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2006/06/02

ユーモアコラム~ハブの卵~

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ユーモアコラム〜ハブの卵〜 第53号
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☆蜜月の日米関係〜愛のハネムーン〜☆


 突然ですが、今回のコラムは、日米関係を扱ったつもりだったのですが、彼らのあまり
の熱愛のために、内容がポルノに近くなってしまいました。・・・いや、本当ですって。
ぼくの書き方に悪意がこもってるわけじゃないですって。彼らのは、本当にポルノなんで
すよ。
 さて、真に申し訳ありませんが、上述の理由のため、今回のコラムに限り18歳未満の
閲覧はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。なにとぞご了承ください。

それでは、質問いたします。あなたは18歳以上ですか?

”いいえ”と答えたあなた=
正直者みたいだから、読んでいいですよ。どの道、今の子どもは、ませてるから何を読ん
でも驚きゃしないでしょう。どうせ、ポルノだなんて嘘だしね。

”はい”と答えたあなた=
ワシントン州立大のサイモント・ガーファンクル教授の研究によれば、インターネット上
で行なわれる”あなたは18歳以上ですか?”の質問に”YES”と答える人の87%は、中
学生であるらしい。(参考文献:S.Gerfunkle”このエロサイトを見ろ!中学生のためのエ
ロサイト入門2003”)


 さて、2006年も中盤にさしかかり、今年のクリスマスを一人で過ごすのかと、思い
悩み始めた、今日この頃、日本とアメリカは、小泉の媚へつれつ外交の成果もあって、か
つてないほどの蜜月状態にある。そう、まさに熱々のハネムーン状態なのだ。

空港にて
日本「愛してるよ。アメリカ。君のためならなんだってするよ。」
米国「俺もだよ、日本。最近じゃ友達も少なくなったから、お前だけが、俺の心のエア
ポートだよ。」
日本「おっ、ああ・・・おいおい、やめろよこんなところで・・・人が見てるじゃない
か・・・」
米国「気にしないよ。大丈夫、大丈夫。」
日本「やめろって!こんなところで、人を撃ち殺すのは!」
ババババーン
米国「悪い悪い。あいつがビンラディンに似てたもんだから、ついね。」

閑話休題

 バカをやってないで、本題に入ろう。最近、この日米関係を、さらに深めるという計画
が進められているのを、ご存知だろうか?
 その計画こそ、アメリカ軍の再編問題。普天間基地移設費用負担問題で、にわかにク
ローズアップされた、あの問題だ。

 この再編計画というのは、沖縄にある米軍基地をグアムに移転させるものであるとかね
てから報道されており、それゆえ、「米軍がいなくなるならいい事じゃん。」という言説
も当然のことながらささやかれていたし、巨額融資にしても「沖縄から基地がなくなるた
めに払うなら別に払ってもいいじゃねえか。」と、おもに与党関係者の間で語られてもい
た。

 ところが、彼らの言う事を真に受けてはいけない。米軍再編とは日本と沖縄の負担を減
らすためのものではないのである。ぼくの、命がけの必死の探索と取材(いつも言ってる
ように、ごろ寝のスラング)によって明らかになった事によれば、事実はまったくの逆な
のだ。

石器時代より伝えられる、こんなことわざを知ってるだろうか?
”肉を斬らせて、キムチと焼いて食べる!”

 後半部は”骨を断つ”だったかもしれないが、とにかく、言わんとしてることは、少し
の犠牲でもっと大きな利益を勝ち得るという意味だ。米軍再編問題もこれと同じで、普天
間基地の撤退は、実は見せかけだけの小さなもので、彼らが立ち去れば、別のもっと大き
な部隊がやってくるだけなのである。その例として、辺野古崎で進められてる新しい米軍
基地計画では、従来の2倍の滑走路を造るといわれている。つまり、この米軍再編計画と
いうのは、日米の愛を引き裂くものではなく、逆にもっと縮めるものなのだ。

 しかも、この再編は大きな部隊がやってくるだけではすまされない。その後には、もっ
と大きな、そしてもっと恐ろしい計画が控えている。その辺の事について、再び、日本と
アメリカの会話を盗み聞いてみよう。(協力:盗聴でおなじみのアメリカ安全保障局)

ホテルへ向かうタクシーにて
米国「いいとこだな。来てよかったよ。」
日本「ああ、でも、俺と一緒に来たんじゃなかったら、こんないいとこだったかな?」
米国「こいつ〜!」(日本の頭を軽く叩く)
日本「やったな!」(じゃれあう)
米国「(唐突に)ああ、早くお前と結合したいよ。」
日本「おいおい、まだタクシーの中だぞ。それに、こういうのは順序を踏まなきゃ。」
米国「順序順序って、愛があればそんなのいらねえよ!」
日本「そうはいかねえんだよ。まず、まわりの理解を得るために、距離を置いたふりをし
なきゃ。みんな、お前を嫌ってるからな。」
米国「なんで、どいつもこいつもゲイに無理解なんだ!?」
日本「違うよ。そういう問題じゃない。とにかく、いったん距離をおいて、理解を得られ
たら、いつだって結合できるんだ。」
米国「ああ、ちくしょう!ムラムラしてきたぜ!結合!結合!」

 結合というと、エロチックに聞こえるかもしれないが、残念ながら、皆さんのご期待な
さってるものではない。この結合とは、日本の自衛隊とアメリカ軍の結合のことなのだ。
 普天間のアメリカ軍がグアムに去った暁には、現在アメリカ本土にあり、ヨーロッパと
アメリカ大陸を除いたすべての世界を指揮下に収める、アメリカ陸軍の第一師団司令部
が、神奈川県のキャンプ座間にやってくることになっており、しかも、その同じところ
に、陸上自衛隊の中央即応集団司令部本部とが同居する事になっているのだ。他にも、 航
空自衛隊航空総隊司令部が米軍の横田基地に移転し、アメリカの空軍司令部と一緒になる
という計画も進められている。つまり、自衛隊と米軍の中枢部が事実上一体になるわけで
すね。

すると、どういうことになるか?その結果を知るために、もう一度だけ、日本とアメリカ
の会話に耳を傾けてみよう。

結合後ベッドにて
日本「ああ、最高によかったぜ。」
米国「俺もだよ。こんなにいい結合は今までに経験した事がない。まるで世界が俺達二人
のものになったみたいだよ。」
日本「まったくだな。全部・・・お前のお陰だよ・・・」
米国「なんだよ。恥ずかしいじゃねえか・・・」
(見つめあう二人)
日本「ああ!・・・ああっ!・・・おいおい・・・またかよ?」
米国「いいから、いいから。俺に任せとけって。ああ・・・」
日本「ああ!いいぜ・・・いいぜ!・・・いいぜ!中国を爆撃するのは!」
米国「だろ?」
チュドーン
中国「あいやー!」
米国「どれもこれも、お前と結合できたからだよ。」
日本「世界は俺達二人のもんだ!!」

 つまり、この結合はただの結合ではなく、アメリカの戦争を日本が一緒になって戦う事
を意味している。なんといっても、アフリカ、アジア、オセアニアで戦われる戦争の指令
は、日本にいて、しかも自衛隊と床を一にする米軍の司令部から出されるのだ。これで
も、日本は戦争をしていないという人間がいるならば、そいつはたぶん小泉くらいだろ
う。(「日本は、手を出していないんですよ。何でわからないかな?」とか言うんでしょ
うね。)

 こんな恐ろしい計画が進められているというのに、当然の事ながら、この計画は、我々
国民に知らされていない。だが、もしこれが実現した場合、アメリカと戦う国が、攻撃目
標としてリストアップする第一番手として、総司令部の置かれた日本がおかれるのは、目
に見えている。そうなれば、間違いなくこの日本という国は、テロや爆撃、ひょっとした
ら核ミサイルによる攻撃にさらされるに決まってるのだ。

 このシナリオは、決して偏見から生まれたフィクションではない。この日米の行き過ぎ
た愛が行き着く必然的帰結なのだ。
 つまり、この日米間の愛は、テロと戦争に行き着く破滅的な愛なのだ。文字通り、激し
い愛は身を焦がすわけですね。


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ユーモアコラム〜ハブの卵〜 第53号

発行○木原あおい

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Eメール
placz-krokodyla@hotmail.co.jp

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