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教育研究集団「授業づくりネットワーク」(NPO法人)は、「授業成立の基礎技術」の集積・研究を目指した授業成立プロジェクトを立ち上げました。作文、学習ゲーム、IT活用等の視点から授業成立に必要な技術をこのメールマガジンで発信していきます。

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2009/09/30

メールマガジン★授業成立プロジェクト★第204号

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メールマガジン「授業成立プロジェクト(JSP)」
           第204号  2009年9月30日発行
                      (毎週水曜日発行)
HP http://www.jugyo.jp/js-pro/
 
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★目次★
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1 若手教師の悩み(その21)
          鳥取県・小学校教諭・教師1年目
2 悩みにお答えします
                   横浜市立子安小学校(初任者担当)教諭
                                    野中 信行
3 第13回東北青年塾のご案内
                       編集部
4 第4回 授業づくりネットワーク関西青年塾 2009
           教材開発の鬼・古川光弘 &笑!学級経営・俵原正仁
              関西青年塾 塾長 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
5 Mini-1 ファイター鍛錬の場
  JUT in 横浜2009 開催!
                      主催 ・ 「学級づくり」改革セミナー
                 日本教育ミニネタ研究会
                             プロモーター 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 昔と違って、保護者対応に心も時間も使うことが多くなってきたと感じ
ています。
 保護者からのクレームに心を痛めている先生方も多いことでしょう。
 しかし、今回、野中信行さんが書いてくださっているように、きちんと
した対応をすれば、かえって信頼を高めることも可能です。
 お互い保護者対応は大変ですが、「ピンチはチャンス」と前向きに捉え
てがんばりましょうね。               (中村 健一)
 
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1 若手教師の悩み(その21)
          鳥取県・小学校教諭・教師1年目
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 今日教えていただきたいことは、保護者への対応の仕方についてです。
 私の友人の体験をお話します。
 
 彼は、現在、教師1年目で小学校4年生の担任をしています。
 4月末に、A君とB君のけんかがありました。担任は、2人の子どもを
呼び、事情を聞いていました。すると、A君がカッとなり、B君の耳のあ
たりを叩きました。B君が「耳が痛い」と言うので、学校の保健室にある
聴力検査をしました。しかし、異常がなかったので、そのまま家に帰しま
した。担任は、その日のうちにB君の家庭に電話連絡をし、1日が終わり
ました。
 
 しかし、数日経っても、B君の耳の調子はよくならず、保護者が病院へ
連れて行きました。すると、鼓膜が破れていました。幸いにも、後遺症が
残る心配もなく医者からは大丈夫だと言われました。すぐに、双方の家庭
に電話連絡をしました。保険のことがあるので、B君の保護者は学校に来
ました。その際、校長、教頭、前担任、担任が立会い、事情を説明し、謝
罪する対応をしました。保護者は理解してくれたようでした。
 
 しかし、数日後、B君の祖父から「家に謝罪しに来ないのはどういうこ
とだ、気に入らない」と連絡が入りました。すぐに。校長と担任は家に謝
罪にいきました。それからも、祖父からの連絡が入り、週に2~3日、2
時間程、家に行くことになりました。保護者はとくに何も言いません。祖
父の不満は、事故の対応の仕方から、関係のない話まで及んでいきました。
 
 今は、祖父からの連絡もなくなり、家庭へ出向くことはなくなりました。
しかし、担任も祖父もスッキリしない様子です。
 
 対応としては、事故が起こった日に家庭訪問をし、説明、謝罪をするべ
きだったと思います。
 しかし、今回のように、家庭訪問の重要性を教えてくださる先生がまわ
りにいなければ、電話連絡で十分だと思ってしまう若手も多いと思います。
 対応の仕方には家庭訪問、電話連絡、連絡帳など様々です。どのような
時に、どのような手段で対応するのがよいのか、その基準を教えていただ
きたいと思います。
 よろしくお願いします。
 
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2 悩みにお答えします
                   横浜市立子安小学校(初任者担当)教諭
                                    野中 信行
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 今回は、友人の体験についての相談ですね。
 読ませていただき、友人は、特別にまずい対応をしているわけではない
と思いました。
 B君が「耳が痛い」と言っているので、きちんと保健の先生に見てもら
い、聴力検査まで行っているのです。そして、電話連絡ですが、家庭にも
きちんと連絡をしているのです。
 このような場合、確かに家庭訪問を行うことが丁寧であることは間違い
ありません。しかし、きちんとした対応をしていることだけは確かなので
す。
 
 私の知り合いの校長先生にも、この相談原稿を見てもらいました。
「対応のまちがいはない。親との間では話がついているのに、祖父が出て
きたことだけが問題です」ということでした。
 こういう場合、管理職がきちんと対応してくれます。その指示に従えば
いいです。
 
 保護者からのクレームについては、鉄則をあげておきます。(「新卒教
師時代を生き抜く心得術60」明治図書参照)
 
 鉄則1 初期対応が最も大切だと心得よ
 鉄則2 保護者からの苦情には、電話で絶対対応しない。面と向かって
        話し合え
 鉄則3 とりあえずあやまること
 鉄則4 話をよく聞くこと
 鉄則5 苦情に対して、心から同情を示すこと
 鉄則6 感謝の気持ちを表すこと
 
 クレームは、否定的な面ばかりではありません。きちんと対応すれば、
それ以後、親が、教師の支援者になってくれることはよくあることです。
 
 1つだけこの友人の体験で、気になることがありました。むしろ、問題
は、この1点です。
 事情を聞いている場面で、A君がB君をなぐっているということです。
担任の前で、そんなことをさせていることが最大の問題です。けんかなど
の問題の時、最初に二人を同時に呼ぶなどということは、しません。この
鉄則を踏み外しております。
 
 まず、一人ずつ呼んで、問題をはっきりさせ、食い違うところを何度も
確認し、もう一人にあやまることを自分の口で言わせます。そこで、はじ
めて二人を呼んで、ケンカ両成敗で決着をつけます。ケンカ両成敗にする
のは、今後のためです。一方だけが悪いとすれば、それが尾を引くことが
よくあるからです。
 
 こういう手順を取っていないで、すぐに二人を呼んでいるところに大き
な問題があります。このまずさが、今回の場合大きな問題に発展させてい
ます。
 
 最後に子供のトラブル解決の鉄則5ヵ条をあげておきましょう。
 
 鉄則1 トラブルの関係者を別々に呼ぶこと
 鉄則2 最初に伝えよ
     伝えることは次のこと。
     「最初にうそをつくと、次から次にうそをつかなくてならず、
      大変です。やったことはやったと正直に言った方が絶対に良
      いです。先生は、あなたが正直に言ってくれることを信じて
      います」 
 鉄則3 理由ではなく、状況に注目
         「どうしてそんなことをしたの」という理由を聞き出すこと
           ではない。いつ、どこで、誰が、誰と、どのような理由でト
           ラブルになったのかを正確に聞き出す。
  鉄則4 同情を示すこと
          きちんと話を聞き、「あなたがそこで怒ったことは分かります」
          と理解と同情を示すこと。一方的に叱らない。
 鉄則5 ケンカ両成敗で決着
     問題が明らかになったところで、双方を呼び決着。
 
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3 第13回東北青年塾のご案内
                                       編集部
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 授業中、子どもたちが教師の話を聞かなかったり、すぐに立ち歩きを始
めてしまったりして、授業成立が難しくなってきている状況に「授業づく
りネットワーク」ではいち早く注目し「授業成立プロジェクト」を立ち上
げ、研究を進めてきました。
 ここ東北でも「授業成立の基礎技術」に関する考えを深めようと「東北
青年塾」を2007年9月に立ち上げ「『授業成立の基礎技術』の集積・習得
・開発」を行って参りました。
 東北青年塾も3年目になり「授業成立の基礎技術2」として、より「授
業の荒れ」に対応したイベントや話し合いを続けていこうと考えておりま
す。
 
 第13回を迎える東北青年塾の今回のテーマは「特別支援教育」です。
 メイン講師に田中博司氏(東京・小学校教師)を迎え、「教室・授業の
ユニバーサルデザイン」について提案し、参加者の皆様とご一緒に考えて
みようと思っています。
 
■ テーマ(参加者の目標)
1 発達障がいのある子ども等の教室における学びにくさを理解する。
2 通常学級での授業の際に担任が抱える悩みを知り共有する。
3 通常学級におけるユニバーサル授業についてイメージできる。
4 特別支援が施された教室・学級経営についての知識を得る。
 
■ 主 催  東北青年塾
■ 日 程  2009年10月10日(土) 13:00~17:15
■ 場 所  戦災復興記念館 第2会議室
      (仙台市青葉区大町二丁目12番1号)
(地図 http://www.stks.city.sendai.jp/hito/WebPages/sisetu/sensai/
index.html)
■ 参加費  2000円
■ 内容
12:45~ 受付
13:00~13:10 開会
13:10~13:40
  講座1「特別支援教育・発達障がいと学びにくさについて」渡邉謙一
13:45~14:10
  模擬授業 堀多佳子
14:15~15:30
  講座2「教室経営 学級経営 授業におけるユニバーサルデザイン」
                             田中博司
 
~休憩~
 
15:45~16:45 
グループワーク~学びにくさを抱えた児童への支援をどうするか~
○困っている子どもの話
○困っているわけを想像
○授業者・担任としてできること
 
16:45~17:00 質疑応答
 
17:00~17:10 閉会(アンケート記入)
 
18:00~      懇親会
 
■ 定 員   50名
■ 締 切  10月9日(金)(または、定員に達し次第)
■ 申込方法 
以下の必要事項をご記入の上、メールにてお申し込みください。
 iabetaka@yahoo.co.jp(東北青年塾代表:阿部隆幸)
 参加費、懇親会費は当日受付でお支払いください。
 
 1 名前
 2 勤務先
 3 メールアドレス
 4 懇親会参加の有無
 
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4 第4回 授業づくりネットワーク関西青年塾 2009
           教材開発の鬼・古川光弘 &笑!学級経営・俵原正仁
 
              関西青年塾 塾長 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
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 今秋の関西青年塾には、学級経営・授業づくりの実力者をお呼びしまし
た。
 まずは有田和正先生の教えをまっすぐに継承されている古川光弘氏。
 そして笑育という独自の明るくハートある学級づくりを提唱されている
俵原正仁氏です。
 明日の学級づくりと授業づくりに役立つ実践的な情報を与えてください
ます。研修の秋は、是非奈良で学び合いましょう! 
 
日時・2009年11月7日(土)13:00~17:00
場所・奈良県社会福祉総合センター 5階 研修室A
日程
 13:00~13:20    受付
 13:20~13:25  開会行事
 13:25~14:05    俵原正仁氏・講座1
             「笑育!俵原流学級づくりの真髄」
 14:15~15:00    古川光弘氏・講座1
             「ピックアップ指導法」で
                     国語の力を劇的に高める
 15:10~15:50  俵原正仁氏・講座2 
             「俵原流・授業づくりの真髄」
 16:00~16:35  古川光弘氏・講座2 
              子どもの心をつかむ「日記指導」
 17:30~             懇親会
                        
参加費
     ★当日受付にてお支払い下さい。
    一般        4000円
       特別会員     3000円
       学生・保護者   2000円
 
参加申し込み  
    事務局の土作まで「第4回関西青年塾参加希望」と「懇親会への
   参加・不参加」の旨をお知らせ下さい。
        メール・tuttyan@kcn.jp
         携帯・090-5014-4423
     電話・FAX 0747-53-0282
 
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5 Mini-1 ファイター鍛錬の場
  JUT in 横浜2009 開催!
                      主催 ・ 「学級づくり」改革セミナー
                 日本教育ミニネタ研究会
                            プロモーター 土作 彰 tuttyan@kcn.jp
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 ※JUTとは?→コチラへ! http://www.kyoin.com/jut.html
 
 年々レベルのあがるMini-1グランプリ。今年は横浜・山田将由先
生の優勝で幕を閉じました。その洗練された模擬授業に多くの観衆が酔い
しれました。
 授業づくりは1年に1回きりの「お祭り(Mini-1)」直前だけに取り組め
ば良いものではありません。日々継続的に鍛錬していくことが大切です。
しかしそのような鍛錬の場がなかなか無いのが現状です。そこで日本教育
ミニネタ研究会では、Mini-1ファイターの鍛錬の場として、授業力
アップトーナメント=JUTを立ち上げました。
  すでにMini-1に出場した先生、これから出場を目指そうとする先
生、一から授業力アップに取り組みたい若い先生!是非JUTにご参加く
ださい。メインである緊張感溢れるトーナメントだけでなく、その授業の
徹底検討と魅力ある講座も盛り込んだ真剣に学べるイベントです。
 
(1)名称
   JUT(ジュット=授業力アップトーナメント)2009IN横浜
 
(2)日時 2009年10月12日(祝・月)10時~14時
 
(3)場所 神奈川県立神奈川近代文学館 ホール
    231-0862 横浜市中区山手町110 TEL : 045-622-6666  
                  FAX : 045-623-4841
     ★最寄りの交通機関 
      ■みなとみらい線 元町・中華街駅下車 徒歩8分
                 5番出口を出て谷戸坂を登り、港の見
              える丘公園北側入口からお入り下さい。
      ■バス  神奈川中央交通バス11系統 (桜木町駅~保土
          ヶ谷駅)乗車約15分
            横浜市営バス20系統 (山手駅~山下ふ頭)
             いずれも「港の見える丘公園」下車、徒歩3分
 
(4)日程
 10:00~10:15 受付
 10:15~10:25 開会行事(趣旨説明・JUTが目指すもの)
 10:25~11:35 JUT横浜 7分授業×最高8本
 11:35~12:25 昼食・採点集計
  12:25~13:05 Mini-1リターンズ 模範授業と講座
             第3回Mini-1王者 山田 将由 氏
 13:10~13:45 JUT横浜 結果発表・表彰式・授業検討会
             進行 Mini-1企画者 土作 彰氏 
 13:45~13:50 閉会行事
 
 14:30~      懇親会(素敵な横浜で情報交換しましょう!)
 
(5)参加費  1500円   ★当日受付にてお支払い下さい。
 
(6)定員 200名
 
(7)参加申し込み  
  1、お名前
  2、ご所属
  3、教職年数(教員の方)
  4、JUT横浜への参加希望の有無(先着8名で締め切らせて頂きます。
   御了承ください。)
  5、懇親会への参加の有無
 を事務局の土作までご連絡下さい。簡単フォームはコチラ。
 
メール    tuttyan@kcn.jp
携帯     090-5014-4423
電話・FAX  0747-53-0282
 
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【編集後記】
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 「授業成立プロジェクト」のHPにもお越しください。
 http://www.jugyo.jp/js-pro/
 
 次号は10月7日発行の予定です。お楽しみに。
 
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メールマガジン「授業成立プロジェクト」
第204号(読者数1399)  2009年9月30日発行
授業成立プロジェクトリーダー 上條晴夫  haruo.kamijo@nifty.ne.jp
【本プロジェクトに関心を持った方は、ぜひメールを下さい】
 
編集責任者       中村健一(山口) kenek728@yahoo.co.jp
副編集長        土作 彰(奈良) tuttyan@kcn.jp
            石川 晋(北海道) zvn06113@nifty.com
編集メンバー      平山 雅一(北海道) m-hira@f3.dion.ne.jp
            中嶋 卓朗(宮城) nakaj@cd6.so-net.ne.jp
            中條 佳記(奈良) qqvz2hg9k@lagoon.ocn.ne.jp
            田中 博司(東京) o-tnk@mti.biglobe.ne.jp
            青山 新吾(岡山) mxf02541@nifty.com  
             桑原 健介(福岡)kensuke1106@jcom.home.ne.jp
メルマガ発行サポーター 佐藤 正寿(岩手) msts5sato@nifty.com
 
【ご意見・ご感想をお待ちしています。→中村健一 kenek728@yahoo.co.jp
校内研でワークショップをしたい等の問い合わせもお待ちしています。】
 
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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