【企画のココロ】第074号〜リニューアルの本質とは?
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□2006年11月29日 第074号
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■ ┌─┬─┬─┐ ■
■■ │企│画│の│ ■■
■■■ ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング ■■■
■■ │コ│コ│ロ│ ■■
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共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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幼稚園へ教育実習に出かけた娘の話。
新しい先生は珍しいのか、
子どもたちは、われ先に質問する。
「ねえねえせんせい、好きな食べ物なあに?」
「う〜ん、オムライス」
「あ〜、まみちゃんもすきすき〜」
次の子も「その次に好きな食べ物なあに?」
「え〜と、ミートボール」
「あ〜、はるちゃんもすきすき〜」
それだけで子どもたちは大喜び。
娘は逆に子どもの一人に聞いてみた。
「じゃ、けいた君は何が好き?」
「ぼく?回鍋肉(ほいこうろー)」
思わず娘は「シブッ!」と口走った。
それが面白かったのか、その組全体に流行し、
おててつないだ小さな子が、「シブッ!」「シブッ!」
と連発しながら帰っていったそうだ。
そんなことより、
大学生になっても好物が幼稚園児と一緒なのは、
問題じゃないのかと思う私は奥本です。
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■このメルマガの内容─────────────────────────
■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
人の皆さんを支援するものです。
共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
ポイントを、体系づけて発信していきます。
もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
使えるミニ知識としてどうぞ。
■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。
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■ココロのコンテンツ─────────────────────────
│
│
┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
│
│□ブランディングって何?
│□伝わるコンセプトづくり
│□デザインのチカラ
│□ブランディングの現場
│ □ブランドの基本表現
│ □心を満たす商品とパッケージ
│ □共感を呼ぶ店舗開発
│ □伝わる広告、共感ツール
│■循環のリニューアル ←……■今週はここのお話
│□魂のブランディング
│
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■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。
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─────────────< 今週のテーマ >─────────────
<循環のリニューアル(1)〜リニューアルの本質とは?>
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■「リニューアルする」という言葉、よく聞きますよね。
ホームページをリニューアルする。
店舗をリニューアルする。
【renewal】とは、
装いを新たにすること。
変わりましたよ、というメッセージ発信には、
聞こえのよい言葉なのでしょう。
しかし、リニューアルって、
装いだけのことではありません。
あらゆる外的要素を、自らの本質に照らし合わせ、
将来を見据えて行う“構想する”作業なんです。
でまた、やって「みなさん、ご苦労さん」
で終了するものでもありません。
リニューアルは、その事の新たなスタート時期であって、
さらにそこから熟成させるべきものなんです。
そして、自分自身の考え方を変えることだって、
リニューアルなんです。
「あ、わかった!」
と思ったり、声に出したりしますよね。
この“わかる”ってのは、実はすごいことです。
それまでわからなかったことがわかった。
それは、あなた自身が変わるということですから。
■よく店舗などでは、売上げが落ちてきたりすると、
やれ「CMをもっと出そう」とか、
「全面改修してリニューアルオープンしよう」という
話になりがちです。
で、そんなとき言うんです。
「お金をかけたら儲かりますか?」
「リニューアルしたら、お客さまは帰ってきますか?」
お金をかければ、ハードをいじれば、
売上げが上がるようなら、
世の中すべて「お金持ちの勝ち」になります。
現実はそうじゃないでしょ。
だから面白いんだ、とも言えますが…。
要はお金を使う前に、頭を使うんです。
すなわちそれは、ソフト(企画や仕掛け)の構築です。
以前にもこのメルマガで、
“ハードの前にソフトありき”のお話をしました。
↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000161000/107108938.html?page=2
店舗改装などのハードリニューアルは、
より良いソフトの遂行のための器づくりなんですから。
■もとより、売上げが落ちてきてから考えるというのは、
本来のリニューアル計画ではありません。
お客さまにどんな影響力をもたらすことができるか、
どんなサービスが期待されているのか、
自分たちの将来のあるべき姿を構想する。
それは、常時考えておくべきことなんです。
そしてリニューアルを考えるとき、チェックするのが、
「タイミングは今でいいのか」
ということ。
いま現在、どれだけ共感してくれるお客さまがいて、
潜在顧客の数はどうなのか。
もっと時代が変化しなければ、人々の意識がついてこないと
考えられる場合は、時期尚早かもしれません。
時代を先取りするのも必要ですが、
あまりに早すぎると共感を呼べない場合があるんです。
虎視眈々と半歩先のタイミングを待つか、
少しずつ手を打っていくか、
いずれにしてもそれは、
消費者から届くかすかな信号に耳を傾け、
即座に反応することが必要なんです。
■企業やお店って、次のようなサイクルだといわれます。
「創業」→「発展」→「停滞」→「衰退」
「発展」もなく、すぐ撤退というサイクルもありますが、
それはまた別の話で…。
その4つのサイクル。
違いがあるとすれば、
それぞれの期間が長いか短いかだけだと。
ただ、そんな中で何百年も続く老舗とか、
「衰退」とならない企業や店舗もあります。
どんな業種であれ、発展が断続的につづく企業やお店は、
「衰退期」を迎える兆しを感じたら、
そのまま惰性にまかせず、何らかの手を打ちます。
その結果、こうなっています。
「発展」→「停滞」→「発展」
そう、新しい発展期を創りだしているんです。
それは、創業期以上のエネルギーかもしれません。
だって、これまでの成長を支えてきたスキームを壊し、
新しいスキームに置き換えていくという、
創造的破壊(リニューアル)をしなくては、
滅びてしまうわけですから。
何百年も続く老舗だって、
それをちゃんとやってきたから、今があるんです。
成長期だからと安穏としていれば、
すぐに停滞期を迎えるかもしれません。
停滞期にあっても、安定期だと安心していたり、
衰退の兆候を読めず、何も手を打たなければ、
アッという間に勢いは失墜します。
状況に応じて、発想を転換していく柔軟性そのものが、
リニューアルなんです。
■成熟過程に応じて、求められるリーダーシップは、
変わります。
創業期においては、独自化コンセプト。
↓
発展期においては、半歩先の構想力。
↓
停滞期においては、スタッフをひとつにまとめる力。
↓
そして、
衰退期においては、別のものに生まれ変わる力。
それもまた、発展期をつくるための、
繰り返し考えるべきサイクルです。
まさに、お客さまの共感を呼び続けるための、
“循環”なんです。
リニューアルの本質は、
常に考え続けていることの集大成として、
表現されるべきものです。
常に考えておくべき事、
それが循環のリニューアルなんです。
┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ ■リニューアルとは、 ┃
┃ 模様替えでもなく、やって終わりでもない。 ┃
┃ ┃
┃ ■リニューアルとは、 ┃
┃ 将来への構想の表現であり、熟成させるもの。 ┃
┃ ┃
┃ ■リニューアルとは、 ┃
┃ 新しい発展期を創り出すための、創造的破壊である。 ┃
┃ ┃
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■編集後記
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今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。
またまた、1日遅れの配信で失礼しました。
本文に登場した「虎視眈々」って、
実は私の好きな言葉なんです。
トラが獲物を狙うときって、
身を低くし決して風上には立たない。
風下からものを見るんです。
風下から見ると、風上に立つ人がよく観察できる。
風上に立つ人は、 みんなから見上げられて気分がいい。
でも、風当たりも強く無防備なんですね。
決して高飛車にならず、周りに配慮をもつ人間でありたいものです。
そして、時が来ればサッと行動する。
そんな人間が最後にはトップを取るんじゃないでしょうか。
決して私、自分がトラだとは思っちゃいませんが…。
つづきは075号のココロなのだ〜!
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【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期 週刊(毎週水曜日?配信)
■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ)
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