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2008/01/07

マトリックス通信 Vol.138 【貸借対照表・自己資本の正体】

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 【貸借対照表・自己資本の正体】
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 ■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
 ■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
 ■■   Vol.138 2008/01/07
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▼この先どうする?

 分析値や指標だけで会計を考える時代は終わりました。
 この先の経営を分かり易くするためには
 会計に対する「考え方」がとても重要になります。

▼マトリックス通信は…

 経営者の方たちにとって必要なのは「明日からの会計」です。
 戦略MQ会計、ダイレクトコスティング、マトリックス会計など、
 この先儲けるためには欠かせない情報をお届けします。
 経理担当者の方へもぜひオススメです。(^^) 


 ※※ 謹賀新年 ※※
 マトリックス通信を今年もよろしくお願いいたします。
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【 貸借対照表B/S 】
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■AさんとBさんがいます。

 Aさんは現金預金500万円、土地建物1500万円、
 合計2000万円の財産があります。

 Bさんは現金預金800万円、土地建物3000万円の
 合計3800万円の財産があります。

 果たして、AさんとBさんではどちらがお金持ちでしょうか?


■B/Sの説明に使われるたとえ話です。

 AさんとBさんの財産を比べた場合、
 Bさんの方が財産が多いため、
 見かけ上はBさんのほうが資産家です。

 会社の建物が立派だと

   ☆ほう、この会社は儲かってそうですね!

 というのと同じです。


■ではそれぞれの財産(資産)の内訳を見てみましょう。

 Aさんには400万円、
 Bさんには3000万円のローン(借入金)がありました。

 この場合、各自それぞれの正味財産(資産)は

   ☆Aさんの場合1200万円(全財産2000万円−借入金400万円)、
   ☆Bさんの場合800万円(全財産3800万円−借入金3000万円)、

 となり、

 これが企業でいうところの自己資本(純資産)になります。

 そして全財産(総資本)に占める自己資本の割合を
 自己資本比率といいます。


【 ワン・イヤー・ルールと流動性配列 】
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■1年以内に現金預金で回収できるかを基準として、
 B/Sの資産と負債をそれぞれ2つに分けます。

 流動資産とは1年以内に現金になる資産です。
 固定資産とは1年たっても現金にならない資産のことをいいます。

 同様に1年以内に現金で支払わなければならない負債を流動負債、
 それ以外を固定負債といいます。 


■決算書に表示される勘定科目の順番には規則があります。

 流動資産は、
 現金預金、受取手形、売掛金、、、

 流動負債では、
 支払手形、買掛金、短期借入金、、、

 資産は現金になる順番、
 負債は現金で支払う順番です。 


【 資本(自己資本) 】
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■資本金とこれまで企業が儲けた利益を合計したものです。

 赤字企業では、累積赤字が資本金を上回った状態を
 債務超過または自己資本割れといい、
 危険な状態であることを表します。

 自己資本を増やすには、
 増資をするか利益を出すしか方法がありません。


■と、ここまでは 
 決算書の解説本にも載っています。

 実は、B/Sの本質は
 もっと別のところにあるのです。


【 自己資本(純資産)の正体 】
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■今は法律が変わって、
 自己資本のことを「純資産」というそうですが、

 では自己資本とはいったい何でしょうか?

   ・資本金
   ・資本準備金
   ・利益準備金
   ・別途積立金
   ・繰越利益剰余金

 自己資本は利益と一緒で目に見えません。

 B/Sの「純資産の部」の合計金額は
 資産合計から負債合計を差し引いた「差額」です。


■中小企業経営者と税理士の会話

 (税理士)当期は売上も順調に伸びて利益も出たようですね。

 (経営者)おかげさまで資金繰りも心配ないようです。
      ところで先生、
      決算書には「別途積立金5千万円」って載ってますが
      いくら探しても金庫にはそんな積立金の証書はありません。
      どこの銀行の積金なんでしょうかねえ。

 (税理士)・・・
      困りましたなぁ。
      これは預金じゃぁないんですよ。


■笑い話ではありません。
 実は私も以前に何度かこの質問を受けた経験があります。

 B/Sの「純資産」に載っている金額は
 利益と一緒ですべて「差額」です。

 つまり「実態がない!」のです。


【 絶対額と評価額 】
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■中小企業の経営者の方たちが
 ご自身の企業のB/Sを見る上で、
 注意しなければならない点があります。

 B/Sの左側には項目と金額がたくさん並んでいますが、
 これらは「絶対額と評価額」に分類することができます。

 「絶対額」とは「現金そのもの」あるいは
 いずれ「現金になるもの」です。

 たとえば、

   ・現金、預金
   ・受取手形
   ・売掛金
   ・未収入金
   ・貸付金など


■しかし「評価額」は問題です。

 具体的には

   ・建物、構築物、機械装置などの固定資産
   ・前払費用や繰延資産、繰延税金資産

 そして、、、棚卸資産、、、

 製造業や建設業におけるB/Sは
 もちろんFC(全部原価)で作成されたものです。

 期末に決算で計上する製品や仕掛品は
 期中に掛かった期間費用(労務費+製造経費)を減額し、

 B/Sの棚卸資産として翌期以降に繰り延べられた
 価値のない「評価額」に過ぎません。


■では、負債に関してはどうでしょうか?
 負債の部に表示された金額はほとんどが「絶対額」です。

 当然ですよね。借りたものや支払わなければならない金額は
 お金そのものですから、、、

 自己資本とは「差額」です。
 B/Sの資産合計から負債合計を差し引いたものが
 純資産です。

 期末の製品や仕掛品(仕掛工事)が多ければ多いほど
 B/Sの左側の資産合計が増加してしまいます。
 しかし負債合計は変わりません。
 
 「純資産」とは絶対額と評価額が混在した資産の合計金額から
 ほぼ絶対額の「負債」を差し引いた「差額」です。

 資産の増加分はそのまま自己資本の増加となるので
 自己資本(純資産)も膨れ上がってしまうのです。


■この先の資金繰りを考える場合は
 「絶対額」のみで考えなければなりません。

 製品や仕掛品などを含めた流動比率などで、
 資金繰りの良し悪しを判定してはいけませんよ。(^^;)

 自己資本比率も重要ですが、
 まさにDC(直接原価)がいかにこの先の経営にとって重要であるかを
 認識する必要があるのですね。


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 【マトリックス通信】次回発行のおしらせ
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●次回は、

 あのソフトバンクの孫さんが
 日次決算とともに重要視しているのが「FM比率」。

 もちろん経営者の方々にとっても
 この先の経営考えていく上で「エフエム比率」は重要ですよ。

 1月15日(火)の発信予定。お楽しみに!(^^)


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  日光MGのご案内 
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●今回で7年目を迎える日光MGのご案内です。

  冷たく静かに美しい年明けの日光で、
 気持ちの良いMGをしてみませんか?

  新宿から直行の特急もできました。
 どうぞみなさまお誘い合わせの上、お出かけください。

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【開催日時】
  2008年1月16日(水)・17日(木)
  1日目 朝9:30受付 10:00開始
  2日目 朝9:00開始 17:30終了

【会 場】
  日光東照宮・晃陽苑
  http://www.toshogu-koyoen.com/

  〒321-1464 日光市瀬尾1640-14 TEL.0288-53-1150
  (※送迎については上澤卓哉・りえまでご相談ください。)

【交 通】
  東武日光線:浅草 ⇒ 下今市    (101分 2,620円)
  JR   :新宿 ⇒ 下今市    (102分 3,820円)
  JR   :上野 ⇒ 宇都宮 ⇒ 今市(110分 5,430円)

  東北道・宇都宮インター ⇒ 日光宇都宮道路・今市インター

【講 師】
  (株)西研究所・所長 西順一郎先生 西佳恵先生

【参加費】
  40,000円 (宿泊費・交流会費込み)
  1/15(火)の前泊は、交流会費込み8,500円で申し受けます。

【振込先】
  栃木銀行今市市店(店番号015) 普通預金 7801121
  日光MG代表上澤卓哉(ニツコウエムジーダイヒヨウウワサワタクヤ)
 
【持ち物】
  電卓(大きめのもの)またはポケコン
  シャ―プペンシル(ボ―ルペンはダメ)
  消しゴム・30cmの定規(あれば便利)
  楽な服装で、お越しください。

【お問合せ・お申込み】
  上澤卓哉 takuya@tamarizuke.co.jp
  上澤りえ xle04535@nifty.com

  〒321-1261 日光市今市487 上澤梅太郎商店
  TEL.0288-21-0002 FAX.0288-22-0002


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  アルス 戦略MGジュニアコース 公開セミナーのご案内
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■大阪 堺でのMGです。
 2007年5月には私も参加しました。

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【開催日時】
  2008年01月19(土)・20日(日)
  1日目 朝9:30受付 10:00開始
  2日目 朝9:30開始 17:00終了

【会  場】
  〒599-8267 大阪府堺市中区八田寺町476-3
  アルスコーポレーション 4F 多目的ホール

【講  師】
  (株)西研究所・所長  西順一郎氏

【受講料】
  初めて参加の方 35,000円(税込)
  2回目以降の方 30,000円(税込)
 
  ※教材、食事を含みます。

【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
  アルスコーポレーション:木谷 
  TEL.072-260-2141(直通)  


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  衝撃的! な生産革命をもたらす
  『ザ・ゴール』セミナーを 仙台で開催
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●倒産寸前の企業が、数ヶ月で利益は倍に、在庫は半減、
 リードタイムの短縮で驚異的な復活を遂げた、
 あの「ザ・ゴール」のTOC理論を、 
 たった2日で楽しくゲーム感覚で身体に刻み込むセミナーです。

●TOCセミナーはいつも好評のため
 すぐ満席になってしまいます。

 交通費を払ってでもお得です。
 ご希望の方は今すぐお申し込みください。(^^)

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【開催日時】
  2008年01月26(土)・27日(日)
  1日目 10:00開始 
  2日目 17:00終了

【会  場】
  宮城県青年会館 エスポールみやぎ
  〒983-0836 仙台市宮城野区幸町4-5-1
  TEL:022-293-4631

【講  師】
  株式会社ソフトパワー研究所
  所長 清水信博氏

【受講料】
  20,000円(税込)※教材、昼食を含みます。

【持ち物】
  電卓(大きめのもの)
  鉛筆またはシャ―プペンシル(ボ―ルペンはダメ)
  消しゴム
  楽な服装で、お越しください。

【その他】
  宿泊は別途 4,620円(1泊朝食付き税込み)です。
  
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
  仙台MGクラブ 似内美和子(にたないみわこ)
  TEL.070-5476-5867  
  MAIL vza00727@nifty.com


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 秋田 戦略MG ジュニアコ―スのご案内です。
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【開催日時】
  2008年2月9日(土)・10日(日)
  1日目 朝9:30受付 10:00開始
  2日目 朝9:30開始 17:30終了 

【会  場】
  秋田県青少年交流センター(ユースパル)

【講  師】
  (株)西研究所・所長  西順一郎先生

【持ち物】
  電卓(大きめのもの)
  シャ―プペンシル(ボ―ルペンはダメ)
  消しゴム・30cmの定規(あれば便利)
  楽な服装で、お越しください。

【受講料】35,000円


【お問合せ・お申込み】
  東海林 一義(しょうじ かずよし)kaz-s@budogu.jp

  〒012-0015 秋田県湯沢市倉内字才神41-9
  たのもうや@武道具店 http://www.budogu.jp

  TEL.0183-72-1304 FAX.0183-72-6483


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 【第1回】古河 戦略MGジュニアコ―スのご案内です。
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●東北本線の一部が 
 茨城県を通るのを知っていました?

 そして東北本線の中で茨城県唯一の駅が
 古河(こが)駅です。

 その古河市で
 記念すべき第1回の古河MGが開催されます。

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【開催日時】
  2008年3月1日(土)・2日(日)
  1日目 朝9:30受付 10:00開始
  2日目 朝9:30開始 17:30終了 

【会  場】
  ネープルパーク研修センター「平成館」
  〒306-0221 茨城県古河市駒羽根620 Tel:0280-92-9111

【講  師】
  (株)西研究所・所長 西順一郎先生 西佳恵先生

【持ち物】
  電卓(大きめのもの)
  シャ―プペンシル(ボ―ルペンはダメ)
  消しゴム・30cmの定規(あれば便利)
  楽な服装で、お越しください。

【受講料】西研MG始めての方は 35,000円
     2回目以降の方は 30,000円

     宿泊費・交流会費は別途 5,000円です。

【お問合せ・お申込み】
  古河MG研究会
  代表 鈴木 健司(すずき けんじ)k-suzuki@asahi-wood.com

  〒306-0222 茨城県古河市釈迦1286
  携帯 090-3043-0765


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■MGは東京では毎月、各地で定期的に開催されています。
 
 全国各地のこれからのMGの日程はこちらからどうぞ。
 ⇒ http://www.nishiken.jp/
 
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※【 マトリックス通信 】バックナンバーのご案内
http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber2.php

▼ご意見、ご感想をドシドシお寄せください。次回もお楽しみに。 

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【発行元】株式会社アイティーエス http://www.its-mx.co.jp/
【発行責任者】宇野 寛  uno@its-mx.co.jp
【メルマガ登録・解除は】 http://www.its-mx.co.jp/magazine/melmaga.php
【ご意見・ご感想・ご質問は】uno@its-mx.co.jp
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 ※知人・友人への転送、社内での回覧はご自由にどうぞ。その際は全文を
 改変せずにご利用ください。

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