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教育研究集団「授業づくりネットワーク」(NPO法人)は、「授業成立の基礎技術」の集積・研究を目指した授業成立プロジェクトを立ち上げました。作文、学習ゲーム、IT活用等の視点から授業成立に必要な技術をこのメールマガジンで発信していきます。

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2009/10/07

メールマガジン★授業成立プロジェクト★第205号

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メールマガジン「授業成立プロジェクト(JSP)」
           第205号  2009年10月7日発行
                      (毎週水曜日発行)
HP http://www.jugyo.jp/js-pro/
 
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★目次★
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1 連載・こだわりの教育技術(その5)
  「1秒先の姿をほめる(3)」
       宮城・仙台市立上杉山通小学校  中嶋 卓朗
2 オススメDVD「みて、すぐわかる! 授業導入のアイディア集」
                       編集部
3 第13回東北青年塾のご案内
                                           編集部
4 第4回 授業づくりネットワーク関西青年塾 2009
           教材開発の鬼・古川光弘 &笑!学級経営・俵原正仁
              関西青年塾 塾長 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
5 Mini-1 ファイター鍛錬の場
  JUT in 横浜2009 開催!
                      主催 ・ 「学級づくり」改革セミナー
                 日本教育ミニネタ研究会
                             プロモーター 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 中嶋卓朗さんが提唱する「1秒先の姿をほめる」技術。私も教室でよく
使うようになりました。
 今回の中嶋さんのお原稿の最後「『1秒先の姿をほめるぞ』と子どもを
見るとき、私自身が宝探しをしているような楽しい気持ちになります」に
深く共感します。実際に私も楽しい気持ちになっているからです。
 「1秒先をほめる」技術は、子どもを楽しくさせ、教師も楽しい気持ち
になれる技術なのだと思います。         (中村 健一)
 
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1 連載・こだわりの教育技術(その5)
  「1秒先の姿をほめる(3)」
     宮城・仙台市立上杉山通小学校  中嶋 卓朗
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 第1回目で、【1秒先の姿をほめる】ステップを次のように書きました。

 (1)とにかく、子どもの今の姿に「よし」とOKを出す。
 (2)「よし」と言葉を出しながら、子どもの1秒先のすてきな姿をイ
   メージする。
 (3)そして、1秒先の姿に向かってほめる。

 ところが、やみくもにこの手順をふんでもうまくいかない時がありまし
た。
 どうしたら1秒先のすてきな姿に向かって子どもが動くのか。

 試行錯誤の中でつかんだ感覚を 3つのポイントに整理してお伝えしま
す。

 1 流れの変化点をとらえる(タイミング)
 2 指示せず気付く(スタンス)
 3 まずほめて、そのあと「導く」(感覚)

■1 流れの変化点をとらえる(タイミング)

 1秒先の姿をほめようとタイミングを見計らっていると、ふと「今だ」
という瞬間があります。

 ・漢字を一行書いて、次の行にいこうとした瞬間
 ・足を伸ばしていて、姿勢を変えようと動いた瞬間
 ・鉛筆を握りなおした瞬間

 「流れの変化点」です。

 もし、字を書いている途中のBさんに「お、いい字を書こうとしている
ね。」と声をかけても1秒後のBさんの行動に変化はありません。慣性で
書き続けてしまうのです。

 流れの変化点をとらえるのが第一のポイントです。

■2 指示せず気付く(スタンス)

 漢字練習中、弱い筆圧でさらさら書いているCさん。
 2行目に移る瞬間がきました。
 どちらの声がけをしましょうか。

 【ア】「いい字で書くんだぞ。黒々としたカチッとした字だ」
 【イ】「おお、いい字を書こうとしているね。・・・うんうん、黒々と
   したカチッとした字だ」

 私はよく【ア】のように言っていました。
 Cさんも言われたようにやることが多かった。
 でも、やらされているんですね。
 その時のCさんの顔に微笑みはありませんでした。

 内容は同じでも、【ア】と【イ】ではスタンスが違います。
 【ア】は指示する人・・・教師が変化させようとしている
 【イ】は気づく人・・・・変化しているのは子ども自身

 【イ】のような声がけをしたとき、Cさんの表情は柔らかいのです。

 変化させるのではなく、
 変化に気付いた、というスタンスが第二のポイントです。

■3 まずほめて、そのあと「導く」(感覚)

 文章でお伝えするのが一番難しいポイントです。
 高い段差を降りるときにすっと手をさしのべ引っ張らずに導いてあげる
ような感覚とでもいいましょうか。

 前記の声がけをもう一度ご覧ください。

「おお、いい字を書こうとしているね。・・・うんうん、黒々としたカチ
 ッとした字だ」

 手をさしのべるたとえと対応させてみます。

 「おお、いい字を書こうとしているね。」
→すっと手をさしのべ、相手がその手を取った状態
 「・・・うんうん」→手を引っ張らず支えている状態。相手はここで「引
っ張られない」と安心し体重を預け始める。
 「黒々としたカチッとした字だ」
→地面に向かって導いている状態

 3の「黒々としたカチッとした字」は、地面という具体的な着地点を相
手に示していることになります。

 Dさんに「おお、いい字を書こうとしているね。」と声をかけます。
 この時点で、Dさんの鉛筆の動きに変化が現れようとします。
 ここで、私がその場を離れてしまうとその変化が止まってしまう場合が
ありました。
「・・・うんうん、黒々としたカチッとした字だ」と、1秒先の着地点ま
で見届けてあげることでDさんの変化が目に見えるのだと感じました。

 支え、導く感覚で1秒先まで見届けるのが第三のポイントです。


 これまで3回にわたって【1秒先の姿をほめる】ことについて書いてき
ました。

 私が四六時中、1秒先の姿をほめているのかというと、そうではありま
せん。
 むしろそうできないことの方が多いです。

 でも、『1秒先の姿をほめるぞ』と子どもを見るとき、私自身が宝探し
をしているような楽しい気持ちになります。
 読者のみなさんが楽しい気持ちで授業をする、そのささやかなヒントに
なれば幸いです。
 
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2 オススメDVD「みて、すぐわかる! 授業導入のアイディア集」
                       編集部
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 「みて、すぐわかる! 授業導入のアイディア集」

 今回ご紹介するDVDシリーズは、授業導入に対する様々なアイディア
集です。今まであれば授業が始まる時、教師が教壇に立つと心地よい緊張
感が生まれていました。しかし、最近この緊張感が生まれず、教室ではあ
る種ザワザワ感がなかなか止みません。
 そういった教室の空気を打破していくのに必要な有効な手段として「授
業導入ネタ」があります。

 今回のシリーズでは、4人のベテランの先生方に「お笑い系導入・演劇
・パフォーマンス系導入、訓練・トレーニング系導入、コミュニケーショ
ン系導入」の4種類にわたる導入パターンを数多く紹介していただきまし
た。日常の実践の中から生まれた子どもたちを一気に教師の一挙手一投足
に引きつける指導ネタですので、ご覧いただければすぐわかる!そしてす
ぐ身につけられます!

 教室の状況に併せてお選びいただきながら使えるアイディア集!是非、
ご覧ください!!

■監修
   上條 晴夫(東北福祉大学子ども科学部子ども教育学科)

■授業実演
 (1)お笑い系導入パターン
          中村 健一(山口県岩国市立通津小学校)
 (2)演劇・パフォーマンス系導入パターン
          蔵満 逸司(鹿児島県南さつま市立加世田小学校)
 (3)訓練・トレーニング系導入パターン
          岡 篤(兵庫県神戸市立好徳小学校)
 (4)コミュニケーション系導入パターン
          菊池 省三(福岡県北九州市立貴船小学校) 

■お申し込みお問い合わせ
    ジャパンライム株式会社
      電話     03(5789)2061
      ファックス   03(5789)2064
      ホームページ http://www.japanlaim.co.jp/
 
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3 第13回東北青年塾のご案内
                                       編集部
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 授業中、子どもたちが教師の話を聞かなかったり、すぐに立ち歩きを始
めてしまったりして、授業成立が難しくなってきている状況に「授業づく
りネットワーク」ではいち早く注目し「授業成立プロジェクト」を立ち上
げ、研究を進めてきました。
 ここ東北でも「授業成立の基礎技術」に関する考えを深めようと「東北
青年塾」を2007年9月に立ち上げ「『授業成立の基礎技術』の集積・習得
・開発」を行って参りました。
 東北青年塾も3年目になり「授業成立の基礎技術2」として、より「授
業の荒れ」に対応したイベントや話し合いを続けていこうと考えておりま
す。
 
 第13回を迎える東北青年塾の今回のテーマは「特別支援教育」です。
 メイン講師に田中博司氏(東京・小学校教師)を迎え、「教室・授業の
ユニバーサルデザイン」について提案し、参加者の皆様とご一緒に考えて
みようと思っています。
 
■ テーマ(参加者の目標)
1 発達障がいのある子ども等の教室における学びにくさを理解する。
2 通常学級での授業の際に担任が抱える悩みを知り共有する。
3 通常学級におけるユニバーサル授業についてイメージできる。
4 特別支援が施された教室・学級経営についての知識を得る。
 
■ 主 催  東北青年塾
■ 日 程  2009年10月10日(土) 13:00~17:15
■ 場 所  戦災復興記念館 第2会議室
      (仙台市青葉区大町二丁目12番1号)
(地図 http://www.stks.city.sendai.jp/hito/WebPages/sisetu/sensai/
index.html)
■ 参加費  2000円
■ 内容
12:45~ 受付
13:00~13:10 開会
13:10~13:40
  講座1「特別支援教育・発達障がいと学びにくさについて」渡邉謙一
13:45~14:10
  模擬授業 堀多佳子
14:15~15:30
  講座2「教室経営 学級経営 授業におけるユニバーサルデザイン」
                             田中博司
 
~休憩~
 
15:45~16:45 
グループワーク~学びにくさを抱えた児童への支援をどうするか~
○困っている子どもの話
○困っているわけを想像
○授業者・担任としてできること
 
16:45~17:00 質疑応答
 
17:00~17:10 閉会(アンケート記入)
 
18:00~      懇親会
 
■ 定 員  50名
■ 締 切  10月9日(金)(または、定員に達し次第)
■ 申込方法 
以下の必要事項をご記入の上、メールにてお申し込みください。
 iabetaka@yahoo.co.jp(東北青年塾代表:阿部隆幸)
 参加費、懇親会費は当日受付でお支払いください。
 
 1 名前
 2 勤務先
 3 メールアドレス
 4 懇親会参加の有無
 
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4 第4回 授業づくりネットワーク関西青年塾 2009
           教材開発の鬼・古川光弘 &笑!学級経営・俵原正仁
 
              関西青年塾 塾長 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
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 今秋の関西青年塾には、学級経営・授業づくりの実力者をお呼びしまし
た。
 まずは有田和正先生の教えをまっすぐに継承されている古川光弘氏。
 そして笑育という独自の明るくハートある学級づくりを提唱されている
俵原正仁氏です。
 明日の学級づくりと授業づくりに役立つ実践的な情報を与えてください
ます。研修の秋は、是非奈良で学び合いましょう! 
 
日時・2009年11月7日(土)13:00~17:00
場所・奈良県社会福祉総合センター 5階 研修室A
日程
 13:00~13:20    受付
 13:20~13:25  開会行事
 13:25~14:05    俵原正仁氏・講座1
             「笑育!俵原流学級づくりの真髄」
 14:15~15:00    古川光弘氏・講座1
             「ピックアップ指導法」で
                     国語の力を劇的に高める
 15:10~15:50  俵原正仁氏・講座2 
             「俵原流・授業づくりの真髄」
 16:00~16:35  古川光弘氏・講座2 
              子どもの心をつかむ「日記指導」
 17:30~             懇親会
                        
参加費
     ★当日受付にてお支払い下さい。
    一般        4000円
       特別会員     3000円
       学生・保護者   2000円
 
参加申し込み  
    事務局の土作まで「第4回関西青年塾参加希望」と「懇親会への
   参加・不参加」の旨をお知らせ下さい。
        メール・tuttyan@kcn.jp
         携帯・090-5014-4423
     電話・FAX 0747-53-0282
 
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5 Mini-1 ファイター鍛錬の場
  JUT in 横浜2009 開催!
                      主催 ・ 「学級づくり」改革セミナー
                 日本教育ミニネタ研究会
                             プロモーター 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
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 ※JUTとは?→コチラへ! http://www.kyoin.com/jut.html
 
 年々レベルのあがるMini-1グランプリ。今年は横浜・山田将由先
生の優勝で幕を閉じました。その洗練された模擬授業に多くの観衆が酔い
しれました。
 授業づくりは1年に1回きりの「お祭り(Mini-1)」直前だけに取り組め
ば良いものではありません。日々継続的に鍛錬していくことが大切です。
しかしそのような鍛錬の場がなかなか無いのが現状です。そこで日本教育
ミニネタ研究会では、Mini-1ファイターの鍛錬の場として、授業力
アップトーナメント=JUTを立ち上げました。
  すでにMini-1に出場した先生、これから出場を目指そうとする先
生、一から授業力アップに取り組みたい若い先生!是非JUTにご参加く
ださい。メインである緊張感溢れるトーナメントだけでなく、その授業の
徹底検討と魅力ある講座も盛り込んだ真剣に学べるイベントです。
 
(1)名称
   JUT(ジュット=授業力アップトーナメント)2009IN横浜
 
(2)日時 2009年10月12日(祝・月)10時~14時
 
(3)場所 神奈川県立神奈川近代文学館 ホール
    231-0862 横浜市中区山手町110 TEL : 045-622-6666  
                  FAX : 045-623-4841
     ★最寄りの交通機関 
      ■みなとみらい線 元町・中華街駅下車 徒歩8分
                 5番出口を出て谷戸坂を登り、港の見
              える丘公園北側入口からお入り下さい。
      ■バス  神奈川中央交通バス11系統 (桜木町駅~保土
          ヶ谷駅)乗車約15分
            横浜市営バス20系統 (山手駅~山下ふ頭)
             いずれも「港の見える丘公園」下車、徒歩3分
 
(4)日程
 10:00~10:15 受付
 10:15~10:25 開会行事(趣旨説明・JUTが目指すもの)
 10:25~11:35 JUT横浜 7分授業×最高8本
 11:35~12:25 昼食・採点集計
  12:25~13:05 Mini-1リターンズ 模範授業と講座
             第3回Mini-1王者 山田 将由 氏
 13:10~13:45 JUT横浜 結果発表・表彰式・授業検討会
             進行 Mini-1企画者 土作 彰氏 
 13:45~13:50 閉会行事
 
 14:30~      懇親会(素敵な横浜で情報交換しましょう!)
 
(5)参加費  1500円   ★当日受付にてお支払い下さい。
 
(6)定員 200名
 
(7)参加申し込み  
  1、お名前
  2、ご所属
  3、教職年数(教員の方)
  4、JUT横浜への参加希望の有無(先着8名で締め切らせて頂きます。
   御了承ください。)
  5、懇親会への参加の有無
 を事務局の土作までご連絡下さい。簡単フォームはコチラ。
 
メール    tuttyan@kcn.jp
携帯     090-5014-4423
電話・FAX   0747-53-0282
 
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【編集後記】
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 「授業成立プロジェクト」のHPにもお越しください。
 http://www.jugyo.jp/js-pro/
 
 次号は10月14日発行の予定です。お楽しみに。
 
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メールマガジン「授業成立プロジェクト」
第205号(読者数1401)  2009年10月7日発行
授業成立プロジェクトリーダー 上條晴夫  haruo.kamijo@nifty.ne.jp
【本プロジェクトに関心を持った方は、ぜひメールを下さい】
 
編集責任者       中村健一(山口) kenek728@yahoo.co.jp
副編集長        土作 彰(奈良) tuttyan@kcn.jp
            石川 晋(北海道) zvn06113@nifty.com
編集メンバー      平山 雅一(北海道) m-hira@f3.dion.ne.jp
            中嶋 卓朗(宮城) nakaj@cd6.so-net.ne.jp
            中條 佳記(奈良) qqvz2hg9k@lagoon.ocn.ne.jp
            田中 博司(東京) o-tnk@mti.biglobe.ne.jp
            青山 新吾(岡山) mxf02541@nifty.com  
             桑原 健介(福岡)kensuke1106@jcom.home.ne.jp
メルマガ発行サポーター 佐藤 正寿(岩手) msts5sato@nifty.com
 
【ご意見・ご感想をお待ちしています。→中村健一 kenek728@yahoo.co.jp
校内研でワークショップをしたい等の問い合わせもお待ちしています。】
 
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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