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2009/07/24

三菱商事フューチャーズ証券・マーケットフォーサイト

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             2009年7月24日発行 Vol.216
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  □  INDEX
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 ┏●1:来週の動きをズバリ診断! 【Forex On Friday】
 ┣○2:来週の注目イベントはこれ!【主な経済指標と政策金利発表】 
 ┣●3:MCFS Weekly Report 為替版 【小康状態を継続】
 ┗○4:スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  
 
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┃1┃来週の動きをズバリ診断!     【Forex On Friday】    ┃
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■本コーナーの予想は主に一目均衡表を利用しています。
したがって、月足とは「月足・一目均衡表」、同様に週足、日足はそれぞれ「週足・日
足の一目均衡表」を表しています。
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        【基調判断】       【来週の展望】    【3ヶ月基調予測】
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◆米ドル:↓ 【 頭重い】      95.30円接近利食い  円高可能性大
上空を覆う厚い週足・雲に遮られ、現状では売り方優位の状況。6月下旬に一度、この厚
い雲の突入に挑戦しているが、その時は突入後、97円から一気に91.70円まで押し戻され
るなど、強力な抵抗に見舞われている。現在その雲は95円近辺に存在しており、今相場
はまさに、雲への再突入を試みようとしているところ。今まで通りであれば、圧力に屈
し値を崩す展開が予想されるが、これまでと異なるのは4ヶ月近く横ばいを続けていた週
足・基準線が上向いたことで、仮に来週以降95円台定着なれば、98円台を目指し上昇す
る可能性も浮上する。

◆ユーロ:→ 【小幅続伸】      132~136.80円    円ドルクロスの影響大
週足のローソク足が、厚い雲の中にすっぽりと包み込まれたことで、現在は視界不良に
陥り、暗中模索といった状況。このような状況下、来週は雲の内部である132~136.80円
の間を、手探り状態でもみあう展開が予想される。ただし、週足・転換線が基準線を上
抜け、かつ基準線が上向く、というふたつの買いサインが点灯中であることから、現状
では7:3で買い方優勢といった状況か。

◆ポンド:↑ 【小幅続伸】      160円接近利食い   実質的には弱い
6月下旬から4度目の上値トライで、ようやく週足・雲の突入に成功。今回突入した雲は、
価格幅が150~167円と大きく、突破は容易ではなさそう。ただし、週足・転換線が基準
線をキレイに上抜くなど、買いシグナルが点灯中ということもあり、目先の基調として
は買い方優位の情勢か。上昇局面では、直近の高値160.25円を目指し、下降局面では雲
の下限となる152円がサポートになりそうだ。

◆豪ドル:↑ 【続伸】        押し目買い       見直し感一服
6月中旬から7月上旬にかけて、坂道を転がるが如く8円近く下落(79.50→70.90円)した
ものの、先週より一挙に上昇に転じ、半値戻しとして意識されていた75.20円を悠々突破。
今週に入っても勢いは止まらず力強く上昇、足元75.50~77円の水準を堅調に推移してい
る。来週は、この上昇勢いが続くかどうかに注目したい。仮に、ガス欠に陥ることなけ
れば、雲の上限であり、心理的節目である80円突破も現実味を帯びる。サポートは75.50
円。

◆ユーロドル:↑ 【続伸】      押し目買い     頭打ち反落
6月上旬から、3度上値トライするも、ことごとく返り討ちにあっていた雲の上限1.4170
ドルを、今週になってようやく突破。週足・転換線が基準線を上抜き、かつ遅行線もロ
ーソク足を上抜くという状況につき、もう一段の上昇に期待が持てる状況。尚、今週の
引値が、雲の上限である1.4170ドルを上抜ければ、三役好転、すなわち全ての買いシグ
ナルが点灯する状況となる点にも注目。サポートラインは週足・支持線が走る1.40ドル
としたい。

※その他通貨ペアはお休みとさせていただきます。

[作成・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部]

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┃2┃来週の注目イベントはこれ! 【主な経済指標と政策金利発表】┃
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【来週の注目材料】

来週は日米欧ともに重要なイベントが目白押し。本邦に関する注目指標は29日(水)小売
売上高、30日(木)鉱工業生産(速報)、31日(金)消費者物価指数、住宅着工戸数、失業
率など。米国については27日(月)新築住宅販売件数、28日(火)消費者信頼感指数、リッ
チモンド連銀製造業指数、S&Pケースシラー住宅価格指数、29日(水)耐久財受注、31日
(金)第2四半期GDP(速報)、個人消費、コアPCE、シカゴ購買部協会景気指数などで、
30日(木)にはベージュブック(地区連銀経済報告)が公表される。また、米要人らによる
講演も多く予定されており、27日(月)にはバーナンキFRB議長、28~29日(水)にかけて
はサンフランシスコ、ニューヨーク連銀総裁らが講演を行う。そして、27~28日(火)に
かけては、米中戦略経済対話がワシントンで開催予定と、材料に事欠かない週になりそ
うだ。ユーロ圏についても、30日(木)ユーロ圏・業況判断指数、独・失業率、小売売上
高指数、31日(金)ユーロ圏・消費者物価指数(速報)および失業率と、重要度の高い指標
が連日発表される。各国中銀関連としては30日(木)にNZで政策金利の発表が控えており、
あしもと利下げや据え置きの思惑が交錯していることから平素に比べ注目度が高そうだ。
その他の注目は28日(火)NZ・貿易収支、29日(水)南ア・消費者物価指数、30日(木)カナ
ダ・鉱工業生産、31日(金)英・GFK消費者信頼感調査、カナダ・5月GDP、南ア・貿易収
支など。

【各国の主なスケジュール】 ※時間はすべて日本時間です。

◆日本
7月27日(月)   8:50  企業向けサービス価格指数 
7月29日(水)   8:50 ○小売売上高/小売売上高指数 
7月30日(木)   8:50 ◎鉱工業生産 
7月31日(金)   8:30 ○失業率/有効求人倍率 
         8:30 ○消費者物価指数 
        14:00 ○住宅着工戸数/建設工事受注 
------------------------------------------------
◆米国
7月27日(月)  23:00 ○新築住宅販売件数 
        23:30  ダラス連銀製造業活動 
7月28日(火)  22:00 ○S&P/ケースシラー住宅価格指数 
        23:00 ○消費者信頼感指数 
        23:00  リッチモンド連銀製造業指数 
7月29日(水)  20:00  MBA住宅ローン申請指数 
        21:30 ◎耐久財/耐久財受注 
7月30日(木)   3:00 ◎ベージュブック(地区連銀経済報告) 
        21:30  新規失業保険申請件数 
7月31日(金)  21:30 ◎第2四半期GDP(速報)
        21:30 ○コアPCE 
        21:30 ○個人消費 
        22:45 ○シカゴ購買部協会景気指数 
------------------------------------------------
◆ユーロ圏
7月27日(月)  15:10 ○独・GFK消費者信頼感調査 
        17:00  ユーロ圏・マネーサプライM3 
7月29日(水)  15:45  仏・生産者物価指数 
        17:00  ユーロ圏・マネーサプライM3 
7月30日(木)  16:55  独・失業率/失業者数 
        18:00 ◎ユーロ圏・業況判断指数 
        18:00  ユーロ圏・消費者信頼感 
7月31日(金)  18:00 ◎ユーロ圏・消費者物価指数(速報) 
        18:00 ○ユーロ圏・失業率 
------------------------------------------------
◆豪州
7月28日(火)  10:30  NAB企業信頼感指数 
7月30日(木)  10:30  住宅建設許可件数  
------------------------------------------------
◆英国
7月29日(水)  17:30  消費者信用残高 
7月29日(水)  17:30  マネーサプライM4 
7月31日(金)   8:00 ○GFK消費者信頼感調査 
------------------------------------------------
◆カナダ
7月30日(木)  21:30 ◎鉱工業生産 
7月31日(金)  21:30 ◎5月GDP 
------------------------------------------------
◆スイス
7月31日(金)  18:30  KOFスイス先行指数 
------------------------------------------------
◆ニュージーランド
7月28日(火)   7:45 ◎貿易収支 
7月29日(水)   7:45  住宅建設許可 
7月29日(水)  12:00  NBNZ企業信頼感 
7月30日(木)   6:00 ◎NZ中銀政策金利発表 
7月30日(木)  12:00  マネーサプライM3 
------------------------------------------------
◆シンガポール
7月31日(金)  11:00  失業率 
------------------------------------------------
◆南アフリカ
7月29日(水)  15:00  マネーサプライM3 
7月29日(水)  18:30 ◎消費者物価指数 
7月30日(木)  16:00 ○生産者物価指数 
7月31日(金)  21:00 ○貿易収支 
------------------------------------------------
◆メキシコ
7月31日(金)   4:30  財政収支 
------------------------------------------------
◆ノルウェー
7月30日(木)  17:00   失業率 
------------------------------------------------

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┃3┃MCFS Weekly Report  為替版       ┃
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※下記レポートの対象期間は7月27日(月)~7月31日(金)です。

【小康状態を継続】

直近の外国為替市場は、金融不安の沈静化に加え景気動向についても注目されていた米国
企業の本年第2四半期決算発表は、実情は問題含みながら表面的には好転した企業が多かっ
た結果米国株価が反転上昇し、比較的落着いた動きを示している。

今週は決算発表の山は越したものの月末を控え、重要なイベントが多い。この内、経済指
標の発表としては、本邦では鉱工業生産速報、消費者物価指数及び完全失業率である。本
邦の景気下降の勢いは一時程でなく、一部に回復期待感が浮上しているが指標結果によっ
ては再び不安感が台頭することもあろう。特に個人消費と直結する完全失業率の悪化は来
月末の総選挙を控えて苦戦を噂される政府、自民党に打撃となる可能性が強く選挙後の新
政権の経済政策に対する思惑が広がり、マーケットの波乱要因になることも考えられる。

一方、米国では地区連銀景況報告(ベージュブック)、新築住宅販売、耐久材受注、シカ
ゴ景況報告及び最注目の本年第2四半期GDP速報が発表される。米国景気動向を直接的に示
すGDPについては本年第1四半期の△5.7%が大底で以降は反転するとの見方がマーケットの
大勢であるもののポイントは回復巾である。第2四半期についてのマーケットの事前予想は、
△1.5%と前後とマイナスではあるものの対前期比では4%以上の改善を見込んでいる。し
たがって速報値がマイナス1%未満であれば最近のマーケットの明るさは一段と増大に株価
に好影響となろう。一方で可能性は少ないがマイナスが2%を超えるとマーケットは暗転し、
米国景気回復後ずれ感が急速に台頭し株価の大巾下落は避けられまい。

また、政府及びFRB関連ではニューヨーク、サンフランシスコ両連銀総裁の講演及び27~28
両日ワシントンで米中戦略、経済対話が予定されている。対話の席上では、中国は外貨準
備として保有中の米国債を中心とする多額のUSドル建資産価値維持の為USドルの高値安定
を米国に要求すと見られ、一方米国は多少減少したとは言え巨額の対中貿易赤字是正の為
人民元切り上げを要請すると考えられる。結局、米中両国の綱引きの結果が外国為替相場
に反映されるが、現在の米中の経済面での力関係ではやや中国優位と思われ、USドルの大
巾下落要因になる可能性は少ない。

今週については、米中対話を除けば主要イベントが週央以降になるが米国景気回復の期待
が高まっているので株価が安定基調に推移する可能性は強く、GDP発表までは最近の株価と
為替相場の逆相関関数を反映してUSドルは94~95円台を中心とする上値の重い値動きと予
想する。

 7/27~7/31の予想レンジ 高値 96.40円  安値 92.40円

[記・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部部長 藤井肇]


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┃4┃スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  (24日現在)  ┃
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         買い   売り
◆米ドル円:   +2円     -7円   0.08% [→]FRBは低金利の長期継続の可能性を示唆、
                                           市場の早期利上げ期待後退。
◆ユーロ円:    0円   -10円  ----% [→]ECBは市場の利下げ期待を牽制、8/6(木)
                                           は据え置き予想が優勢。     
◆ポンド円:   +7円   -17円   0.16% [→]7/22(水)の英中銀議事録で、前回の据え
                                           置きは全会一致であったことが判明。目
                                           先金利は据え置きを予想。
◆豪ドル円:  +51円   -61円   2.41% [→]RBAは7/21(木)の議事録で、必要あれば
                                           利下げ余地あるとの見解を示す。
◆スイス円:   -6円     0円  ----% [→]SNB総裁は自国通貨高およびデフレを警
                                           戒、当面は低金利の維持を予想。
◆カナダ円:    0円    -10円  ----% [→]7/21(火)は据え置き、7/23(木)の金融政
                                           策報告で、BOC総裁は加ドル高を再度牽制。
◆NZD円:  +31円    -41円   1.83% [→]7/30(木)は据え置き予想が優勢、RBNZは
                                           利下げ可能性について含みを残す。
◆SGD円:    0円   -10円   ----% [↓]MASは現行の金融緩和政策維持の構え。
◆ランド円:  +19円    -24円   5.62% [→]SARBはインフレの高止まりを懸念、7/29
                                           (水)発表の消費者物価指数を注視したい。       
◆MXN円:    0円     -3円   ----% [→]BDMは声明で、これまでの金融緩和政策の
                                           休止を発表。 
◆NOK円:    0円     -2円   ----% [→]金融当局は政策金利の底打ちを示唆、必
                                           要とあれば利下げも可能とコメント。
◆EURドル: -0.10ドル  -0.02ドル  -  -----------------------------------
◆GBPドル:  +0.03ドル   -0.09ドル   -  -----------------------------------
◆AUDドル:  +0.56ドル    -0.62ドル   -  -----------------------------------

※金利受払額は「1万通貨単位当り」1日分です。
※対ドル通貨のSWAP受払いは米ドルでの扱いとなります。
※年率換算は受取金利の場合。計算式=受取金利×365÷(引値×1万)
※スワップ金利は日々変動します。固定金利ではありません。
※金利受払額は発行日朝時点のものです。

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