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  • 最新号 2009/11/27
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2009/11/27

【 ちょっとパソコンのこと勉強してみませんか?】 64bit 時代

こんにちは。
「ちょっとパソコンのこと勉強してみませんか?」
発行者の黒柳です。


今回から 64bit を大きなテーマとしていこうと考えています。

今日は、
「64bit 化するとなぜ最大メモリ容量が変わるのか?」
ということを具体的なテーマとしたいと思います。


「64 bit って何だ?」と思っている方もいらっしゃると思います。


それは、CPU が一度に扱えるデータの量のことです。

とは言っても、CPU の内部的なことですので、
おそらく分かりづらいと思います。


64bitになることによって、最大メモリ容量が大きくなる
ということを題材に、64bit のことを説明したいと思います。




その前に、今回なぜ 64bit をテーマにしたかというと、
最近新しく発売されるパソコンで Windows 7 の 64bit 版を使っている
パソコンが増えてきた感があるためです。


しっかり調査したわけじゃないのですが、
普通に Windows 7 の 64bit 版を搭載したパソコンが売られていますね。
さも特別なことではないかのように、普通に扱われています。

その状況を見ると、まさしく今、転換点という感じがします。


ハードウェア的には、かなり前から準備が整っていた 64bit 化が
いよいよソフトウェア的にも問題が少なくなり、
一気に普及してもおかしくない状況となっているのが現在ではないかと
思います。


大きな目で見れば、この 32bit → 64bit の変化は、結構大きな変化です。

とは言え、使う側からしてみれば、使い方が変わるわけでもないので、
淡々と過ぎていく出来事なのかもしれませんね。


Windows 7 は、OS の中身はあまりVista と変わってないようで、
OS 自体の評価はそれなりかもしれません。

しかし、64bit への橋渡しを行った OS として、
後世に記憶されることになるかもしれないですね。




さてでは 64bit の話です。


これまで Windows では 32bit 環境が普通でした。
これが 64bit となると一度に扱えるデータの大きさが飛躍的に拡大します。


さて何が違うのか?


一番分かりやすい違いは、利用できるメモリの量でしょう。


今までの 32bit の Windows の場合、
3.2GB までしか利用できませんでした。


これを理解するには、アドレスというものを知る必要があります。


CPU の中では、データには全てアドレスがついています。
アドレス、つまりは住所ですね。○○番地というやつです。


CPU の中で、
メモリの○○番地には××というデータが保存されている、
というよう扱われているんです。


この時、32bit だと 2の32乗 = 4,294,967,296 が
利用できる一番大きな数字となります。


つまり 0番地から始まって 4,294,967,296 番地まであります。
数字が大きすぎてわかりにくいですね。42億9千4百万・・・

平たく言えば、4,294,967,296 は 4ギガです。

つまり 4GB 利用できることになります。


0番地から 42億番地まで。

もしこれが住宅地だとしたら、とんでもなく広い町ですね。
42億番地ですから(笑)



さて、メモリ上限は 3.2GB でした。
4GB ではありませんね。
差となる 0.8GB はどうなったのでしょうか?


実は、アドレス付けされないといけないのは、
データだけではありません。
データ入出力用にも利用されています。


そのため、データ用に割り当てられるアドレスが、
3.2GB分となっています。

なので、メモリの最大値が 3.2GB になってしまうわけですね。


これが、64bit となれば、アドレスの最大値は 2の64乗となります。
1.84467441 × 10^19 (10の19乗)
です。

もう訳分からないくらい大きい数字ですね。想像もできません。
現時点では無制限に大きいのと同じような感じです。


というわけで、64bit 化に伴って、目に見える大きな変化は、
利用可能メモリの量となります。



以上、64bitに伴ってメモリの最大容量が大きくなる理由でした。



パソコンに搭載するメモリの容量は、年々増えています。
今では、4GB のメモリを載せることは、
それほどめずらしいことではないでしょう。


事務仕事でパソコンを使う分には、そんな容量のメモリを使うことは
まず無いと思います。


しかし、パソコンの性能が上がれば、やれることも増えるもので、
フルハイビジョンでの動画編集や、3D動画作成などの分野などが、
一般的なパソコンの守備範囲に入ってくるかもしれません。

そういう分野では、おそらく、コンピューターのパワーは
あればあるほど良いという状況じゃないかと思われます。


64bit 化はどんなパソコンライフを作り出すのでしょうか?
近未来が楽しみです。


今回はここまでです。

また次回、64bit にちなんだテーマとしたいと思います。

お読みくださりありがとうございました。



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発行者  黒柳健一
メール  pc-mag@webassistance.jp
mixi   http://bit.ly/3u1bve
Twitter  http://bit.ly/4D79Ld

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