2009/08/21
歯科医院経営のヒント(51号)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ <歯科医院経営のヒント> 毎月第2金曜日にお届けいたします。 2009年8月21日 第51号 上田公認会計士事務所発行 ―――――――――――――――――――――――――――――― 著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ■「頑張る歯科医院を応援します」―発刊の言葉― こんにちは、上田久之です。 このたび歯科医院様の経営改善に役立てていただくために 「歯科医院経営のヒント」というメルマガを発行 することにいたしました。今回で第51号となります。 私どもは約300の医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして 医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の 歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。 その中でいろいろな問題に直面し、ドクターと一緒に問題を解決 していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。 日本には医療法人だけでも全国に37000以上もあり、毎年多くの 歯科医院が開設されています。今までは医療費は年々増加の 一途をたどりお医者様の収入もそれなりに保証されてきました。 しかし、今後団塊の歯科医院世代が定年を迎え高齢化社会に突入した ときに今の収入が保証されるとは限りません。 また、日本の医療制度はフリーアクセスということで患者さんが 医療機関を自由に選ぶことができます。 今後は医療制度の変革と患者さんによる医療機関の選別が一層進む と考えられ、歯科医院様にも経営感覚が非常に要求される時代に なります。 この多難な時代の幕開けに当たって、私どもが今までに蓄積して きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のためにほんの少し でもお役に立てれば幸いです。 私たちは「頑張る歯科医院」を応援します。 上田公認会計士事務所 上田 久之 ―――――――――――――――――――――――――――――― <今回の目次> 【歯科医院経営のヒント】 【特典の紹介】 【事務所紹介】 【次回の予告】 【編集後記】 【感想をお寄せください】 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■【歯科医院経営のヒント】 今回は「スタッフ賞与の決め方(業績反映型)」 についての情報をお届けします。 2009年8月号:「スタッフ賞与の決め方(業績反映型)」 ■スタッフ賞与の基礎知識 医院において、賞与は本来、「医院の業績」と「スタッフ各人の評価結果」 によって決定されるものです。 もちろん世間一般の水準を全く無視するわけにはいきませんが、 「業績と評価」によって、ある程度の変動が余儀なく行なわれるものです。 まず、このことは、スタッフの理解を得ることが出来るように説明しな ければなりません。その上で、この計算式を参考に算出してください。 賞与 = 基本給(役職手当) × 平均支給月数 × 評価係数 〔 基本給 〕スタッフ各人の毎月の基本給に、役職手当や資格手当てを あわせた額であり、どの手当てまでをプラスするかは、医院によって決めて ください。一般的には、役職手当と資格手当までをプラスするケースが多いです。 〔平均支給月数〕医院の業績状況によって決定します。一般的には、 年間で月給の2~3ヶ月分程度を支給しているところが多いです (もちろん、スタッフ募集の際、賞与年2回3ヶ月などの掲載を行い、 その条件で雇用契約を結んだ場合は、契約内容を基準としてください)。 業績を反映させる方法は、基準月数を決めておき、毎年ごとの収益増減により ±αを決定するスタイルが良いと思われます。具体的に説明いたしますと、 一年を二つの期間に分けて(夏は10月~3月、冬は4月~9月など)、 その半年間での業績が目標もしくは、前年に比べて、何%増減したかを反映 させることです。 〔 評価係数 〕賞与に反映させる評価係数を設定します(図表1参照)。 半年ごとに、人事評価を行い、評価点から評価係数を算出します。 人事評価は、人事評価シート(次頁図表2参照)を使い、各スタッフの 業務の成果を数値化します。この際、できる限り100点満点になるようにシートを 作成することで、現状での課題をイメージしやすいようにします。人事評価を 行ったことのない院長は、このシートを使って一度シミュレーション頂き、 イメージを持ってください。 (図表1)賞与評価係数表 評価区分 評価目安 評価係数(例) SS 80以上 1.2 S 60以上80未満 1.1 A 45以上60未満 1.0 B 25以上45未満 0.9 C 25未満 0.8 ■事例 (平均支給月数を、夏1ヶ月、冬1.5ヶ月に 前年収入比率を反映させたの場合 ) 当期収入÷前期収入(6ヶ月合計) 当期2500万円÷前期2300万円 = 108.6956% (夏) 基本給 18万円の場合 18万円 × 108% = 194,400円 評価係数が1.2(評価点が85点の場合) 194,400円 × 1.2 = 233,280円 (冬 夏と同条件) 基本給 18万円の場合 ( 18万円× 1.5ヶ月 ) × 108% = 291,600円 評価係数 85点の場合 291,600円 × 1.2 = 349,920円 ■賞与を活用して、医院の業績に関心を持たせる スタッフに、継続的なモチベーションを維持してもらうためには、 医院の業績に対して院長と同じ感覚で興味を持ってもらうことです。 医院の業績を、スタッフの報酬と連動させることで、患者サービスを 向上する力の源となり、更なる医院の発展へのスパイラルを起こすことが出来ます。 一度、出来た流れは、定期的に管理することによって、安定した仕組みになります。 より高いレベルで管理を行なうためには、前年比ではなく、毎月の収入と 利益の目標を掲げ、医院全体でその目標を目指す仕組みが必要です。 医院の業績をスタッフの報酬に反映させるためには、金額を上下させやすい 特性を持つ賞与を、まず、活用することから始めてみてはいかがでしょうか。 新経営サービス 清水 税理士法人 歯科経営プロジェクトリーダー 竹田元治 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■【特典の紹介】 特典1 下記のガイドブックを無料で進呈! 「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」 お申し込みはこちらから → http://www.uedacpa.com/present.html 「新医療法人制度への対応」 お申し込みはこちらから → http://www.uedacpa.com/muryoform/present02.html 「クリニックの事業承継ガイドブック」 お申し込みはこちらから → http://www.uedacpa.com/muryoform/present03.html 「Q&Aクリニックの経営改善のすすめ方ガイドブック」 お申し込みはこちらから → http://www.uedacpa.com/muryoform/present04.html 特典2 無料開業相談会実施中! 立地相談(阪神間)、開業準備のタイムテーブル、開業時の税務、 資金調達のポイント、開業後の収支予測 、スタッフ採用のポイント 等の無料相談を平成19年度は無料にて実施中。 詳細は下記をご覧下さい。 → http://www.uedacpa.com/opensoudan.html 特典3 病医院の経営情報を無料で提供! 無料の簡単会員登録だけで経営のお役立ち情報が手に入ります。 会員登録はこちらから → http://www.uedacpa.com/bizup_toroku.html ―――――――――――――――――――――――――――――― ■事務所紹介 当事務所のホームページにてスタッフ紹介のページを公開しました。 上田公認会計士税理士事務所では専門分野において実績と信頼を 築き上げて参りました。成功の獲得は、優秀なスタッフにより 成し遂げられると確信しております。各専門分野のエキスパートを ご紹介いたします。 続きは下記をご覧下さい。 → http://www.uedacpa.com/staff/index.html ―――――――――――――――――――――――――――――― 【次回の予告】 1、【歯科医院経営のヒント】 2、【特典の紹介】 3、【事務所紹介】 ―――――――――――――――――――――――――――――― 【編集後記】 <歯科医院経営のヒント>もおかげさまで第51号を 迎えることができました。 これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。 これからは医療機関同士の競争がより一層激しくなりそうです。 変化に対応し患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を 皆様とともに追求していきたいと思いますので 今後ともよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 【感想をお寄せください】 このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんな ご意見でもいただければとてもうれしく存じます。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。 購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm ―――――――――――――――――――――――――――――― <発信者> 上田公認会計士事務所 上田 久之 大阪市中央区道修町1-7-10 扶桑道修町ビル3F TEL 06-6222-0030 FAX 06-6222-0038 ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html MAIL uedacpa@mb.infoweb.ne.jp ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ※メールマガジンの無断転載・引用はご遠慮下さい


