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2009/09/11

三菱商事フューチャーズ証券・マーケットフォーサイト

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             2009年9月11日発行 Vol.223
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  □  INDEX
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 ┏●1:来週の動きをズバリ診断! 【Forex On Friday】
 ┣○2:来週の注目イベントはこれ!【主な経済指標と政策金利発表】 
 ┣●3:MCFS Weekly Report 為替版 【ドル安基調】
 ┗○4:スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  
 
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┃1┃来週の動きをズバリ診断!     【Forex On Friday】    ┃
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■本コーナーの予想は主に一目均衡表を利用しています。
※今回はボリンジャーバンド:σ2、RCI:短期線(9)、中期線(26)使用しております。
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        【基調判断】   【来週の展望】        【3ヶ月基調予測】
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◆米ドル:↓ 【続落】         80円台が視野に      下値を探る可能性         
◇調整らしい調整も無くバンドの下限を追うような形で下落が続いており、直近の安値
91.70円を突破したことから基調はかなり悪くなっている。バンド幅は横這いのため大き
な下落は臨めないが80円台が視野に入ってきた。RCIでみると短期線が上昇から下落に転
じており、中期線が下値で横這いになっていることから下値余地が考えられる。但し、短
期線が上昇に転じた場合バンドの中心線がある93円台を目指した調整局面になりそうだ。

◆ユーロ:→ 【小幅続伸】     レンジ相場           上抜け期待薄  
◇バンドの中心線を目指した上昇局面から中心線に上昇を抑えられる展開となっている。
バンド幅が一旦収縮傾向にあることから、現状はバンドの中心線を意識した動きになり方
向感が出にくい状況。バンドの上限下限132~135円を意識した動きになりそうだ。RCIを
みると短期線が上昇基調、中期線が底打ちから上昇となっている。短期線が天井を打つ可
能性が高く、目先は下落となりそうだ。

◆ポンド:↓ 【方向感なし】   方向感は下か            多少安定感取戻す   
◇バンドの下限であった150円割れから一旦上昇したものの、中心線を抜けることが出来ず
に伸び悩みの展開となっている。上値の重さが意識されており、バンド幅が縮小傾向にある
ことから大きく上昇することは考えにくい。RCIは短期線が高値圏にあるが中期線が下値圏
にあることから、短期線が下落に向かう可能性が高くバンドの下限である150円割れを目指
しそうだ。

◆ユーロ/ドル:↑ 【続伸】   押し目買い           新高値ないまま天井感     
◇バンドブレイクからバンドを追うような形で上昇が続いており、バンド幅が拡大傾向に
あることからもかなり強い上昇基調といえる。バンドの下限が上昇に転じない限り調整が
入りにくい状況。またRCIをみても短期線・中期線共に高値圏を推移しており、上値の余地
があると考えられる。目先は直近の高値である1.47ドルを目指す動きになりそうだ。

◆豪ドル/ドル:↑ 【続伸】   押し目買い         安定感維持か  
◇バンドの上限を追うような形で相場が上昇している。バンド幅が拡大傾向及びバンドの
中心線が上昇傾向にあることから、さらなる上昇に転じる可能性が高い。その場合はバン
ドの上限である0.87ドルが視野に入ってくる。またRCIをみても、短期線・中期線が上昇
に転じていることから上値の余地があると考えられるが、短期線が下落に転じればバンド
の中心線を目指した動きになり、この場合は0.84ドルが目処になりそうだ。

※その他通貨ペアはお休みとさせていただきます。

[作成・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部]

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┃2┃来週の注目イベントはこれ! 【主な経済指標と政策金利発表】┃
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【来週の注目材料】

来週は日米欧ともに注目イベントが目白押し、本邦については17日(木)第3四半期景況判
断BSI、第三次産業活動指数、18日(金)景気動向指数などの注目度が高く、日銀関連のイ
ベントとしては16日(水)日銀金融政策決定会合、17日(木)日銀政策金利発表、18日(金)
日銀月例報告などに注目が集まる。米国についても重要指標が多く15日(火)ニューヨーク
連銀製造業景気指数、小売売上高、生産者物価指数、16日(水)鉱工業生産、設備稼働率、
消費者物価指数、対米証券投資、経常収支、17日(木)フィラデルフィア連銀製造業景況指
数、住宅着工件数、建設許可件数と枚挙に暇がない。ユーロ圏についても14日(月)鉱工業
生産、15日(火)ドイツ・ZEW景況感調査、16日(水)消費者物価指数、17日(木)貿易収支な
どの重要イベントが連日発表される。各国中銀関連のイベントとしては17日(木)にスイス、
18日(金)にメキシコでそれぞれ政策金利が発表される。その他の注目指標は14日(月)NZ・
小売売上高、15日(火)英・消費者物価指数、16日(水)スイス・ZEW景況感調査、英・失業
率、17日(木)英・小売売上高指数、カナダ・消費者物価指数、18日(金)メキシコ・鉱工業
生産など。

【各国の主なスケジュール】 ※時間はすべて日本時間です。

◆日本
9月14日(月) 13:30 ○鉱工業生産 
          13:30   稼働率指数 
9月15日(火) 15:00 ○工作機械受注 
9月17日(木)  8:50   景況判断BSI 
           8:50   第三次産業活動指数 
          --:-- ◎日銀政策金利発表 
9月18日(金) 14:00 ○景気動向指数 
          14:00 ◎日銀月例報告 
------------------------------------------------
◆米国
9月15日(火) 21:30 ○生産者物価指数 
          21:30 ◎小売売上高 
          21:30 ○ニューヨーク連銀製造業景気指数 
          23:00 ○企業在庫 
9月16日(水) 20:00   MBA住宅ローン申請指数 
          21:30 ◎消費者物価指数 
          21:30 ○経常収支 
          20:15 ○鉱工業生産 
          20:15 ○設備稼働率 
9月17日(木)  2:00   NAHB住宅市場指数 
          21:30 ○住宅着工件数 
            21:30   建設許可件数 
          21:30   新規失業保険申請件数 
          21:30   失業保険継続受給者数 
          23:00 ○フィラデルフィア連銀製造業業況指数 
------------------------------------------------
◆ユーロ圏
9月14日(月) 18:00 ○ユーロ圏・鉱工業生産 
9月15日(火) 18:00 ○独・ZEW景況感調査 
9月16日(水) 18:00 ○ユーロ圏・消費者物価指数 
9月17日(木) 18:00 ○ユーロ圏・貿易収支 
          18:00 ○ユーロ圏・建設支出 
9月18日(金) 15:00 ○独・生産者物価指数 
          17:00 ○ユーロ圏・経常収支 
------------------------------------------------
◆豪州
9月15日(火) 10:30   新規住宅 
          10:30 ◎豪州中銀金融政策決定会合議事録 
9月16日(水) 10:00   Westpac先行指数 
------------------------------------------------
◆英国
9月15日(火)  8:00   RICS住宅価格 
          17:30 ◎消費者物価指数 
          17:30 ◎小売物価指数 
9月16日(水) 17:30 ◎失業率 
          17:30 ○失業保険申請件数 
9月17日(木) 17:30 ◎小売売上高指数 
9月18日(金) 17:30   マネーサプライM4 
------------------------------------------------
◆カナダ
9月14日(月) 21:30   設備稼働率 
9月17日(木) 20:00 ◎消費者物価指数 
          20:00 ○コア消費者物価指数 
          21:30   景気先行指標指数 
------------------------------------------------
◆スイス
9月15日(火) 16:15 ○鉱工業生産  
9月16日(水) 16:15   小売売上高 
          18:00   ZEW景況感調査 
9月17日(木) 21:00 ◎スイス中銀政策金利発表 
------------------------------------------------
◆ニュージーランド
9月14日(月)  7:45 ◎小売売上高指数 
9月15日(火)  7:45 ○製造業売上高 
------------------------------------------------
◆シンガポール
9月15日(火) 14:00   小売売上高 
9月17日(木) 14:00   電子機器 輸出 
          14:00   輸出         
------------------------------------------------
◆ノルウェー
9月15日(火) 17:00   貿易収支 
------------------------------------------------
南アフリカ、メキシコ 特になし

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┃3┃MCFS Weekly Report  為替版       ┃
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※下記レポートの対象期間は9月14日(月)~9月18日(金)です。

【ドル安基調】

財政赤字急増によるドル暴落懸念や安心感を取戻した商品市場への資金シフトによりUSドル
離れが加速しつつあることに加え株価と為替相場の相関性の低下によりドルの実効相場は下
落傾向にある。更にかつては景気後退及び金融不安への対応策としての日米両国の略ゼロ金
利体制下でも実際の市場短期金利はUSドルの方が基軸通貨の地位にある為決済用の資金ニー
ズが高く相対的に高かった為円相場は他通貨に比較してUSドル安の進行が遅れる傾向にあっ
た。

しかし直近は金融不安の沈静化に伴い資金手当ての必要性が弱まり結果的に日米金利差が逆
転する場面が示現することがあり、一段と円高が進行する状況となってきた。したがって今
週のイベントが最近の通貨情勢への影響がポイントになる。イベントの内、経済指標の発表
については、本邦は特にないが、米国では消費者及び生産者物価指数(CPI及びPPI)、小売
売上、企業在庫、証券投資収支、経常収支、鉱工業生産、設備稼働率、住宅着工許可件数と
比較的重要発表が多い。最近の景気回復感から不悪の発表は織込み済みの為期待を裏切ると
反動は大きい。また、中銀関係では16、17日両日、日銀金融政策決定会合が開催され終了後
総裁記者会見がある。現在の経済情勢から政策変更は予想されない。むしろ18日発表日銀金
融経済月報の本邦経済に対する評価内容の方が影響度が高いと思われる。この外、FRB関係
ではサンフランシスコ、リッチモンド両連銀総裁の講演が予定されている。

結局、今週のイベントでは金融不安の再燃等マーケットに強い影響を与えることは考えられ
ず引続きリスクマネーの動向に注目が集まる。米国の経済金融情勢に大きな変化なく引続き
小康状態が続きそうなのでマネーが金、原油を中心とする商品市場に流入しUSドルには不利
な状況が続こう。更に中国等新興国のドル離れの流れは財政赤字拡大によるドル暴落懸念の
拡大により今後も弱まることはないと見られるのでUSドルの軟調地合が続くと予想され下方
圧力が一段と強まると80円台への下抜けも想定の範囲内である。

 9/14~9/18の予想レンジ 高値 94.10円  安値 90.10円

[記・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部部長 藤井肇]


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┃4┃スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  (11日現在)  ┃
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         買い   売り
◆米ドル円:   +2円     -6円   0.08% [→]FRBは低金利の長期維持を表明、目先金利は
                                           据え置きの公算高い。
◆ユーロ円:   +1円    -9円  0.03% [↓]9/3(木)は全会一致で据え置き、ECB総裁は現
                                           行の金利水準適切とコメント。 
◆ポンド円:   +8円   -16円   0.19% [→]BOEは9/10(木)金利を0.50%に据え置きのほ
                                           か、資産買取プログラムも据え置き。
◆豪ドル円:  +57円   -65円   2.63% [→]小売売上高の減少及び雇用統計の弱さを受け、
                                           市場の早期利上げ観測が後退している。
◆スイス円:   -7円    +1円  ----% [→]SNB理事は自国通貨高を強く牽制、9/17(木)
                                           は据え置きが確実視。
◆カナダ円:   +1円     -9円  0.04% [→]BOCは9/10(木)金利を予想通りの据え置き、
                                           声明で2010年半ばまで現行の低金利政策維
                                           持と表明。
◆NZD円:  +38円    -46円   2.15% [↓]RBNZは金利を過去最低の2.50%に据え置き、
                                           2010年後半まで金利を2.50%以下に維持す
                                           ると緩和的バイアスを継続。
◆SGD円:   +1円   -16円   0.06% [↓]8月は据え置き、好結果となったGDPを背景
                                           に一部では利下げ打ち止め観測も浮上。
◆ランド円:  +18円    -22円   5.42% [→]直近のCPIは前年比+6.7%、目先金利は据え
                                           置きを予想。       
◆MXN円:   +2円    -10円   0.11% [→]BDMは物価上昇圧力と景気減速懸念の板ばさ
                                           み、9/9(水)のCPIに市場の関心が集まる。
◆NOK円:   +1円     -9円   0.02% [→]金融当局は2010年第2四半期に利上げの可能
                      性あるとコメント。景況次第では利上げ次
                                           期が早まるとの見方も。
◆EURドル: -0.05ドル   0.00ドル  -  -----------------------------------
◆GBPドル:  +0.05ドル   -0.10ドル   -  -----------------------------------
◆AUDドル:  +0.60ドル    -0.65ドル   -  -----------------------------------

※金利受払額は「1万通貨単位当り」1日分です。
※対ドル通貨のSWAP受払いは米ドルでの扱いとなります。
※年率換算は受取金利の場合。計算式=受取金利×365÷(引値×1万)
※スワップ金利は日々変動します。固定金利ではありません。
※金利受払額は発行日朝時点のものです。

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