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2009/08/21

三菱商事フューチャーズ証券・マーケットフォーサイト

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             2009年8月21日発行 Vol.220
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  □  INDEX
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 ┏●1:来週の動きをズバリ診断! 【Forex On Friday】
 ┣○2:来週の注目イベントはこれ!【主な経済指標と政策金利発表】 
 ┣●3:MCFS Weekly Report 為替版 【ドル安バイアス】
 ┗○4:スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  
 
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┃1┃来週の動きをズバリ診断!     【Forex On Friday】    ┃
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■本コーナーの予想は主に一目均衡表を利用しています。
したがって、月足とは「月足・一目均衡表」、同様に週足、日足はそれぞれ「週足・日
足の一目均衡表」を表しています。
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      【基調判断】  【来週の展望】      【3ヶ月基調予測】
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◆米ドル:↓【続落】    売り基調強い        90円割れ定着の可能性         
◇週足・チャートが基準線を下抜き、ローソク足も雲を下抜いたことで売りサイン点灯。
今週引け時点で、雲の下限である94.80円を下回ることが濃厚のため、目先は基準線と
直近高値のある96.60~97.70円を上限とした上値の重い地合が続くものと思われる。下
値の目安としては直近の安値である91.70円となるが、そこで下げ止まらず90円を割る
ようなことになれば、年初来安値である87.10円までの下落も視野に入ってくる。

◆ユーロ:↓【小幅続落】  132.80円割れなければ買いたい 底固いが大幅上抜けなし
◇他通貨同様に売り基調強いなか、週足・転換線の走る132.80円近辺ではしっかりと支
えられている。仮に今週引け時点で132.80円を割らなければ、基準線もじりじりと切り
あがっていることから、足場固め完了とみなし買い拾っていっても面白い。逆に132.80
円を割って引けるようであれば、直近の安値であり雲の下限である128円近辺までの下
押しの可能性も排除できないため要注意。

◆ポンド:↓【小幅続落】  154.90円がポイント    ダウンサイドリスク薄まるか   
◇上述のユーロと同じく、引け時点で週足・転換線の走る154.90円を上回れるかどうか
がひとつのポイント。もし、154.90円を下回り引けるようであれば、雲の下限から直近
の安値までの144~147円近辺まで弱含むシナリオも描ける。反対に、引け時点で154.90
円にしっかりと乗せ、来週以降も155円台をキープ出来れば、直近の高値であり雲の上
限までの163~167円を目指した値動きが期待できる。

◆豪ドル:↓【 調整売り 】 押し目買い       安値拾いでの買持ち積み上げ    
◇先週に続き調整売りに押され、80円台定着が叶わなかった豪ドルではあるが、週足チ
ャートは徐々に下値を切り上げて、目下雲上部に位置している。転換線も基準線をしっ
かりと上抜いた状態で、基準線も上向くなど、チャート的には他通貨に比べ優良といっ
た印象。今週から来週にかけて週足・転換線の走る76.40円にしっかりと乗せることが
出来れば、再び80~82円を目指し上昇してもおかしくはない。

◆ユーロドル:↑【小幅反発】   押し目買い     上値限界感強まる     
◇対円通貨が総じて弱含むなか、こじっかりといった印象。週足・転換線が基準線を上
抜けたまましっかりと切りあがっていることから、目先は転換線から雲の上限までの
1.413~1.418ドルをサポートとした安定的なフライトを続けそう。ターゲットは直近の
高値であり、遅行線が雲とぶつかるであろう1.47ドルとしたい。

※その他通貨ペアはお休みとさせていただきます。

[作成・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部]

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┃2┃来週の注目イベントはこれ! 【主な経済指標と政策金利発表】┃
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【来週の注目材料】

来週は米注目イベントが目白押し!24日(月)シカゴ連銀全米活動指数、25日(火)住宅価格
指数、消費者信頼感指数、リッチモンド指数連銀製造業、26日(水)耐久財受注、新築住宅
販売件数、27日(木)第2四半期GDP(改定値)、個人消費、コアPCE、28日(金)ミシガン大學
消費者信頼感指数、PCEデフレータ/コアデフレータ、個人所得/個人支出など重要指標が
連日発表される。なかでも25日(月)、26日(火)に発表される住宅関連指標については、近
時のマーケットで住宅不況の底打ち観測が浮上し始めていることもあり、平素に比べ注目
度が高そうだ。また、25日(火)には米議会予算局(CBO)が予算および経済見通しを発表し、
27日(木)にはアトランタ、リッチモンド地区、翌28日(金)にはセントルイス地区連銀総裁
がそれぞれ講演を行う。その他の注目イベントは、24日(月)カナダ・小売売上高、25日
(火)ドイツ・第2四半期GDP、NZ・RBNZインフレ期待(2年間) 、26日(水)日・貿易収支、ド
イツ・IFO景気動向、南ア・消費者物価指数、メキシコ・第2四半期名目GDP、27日(木)NZ・
貿易収支、28日(金)日・消費者物価指数、失業率、ユーロ圏・業況判断指数、英・第2四
半期GDP、カナダ・経常収支、鉱工業生産など。

【各国の主なスケジュール】 ※時間はすべて日本時間です。

◆日本
8月26日(水)   8:50 ○貿易収支 
8月28日(金)   8:30 ○失業率/有効求人倍率 
         8:30 ○消費者物価指数 
------------------------------------------------
◆米国
8月24日(月)  21:30  シカゴ連銀全米活動指数 
8月25日(火)  22:00 ○S&P/ケース・シラー住宅価格指数 
        23:00 ○リッチモンド連銀製造業指数 
        23:00 ○消費者信頼感指数 
8月26日(水)  20:00  MBA住宅ローン申請指数 
        21:30 ◎耐久財受注 
        23:00 ○新築住宅販売件数 
8月27日(木)  21:30 ◎第2四半期GDP 
        21:30 ◎個人消費 
        21:30 ○コアPCE 
        21:30  新規失業保険申請件数 
8月28日(金)  21:30 ○個人所得/個人支出 
        21:30 ○PCEデフレータ/コアデフレータ 
        22:55 ○ミシガン大学消費者信頼感指数 
------------------------------------------------
◆ユーロ圏
8月25日(火)  15:00 ○独・第2四半期GDP 
8月26日(水)  17:00 ◎独・IFO景気動向 
8月27日(木)  15:10  独・GFK消費者信頼感調査 
        17:00  ユーロ圏・マネーサプライM3 
8月28日(金)  18:00 ◎ユーロ圏・業況判断指数 
        18:00  ユーロ圏・消費者信頼感 
------------------------------------------------
◆豪州
8月27日(木)   9:00  コンファレンスボード景気先行指数 
------------------------------------------------
◆英国
8月28日(金)   8:00  GFK消費者信頼感調査 
        17:30 ◎第2四半期GDP 
        17:30  個人消費 
------------------------------------------------
◆カナダ
8月24日(月)  21:30 ◎小売売上高 
8月28日(金)  21:30 ○経常収支 
------------------------------------------------
◆スイス
8月28日(金)  18:30  KOFスイス先行指数 
------------------------------------------------
◆ニュージーランド
8月25日(火)  12:00  RBNZインフレ期待 
8月27日(木)   7:45 ◎貿易収支 
8月28日(金)   7:45  住宅建設許可 
------------------------------------------------
◆シンガポール
8月24日(月)  14:00  消費者物価指数 
8月26日(水)  14:00 ○鉱工業生産 
------------------------------------------------
◆南アフリカ
8月26日(水)  18:30 ◎消費者物価指数
8月27日(木)  18:30 ○生産者物価指数 
------------------------------------------------
◆メキシコ
8月25日(火)   4:30 ○貿易収支 
        23:00 ○経常収支 
8月26日(水)   4:30  名目第2四半期GDP 
8月27日(木)   4:30 ○失業率 
------------------------------------------------
◆ノルウェー
8月26日(水)  17:00 ○失業率(6月) 
8月27日(木)  17:00 ○失業率(8月) 
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┃3┃MCFS Weekly Report  為替版       ┃
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※下記レポートの対象期間は8月24日(月)~8月28日(金)です。

【ドル安バイアス】

直近のマーケットは多少前のめり気味であった景気反転期待感に多少疲れが見え、現実の
景気実態に関心が集まりつつあるように見える。即ち、発表される経済指標についても比
較対象である前年の発射台が既に景気下降が進行中であった為に前年対比で多少改善が見
られたとしても経済実態としては底這い状態には変りがないとの見方から株価の反転上昇
力に限界が見られること。加えて金融不安についても直ちに金融機関の不良債権が再び積
み上がり巨額の損失ひいては倒産の危機に直面の如き事態は回避されており、更に短期の
銀行間取引金利も安定した為表面沈静化はしているものの金融機関の収益環境が著しく改
善したわけではなく、景気の底這い状態の長期化により再び金融不安が再燃する可能性は
残る。この様な不透明感の広がりにより外国為替相場も動意の乏しい値動きになっている。

今週も経済指標の発表としては、本邦で失業率及び消費者物価指数(CPI)、米国ではCB
消費者信頼感指数、耐久材受注、新築住宅販売、本年第2四半期GDP改定値、個人所得、消
費支出と比較的重要なものが並ぶが前記発射台との兼ね合いで不悪は織込み済であり、株
式、債券、外国為替市場にはインパクトは大きくないと見られる。

今週の円相場の最重要ポイントは、30日の総選挙である。事前の情勢では、民主党圧倒的
優位が伝えられ政権交代が現実化しつつあるように見える。しかし自民、民主両党のマニ
フェストは双方とも欠点だらけであり、自民党の長期政権下で確立した組織、資金を背景
とした底力は侮れない。更に急激な変化を嫌う国民性により一方的に優勢な事前予想に対
しては投票直前にバランス感覚が働き想定外の結果となる例も多い。

したがって今週のUSドルは、引続き方向性の乏しい小巾な値動きの可能性が強い。但し、
投票直前まで民主優勢が持続されると同党のマニフェストがバラマキの色彩が濃いだけに
内需活発化を期待する外国人投資家の日本株への買い意欲が強まる可能性に加え、今秋以
降米国の景気テコ入れ策の一巡や財政赤字拡大による中国等のドル離れにより円高傾向を
強めるとの見方がマーケットの一部に根強いだけにUSドル売りが強まるリスクは残る。

 8/24~8/28の予想レンジ 高値 96.60円  安値 92.60円

[記・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部部長 藤井肇]


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┃4┃スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  (21日現在)  ┃
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         買い   売り
◆米ドル円:   +1円     -6円   0.04% [→]FRBは低金利の長期維持を表明。
◆ユーロ円:    0円   -10円  ----% [↓]ECBは現行の金利水準適正とコメント、9/3
                                           (木)は据え置き予想優勢。     
◆ポンド円:   +9円   -19円   0.21% [→]19日(水)の議事録で前回の据え置きは全会
                                           一致であったことが判明。直近のCPIが強
                                           含んだことで市場の利下げ観測は後退。
◆豪ドル円:  +58円   -68円   2.70% [→]RBAは「適切な時期来れば迅速に利上げを
                                           行う」と発言、9/1(火)は据え置き予想が
                                           優位。
◆スイス円:   -8円     0円  ----% [→]金融当局は自国通貨高を強く警戒、当面は
                                           低金利政策の維持構え。
◆カナダ円:    0円    -10円  ----% [→]BOCは2010年6月まで現行の低金利政策維持
                                           の構え。財務相は加ドル高を強く懸念。
◆NZD円:  +37円    -47円   2.12% [↓]RBNZは2010年後半まで金利を2.50%以下に
                                           据え置く構え。景況次第では利下げの可能
                                           性も。
◆SGD円:    0円   -15円   ----% [↓]MASは現行の低金利政策維持の構え。好結
                                           果となったGDPを背景に一部では利下げ打
                                           ち止めとの見方も。
◆ランド円:  +21円    -26円   6.45% [→]直近のCPIは前年比+6.9%、目先金利は据
                                           え置きか。       
◆MXN円:    0円     -3円   ----% [→]BDMは声明で追加利下げの打ち止めを表明、
                                           8/21(金)は据え置きとの見方が多い。 
◆NOK円:    0円     -2円   ----% [→]金融当局は2010年第2四半期に利上げ実施
                                           の可能性あるとコメント。
◆EURドル: -0.05ドル   0.00ドル  -  -----------------------------------
◆GBPドル:  +0.05ドル   -0.10ドル   -  -----------------------------------
◆AUDドル:  +0.60ドル    -0.65ドル   -  -----------------------------------

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 加入協会  : 日本商品先物取引協会、社団法人金融先物取引業協会
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