分厚い鉄板を打ち抜きます。
弱い力のヒナが卵の殻を破るときだって、
一点だけを集中してつつくんです。
専門として「一本立てる」ことを言い換えれば、
「わが道を行く」ことなんです。
■かくゆう私も、
自分の一番のウリについて、悩んだ時期があります。
コンセプトの立案やソフト全般の企画。
商品企画やグラフィックデザイン。
店舗のデザインや設計・施工。
サインやディスプレイの制作。
それに販促計画や広告制作。
…等々。
そんな業務を、丸ごとやってしまう仕事の中で、
私はいったい何が一番得意なんだ?
何が一番の自分のウリなんだろう…。
それこそ、「何でもできる」は「何にもできない」
じゃないのか〜ってね。
それぞれの「専門」の資格を持つ人たちに、
コンプレックスを抱いたこともありました。
しかし、そんな「専門」の人たちを見ていて、
あることに気づいたんです。
例えば…
どうビジュアル表現するのか教えてくれないコンサルタント。
グラフィックやソフト企画が頭にない設計士。
現場がわからないデザイナー。
…そんな人がけっこう多い。
自分の専門外は誰かに聞かないと、
誰かにやってもらわないとできない。
自分の専門外のことに関しては、思考停止状態。
みんな、垣根を越えた発想ができていないんです。
もっと言えば、ゼロから100までの、
トータルな提案はできないってこと。
それを一人でやってしまうのは、
けっこう稀なんじゃないかなって、思ったんですね。
で、私の「一番のウリ」を、こう考えました。
《一本筋を通して発想し、最終表現までできること》
■「発想力」と「表現力」
そのことを、ゼロから100まで縦軸表現するために、
もう一つ重要な力があります。
それは…「現場力」
「現場力」が強いと
アドリブでもいい仕事ができるようになります。
急に何か要望が出ても、
その場で質のいい対応ができるんです。
先日、食品メーカーの新しいクライアントさんから、
「新築する本社工場を素敵にしたい」
「プランを考え、提案してください」
と言われたときのことです。
普通だと、「では社に持ち帰って、企画を考えます」
という流れになります。
でも、そのとき私は、
その場で発想したアイデアを展開しました。
「こういうのはどうでしょう?」
*新たな商品コンセプトとデザインイメージはこう。
*ムダに広いエントランスにショップ機能を持たせ、
限定商品を開発し、直販拠点にする。
ショップの平面ゾーニングはこんな感じ。
*その隣には、企業の歴史と製品の展示ギャラリー。
わかりやすく素敵に見えるこんなイメージで。
*余剰なスペースは、外部テナントを募り賃収を。
*それらを取りまくテーマカラーとキーワードは…
というふうに、
目の前にあった建築図面のウラ面を使って、
ドローイングペンで、言葉や図やデザイン案を描きながら、
一気にプレゼンしたんですね。
終わったとき、クライアントさんは、
「いいですね〜、それでいきましょう!」
一つの道を徹底して歩んでいると、
それが博学多識に通じます。
一専にして多能。
これが目指すべき方向だと思うんですよね。
■あなたは、あなたにしかできない、
今の仕事をきっちりとやる。
それは素敵なことです。
そう思えることが、
仕事を面白くすることなんです。
その先にあるのは、
あなたの専門分野においての、多能なあなたです。
自分は、
世の中に何を届けているのか?
お客さまに何を提供しているのか?
あなたの家族に何を実現しているのか?
そういう視点で、じっくり考えてみてください。
それが、あなたしかできない価値なんですから。
┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ ■“自分らしさ”という一番のウリ(USP)を探求し、 ┃
┃ 最大のPRポイントとして、焦点をしぼる。 ┃
┃ ┃
┃ ■「発想力」と「表現力」に加え、鍛えるべきは「現場力」 ┃
┃ ┃
┃ ■一つの道を徹底して歩んでいると、博学多識に通じる。 ┃
┃ 一専多能が目指すべき方向。 ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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■編集後記
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今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。
皆さん、お久しぶりです。
気がつくと、
またまた前号から1ヶ月以上も間が空いてしまいました〜(^_^;)
ホントにすみませんね。
そんな中でも、解除せずお待ちいただいている方が多いことに、
私、とっても感動しております、いえ本当に。
もうしばらく、不定期配信になるかもしれません。
でも、きっとペースを戻して復帰いたします。
ですから、長い目で見てやってくださいませ。
つづきは080号のココロなのだ〜!
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【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期 週刊(毎週水曜日?配信)
■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ)
■サイト http://www.dclabo.com
■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/
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■お遊びブログ http://blog.livedoor.jp/ekaken/
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