2009/01/31
映画保存協会『メルマガFPS』Vol.43
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ │映│画│保│存│協│会│Film Preservation Society (FPS)│ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 映画保存協会メールマガジン『メルマガFPS』 Vol.43 (2009.1.31) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■─────────────【I N D E X】───────────■□ §1.≪速報!≫「映画の里親」第5回作品『黒手組助六』の初号試写が 行われました §2.【映画保存見聞録 第3回】 宇都宮市立視聴覚ライブラリー §3.【フィルム救済プロジェクト】 地域のフィルムを地域で守ろう・その3 §4.【けんこう蔵部通信・その13】 §5.【小型映画部通信:10】小型映画ヒント集 §6.【FIAFサマースクール報告】その3 第二部 ボローニャ復元映画祭とレクチャー(上) §7.【ショートショート書評】第8回『女性映画監督の恋』 §8.FPSからのお知らせ §9.編集後記 ■□──────────────────────────────□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §1.≪速報!≫「映画の里親」第5回作品『黒手組助六』の初号試写が 行われました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月29日、「映画の里親」第5回作品『黒手組助六[マーヴェルグラフ版] 』(1929)の初号試写が行われました。 当日は里親の長谷川稀世様(主演・長谷川一夫氏のご令嬢)、フィルムご提 供者様、また作品解説を寄せてくださった冬樹薫様ら、多くの方が駆けつけ てくださいました。 試写上映された『黒手組助六』は「マーヴェルグラフ版」という短縮した1 6ミリが元素材で、今回、イマジカウェストさんのご尽力で35ミリバージ ョンを作りました。 上映時間は約16分と短いですが、林長二郎の男っぷり、衣笠貞之助監督や 溝口健二監督のカメラを務めた杉山公平の活発なカメラワーク、短いショッ トをつなげた立ち回りのシーンの高揚感は興奮するのに十分でした。 FPSではこの作品を多くの人に観ていただくべく、活動を続けて参ります。 また、この作品を上映したいとお考えの方はぜひFPSまでご連絡ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 ≪作品解説はFPSホームページからご覧いただけます≫ 「新発掘・映画『黒手組助六』をめぐって」(映画史家・冬樹薫) http://www.filmpres.org/archives/category/blog/activities/detecteve ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §2.【映画保存見聞録 第3回】 宇都宮市立視聴覚ライブラリー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨年11月、宇都宮東図書館の中にある宇都宮市立視聴覚ライブラリーを訪 問しました。駅からの路線バスが少ないので、アクセスはやや不便です。し かし広大な駐車場があり館内もゆったりしているので、普段利用しているせ せこましい都内の図書館とは趣が異なり、何やら新鮮です。屋上からは澄ん だ空気の中、日光の山並みまで見渡せました。 日本全国津々浦々に設置されている視聴覚ライブラリーでは、16ミリフィ ルムや関連機材はとっくに廃棄されているか、せいぜい棚の肥やしです。 しかし、その価値を十二分に理解しているライブラリーも実はあるのです。 宇都宮は日本一、16ミリフィルムが活用されている地域かもしれません。 1,000本を超える所蔵フィルム数は今も増え続け、ライブラリー利用者 の中にはなんと、年間300回以上の映画会を実施している「映画のおじさ ん」もいらっしゃるとか。 宇都宮の昔を記録した映像も常時募集中です。このライブラリーでテレシネ された作品に「美代子の1日」(昭和10年)というホームムービーがあり ます(ライブラリーのウェブサイトから一部閲覧可能)。 この作品の撮影された「二荒山神社」をご案内いただきましたが、街のシン ボルでもある参道の長い階段が美しくライトアップされていました。 なんとこの場所で、テレシネ版のお披露目上映会をされたそうです。もっと も、ライブラリーのお仕事は多岐に渡り、フィルムの活用だけに固執されて いるわけではありません。学校の卒業式の映像演出から街並のビデオ撮影、 所蔵ビデオの上映会の企画運営まで、様々なお仕事を精力的にこなされてい ます。 ご担当の渋川さんとお話していると、目から鱗のアイディアの数々に心が躍 ります。中でも腰が抜けるほどびっくりしたのは、貸し出し用に使用されて いる「フィルムに絶対キズが付かない」北辰の映写機(地元の業者さんによ る改造機)なるもの。これが実によく工夫された仕掛けでした。 皆さんもぜひ宇都宮を訪れて確かめてみてください。 今回の訪問にあたっては、FPS会員2名を温かく迎えてくださった渋川さ まほか、職員の皆さまに心より感謝いたします。 ≪宇都宮市立視聴覚ライブラリー≫ http://www.ucatv.ne.jp/~u_avl/ ≪日本視聴覚教育協会≫ http://www.javea.or.jp/ ※次回は「京都大学研究資源アーカイブ 映像ステーション」の予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §3.【フィルム救済プロジェクト】 地域のフィルムを地域で守ろう・その3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 救済Pは年初の会合を1月17日に終え、次回3月の会合(第4回目)に向 けて盛り上がっています。 というのも、ある視聴覚ライブラリーにて廃棄処分の確定していた1000 本を超えるフィルムを、別のライブラリーに移管できるかもしれないからで す。今まさにその経過を見守っているところです。 救済Pの会合では、飛び込みの参加者も歓迎します。可能でしたら事前に以 下の専用サイトをご覧になってください。過去の会合の内容を載せています。 ≪ちいさな上映会 備忘録≫ http://www.homemovieday.jp/smallgauge/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §4.【けんこう蔵部通信・その13】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨年12月21日、会員の知人も巻き込んで計4名で事務所の大掃除をしま した。買ったばかりの天井箒が大活躍。 場があってこその映画保存活動であることを改めて心に刻みました。 ところで皆さんは初詣、どちらにお参りされましたか? FPSの事務所がある谷根千エリアでは神社仏閣には事欠きませんし、かの 根津神社も徒歩圏内です。 昨年は本当に富士山が見える富士見坂近くの「諏訪神社」に詣でました。小 会の会員が出張映写をおこなっている神社です。 パワースポットといっても霊感のない私にはなんのことやら?ですが、諏訪 神社ばかりは何か畏れを感じずにはいられない荘厳さがあります。 しかし今年は方向転換。青梅線に揺られて武蔵御嶽神社に登山して「オオカ ミの護符」を購入してきました。 「御嶽」駅をおりてバス、ケーブル、リフトと乗り継ぎ、急勾配の参道を息 をきらして登って行くと、巨大な狛犬が参詣者を出迎えてくれます。 新宿のビル群も見下ろすお山のてっぺんでひいたおみくじは大吉でした! 蔵開きの1月11日にはこの護符を蔵の入口にぺたっと貼りました。 極寒の中、たくさんのお客さまがいらしてくださり、幸先の良いスタートと なりましたので、この調子で無病息災、2009年を乗り切れますように。 上映会のあとで、自分用に買って帰ろうと思っていたパリットフワットさん のパンは、いつの間にか売り切れてしまいました。 好評につき次回からも販売いたします。そのほか売店にはホットコーヒーや ビールなどご用意しています。 2月はイベントが何もありませんが、3月には上映会が2つほど控えていま す。 それまでには梅も咲いて過ごしやすくなっているはず。ぜひお運びください。 ≪協和会の蔵≫ http://www.filmpres.org ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §5.【小型映画部通信:10】小型映画ヒント集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小型映画部のホームページに「ヒント集」を新しく作りました。 http://www.filmpres.org/smallgauge/sgtips これまでのフィルム調査で気づいたことや、≪ホームムービーの日≫世話人 のメーリングリストで交わされた技術的な質問を中心にまとめたものです。 今後も増やして行く予定です。ぜひご意見などをお寄せいただければと思い ます。 さて、年が明けて、小型映画部の業務も再開しました。 ここ最近、映写機を中心に機材を何件もFPSに寄贈していただいています。 ありがとうございます。しかしその一方で悩まされているのが、これまで使 っていた機材の故障です。 小型映画部で使っている機材は、さまざまな方々から寄贈していただいたも のばかりです。それを整備して貸出用にしたり、事務所内で使用しています が、使っているうちに不具合が出ることがあります。 小型部スタッフがいろいろ知恵をしぼって整備していますが、FPS内に修 理の専門家はいないため、不具合箇所を確かめるところまでいっても、「う ーん」と頭を抱えてしまうこともあります。 もちろん製造されてから大分時間がたっているので、そろそろ寿命かな…と 思ってしまうことも正直なところあります。 でも、これをなんとか打破したい、ということで、修理業者さんを訪れてみ ることしました。 その報告はまた別の機会にお知らせしたいと思います。(N) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §6.【FIAFサマースクール報告】その3 第二部 ボローニャ復元映画祭とレクチャー(上) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いよいよボローニャ復元映画祭と同時にサマースクールが始まる。 復元映画祭は今年で22回目だそうだが、驚くのは町中の道やカフェなど、 いたるところにこの映画祭のポスターが貼ってあり、ボローニャの中心にあ る広場で行われる毎晩の野外上映は地元の人々も楽しみにしているようで、 しっかりチネテカの存在が街の人に浸透していることだ。 「To show is to preserve」というアンリ・ラングロワの言葉が講義でも出 てきたが、映画を保存する目的のひとつは、映画がこれからも上映されて新 しい観客に観られることにほかならない。 ボローニャ復元映画祭やポルデノーネ無声映画祭が、町の支えがあって続い ていることは素晴らしいことだ。 レクチャーは、復元映画祭の上映作品と連動した復元のケーススタディや、 各国アーカイヴの取り組み、デジタル保存・復元についての授業が主な内容 だった。 イントロダクションでは、特にアナログとデジタルの両者の技術とうまくつ きあうことの重要性が強調された。 一本の作品の復元、その長い過程にはありとあらゆる選択肢とアーキヴィス ト・研究者・技術者の苦心の決断が存在する。 まず復元対象として選択すること、何万とある映画のなかからなぜそれを選 ぶのか、から始まる。選ばれた傑作は、世界中に様々なバージョンのプリン トが存在する。英語版、独語版、露語版…字幕も各国違い、カット・再編集 の例は数知れない。 それらすべての情報を集め、どのプリントを使うのか選択しなければならな い。まずフィルムの隅々まで調査するのだが、見るのは絵だけではない。素 材となるフィルムのエッジに書かれているエッジコードからフィルムの種類、 現像所や時代を特定することができる。 フィルムのリーダーに残されたメモ書き、缶やリールのラベルも大切な情報。 フィルムそのものにすべての情報があり、それはなによりも信頼できるとい う。 それから当時の資料はもちろん、撮影時の方法・製作現場の資料にいたるま で、集められるすべての要素を集めて検討する。そのために世界中での情報 共有も大事な課題である。 実際にいくつかのアーカイヴで協力して復元することもめずらしくない。 多くの復元のケーススタディの中で共通してなにより大事だと言われたのは、 このフィルムがどう復元されたのかすべての過程(選択の理由も含め)の記 録を残すことの重要性であった。 どうすればオリジナルに一番近づけるのか、復元に対する倫理や哲学につい ては時代やアーキヴィストによって異なるかもしれないが、記録を残すこと で後世の判断材料になるのである。 各国アーカイヴの独自のプロジェクトでは、オランダ・アムステルダムとオ ーストリア・ウィーンのオーストリア映画博物館の取り組みが面白かった。 アムステルダムでは、アマチュア映画作家の映像作品を残そうと試みている。 これらはまだそんなに劣化はないものの、ネガのない8ミリやリバーサルの 16ミリが多く、フィルムに傷つけて作った作品などもあるため、原版を作 者に返してコピーしたプリントを残すことが多いそうだ。 様々なフォーマット、限られた予算の中でコピーをつくるための選別や優先 順位など制約が多い中、こうした取り組みを続けていることは心強い。 ウィーンのフィルムミュージアムからは、映画フィルムのフレームの断片の コレクションを調査する“シュレマー・フレーム・コレクション”(この名 前はコレクションの寄贈を受け、調査を始めた前任のアーキヴィストの名前 からとられている)の解説があった。 美しい染調色フィルムのフレームのファイルの一部が会場に回されたが、そ れらひとつひとつは違う作品であり、その作品名を特定する調査の方法はま さに考古学の調査のようでもある。 まずはフィルムのエッヂコードなど素材そのものの情報から時代を特定し、 それから1フレームの画像を手がかりに同時代と思われる映画作品、広報資 料などから、役者、スタジオ、衣装にいたるまで比較し、作品を特定してい く。 遺跡でひとかけらも残さず保存するのとおなじようにフィルムも扱うと明言 していたが、まさにそのひとかけらから映画史をひもといてゆく過程に、そ の調査がどんなに創造的で興奮する仕事か伝わってきた。 国のフィルムアーカイヴとしての機能をはたす一方で、こうした独自の視点 をもった活動があると知って、映画保存にはまだまだ様々な可能性があるよ うに感じた。(つづく)(M) ≪関連URL≫ チネテカ・ボローニャ Cineteca di Bologna http://www.cinetecadibologna.it/home オランダ フィルムミュージアム(アムステルダム) Filmmuseum http://www.filmmuseum.nl/ オーストリア映画博物館 Osterreichisches Filmmuseum http://www.filmmuseum.at/ シュレマー・フレーム・コレクション The Schlemmer Frame Collection http://www.filmmuseum.at/jart/prj3/filmmuseum/main.jart?rel=en&con tent-id=1216730387595&reserve-mode=active ※次回も引き続き、ボローニャ復元映画祭とレクチャーについてお伝えしま す。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §7.【ショートショート書評】第8回『女性映画監督の恋』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 多くの映画レビューが巷にあふれている。それらは映画鑑賞の確かな指針と なるかもしれない。 しかし、本著におさめられた視点は、なかなかそう見かけないだろう。 なぜなら、本著は「愛」という曖昧かつ純粋、そして重要な思いが基礎とな っているからである。 まず、女性映画監督の作品だけを集めた点が特徴的だ。著者はそれらを「男 恋」「女恋」「枠を超えて」と一応分類してはいるのだが、本著に一貫して 通じるのは、それらの作品の中で描かれる複雑でナイーブな愛と、そんな作 品を作った著者の女性映画監督への愛である。 また、男性/女性という単純な二分割法ではなく、セクシュアリティー、ト ランスジェンダー、ジェネレーションギャップなど、難しくデリケートな観 点からも真正面から切り込んでいく。 文面から、行間から、映画に対する真剣なまなざしを感じる。 ただ何となく観ていた映画も、本著にかかれば「あぁ、そうだったのか」と 幾度か目からうろこが落ちる思いをした。 女性監督というと、何かと性差を強調するイメージが強いが、本著を読むと まったく、映画とはなんてボーダーレスで自由な世界が広がっているのだろ うと改めて思う。 見る側がカテゴライズや先入観を捨てれば、映画はもっと面白く観られる。 本著はそれを確かに教えてくれる。 映画紹介のほか、女性映画監督の持つ可能性と、1985年〜2001年ま での女性映画監督作品データベースも併録し、研究書としても高い価値を持 つ。 著者の石原郁子さんは残念ながら若くして亡くなった。「女性監督」という 地位がそう珍しくなくなった今、石原さんなら何をどう語るだろうか。 それを聞けないのが一ファンとしてはさみしい。(A) 『女性映画監督の恋』単行本: 246ページ/出版社:芳賀書店 (2001/09) ※FPS資料室に所蔵はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §8.FPSからのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■新春 お宝映画上映会3 発見。荒木又右衛門。□■ 稀少な無声映画を上映する“お宝映画”上映会のお知らせです。 「映画の里親」制度で復元された映画と、FPS会員の柳下美恵さんの音楽 でお楽しみいただけます! また、尾上松之助1000本記念作品=荒木又右衛門など、希少な作品も上映しま す。 みなさまお誘い合わせの上、是非いらしてください。 -------------------------------------------------------------------- 日時:2009年2月11日(祝)午後2時〜4時頃(開場1時半) 場所:アカデミー茗台(めいだい)一階レクリエーションホールB 東京都文京区春日2−9−5 東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」から徒歩12分、「後楽園駅」「春 日駅」から徒歩20分 ※春日通り沿い、小石川4丁目バス停そば。茗谷中学校と同じ敷地に あります。 会費:1000円 上映作品(予定): 『荒木又右衛門』(1926年、日活京都、尾上松之助主演、2008年復元作品) 『夜叉王』(1926年、マキノ、市川右太衛門デビュー第2作) 『学生三代記 昭和時代[マキノ・グラフ版]』野球の巻、下宿の巻(1930年、 マキノ、滝澤英輔監督) 『右門一番手柄 南蛮幽霊』(1929年、東亜キネマ、山中貞雄脚色、嵐寛寿 郎主演)他 ※以上すべてDVDによる上映となります 出演:弁士/片岡一郎 音楽/柳下美恵 お問合せ:電話 070−5546−5294(ラピス・ラズリ) メール:mie.yanashita@mbc.nifty.com 協力:活動倶楽部、大阪芸術大学「玩具映画および映画復元・調査・研究プ ロジェクト(TOY FILM PROJECT)」、NPO法人映画保存協会 □■「恵比寿映像祭」開催のお知らせ□■ 映像のさまざまな可能性をさぐる「恵比寿映像祭」が東京都写真美術館で開 催されます。 第1回の総合テーマは「オルタナティヴ・ヴィジョンズ 〜映像体験の新次 元〜」。 入場は無料です。ぜひお越しください。 [開催概要] 日時:2009年2月20日(金)〜3月1日(日)[10日間] 場所:東京都写真美術館 全フロア ※入場無料。ただし定員制の上映プログラム、イヴェント等については 有料です。 スケジュールなどの詳細は順次ウェブサイト他で公表します。 ≪恵比寿映像祭≫ http://www.yebizo.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ §9.編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月24日、会員の柳下美恵さんのお誘いで、女性の映画関係者が集まる新 年パーティに参加しました。出席された方は映画制作、配給会社、研究者、 女優、映画を学ぶ学生など多岐にわたり、おいしいワインを片手に楽しい一 夜を過ごしました。 聞くと今回で15回目を迎えるそうです。 とはいえ堅苦しくなく、緩やかに協調する「仲間」の輪を見た時、「野に咲 く花だなぁ」という印象をなぜか受けました。 決して派手ではないけれど、しなやかに揺れて、でも力強くホッとするよう な草花たち。 新年早々、前向きな元気をいただきました。 いいことは続くもので、新年が明け『黒手組助六[マーヴェルグラフ版]』 の試写が無事終わりました。 復元された作品を通じてまた人の輪が広がりました。 今後はこの作品をより多くの方に観ていただくことが課題です。上映にご興 味のある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。 それでは、今年も映画保存協会をなにとぞよろしくお願い申し上げます! (天野) ┌─────────────────────────────────┐ ------------------------------------------------------------------- 映画保存協会(FPS) 発行元 :映画保存協会 Film Preservation Society 編集担当:天野園子 Web : http://www.filmpres.org/ e-mail : info@filmpres.org ------------------------------------------------------------------- ■ご意見・ご感想はinfo@filmpres.orgまでお願いいたします。 ■このメルマガは「まぐまぐ」「melma!」を利用し配信しています。 登録/解除は http://www.filmpres.org/info/ml.html から お願いいたします。 ■原則として無断転載を禁じますが、内容を一切改変せず全文転載する 場合は上記メールアドレスまでご連絡ください。 Copyright (C) Film Preservation Society All right reserved. └─────────────────────────────────┘


