[Yes!!]農家は漁師から学べ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■猪股 真のYesなビジネスの作り方(CSRマーケティング)
〜正しいコンプライアンス経営の実践でマーケットを開拓する〜
http://www.mag2.com/m/0000160283.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/7/22━
こんにちは。
CSR経営コンサルタントの猪股 真です。
企業の経営戦略とマーケティングのコンサルティングをしています。
全国的に梅雨が明けて、暑くなってきましたね!
小学校や中学校なども夏休みに入って、夏本番という感じです。
私は、先週京都の祇園祭・山鉾巡行で月鉾の曳子を勤めてまいり
ました。
今年の祇園祭では、鉾や山の重さを量ってギネス申請するという
話を耳にしました。そのため山鉾巡行の途中、河原町通りのロイ
ヤルホテルの前で計量するので、どの鉾も一旦停止しました。
計量の結果、月鉾は11.88(t)で1位。月鉾はその大きさから
一番重いだろうと言われていましたが、結果もその通りになりま
した。
山鉾巡行のハイライトは角を曲がるときの辻回しです。
この辻回しでは、この重い鉾を90度回転させるので、車輪の下
に竹板を引き、水をかけて一気に横に引きます。
車方、囃子方、屋根方、組立方、曳子、音頭取など鉾に携わる
100〜150人もの人の息が一つになる瞬間で、「よーいと
せっ!」の合図とともに向きが90度にピタリと変わると、見学
者の方からはまるで歌舞伎の大見得を待っていたかのような大喝
采です。
祇園祭では、鉾や見学者の息がひとつになります。
祇園祭は1000年を越える歴史のある祭りですが、きっとこれか
らも同じように続いていくでしょう。
それは、京都の皆さんには祇園祭への想いがあり、その想いをぶつ
けて一体になっているからです。
今回、曳子を引くことで声を掛けてもらったり、辻回しで拍手喝
采をいただいたりすることで、その想いが伝わってきました。
--------------------------------------------------------------
◆このメルマガの内容とは?
規制緩和とグローバル競争の時代にあって、企業経営にも社会的
責任が求められるようになっています。この社会的責任は、自由
競争の一方で法令遵守によるコンプライアンス経営が求められる
もので、安心・確実なマネジメントが要求されるということです。
多くの企業は、コンプライアンスを「法令遵守」と訳しています
が、狭義の法令遵守では企業統治はできません。
このメルマガ読者の皆さまは、コンプライアンスを「お天道様に
向かって恥ずかしくないこと」と訳してみてください。
今日は何をして、明日はどこに向かうべきか、自ずと答えは導き
だせると思います。
--------------------------------------------------------------
◆農家は漁師から学べ
先立て、沿岸漁業の漁師さんたちが、原油価格の高騰を受けて一
斉に休漁するということが大々的に報道されました。
この影響を受けて、市場関係者が近海魚介類の品薄などについて
コメントする報道もなされました。これは消費者への影響を考え
てのことでしょう。
しかし、今回の一斉休漁は原理的におかしいことに気づかなけれ
ばなりません。
漁師が、出漁するのに必要な原油の調達価格が上昇したという理
由で、出漁するか休漁するかは任意の経営判断です。その結果漁
師の売上や収入が減るのは、単に経営判断の結果です。
今回の報道をみると、漁師の一斉休漁は原油価格が高騰して死活
問題だから政府に支援を求めて、全国規模で「まるでストライキ
のように休漁して」アピールする、というものでした。
ストライキというのは、被雇用者(いわゆるお勤めの方、従業員)が
給与が安すぎることに抗議して行うものであって、自営業者であ
る漁師にストライキというのはあり得ません。
漁師が出漁して、操業し、帰港して出荷する、というプロセスに
おいて直接必要なものは、燃料と人件費ですね。
すなわち、漁師にとっての燃料費の位置付けは、実際の会計処理
とは別に原理的に考えると、直接費として認識できます。
一方で、売上というのは水揚げ量や市場の需給により、市場での
セリで決定します。
つまり、出漁に応じて直接必要な直接費が上昇し、売上は市場の
動向によって上下してしまう(売価を直接交渉できず、簡単には
売上額が上がることがない)。だからこそ、死活問題だというこ
となのだろうと思います。
しかし、船の移動に必要なエネルギー源は原油に限りません。原
理的にいえば、帆掛け舟でも人間が漕いでも舟は進みます。昔の
漁師さんはそれで漁をしていました。
原油価格が高騰して大変なのであれば、よりコストの低いエネル
ギー源の確保に乗り出すとか、より高く売れる魚の漁にシフトす
るとか、同じ魚でも大きな船で出漁することによって燃料費率を
下げる努力をするとか、市場での値付けのシステムを見直すとか、
場合によっては漁獲量を調整して市場への供給量を計画するとか、
全国一斉に休漁する団結力があるのなら、創意工夫の余地はたく
さんあります(ここでは、他の業界も燃料費高騰は同じ条件だとか
食料自給率の問題だとかは別とします)。
「そんなことでは仕事にならねぇ!」という反論があろうかと思
いますが、燃料が高くて生活できないから一斉休漁で政府が支援
しろというのは、大の大人が何も考えてないのと同じで、経営者
として失格です。
経営者ならば、固定費を下げ損益分岐点を下げる努力に常に取組
まなくてはならないのは当然です。
こんなことが大きく報道されるのは日本の恥ですから、報道機関
も報道のあり方をジャーナリスティックなものにしてもらいたい
とすら思います。
さて、今回の燃料費高騰により、同じく食料を供給している業界
でも大きな影響が考えられます。
それは、冬にハウス栽培をしている農家です。
農家では、大都市近郊を中心に、冬の時期に農作物を供給するた
めにハウス栽培をすることが一般的です。このハウス栽培では、
冬場のハウス内や土の温度を上げるために、ボイラー等の暖房設
備が使用されています。
ということは、今年の年末から来年のお正月向けの農家の野菜栽
培において、燃料費の高騰の影響が漁師さんとまったく同じ構造
で問題となることが予想されます。
日本の農家の皆さんは、当然自営業者ですからストライキのよう
なことをしても売上や収入が上がることはありません。
農協や政府に抗議をしても、農協や政府が原油を作って農家に供
給してくれる訳でもありません。せいぜい低利の貸付で借金が増
える程度です。
さらに冬場は原油の需要期に当たりますから、現在よりも原油価
格が高騰することが十分に考えられます。
だからこそ、いま冬に向けて十分に時間のあるうちに対策を考え
ておくべきです。
●燃料費が高騰したら幾らまで耐えられるのか
●栽培予定の作物を切り替えるものもあるのではないか
●暖房を使用する前に収穫できる作物にシフトできないか
●そもそも燃料がなくても栽培できる作物は選択できないか
もちろん、先に漁師さんのところで考えたように、
●よりコストの低いエネルギー源の確保に乗り出す
●より高く売れる作物にシフトする
●暖房効果の向上によって燃料費率を下げる努力をする
●市場での値付けのシステムを見直す
●出荷量を調整して市場への供給量を計画する
なども併せ込んで考えることが大切です。
冬野菜の栽培は、準備を含めれば夏から始まります。
今から対応していれば十分に間に合うでしょう。
日本の農家の皆さんがご自身で考え、ご自身で判断して、将来を
切り開いていかれることを切に願っています。
--------------------------------------------------------------
◆CSRマーケティング 読者アンケートのお願い
読者の皆さまからのご意見やご感想を、メルマガ内容の改善の
ためにアンケートにご協力をお願いします。
ざっくばらんなご感想をいただければ幸いです。
1.一番良かった点はなんですか?
2.一番良くなかった点はなんですか?
3.疑問点はございますか?
4.その他、ご意見・ご感想等、ご自由にお願いします。
上記のどれでも結構ですので、コピーしてメールにはりつけ、
お気軽にご記入・送信くださいませ。
ひとつひとつにご返信することはできないかも知れませんが、
次回のメルマガに反映させていきたいと思います。
メールのあて先
mailto:solicitor_inomata@yahoo.co.jp
--------------------------------------------------------------------
●このメールマガジンの転送は自由です。あなたの友人、知人、同僚、
上司、取引先、関与先等へ教えてあげてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■猪股 真のYesなビジネスの作り方(CSRマーケティング)
〜正しいコンプライアンス経営の実践でマーケットを開拓する〜
http://www.mag2.com/m/0000160283.html
●医療法人設立事務センター http://iryou-houjin.jp/?=mm
●人材派遣業許可人材紹介業サポートセンター http://haken-kyoka.jp/?=mm
●プライバシーマーク個人情報保護法協議会 http://privacylaw.jp/?=mm
※メルマガは上記のサイトから簡単に登録できます。
●発行者 : CSR経営コンサルタント 猪股 真
●ご感想はお気軽に! mailto:solicitor_inomata@yahoo.co.jp
●事務所 : http://www.solicitoroffice.com/?=mm
●転送はもちろんOK!です
●発行システム:「まぐまぐ」を使っています。登録解除は
http://www.kaijo.com/ からメルマガIDを入力すればできます。
--------------------------------------------------------------------

- 登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)