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2009/07/10

三菱商事フューチャーズ証券・マーケットフォーサイト

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             2009年7月10日発行 Vol.214
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  □  INDEX
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 ┏●1:来週の動きをズバリ診断! 【Forex On Friday】
 ┣○2:来週の注目イベントはこれ!【主な経済指標と政策金利発表】 
 ┣●3:MCFS Weekly Report 為替版 【一時91円台に下落】
 ┗○4:スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  
 
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┃1┃来週の動きをズバリ診断!     【Forex On Friday】    ┃
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■本コーナーの予想は全て日足・移動平均線およびRSI・14日指数を利用しています。
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       【基調判断】       【来週の展望】      【3ヶ月基調予測】
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◆米ドル/円:↓【下抜け】      下値試し       円高一段進行の可能性
◇レンジを下抜け一気に円高進行。上値は大下げとなった8日の高値95円手前への意識が
強そうだ。下値は同じく8日の安値92円割れ水準。ここを下抜けると年初来安値87円前半
まで下げが加速する可能性がある。92円割れ水準での攻防が今後を左右しそうだ。

◆ユーロ/円:→【大幅調整】     底探り        軟調地合再開
◇今回の下落は一時200日移動平均線の127円半ば割れまで円高進行となったが、その後
反転。7日移動平均線が49日移動平均線を下抜けたことにより売られそうな印象が強く、
再度下値試しに行く公算が高い。再度127円半ばで自律反発できるかどうかに注目した
い。

◆ポンド/円:→【大幅調整】     余地を残す       先行き好転期待薄
◇他通貨と同様に大幅な円高進行。9日には7日移動平均線と49日移動平均線がデッドク
ロスで売りサイン。下値の200日移動平均線は145円レベルに走っており、下げ余地とし
てはユーロよりも下げ余地を残しており、下値への緊迫感は比較的緩そうだ。ただ再度1
60円トライなどもしばらくはおあずけとなりそうだ。

◆豪ドル/円:↓【下げ足りない】   下値余地大きい     売りタイミング探し
◇円高進行となったが他通貨と比較すると下げ幅は限定的なものとなった。ただ次の下
値サポートは200日移動平均線の67円半ばと現在の水準から5円以上の下値余地を残す。
上値の重さを確認後に再度、下値試しとなれば今回よりも大きな下げになる可能性があ
るので注意したい。

◆カナダドル/円:↑【底打ちか】   押し目到来         大幅上抜け期待薄
◇大きく反落となったが200日移動平均に拾われる。7日移動平均線82円レベルまで上昇
できれば49日移動平均線の85円レベルまでの上昇が望め、その水準を維持する事により
7日移動平均線が49日移動平均線を上抜けるゴールデンクロス達成も十分想定できそう
だ。

◆ユーロ/ドル:↓【高止まり】    徐々に重くなる     弱含み展開か
◇対円通貨の下落の影響はまったく受けず1.4000を挟んだ値動きを継続。ただ49日移動
平均線が徐々に上昇してきており、7日移動平均線とのデッドクロスもそう遠くなさそう
だ。下落を始めると200日移動平均線の1.3300レベルまでの大幅調整が見込まれるので、
買いポジション保持は手控えたい。

※その他通貨ペアはお休みとさせていただきます。

※注目通貨をピックアップして動画で解説!今週のレポートは「ポンド/円」です。
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[作成・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部]

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┃2┃来週の注目イベントはこれ! 【主な経済指標と政策金利発表】┃
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【来週の注目材料】

来週は米注目イベントが目白押し!!14日(火)小売売上高、月次財政収支、生産者物価
指数、15日(水)鉱工業生産、消費者物価指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日
(木)対米証券投資、フィラデルフィア連銀製造業業況指数、17日(金)住宅着工件数と重
要指標が連日発表される。16日(木)にはFOMC議事録の公表が控えており、米経済の先行
きを見通す判断材料として市場の注目が集まりそう。
ユーロ圏に関しても注目イベントが多く14日(火)独・ZEW景況感調査、ユーロ圏・鉱工業
生産、15日(水)ユーロ圏・消費者物価指数、17日(金)貿易収支などの重要指標が発表を
控える。なかでも、14日(火)に発表されるZEW景況感調査は相場感応度が高いため要注目。
その他の注目指標は13日(月)NZ・小売売上高、14日(火)英・消費者物価指数、15日(水)
英・失業率、SG・小売売上高、16日(木)スイス・ZEW景況感調査、NZ・消費者物価指数、
17日(金)カナダ・消費者物価指数、景気先行指標指数、メキシコ・鉱工業生産など。

【各国の主なスケジュール】 ※時間はすべて日本時間です。

◆日本
7月13日(月) 13:30 ○鉱工業生産 
       14:00   消費者態度指数 
7月15日(水) --:-- ◎日銀政策金利発表 
       15:00 ○工作機械受注 
7月16日(木)  8:50   第三次産業活動指数 
7月17日(金) 14:00 ○景気一致CI指数 
       14:00 ○景気先行CI指数 
------------------------------------------------
◆米国
7月14日(火)  3:00 ○月次財政収支 
       21:30 ◎生産者物価指数 
       21:30 ◎小売売上高 
       23:00 ○企業在庫 
7月15日(水)  6:00   ABC消費者信頼感指数 
       20:00 ○MBA住宅ローン申請指数 
       21:30 ◎消費者物価指数 
       21:30 ○ニューヨーク連銀製造業景気指数 
       22:15 ○鉱工業生産 
7月16日(木)  3:00 ◎FOMC議事録 
       21:30   新規失業保険申請件数 
       21:30   失業保険継続受給者数 
       23:00 ○フィラデルフィア連銀製造業景気指数 
7月17日(金)  2:00   NAHB住宅市場指数 
       21:30 ○住宅着工件数 
       21:30 ○建設許可件数 
------------------------------------------------
◆ユーロ圏
7月14日(火) 18:00 ○独・ZEW景況感調査 
       18:00 ○ユーロ圏・ZEW景況感調査 
       18:00 ○ユーロ圏・鉱工業生産 
7月15日(水) 18:00 ◎ユーロ圏・消費者物価指数 
7月17日(金) 18:00 ○ユーロ圏・貿易収支 
       18:00 ○ユーロ圏・建設支出 
------------------------------------------------
◆英国
7月14日(火) 17:30 ◎消費者物価指数 
       17:30 ◎小売物価指数 
7月15日(水) 17:30 ◎失業率 
------------------------------------------------
◆カナダ
7月15日(水) 21:30 ○製造業出荷 
7月17日(金) 20:00 ◎消費者物価指数 
       21:30 ○景気先行指標指数 
------------------------------------------------
◆スイス
7月15日(水) 16:15   小売売上高
       18:00   ZEW景況感調査
------------------------------------------------
◆ニュージーランド
7月13日(月)  7:45 ◎小売売上高指数 
7月16日(木)  7:45 ◎消費者物価
        7:45   消費者価格 
------------------------------------------------
◆シンガポール
7月15日(水) 14:00   小売売上高 
7月17日(金) 14:00   電子機器 輸出 
------------------------------------------------
◆南アフリカ
7月15日(水) 18:30 ◎実質小売売上 
------------------------------------------------
◆メキシコ
7月14日(火)  4:30   総設備投資 
7月17日(金) 23:00 ○メキシコ中銀政策金利発表 
7月18日(土)  4:30 ○鉱工業生産 
------------------------------------------------
◆ノルウェー
7月15日(水) 17:00   貿易収支 
------------------------------------------------
豪州 特になし


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┃3┃MCFS Weekly Report  為替版       ┃
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※下記レポートの対象期間は7月13日(月)~7月17日(金)です。

【一時91円台に下落】

今春以来、一部経済指標の好転や当局要人の楽観的な発言によりマーケットも景気回復感
が浮上し、それまでリスク回避の為比較的に安全と評価されていた日米の短期金融市場に
滞留していたリスクマネーが一挙に株式、商品等のリスクマーケットに回帰した為円相場
も一時よりはやや円安レベルである96~101円のレンジでの小動きに推移してきた。
しかし今月初頭の本邦の日銀短観及び米国の雇用統計、特にマーケットの関心が高い非農
業部門雇用者数のいずれもが事前のマーケット予想より大巾な不芳と発表された為楽観ム
ードが一掃され景気悪化が一段と深刻化し回復の時期も後ずれするとの悲観論が台頭し、
一部には政府当局の更なる景気対策が必要との声すら表面化してきた。この結果株式、商
品市場からリスクマネーが再び相対的に安全とされる本邦金融市場に流入した結果、外国
為替市場では一時91円台の円高相場を示現した。

今週の円相場も直近のマーケットコンセンサスを引き継ぎ景気悪化を示すファクターに強
い反応度を示すと思われる。ファクターの円経済指標の内、経済指標発表としては本邦で
はないが米国では財政収支、生産者及び消費者物価指数(PPI&CPI)、鉱工業生産、設備
稼働率、NY連銀景況指数、証券投資収支、住宅着工許可件数と重要指標が多く、悪化の発
表にはUSドル安になると考えられる。又、中銀関係では14、15両日日銀金融政策決定会合
が開催されるが政策変更はなく影響はない見込である。

今週最も注目されるポイントは、今後3週間程度続く米国企業の本年第2四半期決算発表で
ある。現在のマーケットでは、株価と円相場の逆相関関係が明確になっているので企業収
益の悪化は株価の軟調を招き、結果的に円高USドル安になる。現在の景気回復の速度が遅
いので企業業績が想定外に好転することは難しいと考えられ株価の低迷が続く可能性が強
い。

したがってUSドルも92~93円台を中心として上値が重く下抜けし易い値動きと予想され、
株価、商品の下げがキツいと当面の節目である90.00に急接近することもありえよう。尚、
16日のECB理事会では恒例により政策変更は予定されてない。


 7/13~7/17の予想レンジ 高値 95.60円  安値 90.60円

[記・三菱商事フューチャーズ証券/外国為替部部長 藤井肇]


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┃4┃スワップ金利情報とワンポイント金利動向予測  (10日現在)  ┃
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

         買い   売り
◆米ドル円:   +5円    -10円   0.20% [→]FRBは市場の利上げ期待を牽制。目先金利
                                           は据え置きを予想。
◆ユーロ円:   +1円   -11円  0.03% [→]ECBはユーロ建て融資が急増したなかで、
                                           利下げをすれば逆効果を招く可能性がある
                                           と指摘。     
◆ポンド円:   +9円   -19円   0.22% [→]BOEは7月のMPCで政策金利を0.50%とし、4
                                           ヶ月連続の据え置きを決定した。
◆豪ドル円:  +53円   -63円   2.66% [→]7/7(火)予想通りの据え置き。声明文で追
                                           加利下げの余地について含みをもたした。
◆スイス円:  -10円    -2円  ----% [→]SNBは自国通貨高阻止を表明、当面は低金
                                           利政策の維持が見込まれる。
◆カナダ円:   -6円     +1円  ----% [→]金融当局は加ドル高を牽制、2010年6月ま
                                           では現行の低金利政策維持の構え。
◆NZD円:  +33円    -43円   2.06% [↓]RBNZは今後の利下げ可能性について含みを
                                           残す。
◆SGD円:  -15円    +4円   ----% [↓]6月は据え置き、MASは当面金融緩和政策を
                                           維持する見通し。
◆ランド円:  +20円    -25円   6.39% [→]SARBは声明で高インフレを懸念、市場の利
                                           下げ観測は後退。       
◆MXN円:    0円     -3円   ----% [↓]BDMは現況を静観、インフレ圧力収斂すれ
                                           ば追加利下げの可能性も。 
◆NOK円:    0円     -3円   ----% [→]金融当局は金利の底打ちを示唆、必要あれ
                                           ば利下げも可能とコメント。
◆EURドル: -0.06ドル  +0.01ドル  -  -----------------------------------
◆GBPドル:   0.00ドル   -0.05ドル   -  -----------------------------------
◆AUDドル:  +0.56ドル    -0.61ドル   -  -----------------------------------

※金利受払額は「1万通貨単位当り」1日分です。
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※年率換算は受取金利の場合。計算式=受取金利×365÷(引値×1万)
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 登録番号  : 金融商品取引業者 :〔関東財務局長(金商)第177号〕
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                               :〔農林水産省指令16総合第1870号〕
 加入協会  : 日本商品先物取引協会、社団法人金融先物取引業協会
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