【読むと幸せになるメルマガ! #164】善は急げ
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
【読むと幸せになるメルマガ! #164】善は急げ 2007.03.30
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
─────────────────────────────────
【目 次】
●1 善は急げ
●2 お知らせ
●3 文献案内
●4 はじめて読んだ方に
●5 編集後記
─────────────────────────────────
●1 善は急げ
------------------------------------------------------------------
お元気ですか。発行人の寺崎です。
先週はお彼岸で、つい配信ができず、失礼いたしました。
できるつもりでいたのですが、やはりお彼岸は結構多忙です。
この句から、「第8章 悪」に入ります。
116番目の法句について考えてみたいと思います。
116、善きことには
いそぎおもむくべし
悪(あ)しきことにむかいては
心をまもるべし
功徳(よきこと)を作(な)すに
こころうきものは
悪のなかに
こころおぼるるなり (友松圓諦訳)
(現代語訳)善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。
善をなすのにのろのろしたら、心は悪事をたのしむ。
(中村元訳)
この法句から「善は急げ」という諺を連想する方が多いと思います。
なぜ善は急がねばならないのでしょう?
次の三つの理由があると思います。
1、忘れるから
2、気が変わるから
3、状況が変わるから
善いことを思いついても、すぐに忘れてしまうことがほとんどです。
後で考えても、何か善いことを思いついたことは覚えているのですが、内容は忘れてし
まっています。
いつも、メモ帳を持ち歩くとか、工夫が必要です。
日本初のノーベル賞受賞者の故湯川秀樹博士は、枕元にいつもメモ帳を置き、夢で善い
ことを思いついたら、起きだしてメモをとっていたそうです。
湯船に浸かっているときにも善いことを思いつく可能性が高いため、濡れても構わない
メモ帳なども売っているそうです。
これらの「善いこと」というのは、すぐれたアイディアであって、この法句のいう「善
き」こととは違うのではないか、と考える方もおられるでしょうが、すぐれたアイディ
アというのは、他人の利益になるものですから、法句の「善き」ことの中にすぐれたア
イディアを含めてよいと思います。
とにかく、善いことを思いついたらぐずぐずせず、メモをとるなり、実際に試してみる
なり、行動を起こさねばなりません。
行動すれば、忘れません。
気が変わってしまうことも少なくありません。
人というのは、実に熱しやすく冷めやすいもので、秋のお天気以上に変わりやすいもの
です。
寄付しようと思ったら少額でもよいですから、すぐに実行しましょう。
今はお金がないから、貯まってからにしようなどと考えても結局やりません。
私自身、来月になって小遣いをもらったら、などと考えたときには、寄付したためしが
ありません。
寄付に限らず、新聞の切り抜きなども、後回しにしてやったためしがありません。
その時、思い立ったらすぐにやりましょう。
状況が変わってしまい、今さらやってもしようがない、ということもよくあります。
もうすぐ新年度、新社会人の皆さんがはばたく季節です。
初任給で両親にプレゼントをして、これまで育ててくれた感謝の気持ちを表しなさいと
いう話が入社式でよくされるそうです。
「気持ちはあるんだけど…」ということばをよく耳にします。
気持ちは、形で表さなければダメなんですね。
気持ちだけでは、受け身の状態でほんとうには自分のものにはなっていないのです。
行動してはじめて自分のものになり、ずうっと記憶にもとどめられるのです。
初任給は、一度きりです。
この一度きりを逃したら、もう初任給で感謝の気持ちを表すことはできないのです。
状況の変わらないうちに、善は急げです。
「慌てる乞食は貰いがすくない」とか、「急(せ)いては事をし損じる」などという
「善は急げ」の逆の意味を表すような諺もあります。
物事はすべて両面があり、その両面を見ておかないとうまくいかない場合もしばしばで
す。
しかし、やらずに後で後悔するよりも、やったけれどもダメだった、という方がいいで
すよね。
積極的に、前向きにいきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
─────────────────────────────────
●2 お知らせ
------------------------------------------------------------------
「般若心経ドットインフォ」に「般若心経を読誦する」のコーナーを新設しました。
曹洞宗で読んでいる般若心経の本文を参照しながら、私の読誦の声が聞けます。
よろしかったらどうぞ!(私の声にがっかりしないで下さいね(笑))
→ http://www.hannyasingyo.info/2005/12/post_102.html
─────────────────────────────────
●3 文献案内
------------------------------------------------------------------
当メルマガで使用している『法句経(ダンマパダ)』の翻訳本を紹介します。
1、友松圓諦『法句経』講談社学術文庫
名訳として知られています。詩のリズムを大切にして訳しています。
2、中村元『ブッダの真理のことば・感興のことば』岩波文庫
仏教学の世界的権威の翻訳です。意味の正確さはさすがです。
『法句経』のほかに、『感興のことば(ウダーナ・ヴァルガ)』の
翻訳も収めてあります。
─────────────────────────────────
●4 はじめて読んだ方に
------------------------------------------------------------------
このメルマガは、最古の仏教経典の一つ『法句経(ほっくきょう)』を題材に
「幸せ」について考えようというものです。
だいたい毎週金曜日に配信しています。
末永くおつき合いをお願いいたします。
『法句経』についてはコチラをご覧下さい。↓
http://blog.livedoor.jp/blackbutter/archives/24112876.html
─────────────────────────────────
●5 編集後記
-------------------------------------------------------------------
桜のつぼみもふくらんできました。
平年よりかなり早く開花しそうです。
私の住職寺の枝垂れ桜もいつものように美しく咲くことでしょう。
多くの方々の目を楽しませてくれればと思います。
ホームページにも掲載しますのでご覧ください。
くれぐれもご自愛ください。
合掌
──────────────────────────────────
読むと幸せになるメルマガ!
発行人 寺崎 敬道(てらさき けいどう)
postmaster@hokoji.net ←ご意見・ご質問はこちらへ
私が住職をしているお寺のホームページです。
オンライン宝光寺 http://www.hokoji.net/
読むと幸せになるBlog! http://blog.livedoor.jp/blackbutter/
般若心経ドットインフォ http://www.hannyasingyo.info/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇配信解除はコチラ→ http://www.mag2.com/m/0000160400.html


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)