タカノユウの貧乏マンガ家脱出大冒険ゲーム
いつも心に「わらしべ長者」
タカノユウの
■■貧乏マンガ家脱出大冒険ゲーム■■
■■ 冒険日誌 139号 ■■ 7月11日号
幸か不幸か仕事が休みのときは
神様の「立ち止まって考えなさい」のサイン。
ますます生きづらく、夢のもてない時代に
どう生き抜くか・・・。
ニューヨークでの体験が鍵になりそうな予感です・・・。
■前号までの状況■
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恋愛マンガが描けないばかり(!!)に、
レディース界でマンガを描くことになった、タカノユウ。
幾多の変遷のすえ、遅まきながら
2005年、「エンターティメント」を目指す決意をする。
2誌掛け持ちの仕事も経験した2006年〜2007年。
「怖い女の仕返し」誌上で、巻頭カラーも3度ゲット。
アンケート1位をとる「秘訣」も
少しはわかってきた!!
だが、だが・・・!!!
なにかがうまくいかないっ!!
タカノ、生き抜けるか!!??
貧乏脱出は、なるのか!!??
さて、
ミッションの遂行状態は??
先週発せられたミッションは以下の通りでした。
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■ ミッション
6月までの帳簿を締め切り、源泉税額通知書を税務署に提出する。
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@さて、ミッション遂行なったか?
任務遂行〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
楽勝で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す。
今年に入ってから、月ごとに決算するのやめたんですよね〜〜。
心配なんで、残高試算表みたいなものは作るんですけど
基本的には、「締め切らない」。
(ミッションに「締め切る」と書いたのは、言葉のアヤでして・・・。)
最初からわかってましたけど、タカノくらいの事業者では
月ごとに損益を計算するのはあんまり意味はないのです。
ただ、一度「ちゃんとやってみたかった」っちゅーか・・・。
面倒くさいことも筋道をたてて一からやってみる、ということは
嫌いじゃないです。
「手順を踏む」のは、タカノにとって大事なこと。
職人気質なんですね・・・・。
やっぱ・・・。
さて、
仕事がお休みのこの時間を利用して
これからの人生を考えようと思います。
マンガ家として、どうサバイブするか・・??
■セルフ・プロデュース・・・?
テヅカ・イズ・デッドを書かれた伊藤剛さんがJ−WAVEに出演。
テヅカ・イズ・デッド・・・http://book.asahi.com/review/TKY200511150265.html
小学館を提訴した「金色のガッシュ!!」の雷句誠さんの問題について
ナビゲーターの質問に答えておりました。
アシスタントナビゲーターである女性の
「で、実際具体的にマンガ家は編集者に
どういうハラスメントを受けるんですか?」
みたいな、女性週刊誌的な質問が
うんざりするものであったのはさておき・・・
伊藤さんが困りながら答えているように
やはり編集者とマンガ家の、あらゆる意味で「濃い」関係は
外部の人に通じにくいのだなぁ、との思いを深くしました。
伊藤さんが言うように
セルフ・プロデュースまでできる天才的なマンガ家は、ほとんどいません。
現実に、マンガ家にとって編集者は
プロデューサーであるばかりでなく
マネージャーでありカウンセラーであり・・・
ある場合は運命共同体だったりもするわけです。
もちろん、そういう関係が、
常に「いい作品の誕生」に寄与するか、というと
また、それとは別の問題なのだけれど・・・。
問題が発生するのは
編集者とマンガ家が「お互いに尊敬しあえない」「対等でない」関係に
なってしまった時だと思います。
おおよそ20年前、大手の出版社で仕事ができなかったタカノは
結局は、それ以外の振興出版社・中小出版社・編集プロダクションの方々と
仕事をするようになったわけですが
それは、タカノの作品に価値を見出してくれたのが
彼らだったということもあるけれど
それ以外に大きかったのは
「大手の編集者と違って人間扱いしてくれる」という点でした。
レディースを描き始めてからも
何度か、大手のメジャー誌にもぐりこめないかと
持込みをしたことがあるのですが・・・。
(小学館「ジュディ」とか、
集英社の子会社・創美社「オフィス・ユー」とか。
あ。ジュディは休刊が決まったようですね・・)
いや、ほんま。
大手の言い分はこうです。
「面倒みてもいいけどそのかわり、まず人生すべて預けろ」。
生活できない?そんなのこっちには関係ないし。
いやだったら、他に行けば?
あれだけ打ち合わせしたんだから
作品の半分は編集がつくったようなもの。
全部自分の力だなんて思うなよ。
まあ、大手っていうのは、そういうものなんです。
で、基本的には、人間扱いしてくれる(?)
「業界的にはマイナーなレディース界」で20年。
どうにか、定期的に仕事をいただけるようになったタカノです。
ただ、ここは「描きっぱなし」の世界。
作品は読み捨てられ、コミックスになることはまれです。
(再録ということはありますが。)
ここは、ハラスメント(?)はありません。
なぜなら、編集は「取引相手」以外の何者でもなく
よくも悪くも「濃い」関係が
生まれる隙間さえないからです。
そう。
ここでは、生き残るために
自分で自分をプロデュースしなければならないのでした。
■むむ〜〜〜〜、経営戦略・・・・・・。
セルフ・プロデュースの一環として
ホームページを立ち上げたのは、何年前だったか???
(最初は、「日本霊場巡り」などという趣味のサイトを
開設しておりましたが・・・)
ワタシごときのマンガ家がプライベートを切り売りしようとしても
需要はないのはわかっているんで
コンセプトを「貧乏脱出」にしぼって
サイトを開設しなおしたわけです。
「貧乏マンガ家脱出大冒険ゲーム」と銘打って・・・。
冒険日誌をアップし始めたのが2005年からだから・・・
ふえ〜〜〜。
まだ3年しか経ってないのかぁ・・・。
そして、2008年。
またしても、新しい展開の必要にせまられているってわけです。
ウソじゃない程度の演出はアリ、ということで
書き始めた「冒険日誌」。
当初は、同居していた父との確執や介護へのストレスなどで
それなりに緊迫した内容になっておったわけですが(?)
父の死・担当編集の退社などで
一転・・・。
貧乏なのは変わらないながらも
ぼんやりした平和な日々を迎えている昨今です。
映画みたいに、フィルムを編集できるならともかく
「どんでん返しの快感満載の展開」なんて
現実にあるわきゃない。
そんなぼけた「冒険日誌」、面白くないに決まってる。
どうすれば、「面白い」ものを
提供できるのか??
中途半端に「プライベートを出して」自己満足してる場合じゃない。
タカノは、痩せても枯れてもマンガ家。
「フィクション」としてのマンガ作品で
サイトでも勝負すべきではないか??
幸い、タカノには
今サイトでアップしているような
「筆ペンで表現する即興的マンガの世界」を持っている。
それを、使えないか??
もう、マンガというものは
「出版社」ありき、のメディアじゃなくなっている。
そして、もう、日本だけのものじゃない。
遅ればせながら、そのための布石を打たなくちゃ。
■そういうわけで・・・
メルマガを含めてサイト全体の
リニューアルを計画しています。
このメルマガも
7月一杯くらいで休刊しようかな、と。
月ごとの冒険日誌はサイトに残して
いつでも見られるようにしておくつもりです。
自分の記録やモチベーションのためにも
タカノとしてもいまのところ絶対必要なので・・・。
このところ
もやもやしていたのが
少しスッキリしたみたいです。
ニューヨークに行って本当によかった。
いままでとは違う、広い視点で
「自分のマンガ」のプロデュース方法を
考えられるようになったみたい。
まあ。
とりあえず
面白そうなことは、やってみなくちゃ、ね。
残りあと2回ですが
最後までよろしくお付き合いお願いいたします!!
ってなわけで、次のミッションです。
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■ ミッション
いろいろ新しい展開について妄想しながら
仕返し誌の巻頭作品のプロットを練りましょう。
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ま、とりあえずは、こんなところから始めてみます。
・・・・・タカノの明日はどっちだ!!?
つづく!
次号は、
7月18日(金)に発行予定(!)です。
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ご感想・ご意見・励まし(?)・つっこみ・アイディアの提案 等
遠慮せず、ホームページのご意見フォームから、メールくださいまし。
http://homepage2.nifty.com/yuu_takano/
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