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映画フィルムを映像文化財として考える「映画保存協会」のメールマガジンです。当会の活動や催し情報などについてお伝えしていきます。映画は時代を映す貴重な文化財!観る/作る以外の映画の楽しみ方にご興味がある方はぜひ!

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2009/11/30

映画保存協会メールマガジン『メルマガFPS』 Vol.53

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│映│画│保│存│協│会│Film Preservation Society (FPS)│
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映画保存協会メールマガジン『メルマガFPS』 Vol.53
                         (2009.11.30)   
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□■─────────────【I N D E X】───────────■□

§1.【レポート】 第28回ポルデノーネ無声映画祭(2009)報告(後編)
          ポルデノーネ、復元された映画たち

§2.【レポート】 ベルリン映画めぐり(前編)「天使の足跡を追って」
          
§3.【ショートショート書評】 第17回 『シネマで旅する世界の街』
   
§4.FPSからのお知らせ

§5.編集後記

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§1.【レポート】 第28回ポルデノーネ無声映画祭(2009)報告(後編)
          ポルデノーネ、復元された映画たち
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(前号から続く)

 初日の夜、第28回ポルデノーネ無声映画祭は華々しいオーケストラによ
るエリッヒ・フォン・シュトロハイムの『メリー・ウィドー』で幕を開けま
した。映画祭バックや町中に貼られた今年のポスターも主演のメイ・マレイ
一色。特に町のブティックなどでポスターが映えていました。

 昨年で最後の作品を上映して完結したグリフィス・プロジェクトに代わり、
今年からは新たにマスターピースを見直す試みでもあるキャノン・プロジェ
クトが始まりました。『メリー・ウィドー』をはじめ、アベル・ガンスの
『J’ accuse』、セシル・B・デミルの『十戒』など、豪華な作品が目白押
しでした。
個人的に印象に残ったのは『GUNNAR HEDES SAGA(The Judgement)』という1
923年のスウェーデンの映画です。
雪山で撮られた大鹿の群れに襲われるシーンは、北欧の厳しく美しい大自然
の空気がそのまま伝わってくるようで感動しました。
アベル・ガンスの『J’accuse』の復元プロセスはコレギウムでも紹介されま
した。こちらも染調色の映画で、アムステルダム映画博物館がパリのロブス
ターフィルムズと2年をかけてデジタル復元をしたそうです。
 デジタル復元の作業をインドに下請けに出して作ったという話を聞き、こ
れからデジタル復元が増えていく中で、デジタル復元の時間とコストの問題、
また、今後こうした作業をどう指導し、連携して行くのかという問題も垣間
見た気がしました。映画はとても素晴らしく、3時間半という長さをまった
く感じませんでした。

 映画祭のプログラムと連動したコレギウムも、無声映画や映画保存を学ぶ
者たちにとっては貴重な講義です。
 中でもオランダの現像所であるハーゲフィルムのサイレント時代のカラー
(染色・調色・ステンシル)の復元についての講義は興味深い内容でした。
ヨーロッパではこれらのサイレントのカラー作品の復元は、デスメット方式
(色のついた原版からカラーフィルムのプリントを作る、カラー調整時に色
を再現する)かデジタル復元が主流ですが、当時に近い方法で、実際にフィ
ルムを染料で染める、薬品で銀を調色するという方法も研究されています。
 講義の中では白黒の黒(銀)の部分を青の調色、白(ゼラチン)の部分を
ピンク色の染色で表現したシーンをテストピースとして、コダックと富士フ
イルムそれぞれの白黒フィルムを実際に染調色したプリント、デスメット方
式で色の再現をしたカラーフィルムのプリント、デジタルで色の再現をした
カラーフィルムのプリントの4本の比較が試みられました。
 実際に映写してみると全く違うくらい違うものであることに驚きました。
実際に染調色した白黒プリントのコダックと富士は大きな違いはないものの、
コダックのほうがピンクの染色部分が明るく、富士の方は青の調色部分がよ
り青いと感じました。
 デスメット方式で作ったプリントは、調色の青の部分はほとんど黒に近く、
全体的に画面が暗い印象でした。デジタルでの色の復元は色が鮮やかでどぎ
つく、同じシーンとは思えませんでした。デスメット方式と染色の違いは特
性曲線のカーブで説明されました。染色ではデスメットに比べて色の違いだ
けでコントラストに影響がないため、細部まで表現できるのだそうです。
実際のテストのシーンは空に雲が映っていましたが、デスメット方式では雲
がほとんど認識できなくなっていました。
 元々の染色されていた色は、パーフォレーションの間に残った色なども参
考にしますが、X線をつかって化学物質を分析し、そこから色を特定するこ
ともしているそうです。誰の目にも実際に染調色したものがいいと思わせる
発表でしたが、乾燥方法は模索中でまだ実際に長尺の映画に使える段階では
なく、しばらくはデスメット方式が主流ということでした。
 今夏IMAGICAウェストさんでの復元ワークショップの染色体験に感
動したばかりで、実際に様々な方法を比較してフィルムで見ることができた
ことは大きな収穫でした。

 それだけ人を惹きつけるサイレント時代のカラー映画の魅力をたっぷり味
わえるのも、ポルデノーネ無声映画祭です。毎年恒例のL.ジェフリー・セ
ルズニック映画保存学校の卒業生がハーゲフィルムと共同で復元する作品は、
今年は二色法のコダクロームのテストフィルムの復元でした。今年のポルデ
ノーネの顔でもあったメイ・マレイがカラーで登場するとあまりの美しさに
会場内でため息が聞こえます。
 女優たちの透き通るような白い肌は、赤と青の二色で表現されているとは
思えないほど繊細で美しく、まるでそこに生きているみたいでした。
([TWO-COLOR KODACHROME TEST SHOTS NO. III] (Eastman Kodak Company, 
US 1922))

 今年の他の大きな特集は、コナン・ドイル生誕150周年のためかシャー
ロック・ホームズ特集、フランスのアルバトロス(パリ在住のロシア人の製
作集団)特集、ユーゴスラヴィアの映画、カール・ドライヤー、ボリス・バ
ルネットなど、日本でお馴染みの監督のサイレント映画などもありました。
前号でお伝えした柳下美恵さんのレポートにもあったように、映画につく伴
奏も楽しみのひとつです。基本となるピアノ伴奏に加えて、夜のメインイベ
ントでは様々なタイプのバンドや歌手などが音楽をつけます。
 毎年恒例で地元の子供たちの楽団が音楽をつける日は、その家族で一段と
混みますが、おもちゃ箱をひっくりかえしたような演奏はチャップリンやキ
ートンの喜劇によく合っていて楽しいひと時でした。
 一部デジベータでの上映もあったことは少し残念ですが、プログラムの充
実はさすが、朝の9時から真夜中まで一週間、同じ映画はありません。
 平和で異常な熱狂に包まれて、夢のような一週間はあっという間に過ぎて
ゆきました。願わくは、また参加することができますように……。
(郷田真理子)

※2009年のプログラム・カタログは映画保存資料室に所蔵があります。
 http://d.hatena.ne.jp/filmpres/10020008

※プログラム・記事で言及したいくつかの映画解説は以下サイトでも読むこ
とができます。
 ≪第28回ポルデノーネ無声映画祭 公式サイト≫(イタリア語、英語)
 http://www.cinetecadelfriuli.org/gcm/ed_precedenti.html

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§2.【レポート】 ベルリン映画めぐり(前編)「天使の足跡を追って」
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 今年の春ごろだろうか。ある中国映画のDVDを見た。タイトルは『天安
門、恋人たち』(原題は『頤和園』)。
 2006年に上海出身の映画監督、婁燁(ロウ・イエ)によって撮られた
この映画は、カンヌ国際映画祭で上映されたが、天安門事件をテーマに扱っ
たことや性描写の多さから中国では上映禁止となり、監督自身も5年間の映
画製作停止処分(!)を受けた。

 1989年6月。民主化を求める若者らに中国政府は銃を向けた。映画で
は、民主化運動に敗れたヒロインの恋人がベルリンに逃れる。ベルリンとい
えば、天安門事件が起きた5カ月後に東西を分ける壁が崩壊し、ベルリン市
民らは無血で民主と自由の扉を開いた。
 壁崩壊から20年が経ち、ベルリンの町並みもずいぶん変わってきている
という。北京とは対照的な形で歴史を変えたベルリン。いったい、どんな街
なのだろう。私はベルリンへ行くことにした。

 ベルリンと言えばやはり、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』
だろう。壁が崩壊する2年前の1987年に作られたこの映画には、ベルリ
ン各地の景色が多く出てくる。
 
 まず、私は天使が腰掛けるシーンが印象的な「戦勝記念塔」(ジーゲスゾ
イレ)へ向かった。ブランデンブルク門からまっすぐ伸びる6月17日通り
を歩く。通りの両脇はティーアガルテンと呼ばれる森で、さまざまな色の紅
葉が美しい。11月のベルリンは気温が平均5度程度と寒かったが、その冷
え冷えとした空気が『ベルリン・天使の詩』のモノクロ映像に漂う静かな雰
囲気を思い出させた。

 戦勝記念塔は、プロイセン時代にデンマーク戦争での勝利を記念して18
72年に建てられ、1939年、ナチスによって現在の場所に移設された。
 入場料を払い、285段の階段を登る。階段は狭く、登る人と降りる人が
すれ違うのがやっと。壁には世界各国からの観光客が残した落書きだらけだ。
それでも、どうしても行きたかった戦勝記念塔に登れる興奮からあっという
間に登り、すがすがしい気持ちで塔の上からベルリンの街並みを眺めた……。

 と書けばカッコいいのだが、登る途中で階段が網状になった時、私は自分
が極度の高所恐怖症だということを思い出した。足がガクガク震えてくる。
展望台に付くとこれまた狭く(観光用に作られたのではないから仕方ない)、
塔にへばりつくようにして眼下に広がる街並みをカメラにおさめた。

 上を仰ぐと女神ビクトリアがいる。私は彼女のスカートの真下にいるのだ。
天使カシエル(オットー・サンダー)がビクトリアの肩に立っているスチル
写真を思い出す。きっとあれはセットで撮影したのだろう。まさかこんな高
い所で撮影なんて……。
 私はしばらくビクトリアのスカートの下にいたが、風が強くなってきたた
め怖くなり、退散することにした。それでも、女神に会えたうれしさから思
わず入口の冷たい大理石にキスをして彼女と別れた。

 次は、天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)がカシエルと共に訪れるベルリ
ン国立図書館。いろんな天使が図書館で本を読む子供らに優しく寄り添い、
老詩人ホメロスが地球儀をなでるあの図書館だ。

 以前は無料で入れた図書館も、映画を観て訪れる人が増えたせいであろう
か。現在は入場に10ユーロが必要とのこと。しかし、毎週木曜日の午後3
時から無料で館内ツアーがあるという。
 20周年記念式典の準備で賑わうブランデンブルグ門から急いでポツダム
・プラッツ(広場)へ向かう。しかし、図書館の場所がわからない。地図で
はポツダム・プラッツのすぐ近くにあるのだが……焦って周りの人に場所を
聞いても、私のドイツ語ではまったく話にならない。ようやく場所がわかり、
私は猛ダッシュで図書館に向かって走った。これじゃまるでベルリンの街を
走り抜けるローラ(『ラン・ローラ・ラン』)だ……。

 3時を告げる教会の鐘が鳴る。3時10分。息も絶え絶えにツアーの申し
込みを告げると、受付のおばさんは「まだ大丈夫よ。あちらにいる団体に付
いて行きなさい」と指を振りながら笑った。

 映画と同様、現在の図書館も多くの若者が静かに勉強をしていた。天使が
腰かける階段の手すりも変わらない。ベルリンに多いトルコ系の女の子が、
頭に巻いたショールを直しながら本を探している。その隣に優しく微笑む天
使がいるように見える。映画と違うのは多くの若者がノートパソコンのキー
ボードを叩いている点だけ。
 無料ツアーは限定された場所のみの見学となるが、ガイドの方がわかりや
すい英語で説明してくれたおかげで、図書館の様子がとてもよくわかった。

 約1時間の見学を終えた後、Sバーン(近郊電車)に乗ってAnhalter Bah
nhof(アンハルター・バーンホフ)という駅で降りる。
 ここは、映画のロケでベルリンに来ていたピーター・フォーク(『刑事コ
ロンボ』のコロンボです)が「列車が止まる駅ではなく、駅が止まる駅」と
つぶやきながら歩くアンハルター駅の跡地がある。20世紀初頭、アンハル
ター駅はヨーロッパ中から長距離列車が止まり、多くの要人や外国人が利用
するベルリンの代表的な駅だった。戦争で破壊された後もしばらくは利用さ
れていたが、1959年に正面のファザードを残して解体された。

 映画でピーター・フォークがこの駅前を歩いた時、駅の周りには何もなか
ったが、現在はファザードのすぐ後ろにスポーツ施設があり、夕方、ライト
の下でサッカーチームの子供たちが熱心にサッカーを練習していた。
 ファザードは、映画のまま古く、朽ちていた。だが、近くに寄ってよく見
ると大変精巧な、美しいデザインの駅であったことがわかる。今では近代的
なビルが立ち並ぶ通りの一角にある古い駅は、確かにそこだけ時間が止まっ
ていた。

 後日ネットで調べると、ベルリンにはまだ多くのロケ地が残っており、ピ
ーター・フォークが天使に向かって話しかけるインビス(軽食スタンド)や、
天使ダミエルが恋をするマリオンが働いていたサーカスがテントを張った公
園なども残されているという。
 ベルリンの映画博物館のショップには「Berlin Stadt der Engel」という
映画のロケ地を記した地図が売られていた。今回は上記の3カ所しか訪ねる
ことができなかったが、残りは次回のお楽しみにしよう。

 足をガクガクさせながら登った戦勝記念塔、汗だくで駆け込んだ国立図書
館、そして夕暮れの中、オレンジの光にぼんやりと夢のように浮かんだ不思
議な駅舎。私はこの日一日、天使が隣に付いていてくれているような不思議
な気分でベルリンを歩いた。
 ベルリンに天使はいると、私は思う。

 さて、後編はその地図を買ったベルリン映画博物館とポツダム映画博物館
についてレポートする予定。どうぞお楽しみに。(天野園子)

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§3.【ショートショート書評】 第17回 『シネマで旅する世界の街』
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 映画と街は切っても切り離せない関係にある。『ローマの休日』ではオー
ドリー・ヘプバーンがジェラートを食べるスペイン階段、『ラストエンペラ
ー』では清朝最後の皇帝、溥儀が自転車で走り回る広大な紫禁城をどなたで
も思い出すだろう。

 本著はヨーロッパ、北米、アジアの各地域で撮影された映画から、ロケ地
となった街を紹介するガイド本。ガイド本なので写真が多く、パラパラとめ
くるだけでも楽しい。取り上げられる映画も『ノッティングヒルの恋人』の
ロンドンから、『シンドラーのリスト』のワルシャワ、『ガンジー』のデリ
ーまでと幅広い。本著を読んで興味を持ったら映画を観て、その映画からロ
ケ地めぐりをするという旅のプランを頭に思い描くのは楽しい。

 今は飛行機に乗りさえすれば世界のどこにでも旅することができる。だが
映画は発展期において、人々がなかなか行けない土地の様子を紹介するとい
う役割を持っていた。映画を世界で始めて上映したリュミエール兄弟も、カ
メラマンを世界各地に派遣し、映写技術を普及させながら街の様子をフィル
ムに収めさせていた(日本ももちろん撮影されている)。観客は、そうした
見知らぬ、また訪れることもできないであろう遠くの街をスクリーンで観て、
いわば「脳内トラベリング」を楽しんでいたのだ。

 次はどこへ旅をしようかとお悩みの方に、映画も観たくなり、旅にも出掛
けたくなる「一粒で二度おいしい」、また気軽に読める一冊としてお薦め。

 余談だが、飛行機の中で上映される映画のプログラムに、その土地にゆか
りのある作品を1本入れてもいいと思うのは私だけだろうか。
 これから訪ねる街により興味を持つには、映画というのはうってつけの方
法だと思うのだが……どこか実践している航空会社をご存知の方はぜひ教え
てください。(A)

『シネマで旅する世界の街』
文・写真 秋山秀一
単行本: 139ページ 出版社: DAI‐X出版 (2005/09)

※FPS資料室に所蔵はありません。

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§4.FPSからのお知らせ
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□■谷根千アーカイブ ボランティア募集中!□■

1.資料整理のため、ボランティア・スタッフを募集しています。
月に1回(3~4時間程度)の簡単なパソコン入力やファイリングが主なお
仕事です。本好きな方、歓迎いたします。交通費支給(上限500円)。

2.千駄木の古い蔵の再生を長期的にお手伝いいただける個人・団体を募集
しています。DIYが得意な方、歓迎いたします。

お問い合わせ:
メール:info@filmpres.org
電話/FAX:03-3823-7633
※毎週日曜 午前11時~午後5時半まで。それ以外は留守電となりますの
 でご注意ください。

□■2009年度冬期休業のお知らせ□■

【休業期間】
2009年11月23日(月)~2010年1月9日(土)

【営業開始】
2010年1月10日(日) 朝11時より平常通り営業いたします。

※休業期間中のお問い合わせについて

休業期間中も info@filmpres.org 宛のメールは受け付けております。
ただし、年末年始は対応が遅れることも考えられます。何卒ご了承ください。

FPSは、上映スペースとして再生、活用しております千駄木5丁目(東京
都文京区)の大正期の「蔵」2階の改装工事および小型映画部の作業場移転
のため、冬期の臨時休業期間を下記の通りとさせていただきます。
長期にわたりお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださ
いますようお願い申し上げます。

なお、千駄木5丁目の現事務所は、2010年1月より「谷根千工房」と「
映画保存協会」の共有スペースとし、2011年春の《谷根千アーカイブ》
設立に向けて地域活動に邁進して参ります。
小型映画部は、千駄木3丁目に新たな分室を開設する運びとなりました。
搬入出やアクセスがより便利な作業環境で、フィルムを救うための専門技術
を一層高められるよう研究活動に勤しみます。

前身の「映画保存研究会 StickyFilms」設立から丸8年が過ぎ、小会は20
10年より新たに大きな一歩を踏み出せることになりました。
これも皆さまのご支援のおかげです。理事一同、心より感謝いたしますと共
に、皆さまのご期待にお応えできるよう、身を引き締めて映画保存活動に尽
力していきたいと考えております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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§5.編集後記
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 冬季休業のお知らせでもお伝えしましたが、来年から事務所を「谷根千工
房」との共有スペースとするため、来月12月から蔵の工事に入ります。
 工事に伴い、資料の移動などでしばらくお休みをいただきますが、年明け
には新しい蔵で心機一転、活動にまい進する予定です。

 さて、蔵で行われている「ちいさな上映会」ではコーヒーと、事務所のご
近所にある「パリットフワット」のパンを販売しています。
 おいしくコーヒーを淹れてくださる方のおかげで、蔵で飲むコーヒーは格
別です。そして「パリットフワット」のパンは、噛むたびに味がじわじわ広
がる&1個でもお腹満足のとてもおいしいパン。私は食べたことがありませ
んが、ジンジャークッキーもオススメだとか…。
 映画上映のお供には持ってこいのコーヒーとパンを味わうだけでも価値が
ありますよ!上映会の予定はFPSホームページとこちらのメルマガでお伝
えいたします。ぜひ皆さん、お気軽に上映会へお越しください。(天野)

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  映画保存協会(FPS)
  発行元 :映画保存協会 Film Preservation Society 
  編集担当:天野園子
  Web    : http://www.filmpres.org/
  e-mail : info@filmpres.org
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 ■ご意見・ご感想はinfo@filmpres.orgまでお願いいたします。

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  お願いいたします。

 ■原則として無断転載を禁じますが、内容を一切改変せず全文転載する
  場合は上記メールアドレスまでご連絡ください。
  Copyright (C) Film Preservation Society All right reserved. 

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