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映画フィルムを映像文化財として考える「映画保存協会」のメールマガジンです。当会の活動や催し情報などについてお伝えしていきます。映画は時代を映す貴重な文化財!観る/作る以外の映画の楽しみ方にご興味がある方はぜひ!

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2009/10/31

映画保存協会『メルマガFPS』Vol.52

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│映│画│保│存│協│会│Film Preservation Society (FPS)│
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映画保存協会メールマガジン『メルマガFPS』 Vol.52
                         (2009.10.31)   
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□■─────────────【I N D E X】───────────■□

§1.【ホームムービーの日】
    世話人会議&今年の一本上映会 in 名古屋を開催します

§2.【レポート】 第28回ポルデノーネ無声映画祭(2009)報告(前編)
          『黒手組助六』、ポルデノーネへ行く

§3.【レポート】 無声映画伴奏者、ポルデノーネ体験談

§4.【映画保存見聞録 第9回】いざ山形!ドキュメンタリー映画の巻

§5.【レポート】中国第一的映画館訪問記

§6.【映画保存資料室】報告(2009年9~10月)

§7.FPSからのお知らせ

§8.その他イベントのお知らせ

§9.編集後記

■□──────────────────────────────□■

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§1.【ホームムービーの日】
    世話人会議&今年の一本上映会 in 名古屋を開催します
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第7回≪ホームムービーの日≫は、盛会のうちに終了いたしました。ご来場
くださった皆さま、大切なフィルムをご提供くださった皆さま、ありがとう
ございました。
11月上旬には全国各地からの報告をまとめてご紹介いたします。

さて、来年度の第8回開催に向けて、≪ホームムービーの日≫世話人会議/
「今年の一本」上映会を開催いたします。
昨年の青森・三沢に引き続き、東京を飛び出し、今年の開催地は「名古屋」
です。
≪ホームムービーの日≫に興味をお持ちの方は、この機会にぜひご参加くだ
さい。

なお、第一部は会場の関係で定員制(30名)となっております。
11月20日までに[お名前、ご所属(学校名、勤務先など)、ご連絡先、
参加動機]を添え、件名を「世話人会議」としてhmd@filmpres.orgまでご予
約ください。

ご予約いただきました方には、必ずFPSより折り返しご連絡差し上げます。
定員に達し次第閉め切らせていただきますので、ご了承ください。

※第二部はご予約不要です。

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≪ホームムービーの日≫(HMD)
世話人会議&今年の一本上映会 in 名古屋

日時:2009年11月28日(土)
主催:映画保存協会+HMD名古屋
問い合わせ先:映画保存協会 (hmd@filmpres.org)

【第一部】
世話人会議/エルモ社にて 午後12時~3時半
http://www.elmo.co.jp/

テーマ:
≪ホームムービーの日≫とフィルム機材 ―拾う、借りる、買う、もらう―

発表予定者
・映画保存協会 小型映画部/HMD小平世話人 中川望
・HMD三沢&弘前世話人 竹森朝子

※「エルモ歴史館」見学あり。第一部のみ要予約
(参加費無料、交通費は自己負担です)

【第二部】

「今年の一本」上映会/文化のみち橦木館にて 午後6時~8時
 http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/

※開催後に懇親会(有料)を予定しております。

≪ホームムービーの日についてはこちら≫ http://www.homemovieday.jp

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§2.【レポート】 第28回ポルデノーネ無声映画祭(2009)報告(前編)
          『黒手組助六』、ポルデノーネへ行く
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「映画保存協会で復元した作品をいつかポルデノーネで上映したい……」

3年前に初めてポルデノーネ無声映画祭に参加したとき、心からそう思いま
した。
でも、それからこんなに早くその夢がかなうことになろうとは、思っていま
せんでした。
この場をお借りして、実現の機会を与えてくださった方々、上映にむけて準
備を共にしてくださった方々に心から感謝いたします。
 
今回映画祭で上映が決まったのは、第六回“映画の里親”プロジェクトで今
年の1月に復元した『黒手組助六[マーヴェルグラフ版]』。
8月の京都でのお披露目以来2回目の上映となります。
4月から始まった映画祭とのやりとりの中で、日本から活動映画弁士と伴奏
をつけてもらうことは残念ながら予算の関係でかなわず、諦めていましたが、
そんな時、映画保存協会会員であり、無声映画伴奏者である柳下美恵さんか
ら、今年ポルデノーネの伴奏者専門のマスタークラスに参加するとのお話を
聞きました。
またとないめぐり合わせ、この作品を柳下さんの伴奏で上映してほしいとお
願いしたところ、ディレクターのデイヴィッド・ロビンソン氏の一声で快く
決まりました。

プログラムが決まるのは直前で、いつ上映だろうかと緊張してプログラムを
開きました。『黒手組助六』は6日の朝一番、9時からの上映で、プログラ
ムではオーストリアの映画と併映です。
出品を推して下さったパオロ・ケルキ・ウザイ氏のはからいで、上映前に映
画保存協会の紹介もさせてもらえることになり、海外でのお披露目として最
高の機会になりました。
柳下さんの素晴らしい演奏もあり、英語・イタリア語字幕付で上映された『
黒手組助六』は、大盛況で迎えられました。
特に林長二郎の輝くカリスマ性と、迫力のあるカメラワークは、目の肥えた
ポルデノーネの観客にも強い印象を残したようです。伴奏も大好評、映画保
存協会の活動もすこし伝わったようで、ほっとしました。

私事ではありますが、三年前にホームステイでお世話になった方が、映画を
復元していつかポルデノーネで上映したいと言っていたのを覚えていて、涙
を浮かべて上映を喜んでくれたことがとてもうれしかったです。

そんな人の温かさに包まれた映画祭の一週間は、ちょっと変わった熱狂に包
まれています。
会場は大劇場がメイン会場で、講義のコレギウムや上映も担う小ホール、映
画伴奏のマスタークラスを見学できるホールの3つ。
とはいえ、大体が大劇場を中心としたプログラムで動いているため、数日い
ると全員見慣れた顔ぶれになってきます。朝9時になると町の中心の劇場を
目指して首からパスをぶら下げた参加者たちが続々集まり、最後の上映が深
夜1時ごろに終わると、劇場前のカフェで映画談義、そしてまた次の日の朝
九時に劇場で肩をならべる……普段なかなかお互いに出会わない研究者、学
生、アーキヴィスト、フィルム技術者、伴奏者もすべて国や専門分野の壁を
こえて映画を愛する人同士として映画の感動を共有しあえるのも、ポルデノ
ーネが平和で静かな空気に守られたちいさな町で、無声映画の映画祭だから
なのかもしれません。〈後編〉復元された映画たちに続く(郷田真理子)

≪第28回ポルデノーネ無声映画祭 公式サイト≫(イタリア語、英語) 
http://www.cinetecadelfriuli.org/gcm/ed_precedenti.html

≪公式サイト内の『黒手組助六』の紹介ページはこちら≫
http://www.cinetecadelfriuli.org/gcm/giornate/questa_edizione/R&R_Kurotegumi.html

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§3.【レポート】 無声映画伴奏者、ポルデノーネ体験談
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無声映画伴奏を始める16年前に参加したポルデノーネ映画祭、今回久しぶ
りにに参加しました。
5年ほど前より始まった伴奏のワークショップに参加するためです。
偶然、映画保存協会から出品された『黒手組助六[マーヴェルグラフ版]』
も弾けることになりましたが、始まる前は何のスケジュールも送られてこな
いので、不安いっぱいで向かいました。

ですが……10月6日早朝9時からの上映には、300人ほどのお客さんが
集まってくださり、アジア映画がこの作品だけだったためか、終了後、多く
の方から「良かった!」と言われ、ありがたかったです。

映画祭は、10月3日から始まり、メインプログラムの一つが鬼才、エリッ
ヒ・フォン・シュトロハイム監督『メリー・ウィドー』の長尺版。
場面によって変る色も美しく、音楽は数年前にワークショップを受けに来て
いたオランダの女性ピアニストがピアノを弾きながらオーケストラを指揮す
るという神業で、すばらしい作曲でした。

5日から始まった伴奏のワークショップは5日間、連日2時間の公開授業で、
初日は日本でもおなじみ、ギュンター・A・ブーフヴァルト先生の弾く音楽
にあわせて会場内での歩行!
もう一人受けにきていたサイラス・ガブリッシュというロンドンのナショナ
ルバレエシアターの伴奏者と共に、恥も外聞もなく!?感情表現していまし
たら、授業後に初日の『メリー・ウィドー』の作曲をしたモード・ネリッセ
ンに称賛されました!?

日替わりで、実際に映画祭で伴奏しているピアニストが教えに来てくださり、
カナダの作曲家で、先頃日本で『オペラの怪人』をフランス八重奏団で演奏
したガブリエル・ティボドー先生は、内部奏法などで効果音を出すやり方な
どを実際に教えてくださいました。

4日目は本映画祭のディレクター、デイビッド・ロビンソン氏からも信頼の
厚い、イギリスのニール・ブランド先生の授業で、ウィリアム・ワイラーの
田園ものと、イギリスのSF映画の映像を見て即興で音楽をつけるという内
容でした。
サイラスは言葉がわかるので、ワイラーの作品は実にうまく弾いていました
が、SFになると原語がわかっても映画を見慣れていないためか、不協和音
が多かったのが印象的でした。

そして翌日と翌々日には、観客が普通に鑑賞しているホールでの発表会があ
り、2時間近くの作品を2人で分担して弾きました。

私はまたしても早朝のプログラムで8時にニール先生と待ち合わせて打ち合
わせをしました。
作品の映像を少しでも見られるのかと思っていましたが、全く見られず、(
この作品は暗く…重く…英語があまりわからないので、そのくらいしか聞き
取れませんでした…(笑)

ニール先生のアドバイスのもとに、初めて見る作品に即興で音楽をつけると
いう無謀ともいえる発表会で、さすがに緊張しましたが、私が好きな表現主
義とも共通するドッペルゲンガーという題材だったためか、思ったより自然
にメロディを奏でることができ、なんとか終りました。

翌日はイタリアでつくられたリュミエールの様な短篇映画や着ぐるみのテテ
ィ・ベア親子が出る、ある意味シュールな作品に伴奏しました。
最終日のパーティでサイラスはニール先生からさっそく仕事のオファーをも
らっているのがうらやましかったです。

というのも、ロンドンのアーカイブでは6人ものお抱えのピアニストがいて、
その候補生になるとのこと……。
オランダ映画博物館でも2人、ベルギー王立シネマテークは3つあるホール
のうち、なんと一つが無声映画専門ということで、日本で行われる東京国立
近代美術館フィルムセンターの年1回の音楽付きイベントとの状況の違いに、
がく然として帰国しました。

約一週間の滞在でほとんど無声映画付けの毎日でしたが、お客さんも連日午
後には1000人をこえるくらいの大にぎわいで、世界中から集まって来て
いるのはもちろん、地元の街の常連さんもいるようで、いつも座っていた私
の好きな席の隣に地元の方と見受けられるおじいちゃまが座り、イタリア語
で話しかけられたこともありました。
休憩時間には映画館の前のカフェで誰かしらお茶を飲んでいるので、その輪
に加わったりして、いつも楽しい時間を過ごしていました。

日本人の参加者も16年前に比べ格段に増え、パリ在住の日本人も来ていま
した。
無声映画ばかりで、もう28回、まだ当分はネタがつきることがなさそうで
す。
日本でもいつか無声映画祭が行われることを念願しています。(柳下美恵)

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§4.【映画保存見聞録 第9回】いざ山形!ドキュメンタリー映画の巻
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10月某日、新宿某所で催された佐藤忠男(編)「シリーズ日本のドキュメ
ンタリー」の刊行記者発表に行ってきました。
執筆者のお一人が地域雑誌「谷根千」編集者でもある作家の森まゆみさんで、
付録DVDには森さんのインタビュー映像がおさめられています。
その撮影場所にはFPSが上映スペースとして再生した「協和会の蔵」が使
用されました。
第11回目になる山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)の開幕に
合わせて発売された第一巻には、「ちいさな上映会」(※)もご紹介いただ
いてます。
森さんといえば近頃はご自身でも撮影をされているのをご存知でしょうか?
「谷根千」最後の日も映像に残っていますので、ぜひご覧になってください。
 
http://www.yanesen.net/

数日後、新幹線に乗り込んでいざ山形へ。カタログ翻訳で長年FPSがお世
話になっているYIDFFには、毎回会員の誰かしらがお邪魔しています。
今回、会期中に「いま、映画保存の裏側」というトークイベントも企画して
いただきました。
ディレクターの藤岡朝子さんはじめ関係者の皆さまには感謝の言葉もありま
せん。映画祭カタログには、映画保存に関する囲み記事も掲載されています
のでご注目ください。

画面の暗さやピンぼけがやや残念ではありましたが、山形で何本もの35ミ
リ上映に遭遇できたのは嬉しい誤算でした。
映画の合間に山形の街を闊歩しながら、日本独特のオーファン・フィルムズ
の定義、コダクローム/エクタクローム問題、東南アジアの映像アーカイブ
の最新情報などなどを海外の映像アーキビストらに教わったのも良い刺激に
なりました。
しかし歩いても歩いても、皆でテーブルを囲んでいただいた米沢牛ステーキ
やらお蕎麦やら地酒やら、蓄積したカロリーは消費しきれなかったような…
澄んだ空気の中で過ごした贅沢な3日間でした。(K)

※巻末リストに「小さな上映会」とあるのは、正しくは「ちいさな上映会」
です。「シリーズ日本のドキュメンタリー 第1巻ドキュメンタリーの魅力」
および「山形国際ドキュメンタリー映画祭2009カタログ」は映画保存資料室
に所蔵しております。

≪関連リンク≫
http://d.hatena.ne.jp/filmpres/09950001
http://d.hatena.ne.jp/filmpres/04040008

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§5.【レポート】中国第一的映画館訪問記
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広大な北京の天安門広場を南に抜けると、賑やかな声が聞こえてくる。
そこは「前門大街」(チェンメンダージエ)。北京ダックやお菓子、漬物な
ど何でも揃う古くからの繁華街だ。
昨年の北京五輪を機に、前門大街のメーンストリートは大規模なリニューア
ル工事を終え、今ではスターバックスやユニクロなど新しい店も軒を連ねる。

しかし、メーンストリートを1本横に入ると…そこは「老北京」(オールド
ペキン)の風景が今も残る。例えば「大柵欄」。この通りは劇や見世物を見
せる大小さまざまの劇場や飲食店、遊郭などが集中しており、今での往時の
面影を残している。

この大柵欄を進むと左手に灰色の古い建物がある。ここが中国の映画誕生の
地、「大観楼劇院」だ。

大観楼劇院はもともと茶楼だったが後に映画館となり、1907年、中国初
の映画『定軍山』を上映した。『定軍山』は京劇の一場面であり、日本で現
存する最古の映画『紅葉狩』がやはり歌舞伎の一場面だったことを思い出す。
なお、大観楼劇院は中国初のトーキー作品『歌女赤牡丹』(1931)や、最初
のカラー作品『生死恨』(1948)も上映した。

大観楼劇院は現在、2005年の改修を経てレトロな外観を取り戻した。入
口の両脇には映画館の歴史を語るプレートが中国語と英語で掲げられ、映画
館の設立者で『定軍山』を撮影した中国最初の映画監督、任景豊の胸像があ
る(ちなみに任景豊は日本で写真技術を学び、中国で最初の写真館を開いた
人物でもある)。

大観楼劇院1階のロビーはこうした歴史を紹介するコーナーが設けられ、古
い映写機や当時のパンフレットの写しなどが置いてある。天井をぐるりと囲
む張丹や白楊らスターの写真に見下ろされながら資料を見つつ、無造作に置
かれた35ミリと70ミリ兼用の映写機を熱心に見ていると、映画館のスタ
ッフが不思議そうな顔をしていた。2階の上映ホールはちょうど建国60周
年記念の大型映画が上映中で、人が続々と入っていくが、1階で古い映写機
やパンフレットに見入る人はそういないのだろう。

なお、1階のロビーは映画を見なくても中の売店でお茶代6元(約80円)
を払えば参観可能だ。お茶はヘンな味のミルクティーだったが…中国風庭園
を模した休憩コーナーがあるので、前門大街めぐりに疲れたらここでひと休
みするのもいいと思う。

外に出ると、昔から変わらないような雑踏の音が聞こえてきた。北京風スナ
ックを売る人、サンザシの飴がけをかじりながら店の軒先を飾る服や靴を眺
める人、店の呼び込みの声……何だかタイムスリップした気分。

なお、映画『西洋鏡 映画の夜明け』(2000)は大観楼劇院と任景豊を描い
た作品。DVDも出ているのでぜひ一度ご鑑賞を。中国映画の夜明けを知る
ことができます。(天野園子)

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§6.【映画保存資料室】報告(2009年9~10月)
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10月25日現在、所蔵資料件数:971>>>997

活動写真弁士としてご活躍で、FPSのゲスト・レクチャー講師もつとめて
くださった片岡一郎氏より、貴重な音源(CD)を、そして、オーストラリ
ア国立フィルム&サウンド・アーカイブのクエンティン・ターナー氏より、
DVD「HISTORY OF AUSTRALIAN CINEMA 1896 TO 1940」をご寄贈いただきま
した。
救済プロジェクトの活動の一環として、都内視聴覚ライブラリーの目録も徐
々に集まり、おかげさまで所蔵件数は年内にも4桁に達しそうです。

会員一同、寄贈者の皆さまに心より感謝いたします。

※前回50号での資料室報告の日付に誤りがありました。お詫びいたします。
 正しくは「2009年7~8月」です。

【映画保存資料室 所蔵データベース】http://d.hatena.ne.jp/filmpres/

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§7.FPSからのお知らせ
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□■映写機に触れてみませんか?第6回映写機操作講習会を開催します□■

日時:2009年11月15日(日) 10:00~16:30

場所:不忍通りふれあい館 4階会議室(東京都文京区根津2-20-7)
[地図はこちら]
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html
※講習会に関するお問い合わせは下記メールにてお願いいたします。

【講 師】武田正氏(元日比谷図書館視聴覚担当)

【参加費】無料(テキスト代として別途2,000円をいただきます)

参加ご希望の方は、「お名前(フリガナ)」「ご住所」「メールアドレス」
を明記の上、下記メールまたはFAXでご連絡ください。
※メールでお送りいただく場合は、タイトルを≪映写機講習会申込≫として
 ください。

【締め切り】
11月8日(日)までお申し込みを受け付けますが、定員(16名)に達し
た時点で締め切りとさせていただきます。

≪お申し込み・お問い合わせ先≫
E-Mail:smallgauge@filmpres.org
FAX:03-3823-7633(担当:中川)

◇以前に開催した映写機講習会の体験記はこちら!◇
「16mm映写機講習会に行こう」
 http://www.filmpres.org/archives/33


□■ちいさな上映会 Vol.26 ことし最後の「ちいさな上映会」 □■

引き続き東京都文京区所蔵の16ミリ映画を収蔵年の古いものから順に検査
・試写していきます。ぜひお越しください。

日時:2009年11月21日(土)
開場:16:45
上映:17:00~会員リレートーク
   18:00~上映開始(終映予定20:30) 
会場:協和会の蔵
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-17-3
東京メトロ千代田線千駄木、南北線本駒込徒歩10分

※蔵再生のためカンパ500円をお願いいたします。
≪蔵についてはこちら≫ http://www.filmpres.org/kura

【会員リレートーク その6】
担当:天野園子「中国電影博物館について」
特別上映:多摩図書館所蔵フィルムより
「新中国を行く ―華南の人民公社―」(上映時間不明 20分程度?)
日本電波ニュースシネマ 1963年―

【東京都文京区ライブラリー所蔵のモノクロフィルムから】
no51 砂浜と岩浜の暮し(1962年収蔵)20分 モノクロ
no52 せんいの知識(1962年収蔵)20分 モノクロ
no53 ひとりだち(1964年)30分 モノクロ 

主催:谷根千工房+映画保存協会
会場協力:けんこう蔵部

≪チラシ(PDF)はこちらからご覧ください。蔵への地図もあります≫
http://www.homemovieday.jp/little.pdf

【お願い】
蔵の入口が変わりました。協和会のゲートの奥からお入りください。
ご来場の際は近隣のみなさまにご配慮いただきますよう、お願い申し上げ
ます。


□■≪世界視聴覚遺産の日≫と≪映画の里親≫第六回作品決定!□■

当メルマガ48号でも告知しました通り、今年はユネスコが世界視聴覚遺
産の日のロゴを募集しました。
選ばれたのはフィリピンのデザイナーの手によるもので、フィルムと再生
ボタンがデザインされています。詳しくはユネスコのウェブサイトをご覧
ください。

http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29246&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

FPSではこの記念日に≪映画の里親≫第六回作品を発表しました。
題名は『ターチャンの海底旅行』[パテベビー版]。
このプロジェクトでは初の漫画映画の復元に挑戦します(協力:プラネッ
ト映画資料図書館)。

政岡憲三によるオリジナルは1935年公開のトーキーですが、今回発見
されたプリントは音のない9.5ミリ幅の家庭用ソフトで、小型化は19
35~36年頃、この作品の現存する最長版(上映時間約8分、適正映写
速度不明)と考えられます。

この作品を劇場公開用に相応しい35ミリ版に復元し、生演奏付でスクリ
ーンに蘇らせるため、これから里親さん(資金提供者)探しに奔走するこ
とになります。どうぞご協力ください。


□■谷根千アーカイブ ボランティア募集中!□■

1.資料整理のため、ボランティア・スタッフを募集しています。
月に1回(3~4時間程度)の簡単なパソコン入力やファイリングが主なお
仕事です。本好きな方、歓迎いたします。交通費支給(上限500円)。

2.千駄木の古い蔵の再生を長期的にお手伝いいただける個人・団体を募集
しています。DIYやガーデニングが得意な方、歓迎いたします。

お問い合わせ:
メール:info@filmpres.org
電話/FAX:03-3823-7633
※毎週日曜 午前11時~午後5時半まで。それ以外は留守電となりますの
 でご注意ください。

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§8.その他イベントのお知らせ
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「シネマコリア2009 ~韓国古典アニメ特集~」
 発見! 黎明期コリアン・アニメーションの世界

日時:2009年11月7日(土)
場所:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
(サイトURL http://www.aac.pref.aichi.jp/ )

【上映作品】 『少年勇者ギルドン』(1967年)
       『ロボット・テコンV』(1976年)  
【ゲスト】  シン・ドンホン(『少年勇者ギルドン』監督)、キム・チョン
             ギ(『ロボット・テコンV』監督)、浅尾典彦(夢人塔代表)
【主催】 シネマコリア 

韓国初の長編劇場アニメ『少年勇者ギルドン』と、今なお国民的人気を誇る
ロボット・アニメ『ロボット・テコンV』(1976)。
いずれも韓国では長らく「幻の作品」となっていましたが、近年フィルムが
発見され、復元&復活上映された名作古典アニメです。

≪作品紹介などはこちら≫ http://cinemakorea.org/filmfes/

≪チケットをプレゼント!≫
「シネマコリア2009 ~韓国古典アニメ特集~」のチケットをプレゼン
トします。
ご希望の方はお名前、メールアドレスをご記入の上、件名を「シネマコリア
招待券希望」とし、以下メールアドレスまでご連絡ください。

ck2009@cinemakorea.org

韓国の貴重な映画を目にするチャンス!ぜひご来場ください。

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§9.編集後記
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イタリアから山形、北京と今回は会員からのレポート盛りだくさんの号とな
りました。
レポートを読むと、映画は現在のインターネットを代表するグローバルメデ
ィアの原始的な形だったのだなぁと思います。言葉は通じなくても、感情を
共有できるメディア。テレビ、インターネット映像といろいろありますが、
映画はその中で最も歴史を持つメディアです。
その歴史を立証し、後世に伝えるためにもやはりフィルム(と映画関連機器
やパンフレット、ポスターなど紙資料も…いやはや、なんと広範囲)の保存
は不可欠!改めてそう思いました。(天野)

※今号の「ショートショート書評」は都合によりお休みします。

┌─────────────────────────────────┐
 -------------------------------------------------------------------
  映画保存協会(FPS)
  発行元 :映画保存協会 Film Preservation Society 
  編集担当:天野園子
  Web    : http://www.filmpres.org/
  e-mail : info@filmpres.org
 -------------------------------------------------------------------
 ■ご意見・ご感想はinfo@filmpres.orgまでお願いいたします。

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  場合は上記メールアドレスまでご連絡ください。
  Copyright (C) Film Preservation Society All right reserved. 

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