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企画畑20年のプロデューサーが、中小企業や個人店のためのコンセプト、デザイン、商品、店舗、広告を通し、心に響き共感されるブランド化の視点を伝授。これで人はあなたのことを「この人ただ者じゃない…」と思うハズ。2008年よりPart2配信開始!

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2006/11/08

【企画のココロ】第071号〜コンペで選ばれるには?

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先週は配信できず、申し訳ありませんでした〜!
1週遅れの71号をお届けします。
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□2006年11月8日 第071号  
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■    ┌─┬─┬─┐                       ■
■■   │企│画│の│                     ■■
■■■  ├─┼─┼─┤ 選ばれる存在へ@共感ブランディング  ■■■
■■   │コ│コ│ロ│                     ■■
■    └─┴─┴─┘                      ■
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                共感ブランド・プロデューサー:奥本健二
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 これは先週、京都に出張したときの話。

 四条通で拾ったタクシーがすごかった。

 信号無視の歩行者に道をふさがれ、
 運転手はけたたましくクラクションを鳴らした。

 私はそのイライラ加減に、クスッと笑ってしまった。

 それを聞きつけたか運転手、
 堰を切ったかのように、グチを言い始めた。

 「もう最近、歩行者もお客もマナー悪いすわ。
  日本はおかしなってますな。
  どいつもこいつも我が身ばっかりや。
  雨の日は傘からボトボトしずく落としてからに、
  シートびしょぬれでも知らん顔。
  修学旅行生も始末悪いし、
  大人でもゴミを平気で灰皿に捨てよる。
  それもギューギューに詰めますねや。
  マナーもなんもあったもんやない。
  ほんで次の客に『おい、灰皿ゴミあるぞ』って
  怒られるんですわ。
  こっちはもう、たまったもんやないですわ…」

 四条通から京都駅まで、延々とその勢いは止まらなかった。
 
 疲れてなかったら、
 「そん中であんたのマナーが日本一や」と言っていた私は奥本です。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメルマガの内容─────────────────────────


 ■中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、そして地方や田舎の情熱
  人の皆さんを支援するものです。
  共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。
 
 ■企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜店舗開発〜広告販促などの
  ポイントを、体系づけて発信していきます。
  もうご存じの方は復習のつもりでリラックスして、ご存じない方は明日
  使えるミニ知識としてどうぞ。
 
 ■モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉のように、ノンホモ牛乳
  に浮かぶクリーム層のように、サラ〜とやっていきます。
  ただし、そこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ココロのコンテンツ─────────────────────────
 │
 │
 ┼───────────────→心に響き、共感される視点とは
 │
 │□ブランディングって何?
 │□伝わるコンセプトづくり
 │□デザインのチカラ       
 │■ブランディングの現場
 │ □ブランドの基本表現     
 │ □心を満たす商品とパッケージ 
 │ □共感を呼ぶ店舗開発     
 │ ■伝わる広告、共感ツール   ←……■今週はここのお話
 │□循環のリニューアル
 │□魂のブランディング
 │
 ↓------------------------------------------------------------
 ■これらをタテ糸に、「心に響き、共感される」ってことをヨコ糸に、
  考えていきます。どんなものが織り上がるかは、あなた次第。 



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─────────────< 今週のテーマ >─────────────


    <伝わる広告、共感ツール(10)〜コンペで選ばれるには?>


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 ■先週、ある広告代理店さんからお声を掛けて頂いて、
  私奥本は、セミナー講師をさせていただきました。

  ま、「企画のココロ」のリアル版ということですね。

  企業様のクローズセミナーということで、
  事前には紹介できませんでしたが、
  これがホント、楽しかったんです。


  _人人人
  )K社の皆さま〜、その節はお世話になりました〜!


  私自身、前職が広告代理店ということもあって、
  「うん、わかるわかる」的な視点でお話できたかもです。

  ところで、この「企画のココロ」、
  企業や店舗などの、運営側の方に対する語り方なんですが、
  実際スタートしてみると、実はそんな私と同業者っぽい方が、
  数多く読んでくださっているんです。

  感想メールをいただく方にも、そんな方が多いですしね。

  図らずも、そうなったわけですが、
  それはそれで、実に嬉しいことなんです。
  
  だって、同業者の方々に認められたってことですから。

  もとより、それ自体「恋愛型マーケティング」みたいなもんです。

  そう、同じ業界でさえも「戦略型」で考えず、
  「恋愛型」で考えるってことは重要な視点です。



 ■「戦略型」で業界を考えた場合は…

  *業界トップになることが目標
        ↓
  *周りがすべて“ライバル”になる。

  それに対して、「恋愛型」で業界を考えた場合は…

  *業界そのものを良くしたい
        ↓
  *周りがすべて“仲間”になる。

  そんな感じ。

  やっぱり仕事って、そうなる方が楽しいですよね。

  実はそれこそ、
  “狩猟型のマーケティング”(狩る)ではなく、
  本来の日本人らしい、
  “農耕型のマーケティング”(育てる)でもあるわけです。

  

 ■で、今週号の視点は180度変えて、
  いわゆる“業者側”の視点でお届けしてみますね。

  業者のあなたは、
  「コンペ」に参加してます?

  そう、コンペ。

  「コンペ」とは、ゴルフでおなじみコンペティションの略で、
  競争、試合とかの意味ですね。

  広告やデザイン、印刷や映像、建築業界などで、
  競合させる時によく用いられる方法です。

  まあ、なんというか、
  悪しき習慣とか、出来レース疑惑があったりとか、
  業者側からすれば、それほど歓迎されていません。

  確かに時間や資源のムダでもあるようですが、
  本当にフェアなコンペなら、門戸を開く意味でも、
  まったくムダではない気がします。

  かつて私も、前職時代に数多く参加して、
  数多く負けました。

  しかし、ある時を境にコンペに負けなくなったんです。

  それにはポイントがあるんですよ。
  ある視点をもつだけですが…。



 ■実はそれ、コンペを「恋愛型」の発想で考えただけなんです。

  「恋愛型」である以上、ここでは勝つか負けるかでなく、
  選ばれるか、選ばれないないか、と表現しますね。

  そんな他社をライバル視しなくていいんですから。

  コンペを、恋愛に置き換えて考えると…?

  それは…「お見合い」です。

  で、お見合いの時どうします?
  写真や釣書を見て、イヤなら断りますよね。

  そう、まず最初のポイントは、
  やりたくないコンペには参加しないってこと。

  本当に好き、本当に興味があるってことだからこそ、
  熱意をもって集中できるはずです。

  イヤなものは断ればいいんです。

  断ったら、次に声がかからない?
  心配ご無用。

  相手さんだって、そんな連続して断らない限り、
  断ったことなんて憶えちゃいません。
  そんなヒマじゃないんです。



 ■で、なんとしても選ばれたい(好きな)コンペの場合です。

  お見合いなんですから、第一印象は大切。
  いかに印象良くするか、
  そしてあまりにスキがないのも堅苦しい。

  笑いで和らげながら、会話したいところです。

  それとコンペの場合、その担当者だけ口説いてもだめ。

  その会社や省庁の、背後にいる客や利用者が、
  本当の対象者だったりするんです。

  それをお見合いに置き換えると、それは…

  強い決裁権をもつ“両親”みたいなもんです。

  とすれば、両親に取り入るとか、その人の声聞くのが、
  有効だと思いません?



 ■私が以前、市役所の福祉部のコンペで、
  福祉読本を制作するコンペで仕掛けたのは、

  「本当の対象者であるお年寄り20人が、
   編集アドバイザーに加わった編集企画」

  内容も、文字の大きさも、色も、イラストも、
  お年寄りにお聞きし、お年寄りの好むものにします。
  と、やったんですね。

  もう、若い市役所の担当者は、
  これを選ぶしかありませんでした。

  で、実際完成すると、お年寄りに大好評で、
  8年間も改訂増刷されるというロングセラーになりました。



 ■また、観光協会ポスターのコンペで選ばれたときは、
  プレゼン前に、JR観光課の人や旅行代理店スタッフに
  相当数のヒヤリングをしました。

  さらに、その際仲良くなった駅員さんに無理を聞いてもらい、
  提案ポスターのサンプルを、実際に駅に貼り、
  他県のものと対比した写真と分析を資料に添付したんです。

  コンペプレゼンの席では、
  そこまでやるか〜という驚きの反応でした。

  でもそれは、好きだからこそ、
  そこまでの情熱とエネルギーがかけられたんです。

  まあ、そんなのは一例であって、
  「恋愛型」に置き換えることで、見えてくる道って、
  もっとたくさんあるはずなんです。

  広告や販促ツールの世界でも、
  やっぱり、そこでの達成目標は、

  “相違点”ではなく“特別な存在”になること、ですから。



 ┏━━━━━━━━━━━ 今週のココロ ━━━━━━━━━━━━┓
 ┃                               ┃
 ┃ ■同じ業界でさえも「戦略型」で考えず、           ┃
 ┃  「恋愛型」で考えるってことで、ライバルが仲間になる。   ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■コンペで選ばれつづけたのは「恋愛型」の発想で考えたから。 ┃
 ┃                               ┃
 ┃ ■広告や販促ツールの世界でも、達成目標は、         ┃
 ┃  “相違点”ではなく“特別な存在”になること。       ┃
 ┃                               ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 ★自分の伝えたいメッセージを、もっと上手く表現できたら…
  とお考えの方へ。 

  私(奥本)も仕事がら、企画プレゼンテーションすることは、
  少なくありません。
  しかしそれは、プレゼン技術を学んだわけではなく、
  必要に迫られ、何度も失敗しつつ自分なりに磨いた、
  自己流のものでした。

  そんな中知り合った、
  田中省三さんのセミナー「プレゼンテーションの極意」は、
  納得と衝撃の内容でしたよ〜。
  ------------------------------------------------------------- 

  プレゼンテーション専門コンサルタント
  東海大学非常勤講師
  田中省三
  ■ホームページ・プレゼンテーションの極意
  http://presemi.com
  mailto:tanaka@presemi.com

  ●プレゼンテーションの極意・事務局
  神奈川県鎌倉市二階堂100 
  TEL 0467-61-2225
  FAX 0467-61-2226



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
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 今週も「企画のココロ」をお読みいただき、ありがとうございました。


 いや〜先週ついに配信ヌケ、やってしまいました〜。
 1年5ヶ月欠かさず発射していたのに、残念でした。
 
 先々週末から、静岡〜東京〜京都と出張で、
 帰ってからは、深夜まで現場打ち合わせが続いたせいか、
 配信日の水曜は、風邪の熱でウンウン唸ってたんです。

 というわけで、お許しを。
 で、またやったときもお許しを…。


 ところで、最新号のみ公開だったバックナンバーを、
 先日からすべて公開に切り替えました。

 最近、何人もの方から「バックナンバーを見たい」
 というご要望が続いていたんですね。
 その度に公開状態を切り替えるのも面倒なので…。

 最近講読くださった方々、
 どうぞ過去の私を御覧くださいまし。
 




 つづきは072号のココロなのだ〜!
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            【 企 画 の コ コ ロ 】
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■発行周期       週刊(毎週水曜日?配信)
■発行者        奥本健二(企画事務所ディーシー・ラボ) 

■サイト        http://www.dclabo.com
■主な実績一覧     http://www.dclabo.com/works/

■私的ココロのコラム  http://www.dclabo.com/idle_talk/
■お遊びブログ     http://blog.livedoor.jp/ekaken/
■ミクシィ       http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2561445

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