2006/11/30
【企画のココロ】第074号~リニューアルの本質とは?
─────────────────────────────────── □2006年11月29日 第074号 ─────────────────────────────────── ■ ┌─┬─┬─┐ ■ ■■ │企│画│の│ ■■ ■■■ ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング ■■■ ■■ │コ│コ│ロ│ ■■ ■ └─┴─┴─┘ ■ ─────────────────────────────────── 共感ブランド・プロデューサー:奥本健二 ─────────────────────────────────── 幼稚園へ教育実習に出かけた娘の話。 新しい先生は珍しいのか、 子どもたちは、われ先に質問する。 「ねえねえせんせい、好きな食べ物なあに?」 「う〜ん、オムライス」 「あ〜、まみちゃんもすきすき〜」 次の子も「その次に好きな食べ物なあに?」 「え〜と、ミートボール」 「あ〜、はるちゃんもすきすき〜」 それだけで子どもたちは大喜び。 娘は逆に子どもの一人に聞いてみた。 「じゃ、けいた君は何が好き?」 「ぼく?回鍋肉(ほいこうろー)」 思わず娘は「シブッ!」と口走った。 それが面白かったのか、その組全体に流行し、 おててつないだ小さな子が、「シブッ!」「シブッ!」 と連発しながら帰っていったそうだ。 そんなことより、 大学生になっても好物が幼稚園児と一緒なのは、 問題じゃないのかと思う私は奥本です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメルマガの内容───────────────────────── ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱 人の皆さんを支援するものです。 共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの ポイントを、体系づけて発信していきます。 もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日 使えるミニ知識としてどうぞ。 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳 に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。 ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ココロのコンテンツ───────────────────────── │ │ ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは │ │□ブランディングって何? │□伝わるコンセプトづくり │□デザインのチカラ │□ブランディングの現場 │ □ブランドの基本表現 │ □心を満たす商品とパッケージ │ □共感を呼ぶ店舗開発 │ □伝わる広告、共感ツール │■循環のリニューアル ←……■今週はここのお話 │□魂のブランディング │ ↓------------------------------------------------------------ ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、 考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─────────────< 今週のテーマ >───────────── <循環のリニューアル(1)〜リニューアルの本質とは?> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「リニューアルする」という言葉、よく聞きますよね。 ホームページをリニューアルする。 店舗をリニューアルする。 【renewal】とは、 装いを新たにすること。 変わりましたよ、というメッセージ発信には、 聞こえのよい言葉なのでしょう。 しかし、リニューアルって、 装いだけのことではありません。 あらゆる外的要素を、自らの本質に照らし合わせ、 将来を見据えて行う“構想する”作業なんです。 でまた、やって「みなさん、ご苦労さん」 で終了するものでもありません。 リニューアルは、その事の新たなスタート時期であって、 さらにそこから熟成させるべきものなんです。 そして、自分自身の考え方を変えることだって、 リニューアルなんです。 「あ、わかった!」 と思ったり、声に出したりしますよね。 この“わかる”ってのは、実はすごいことです。 それまでわからなかったことがわかった。 それは、あなた自身が変わるということですから。 ■よく店舗などでは、売上げが落ちてきたりすると、 やれ「CMをもっと出そう」とか、 「全面改修してリニューアルオープンしよう」という 話になりがちです。 で、そんなとき言うんです。 「お金をかけたら儲かりますか?」 「リニューアルしたら、お客さまは帰ってきますか?」 お金をかければ、ハードをいじれば、 売上げが上がるようなら、 世の中すべて「お金持ちの勝ち」になります。 現実はそうじゃないでしょ。 だから面白いんだ、とも言えますが…。 要はお金を使う前に、頭を使うんです。 すなわちそれは、ソフト(企画や仕掛け)の構築です。 以前にもこのメルマガで、 “ハードの前にソフトありき”のお話をしました。 ↓ http://blog.mag2.com/m/log/0000161000/107108938.html?page=2 店舗改装などのハードリニューアルは、 より良いソフトの遂行のための器づくりなんですから。 ■もとより、売上げが落ちてきてから考えるというのは、 本来のリニューアル計画ではありません。 お客さまにどんな影響力をもたらすことができるか、 どんなサービスが期待されているのか、 自分たちの将来のあるべき姿を構想する。 それは、常時考えておくべきことなんです。 そしてリニューアルを考えるとき、チェックするのが、 「タイミングは今でいいのか」 ということ。 いま現在、どれだけ共感してくれるお客さまがいて、 潜在顧客の数はどうなのか。 もっと時代が変化しなければ、人々の意識がついてこないと 考えられる場合は、時期尚早かもしれません。 時代を先取りするのも必要ですが、 あまりに早すぎると共感を呼べない場合があるんです。 虎視眈々と半歩先のタイミングを待つか、 少しずつ手を打っていくか、 いずれにしてもそれは、 消費者から届くかすかな信号に耳を傾け、 即座に反応することが必要なんです。 ■企業やお店って、次のようなサイクルだといわれます。 「創業」→「発展」→「停滞」→「衰退」 「発展」もなく、すぐ撤退というサイクルもありますが、 それはまた別の話で…。 その4つのサイクル。 違いがあるとすれば、 それぞれの期間が長いか短いかだけだと。 ただ、そんな中で何百年も続く老舗とか、 「衰退」とならない企業や店舗もあります。 どんな業種であれ、発展が断続的につづく企業やお店は、 「衰退期」を迎える兆しを感じたら、 そのまま惰性にまかせず、何らかの手を打ちます。 その結果、こうなっています。 「発展」→「停滞」→「発展」 そう、新しい発展期を創りだしているんです。 それは、創業期以上のエネルギーかもしれません。 だって、これまでの成長を支えてきたスキームを壊し、 新しいスキームに置き換えていくという、 創造的破壊(リニューアル)をしなくては、 滅びてしまうわけですから。 何百年も続く老舗だって、 それをちゃんとやってきたから、今があるんです。 成長期だからと安穏としていれば、 すぐに停滞期を迎えるかもしれません。 停滞期にあっても、安定期だと安心していたり、 衰退の兆候を読めず、何も手を打たなければ、 アッという間に勢いは失墜します。 状況に応じて、発想を転換していく柔軟性そのものが、 リニューアルなんです。 ■成熟過程に応じて、求められるリーダーシップは、 変わります。 創業期においては、独自化コンセプト。 ↓ 発展期においては、半歩先の構想力。 ↓ 停滞期においては、スタッフをひとつにまとめる力。 ↓ そして、 衰退期においては、別のものに生まれ変わる力。 それもまた、発展期をつくるための、 繰り返し考えるべきサイクルです。 まさに、お客さまの共感を呼び続けるための、 “循環”なんです。 リニューアルの本質は、 常に考え続けていることの集大成として、 表現されるべきものです。 常に考えておくべき事、 それが循環のリニューアルなんです。 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ■リニューアルとは、 ┃ ┃ 模様替えでもなく、やって終わりでもない。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■リニューアルとは、 ┃ ┃ 将来への構想の表現であり、熟成させるもの。 ┃ ┃ ┃ ┃ ■リニューアルとは、 ┃ ┃ 新しい発展期を創り出すための、創造的破壊である。 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。 またまた、1日遅れの配信で失礼しました。 本文に登場した「虎視眈々」って、 実は私の好きな言葉なんです。 トラが獲物を狙うときって、 身を低くし決して風上には立たない。 風下からものを見るんです。 風下から見ると、風上に立つ人がよく観察できる。 風上に立つ人は、 みんなから見上げられて気分がいい。 でも、風当たりも強く無防備なんですね。 決して高飛車にならず、周りに配慮をもつ人間でありたいものです。 そして、時が来ればサッと行動する。 そんな人間が最後にはトップを取るんじゃないでしょうか。 決して私、自分がトラだとは思っちゃいませんが…。 つづきは075号のココロなのだ〜! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 企 画 の コ コ ロ 】 ─────────────────────────────────── ■発行周期 週刊(毎週水曜日?配信) ■発行者 奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) ■サイト http://www.dclabo.com ■主な実績一覧 http://www.dclabo.com/works/ ■私的ココロのコラム http://www.dclabo.com/idle_talk/ ■お遊びブログ http://blog.livedoor.jp/ekaken/ ■ミクシィ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445 ■メルマガ登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000161000.html ■バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000161000 ■ご意見・ご感想は→ mailto:kokoro@dclabo.com 心からあなたのメールをお待ちしてます。必ずお返事は書きますよ。 ─────────────────────────────────── *このメルマガを気に入っていただけたあなた、友人・知人への一発転送、 社内での回覧はご自由にどうぞ。 *但し、このメルマガの内容を転載する場合はご一報よろしくです。 *ご意見やご質問、あるいは仕事のご依頼、お気軽にメールくださいね。 Copyright(C) 2005 Kenji Okumoto, All Rights Reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■罫線がズレてる!てな方はコチラ http://www.mag2.com/help/r107.htm



