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2005/12/26

シングルマザー通信 6号

★シングルマザー通信 6号 
NPO法人しんぐるまざあずふぉーらむ発行
2005年 12月 26日

NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむです。
暮れもおしつまってきました。
シングルマザー通信は5号で今年は終わりとしていたのですが 
クリスマスにとんでもないプレゼントを厚生労働大臣から
頂いたので急遽 みなさんにお知らせしたくて発行しています。

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「首相官邸」HPに「○14回社会保障の在り方に関する懇談会議事要旨が
 掲載されています。
  ○ 平成17年12月7日(水) 17:18〜18:15
http://www.kantei.go.jp/ 

その中での厚生労働大臣の発言
(厚生労働大臣) ……
    それから、児童扶養手当については、やはり母子の就業支援が基本であ
  るので、県、市と協力し合いながら、例えば5年たっても仕事をする意思が
  ない場合は既に法律で平成20年度からは給付を半額まで下げられることも決
  まっている。そういった意味では、アメとムチがセットされた中での児童扶
  養手当をできるだけ地方と協力し合いながらやってまいりたいという整理で
  ある。」(以上引用)
 ===================

 社会保障・福祉を担う厚生労働大臣が、
 母子家庭を蔑んだ発言をすることに怒りを感じております。
 私たち NPO法人では以下のような抗議文を送ります。
 個人でも送れますので首相官邸のご意見メールや 
 厚生労働省にメールを送りましょう。
 

 ■首相官邸ご意見メール
 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

 ■厚生労働省への意見
 http://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
(厚生労働省のところにチェックして送る)

 転送歓迎です。


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内閣総理大臣 小泉純一郎 様
厚生労働大臣 川崎 二郎 様

厚生労働大臣は母子家庭を人間扱いしない「児童扶養手当はアメ」発言を謝罪して撤回してください

私たちはひとり親家庭に育つ子どもたちの育ちに関心をもつさまざまな団体・個人です。

2005年12月7日の「第14回社会保障の在り方に関する懇談会」で
川崎二郎厚生労働大臣が児童扶養手当と就業支援について
「アメとムチがセットされた中での児童扶養手当をできるだけ地方と協力し合いながら
やってまいりたい」と発言されていることを知りました。

母子家庭の母親を人間とも思わないこの発言に驚くと同時に憤りを感じています。
子どもを育てるために必死に働いている母子家庭の母親と子どもへの児童扶養手当がアメなのでしょうか。

暮らしを自ら支えるためにいっしょうけんめい働くことが「ムチ」なのでしょうか。

本来人間は自分で仕事をして自分の暮らしを支えて行きたいのは当たり前のことです。
しかし、今の状況では女性の賃金は低すぎて、子どもと暮らすには不十分なのです。
だから手当を受給し、なんとか暮らしを支えているのが、母子家庭の現状です。
その実情をまったく理解していない発言です。

先進国の中でも日本の母子世帯の母親の就労率は一番高く、85%(平成15年全国母子世帯等調査)です。
日本の母子世帯の母親は怠けているから低収入なのではなく、働いても収入が低いのです。

今回、児童扶養手当の国庫負担率が4分の3から3分の1に削減されました。
急に3分の1になったのは、声を上げる余裕のない母子世帯だから、
異論が出ないから削減してもよいという論理が働いのではないでしょうか。
地方の財政状況から、今後、児童扶養手当の運用が厳しくなり、手当受給者の
縮減が起こるのはないかと危惧しています。
そうなれば、受給者の窓口への不信感が高まります。

母子家庭の子どものための児童扶養手当は「アメ」ではないはずです。
ひとり親に育つ子どもの育ちを支える大切な社会保障、手当です。
03年から始まった就労支援は2年経っても、利用者も少なく、効果を挙げているとは言い難いのです。

毎日ひとり親家庭の親は仕事をしてから、くたくたになって家に帰り着き、
家事・育児で疲労困憊する日々を過ごしています。
その仕事もやっと就職できた仕事で、待遇はよくはありません。
最近は正社員が減りパートや派遣です。
しかしこれ以上収入を上げようと思っても、資格を取るためのお金も、時間も捻出することは困難です。
また、残業に追われる仕事につけば子どもとの時間がなくなってしまうのです。
子どもへの犯罪も増える中、見守る必要がありますし、何か起これば責められるのは母親です。

そんな中で、月々の児童扶養手当約4万円(子ども一人、全額支給)があるので、
就労収入と合わせてやっと家賃(都会では、8、9万円もざらです)や食費を払える状況で、
ほんとうになくてはならないありがたい手当です。
養育費も継続してもらっている人はわずか17.7%です。

しかし、母子寡婦福祉法改正により平成20年度から、
児童扶養手当は5年間受給すると、額が半分まで削減するとなっており、
母子家庭の母は不安を募らせています。
子どもたちは中学高校で教育費が多額にかかりますが、親の収入は上がりません。

政府は少子化対策と言いながらひとり親家庭の子どもには無関心です。
それどころか、厚生労働大臣の今回の発言で母子家庭の母を人間以下、
奴隷のように思っているのだということが明らかになりました。
弱い者の立場を分かり、支えていく立場の厚生労働大臣のはずです。
「児童扶養手当はアメ、就労支援はムチ」というご発言を撤回謝罪してください。

NPO法人しんぐるまざあずふぉーらむ

    2005年 12月 26日

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 TEL/FAX 03-5995-3711
 事務所開設日 毎週月曜日 午後6.30〜8.30まで
(電話相談は 8.00までの受付になります)

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