ギター名曲ワンポイントレッスン  RSSを登録する

「禁じられた遊び」「アルハンブラの思い出」をはじめとするクラシックギターの名曲を少しずつとりあげ、その演奏法を解説します。発行者(広垣進)の音楽日記もあります。

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2009/10/28

ギター名曲ワンポイントレッスン

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■ 講座風メールマガジン~「ギター名曲ワンポイントレッスン」 ■

発行;広垣 進(伊勢市)        …… 第2、第4水曜配信
HP;http://www.amigo.ne.jp/~hiro7167/

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4.アラビア風奇想曲(タレガ)

1)テンポとリズム

「奇想曲」というからには、しなやかに、自由に弾く部分が大事にされ
るべきです。
けれど、私は、「終始自由に」ではなく、「規則正しく」弾かれる部分
があってこそ「自由に」弾かれる部分が生きると考えます。
4部音符ひとつずつが低音を受け持つところは、「規則正しく」でしょ
うね。
ただし、「規則正しく」と行っても「行進曲風」の「規則正しさ」はい
かがなものでしょう。
やはり、「アラビア」の雰囲気をかもしだす「規則正しさ」がほしいも
のです。
私は、それぞれの小節の第2拍目がポイントかなと思います。
もしかすると邪道かもしれませんが、私は2拍目を少し「前のめり」風
に弾き、また落ち着かせることで、その雰囲気が出せたら……と考えて
います。
※ここの部分、学術的根拠、音楽学上の根拠はありません。
 ほかの「アラビア風」と言われる演奏を聴いて「そうなのかな」と、
 感覚的に思うのでやっているだけです。


2)メロディーの歌わせ方

「メロディーの歌わせ方」というと、必ず見なくちゃならないのは譜面
上の音符の高さです。
「上昇している音形か」「下降している音の形か」「どの音が最高音で
どの音が最低音か」などを把握し(楽譜を見ればわかります)、それを
どう表現に結びつけるかです。

とりわけ、「最高音を常に意識する」というのは、一番やさしく、また
一番役に立つと思います。
たとえば、ひとつのフレーズ、ひとつのパッセージの中で、「この音が
最高音だから、一番大事にしよう」という意識がはたらけばOKです。
以下のような、いろいろな表現を考えることになると思います。

・最高音にヴィブラートをかける
・最高音に少しだけアクセントをつける
・最高音をテヌート気味に弾く
・最高音を、自分の出せるいちばんきれいな音で弾く

………など、いくつかあります。要は「最高音をよく響かせる」という
ことにつきると思います。

もちろん、他の音はどうでもいいということにはなりません。
例えば、音の跳躍があって、最高音が出てくる場合は、跳躍する前の最
後の音がしっかり出せて、それではじめて最高音が最高音として生きて
くるわけです。

以上、一般論として述べましたが、この曲に使える部分もあると思われ
ます。


3)装飾音

「アラビア風奇想曲」には装飾音がたくさん出てきます。
装飾音の役割としては、(私がつかんでいるのは)大きく分けると2つ
あります。
ひとつは、「アクセント」としての働き………。
音に飾りをつけて、その音を際立たせたいときに付けられています。
次には、「こぶし」としての働き………。
これは、装飾音のついている音だけでなく、そこが含まれるメロディー
全体の流れとして意識したいものです。
ですからこの場合は、あまりあわてず、「装飾音」でなく「普通の音符」
で書かれているようなつもりで演奏すればいいと思います。

この曲の装飾音の働きは………やはり後者でしょうかねえ。
(最終的には、演奏者の感性の問題です)


4)バランス

「メロディーと伴奏、(そして低音)」というパターンのある曲では、
必ず、「どんな音量バランスで弾きたいか」を考えたいものです。
「どれだけ伴奏部分を(安定して)抑えられるか」というのも大事なテ
クニックです。
バランスを変えれば、音楽の表情が変わります。
いろんなバランスで弾けるということは、いろんな表情がつけられると
いうことです。
このメールマガジンの「その2.月光」の「1)タッチ」をあらためて
お読みください。
この「アラビア風奇想曲」でも、同様のことが考えられると思います。


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<私の音楽日記>  http://blog.goo.ne.jp/hiro7167

10月23日(金) 「これで打ち止め」

今朝は、「さくら変奏曲」を収録しました。
もちろん、独奏です。弾き語りの「変奏曲」てのは存在しないですよね。
(あれば歌います……あったりして、笑)
10月のアルバム(手製CD)のタイトルを「秋桜(あきざくら)」と
決めましたので、これに関わって、是非入れたいと思っていた曲です。
一番入れたかった曲が、比較的いい調子で入れられたので、音源作りは
ここで区切りとします。今日の「さくら」に及ばない演奏を、わざわざ
追加すべきではないでしょう。
コンサートもいくつか入っています。そちらの準備に全力注がないとい
けません。
日記も短いですが、あしからず。


10月24日(土) 「今から仮眠」

今晩、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の第4回コンサート「シ
ャコンヌ」というのを、「シティプラザ」(いせ市民活動センター北館)
の一室で開きます。
もちろんバッハの「無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調」の終
楽章「シャコンヌ」がメインとなります。
ヴァイスのイ短調の「シャコンヌ」(原曲はト短調)も弾きます。
あと、パーセルの「シャコンヌ ~フォリアの主題による~」という若
い頃何度か弾いた佳曲もありましたが、完全に忘れてしまい、今回は見
送ることにしました。
バッハの「シャコンヌ」は、知る人ぞ知る大曲で、私が弾けば14分く
らいかかるでしょうか。
ここ1ヶ月間、毎日確実に1回ずつ弾いています。
毎日1回では絶対足りませんが、めったに2回は弾きません。
足りませんが、2度目になると、疲れてしまって(集中して)弾き切る
ことができないんです。
今日、朝からすでに1度通しています。
「え、じゃあ。本番はどうなるの?」
ですから、今から仮眠です。
それしかありません。
どうか、電話も急な来客もありませんように……おやすみなさい。

そうそう、先ほど「10月のアルバム(手製CD)完成のお知らせ」を、
いつものブログにアップしました。
久々の弾き語りアルバムですが、マイクとソフトを新調したので、今ま
でよりも聴いていただきやすいかと思います。
ぜひお申し込みください。

▽手製CD完成のお知らせ
http://blog.goo.ne.jp/sh72/c/1ce000956e1691063dcaec0ed1c16856


10月26日(月) 「来月こそは」

よく降りますね。
台風がまた近づいているそうですね……今週は、夜の出張レッスンやら
会議やらが連日あるので、支障がなければいいんですが。

「今日こそは」という思いで、「さくら変奏曲」を収録しなおしました。
どうやら先日ブログにアップした「まもなく完成」のお知らせが嘘にな
らなくて済み、ホッとしています。
すでに試作盤も2枚作り、CDーRへの焼付け作業を始められる段階で
す。
あたりまえですが、音が少し良くなると「来月もまた張り切って作ろう」
という気持ちになります。
先月の前半は、新調したマイクやソフトと格闘していて、一番大事な練
習と音源作りが遅れました。
今月の前半も、そのあおりを受けて、先月のアルバム「グリーンスリー
ブス」のジャケット作りやら発送作業やらに追われ、なかなか収録に入
れませんでした。
来月こそは、いいスタートと切りたいと思います。
順当にいけば、オーソドックスなクラシックアルバムになりそうな気が
しますが、もう一度「シャコンヌ」(バッハ)を弾く予定がありますし、
その次は「グランホタ」(タレガ)と決めていますので、それらの負担
との兼ね合いで、内容と量が決まってきます。
ま、まだ動き出さないうちから、あれやこれやと予告するのは、ここま
でとしましょう。
なにしろ私は「空手形の発行」が多すぎます(笑)。


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<コンサート情報等>

★ご案内/広垣
http://blog.goo.ne.jp/sh72 ……をどうぞ。

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