トライリンガルが考える日本語いかして英会話  RSSを登録する

みなさん、英語の話し方って、知ってますか? 泳ぐのには泳ぎ方が、家を建てるのには建て方があるように、英語を話すのにも話し方があると思いませんか? その話し方の技術を身につけるのが、英語を話す近道だと思い、旅をしながら考えた英語修得法をお伝えします。

  • 発行周期 二ヶ月に一回
  • 最新号 2009/12/19
  • 部数 14,358部
  • メルマガID 0000158847
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2009/12/19

「 ターニングポイントはいつだ??」


 いつも、メルマガご購読ありがとうございます。


 今回のテーマは、


 『 ターングポイントはいつだ?? 』です。



 今回は、英語を話せるようになるのに必要な分岐点についてです。




 私は、日本に帰って来て、英語を話すと、よく聞かれたのが、

  「 どうやって話せるようになったの?? 」ということでした。



  これに対する私の答えは、

  =>>>『 勉強したから 』という非常に単純なものでした。



  でも、よく考えると、最初の頃は、勉強した気になっていただけで、
 実際のところ、あまり勉強していませんでした。



 じゃあ、いつから勉強するようになったのでしょう??



 それについて、ちょっと見ていきたいと思います。



 *   *   *   *   *   *   *   *



 私は、海外に行った当初、ほんとに全く英語が話せませんでした。


 最初に考えていた計画は、とっても安易なもので、

 どこかで、住み込みで働かせてもらって、
 仕事で英語を使えば、英語は勝手に上達するだろうというものでした。


 運よく、住み込みで働く場所を見つけたのですが、
 なぜか私の英語は、一向に上達する気配さえ感じられない ..........


 原因は、二つあったと思います。

   1, 仕事量が多く、外人のオーナーと話す時間があまりない。
  2, 話す機会があっても、全く土台がないので、それを活かせない。



 朝、5時に起きて、夕方の5時くらいまで働いて、
 後は、晩御飯食べて、シャワー浴びたら、疲れて寝て .........


 そんな感じで、1日中、働いていたので、
 ほとんど、オーナーと話す機会はありませんでした。


 たまに、時間が空いて、オーナーと話す機会があっても、
 土台がないから、全く理解できず、何も言えないという繰り返し。


 こんな状況では、英語は上達しないと思い、
 都市部へ移動して、どうするのかを考えることにしました。


 考えてみて思ったことは、仕事や、何かツテでもないと、
 意外と外国人と接する機会自体があまりないということでした。


 じゃあ、どうしようと考えたのが、
 ラングエッジ・エクスチェンジという手段。


 日本語を勉強したいという外国人に、日本語を教える代わりに、
 こちらは、英語を教えてもらうというものでした。


 意外と早く、相手が見つかり、ラッキーと思ったのもつかの間、
 結局、2回行っただけで、終了していまいました。


 理由は単純で、こちらが全く英語を理解できないので、
 ずっと、日本語で会話をするばかりになってしまったからでした。



  この頃、私がずっと考えていたのは、

  =>> [何を、どう勉強すれば、話せるようになるのか] ということで、



 ただ闇雲に勉強するのではなく、どう勉強していくのかという流れを
 知ったうえで勉強すれば、効率よく上達していけると考えていました。



  なので単純に、この部分を、

  =>> [誰かに教えてもらえれば、話せるようになる] と考えていました。




 その後、本を探したり、英会話学校にも通いましたし、
 プライベートレッスンもやってみましたが、効果はありませんでした。


 私が、何よりも先に知りたかった、

 [どうやったら英語が話せるようになるのか] ということについては、
 学校でも、プライベートレッスンでも、その解答は得られませんでした。


 結局、その解答が得られないから、
 あまり勉強に、身がはいらない状態のまま、

  [それを教えてくれる人を探さなきゃ] と、安易に考えるばかりでした。


 
 この状態が、どのくらい続いたかというと、
 なんと約一年くらいの間、ずっと続いていくことに ............


 

 そんなこんなで、旅を続け、
 一年もボケっとしていたアホな私に、ある転機が訪れました。



 それは、ある日、突然、

 このままじゃ、恥ずかしくて日本に帰れないという、


  ==>>>>>>>>『  強烈な危機感におそわれた 』のです。




  ほんとに突然、危機感におそわれたのですが、

 なんで、恥ずかしいと思ったかは、海外に行く前に、友達に、
 『五ヶ国語くらい覚えて帰ってくるよ』と言っていたからだと思います。




 この瞬間を境に、

 =>>> [ 誰かに教えてもらうという考えは、全てゴミ箱に捨てました ]




 [どうすれば、英語が話せるようになるのか] という解答は、
 わからないままだけど、しょうがないと割り切ることにしたのです。

 
 
 [誰かに教えてもらうという考えを捨てたとき] 


 そのとき初めて、

  私は『 自分自身で勉強をする状態を獲得した 』のです。


 このことが、『 劇的に 』私の行動を変えていきます。



  ~~~~*~~~~*~~~~*~~~~*~~~~*~~~~



  本当に、

 誰かに教えてもらうという考えを捨てたら、
 勉強への取り組み方が、劇的に変わっていきました。


 誰にも頼れないわけですから、
 自分で考えて、勉強するしかありません。


 結局、何をどう勉強すればいいのかは、わからないままなので、
 まず、できることから、手当たり次第に始めました。


 最初に、思い浮かんだのは、[ 単語の暗記 ] 。
 これ以外に、思い浮かばなかったというのが正直な感想です。



 日本から持ってきていた、単語の本を使って、

  ひたすら単語を暗記、暗記、暗記、暗記・・・・・・・・。



 ほんとに、ひたすらやりました。
 

 寝る時間、トイレ、シャワー、ご飯以外の時間、
 1日、15時間くらい、4日間、ぶっ続けでやりました。


 なんで、4日だったのかは、想いだせません。
 単純に暇だったのが、その4日だったのかもしれません。




 好きな作家が [ 手と脳による記憶中枢はつながっている ]
 というようなことを言っていたので、


 ひたすら、書いて覚えて、本を見ずに覚えているかを、
 繰りかえすという作業を、4日間延々続けてやりました。


  こんなに集中して勉強したのは、後にも先にもこの時だけです。




 それから、日本から持ってきていた、CDつきの教材を使って、
 ひたすらリスニング、リスニング、リスニング・・・・・・・・。


 英語のCNNのニュースを見ながら、リスニング・・・・・・・。
 

  あまりにも理解できないので、大抵、舟を漕いでいた気がします。
 特に、ニュースは、最初の段階では、ハードルが高かったと思います。



 会話をする時間が欲しいので、ビザのために通っていた学校で、
 仲良くなった教師に頼んで、プライベートレッスンを週に二回。


 ここからは、思考錯誤の連続です。
 いいと思ったことを実践しては、やめての繰り返し。


 何を、どうすれば、
 英語が話せるようになるのかわからないので、しょうがありません。


 こういったことを、一年くらい続けてやりました。


 そうしたら、
 気がつくと、意外と英語が話せるようになっていたのです。

 
 もちろん細かな分岐点は、何度かありましたが、
 私が、英語を話せるようになった流れは、簡単にこんな感じです。





 こんな自分の過去を書いたのは、
 こうしたほうがいいと思っているからではありません。


 [ 自分で英語に向き合ってから ] が、
 本当のスタートだということを、知ってほしかったからです。



  もし [誰かに英語を教えてもらえばいいや] と考えている人は、
 そういった考えは、全部捨ててしまいましょう。

 
 そう考えていることが、あなたの勉強への足かせとなっています。
 

 その足かせを取り除くことが、飛躍への第一歩になるはずです。



 # ### ##########  ############



 自分で勉強することに向き合ってから、何が変わったかというと、
 もちろん、意識が変化して、集中して勉強するようになったことです。



 集中して勉強するようになると、あることに気がつきました。



 それは、実戦練習以外の部分は、

  =>>> [ 全部、自分ひとりでできる ] ということです。



  周りに、英語を使える環境がなくても、
 創意工夫をすることで、補っていけるということです。


 私は、長い間、周りに英語が使える環境がないと、
 英語は話せるようにならないだろうと思っていました。


 でも、私が、

 実際に英語を話せるようになった国は『 スペイン語圏 』です。


 もちろん、英語を話す機会をつくり、実践したのは事実です。
  

 ただ、それは毎日のことではありません。
 むしろ、英語を使わない日のほうが、ずっと多かったです。


 友達との、日常会話は、基本的にスペイン語なわけですし。


 でも、そういった英語を使わない日に、思考錯誤しながら
 英語の勉強をしたことが、英会話上達に繋がったと思っています。



  ~~~~*~~~~*~~~~*~~~~*~~~~*~~~~



  それでは、

 どうやって、自分ひとりで勉強したのかを考慮して、
 今なら、どうやって勉強していくのかを考えてみたいと思います。



 まず、

 [ストックのインプット] をひたすらやる。


 これが、すべてのスタートです。


 土台がないということは、話すための武器がないということです。


 私は、単語の暗記から始めましたが、効率を考えて、
 定型文を中心に暗記をし、その過程で単語を一緒に覚えていきましょう。


  ほんとに、このストックがないと、何にも始まりません。
 この土台がない状態で、実戦練習しても効果は薄いと考えましょう。



 何度も言いますが、英語において『 基本文は絶対的なルール 』です。



 [基本文:主語 動詞 動詞に関連 + 接着剤 説明(文)]



  なので、

  基本文を使い、あてはめるというイメージを持ちながら、
 定型文、動詞、接着剤を中心に、どんどん覚えていきます。


 もちろん、

  使用頻度の高いもの、日常会話で使うものを優先していきます。


 ストックを増やせば増やすだけ、
 話すための武器がどんどん増えていくことになります。



 それと平行して、

 最初に想い浮かんだ日本語に、固執しないクセをつけることで、
 日本語の英語への変換速度を上げていきます。

  1, 意味の近い、違う日本語に変えてみる
   2, 否定文で表現してみる
  3, 表現方法自体を変えてみることで、変換速度を上げていきます。


 このように、日本語を頭の中で変換していけると、文を作る応用力が
 上がっていき、少しづつ相手の会話への対応速度が上がっていきます。


 この二つの勉強、

  1, 集中してストックを増やす
   2, 英語への変換速度を上げる ことが [最初のステップ] となります。



 この土台を作っていくときに、
 『 英語の基本文にあてはめる 』ということを、必ず意識してください。


 英語の基本文を使って覚えることで、
 英語の文の構成の仕方を、徹底的に脳に叩き込んでいきます。
 

  ここまでが、

 自分の英語の基盤を作るための、[ ファーストステップ ] です。



 # ### ##########  ############

 

 このインプットをするときに、私はひとつ工夫をしていました。


 それは、

   =>>>>『 なるべく狭く覚えていく 』ということです。



 どういうことかというと、

 [覚える範囲を自分で限定して覚えていく] ということです。



 A = これ、 あれ、それ
 A = これ、(あれ、それ)  => 最初は「これ」だけを覚える


  Aという単語に「これ」以外に「あれ、それ」という意味が
 あっても、最初は『 これ 』だけで覚えていくということです。


 「A=これ」という簡単な形で覚えることで、
 脳に [簡単な形での意識付け] をしていくということです。


 (あれ、それ) の意味が「これ」に近い場合のみ、
 インプットするのは難しくないので、セットで覚えておきます。


 このように、使用頻度が低いと思われる使い方を、
 最初のうちは、基本的に除外して覚えていくことで、

 脳から記憶を、引き出しやすい状態にしておくということです。


  インプットしていないものは、アウトプットできないが、
 インプットしすぎると、アウトプットしづらいということです。



 # ### ##########  ############



 次に、

 実戦練習までの間に、覚えたものを強化する工夫をします。


 どうやってかというと、

 [日常生活の中に、英語で文を考える時間を組み込んでいきます] 


   =>>> それも『 日常、行っていること 』を英語に変換していきます。


 どういうことかというと、

 日常あまり脳を使わずに作業を行っている時間帯に、
 日常に関することを、頭の中で英語の文にしてみるのです。


 私は、時間があったので、泊っていた宿でそれを行いましたが、 
 ほとんどの人は、仕事をしていると思われるので、

 仕事で手の空いた時間帯や、移動中などを有効利用しましょう。
 


 例 [ 朝、寝坊して急いで電車に飛び乗った ]
     [ 気がついたら、携帯を家に忘れてきた ]
     [ 朝からホントにブルーになった       ]


 これが、今日の朝の出来事だとすると、
 こういった日本語を、移動中などに英語にしてみるのです。


 言い方は、決して一つではありません。
 色々な言い方で、それらの日本語を英語で表現できます。


 一つの言い方にこだわらず、
 色々な言い方、表現方法を探してみてください。


 そうしていくことで、自分の英語の表現の幅を広げていけます。


 表現できない場合は、辞書等で調べます。
 すぐにできないなら、家に帰ってからでもいいと思います。


 これは、単純な作業ですが、日常使っている表現を英語にし、
 自分で様々な表現を考えていくので、とても効果があります。


  日常、使っている日本語を、英語にする力がつけば、
 日本語から、[英語への変換はとてもスムーズになっていき] 

 色々な言い方を探していくことで [文を作る応用力もつきます] 


  このように、

 日常の中で使っている日本語と、英語をリンクさせることで、
 脳から英語を引き出す力(アウトプット力)を向上させていきます。
 


 ここまでやるのをひとつの区切りと考え、
 それから、実戦練習を行うのを一つの流れと考えましょう。


 
 実戦練習をすることは、絶対に必要かと言われれば、
 
  =>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 『 絶対に必要です 』



 実戦練習をおこなうことで、
 
 あいまいな記憶は、確かなものへと強化され、
 確かなものは、確固たるものへと変貌を遂げていきます。


 [こう使えばいいのか?] と考えていたものを、
 [こう使えばいいんだと] と明確にしていってくれます。


 土台を作り、実戦を経験することで、
 覚えた英語と、実際の英語がリンクしていくのです。


 その積み重ねが、あなたのアウトプットの基盤になっていきます。
 

 それぐらい、実戦練習には『 大きな意義がある 』ということです。


 なので、土台ができてきたという実感があれば、
 一か月に一回は、プライベートレッスンを行う時間を作りましょう。

 
 
 ******************************



 誰かに教えてもらうという考えを捨てたことは、

 私にとって、極めて重要なターニングポイントだった気がします。


 そういう考え方を捨てたからこそ、
 自分で勉強し、工夫し、英語が話せるようになったわけです。



 重要なのは、

 [自分で本気になって勉強するのかどうか] ということだと思います。



 このマガジンも、本に書いてあることも、
 学校で習うことも、プライベートのレッスンも、

 全て、あなたが英語を話すための [補助でしかありません]。



 私が、本気で英語に向き合えたように、
 みなさんも、本気で英語に向き合えるはずです。


  このメルマガが、

 本気で英語に向き合った人たちの、
 英会話上達の後押しや、小さな手助けができればと思っています。




  *   *   *   *   *   *   *   *



 [最後に]

 知り合い、友達が英語を無料で教えてくれるといったとしても、
 それと、プライベートレッスンは別物と考えるようにしましょう。

 なぜかというと、

 無料のそういった機会では、
 相手も、自分も [ 効果的な集中力を発揮できないから ] です。


 無料で得られる機会は、それなりのものでしかありません。
 そこに、[ 本気さ ] はほとんど含まれていないと考えましょう。


 重要なのは、お金を払ってるのだから、
 本気にならざるをえない状況を、自らに課すということです。


  そうすれば、おのずと、プライベートレッスンの日までに、
 [何を覚え、その日に何を使ってみるか] などが見えてくるはずです。


 
  ローマは、一日にしてならず!! です。



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   まとめ:誰かに教えてもらうという考えを捨ててからがスタート。

      実戦練習以外のことは、全部、自分一人でできる。

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  >>> 次回は、


   「 リスニングの壁!! 聞き取れないのは、なぜだ?? 」です。



       お楽しみに!!     



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   解除は、下記よりお願いします。    

    http://www.mag2.com/m/0000158847.html  

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