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2009/08/28

三菱商事フューチャーズ証券・マーケットフォーサイト

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             2009年8月28日発行 Vol.221
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  □  INDEX
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 ┏●1:来週の動きをズバリ診断! 【Forex On Friday】
 ┣○2:来週の注目イベントはこれ!【主な経済指標と政策金利発表】 
 ┣●3:MCFS Weekly Report 為替版 【動意に欠ける】
 ┗○4:スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  
 
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┃1┃来週の動きをズバリ診断!     【Forex On Friday】    ┃
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■本コーナーの予想は主に一目均衡表を利用しています。
したがって、月足とは「月足・一目均衡表」、同様に週足、日足はそれぞれ「週足・日
足の一目均衡表」を表しています。
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      【基調判断】       【来週の展望】    【3ヶ月基調予測】
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◆米ドル:↓ 【続落】     売り基調          90円割れ定着の可能性         
◇週足・ローソク足がこれまでの支持線であった94.75円を下抜いたことで足元のサポ
ートラインが消失、今週引け時点で94.75円まで戻すことがなければ、当面の間売り基
調が継続する公算が高い。その場合、心理的節目と7月安値の混在する90.00~91.70円
が目先の下値メドとなるが、その水準でも下げ止まらず売りに勢いが付いた場合は年初
来安値である87.10円までの下落も視野に入る。逆に上昇するような展開となっても雲
の存在する95.70円近辺では売り圧力に屈しそう。

◆ユーロ:↓ 【調整売り】     押し目買い        今後大幅上昇期待薄  
◇週足・基準線が上向きのまま切り上がり、下値は転換線の走る132.80円近辺でしっか
りと支えられていることからチャート的には底固い印象。このまま今週の引け時点で
132.80円をしっかりとキープ出来れば、来週は7:3で買い優勢の展開となりそう。仮に
132.80円を割れて引けるようなことになれば、雲の下限である127.40円を意識した軟調
な相場展開が想定できなくもないが可能性は低い。

◆ポンド:↓ 【小幅続落】   戻り売り           150円割れ長期化か   
◇週足・ローソク足が転換線を下抜いたことで、足元は売り方優位の状況。週引けにか
けて転換線の走る154.90円を奪還出来れば買い方にも光が見えてくるが、現時点で望み
は薄い。来週は雲の下限と基準線が混在する144.20~147.20円を下値水域とした売り方
優位の相場展開を予想する。

◆豪ドル:↓ 【 こじっかり 】 押し目買い      主要国の景気二番底要注意    
◇今週も80円台定着が厳しそうな豪ドルではあるが、週足・ローソク足は雲上部に位置
し、基準線も上向きのまましっかりと下値を切り上げていることから、当面は買い方優
位の展開が続きそう。このまま変調をきたすことなく週足・転換線の走る76.40円をしっ
かりとキープ出来れば、雲の上限と直近高値の混在する80~82円を目指し上昇するため
の足場が整う。

◆ユーロドル:↑ 【小幅続伸】 押し目買い      高値更新見込なし     
◇対円通貨が総じて弱含むなか堅調に推移。週足・ローソク足は雲をしっかりと上抜け
目先視界は良好といった状況。このまま順調にいけば直近の高値であり、遅行線が雲と
ぶつかるであろう1.47ドルが目先の上限として意識される。当面は転換線から雲の上限
までの1.413~1.418ドルをサポートとした堅調な展開を予想するが、来週は週末に米雇
用統計が控えるため、想定外の事態に備え損切り管理を徹底したい。

※その他通貨ペアはお休みとさせていただきます。

[作成・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部]

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┃2┃来週の注目イベントはこれ! 【主な経済指標と政策金利発表】┃
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【来週の注目材料】


来週は日米欧ともに重要なファクターが目白押し。本邦については31日(月)に発表される
小売売上高、毎月勤労統計、鉱工業生産、住宅着工戸数などの注目度が高く、米国につい
ては4日(金)に発表される雇用統計に対する注目度が最も高い。その他にも2日(水)に発表
されるADP雇用統計は、雇用統計の前哨戦と見る市場関係者が多いためあわせて注目した
い。また、1日(火)ISM製造業景況指数、中古住宅販売保留、2日(水)製造業新規受注、3日
(木)ISM非製造業景況指数などの重要指標が連日発表され、3日(木)未明には8月分のFOMC
議事録が公表されることからイベントには事欠かない週になりそうだ。ユーロ圏について
も1日(火)失業率、2日(水)第2四半期GDP、生産者物価指数、3日(木)小売売上高とユーロ
圏の景況感を示す重要指標が相次いで発表される。尚、3日(木)には欧州中銀による政策
金利発表が控えており、据え置きや利下げの思惑が交錯していることから平時に比べ注目
度が高い。各国中銀関連としては1日(火)に豪州中銀による政策金利発表が予定されてい
る。その他の注目イベントは31日(月)カナダ・第2四半期GDP、南ア・貿易収支、2日(水)
豪・第2四半期GDP、3日(木)豪・貿易収支、4日(金)カナダ・雇用統計、メキシコ・消費者
物価指数など。尚、4日(金)にはG20財務相会合がロンドンで開催され、為替に関する議題
が論上にあがるかに注目が集まる。

【各国の主なスケジュール】 ※時間はすべて日本時間です。

◆日本
8月31日(月)   8:50 ◎鉱工業生産 
         8:50 ○小売売上高 
        10:30 ○毎月勤労統計 
        14:00 ○住宅着工戸数/建設工事受注 
9月02日(水)   8:50  マネタリーベース 
------------------------------------------------
◆米国
8月31日(月)  22:45 ○シカゴ購買部協会景気指数 
        23:30 ○ダラス連銀製造業活動 
9月01日(火)  23:00 ◎ISM製造業景況指数 
        23:00 ◎中古住宅販売保留 
        23:00  建設支出 
9月02日(水)  20:00  MBA住宅ローン申請指数 
        21:15 ◎ADP雇用統計 
        21:30  非農業部門労働生産性 
        23:00 ◎製造業新規受注 
9月03日(木)   3:00 ◎FOMC議事録(8月分) 
        21:30 ○新規失業保険申請件数 
        23:00 ◎ISM非製造業景況指数 
9月04日(金)  21:30 ◎雇用統計 
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◆ユーロ圏
8月31日(月)  18:00 ◎ユーロ圏・消費者物価指数(速報) 
9月01日(火)  16:55 ○独・失業者数 
        18:00 ○ユーロ圏・失業率 
9月02日(水)  18:00  ユーロ圏・生産者物価指数 
        18:00 ◎ユーロ圏・第2四半期GDP 
9月03日(木)  18:00 ◎ユーロ圏・小売売上高 
        20:45 ◎ユーロ圏・欧州中銀政策金利発表 
9月04日(金)  15:45  仏・財政収支 
------------------------------------------------
◆豪州
9月01日(火)  10:30 ○経常収支 
        10:30  住宅建設許可件数  
        13:30 ◎豪州中銀政策金利発表 
9月02日(水)  10:30 ◎第2四半期GDP 
9月03日(木)  10:30 ◎貿易収支 
------------------------------------------------
◆英国
9月01日(火)  17:30  消費者信用残高 
        17:30  マネーサプライM4 
        17:30 ○PMI製造業 
9月03日(木)  17:30 ○PMIサービス業 
------------------------------------------------
◆カナダ
8月31日(月)  21:30 ◎第2四半期GDP 
9月04日(金)  20:00 ◎失業率 
        20:00 ◎雇用ネット変化率 
        23:00  Ivey購買部協会指数 
------------------------------------------------
◆スイス
9月01日(火)  14:45 ○第2四半期GDP 
        16:30  SVME購買部協会景気指数 
9月04日(金)  16:15 ○消費者物価指数 
------------------------------------------------
◆ニュージーランド
8月31日(月)  12:00  NBNZ企業信頼感 
------------------------------------------------
◆シンガポール
9月02日(水)  22:30  購買部景気指数 
        22:30  電子産業指数 
------------------------------------------------
◆南アフリカ
8月31日(月)  15:00  マネーサプライM3 
        21:00 ○貿易収支 
9月03日(木)  17:00  経常収支 
------------------------------------------------
◆メキシコ
9月04日(金)   2:00  IMEF製造業/非製造業指数 
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◆ノルウェー
8月31日(月)  17:00 ○小売売上高
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┃3┃MCFS Weekly Report  為替版       ┃
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※下記レポートの対象期間は8月24日(月)~8月28日(金)です。

【動意に欠ける】

直近の数週間は景気底打ち期待による株価の安定及び金融不安の沈静化によるマーケット
の落着きを再び不安定化させる材料もなく、加えて夏休みシーズンであった為USドルは動
意に乏しい狭いレンジでの値動きを続けている。今週は日米とも重要なファクターが多い。
この内、経済指標の発表としては、本邦では鉱工業生産速報、住宅着工件数であるが景気
に下げ止まり感が流れているので想定外の悪化は考えられず影響度は高くない。

一方で米国では、シカゴ景況指数、ISM製造業及び非製造業指数、製造業受注及び雇用統
計が発表予定である。各指標とも一定の影響度を持つが、とりわけ雇用統計の市場感応度
は飛び抜けて高い。雇用統計の内、失業率については遅行性を持つ為今冬にかけ一時的に
10%を超える可能性が高い事は既に織込み済であるが、マーケットの注目度が最も高い非
農業雇用者数(Non Farm Payroll)については前月発表同様、今月発表も改善すれば株式、
債券、USドルには順風となる。但し、改善といっても減少巾が縮小するだけと見られ2008
年1月以来既に失業者数が660万人を超えていることを考慮すれば順風は永続きせず厳しい
現実が認識されるであろう。又、FRB関係では8月FOMC議事録が発表されるが事前にニュア
ンスは伝えられておりインパクトはない。

今週の本邦の特殊要因は、31日早朝までには確定すると見られる本邦の総選挙結果である。
事前の世論調査を背景とするマスコミの論調により民主党300議席超獲得が1人歩きし、マ
ーケットでも織込み済の感がある。しかし一方的優位に対するバランス感覚、根強い急激
な変化を嫌う国民性に加え選挙当日の天候等により、投票直前に情勢が急転したことは過
去にあり、予想通り民主党が勝利しても獲得議席数次第ではネガティブな反応があるリス
クは残る。この他、9月24、25日に米国・ピッツバーグで改正予定の景気金融問題に係る
G20サミットの地ならしの為のG20税務相会合が4~5日ロンドンで開催されるが、米国雇用
統計と併せ週末にかけてマーケットに思惑が広がる可能性は否定できない。

結局、今週も不透明要因が多く相場の方向性は出がたいと思われUSドルは94.00を中心と
する小巾な値動きと予想する。尚、1日豪州中銀、3日ECBの政策金利の見直しがある。こ
の内、豪州は据置きと見られるがECBは利下げの可能性がある。

 8/31~9/4の予想レンジ 高値 96.80円  安値 92.20円

[記・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部部長 藤井肇]


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┃4┃スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  (28日現在)  ┃
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         買い   売り
◆米ドル円:   +3円     -8円   0.12% [→]金融当局は低金利の長期維持を表明。
◆ユーロ円:   +1円   -11円  0.03% [↓]ECBは現行の金利水準適切とコメント、9/3
                                           (木)はサプライズ利下げの可能性も。     
◆ポンド円:  +13円   -23円   0.31% [→]BOEが足元の金融緩和政策を維持する公算
                                           高く、目先金利は据え置きを予想。
◆豪ドル円:  +58円   -68円   2.70% [→]RBA理事は26日(水)に「利上げは消費と経
                                           済回復次第」と発言、9/1(火)は据え置き
                                           との見方が多い。
◆スイス円:   -5円    +1円  ----% [→]SNB理事は25日(火)に「自国通貨高を断固
                                           として阻止する」と発言、あわせて低金利
                                           政策の維持も表明。
◆カナダ円:    0円     -6円  ----% [→]BOCは2010年6月まで現行の低金利政策維持
                                           の構え。同副総裁は加ドル高を強く牽制。
◆NZD円:  +35円    -45円   1.99% [↓]金融当局は2010年後半まで金利を2.50%以
                                           下に維持すると表明。景況次第では利下げ
                                           の可能性も。
◆SGD円:   +2円   -12円   0.11% [↓]MASは現行の低金利政策維持の構え。好結
                                           果となったGDPを背景に一部では利下げ打
                                           ち止め観測も浮上。
◆ランド円:  +21円    -26円   6.39% [→]直近のCPIは前年比+6.7%、今後CPIが前年
                                           比+6.5%を明確に下回らない限り、追加利
                                           下げの可能性は低そう。       
◆MXN円:    0円     -3円   ----% [→]BDMは物価上昇圧力と景気減速懸念の板ば
                                           さみ、9/9(水)の消費者物価指数に注目集
                                           まる。
◆NOK円:    0円     -2円   ----% [→]金融当局は2010年第2四半期に利上げ実施
                                           の可能性あるとコメント。景況次第では利
                                           上げ時期が早まるとの声も。
◆EURドル: -0.05ドル   0.00ドル  -  -----------------------------------
◆GBPドル:  +0.05ドル   -0.10ドル   -  -----------------------------------
◆AUDドル:  +0.60ドル    -0.65ドル   -  -----------------------------------

※金利受払額は「1万通貨単位当り」1日分です。
※対ドル通貨のSWAP受払いは米ドルでの扱いとなります。
※年率換算は受取金利の場合。計算式=受取金利×365÷(引値×1万)
※スワップ金利は日々変動します。固定金利ではありません。
※金利受払額は発行日朝時点のものです。

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