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渡部昇一先生の知識は社会、歴史、政治経済から言語、そして自己啓発にいたるまで多岐にわたり、日本を啓発する著書は300を超えます。元祖日本の保守、憂国の士からの日本人への提言のエッセンスをお伝えします。

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2009/04/20

渡部昇一に学ぶ日本人の知と気概vol.61

2009.04.20 vol.61
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│渡│部│昇│一│に│学│ぶ│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┐           渡部昇一.com
│日│本│人│の│知│と│気│概│   http://www.watanabe-shoichi.com
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幅広い知識と歯に衣着せぬするどい論評で日本保守派を牽引してきた
渡部昇一先生の著書から世界と日本と日本人について考えるメールマガジン
『渡部昇一に学ぶ日本人の知と気概』では相互紹介を受け付けています。
ご連絡はhttp://www.watanabe-shoichi.com/site/goiken.htmlからお願いします。
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渡部昇一ファンの皆様、こんにちは。

今回は、最近発売された渡部先生の新刊から、
面白いお話がありましたので、ご紹介致します。

■日本人ならこう考える■
# PHP研究所
渡部 昇一 養老 孟司【著】 
http://www.watanabe-shoichi.com/history/yourou.html

『バカの壁』でお馴染みの養老さんとの対談本です。
この本のあとがきで、渡部先生自ら

「私は養老さんの最も古い読者の一人ではないかと思っている」

と仰っているように、お二人は以前から交流があるわけですが、
この本は、これまでに『月刊VOICE』誌上での対談を
単行本としてまとめたものです。

思わずニヤリとしてしまうようなお二人のやり取りが満載ですが、
その中から一部をご紹介致します。


----(転載はじめ)----

▼養老

日本は中国に振り回されないようにしてもらわないと困りますね。
中国が他国に迷惑をかけないということ、
こちらが中国に依存しないということが重要です。

西洋人はそういうとき非常に上手に逃げる。
けれども、日本人はまじめに関わろうとする。
このあいだの日本と中国の戦争の遠因は、
そういうところにあるのではないかと思っています。日本は逃げ損ねた。

▼渡部

キッシンジャーが訪中して米中国交回復したとき、
まずアメックスを入れたそうですね。金融はすぐ逃げ出せる。
日本は一所懸命ヤオハンなどの店舗を建て、多くの工場をつくった。
しかし、店舗や工場では取られてしまいます。

▼養老

日本の国策とも絡んでくる重要な問題です。
金融というフットワークの軽いかたちで外国に出る文化が日本にはない。
モノづくり中心の文明だから。こういう文明は世界にほかにない。

中国でもヨーロッパでも偉い人は働かないという原則が常態化している。
身体を使わない文明はどうしても金融方面に中心が行く。
中国人もそうなんですよ。

そういう基準からしたら日本はつねに二流です。

そこはそれで腹を据えるべきで、

「誰かがモノをつくる必要がある。それを二流とする考え方そのものが間違いだ」

といってしまえばいい。

この言い方は、端的にいって毛沢東的です。
だから日本は毛沢東主義の国になってしまえばいい。
こっちが本家だ、と僕は常々思うんです。(笑)

▼渡部

日本は天皇陛下が稲作をなさり、皇后陛下が蚕をお飼いになる。
それが美徳なのですから、日本人はじつに働き者です。(笑)

製造業と非製造業の違いは、
たとえば京都でいえば西陣織と高島屋のようなものです。
いま日本は世界の西陣になって、ヤダヤ人が高島屋になっている感じですね。

一時、日本は世界の高島屋になれそうなことがあったけれども、
それを当時の大蔵省がぶっ壊してしまった。

(中略)

日本が高島屋的な体質まで飛躍できるところをつぶしたのは官僚ですね。

----(転載おわり)----


養老さんの口から「国策」
という言葉が出てきたのは意外な感じがしますが、
日本は逃げ損ねた、
という指摘もなかなか鋭い所を付いています。

現在の世界的な大不況の中での日本の行く道として、
製造業か金融業かということがよく話題に上りますが、
渡部先生の"西陣と高島屋"の喩え話は、
いかにも渡部先生らしい表現で、「なるほど…」と膝を打ちました。

この他にも、博識多才なお二人ならではやり取りがたくさんあります。
ぜひ、ご一読下さい。

■日本人ならこう考える■
# PHP研究所
渡部 昇一 養老 孟司【著】 
http://www.watanabe-shoichi.com/history/yourou.html

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▼地政学とは何か? 何のための地政学か?▼

すべての軍事学はマッカーサーから禁断の学問とされた。
結果日本には軍事学部がないので地政学だけでなく
軍事が学べない環境である。
地図を広げて「ここを押さえなくてはならない」とか、
「ここを取られたら負けだ」という議論をしてこなかった。

実は日本だけでなく、欧米でも地政学という言葉はあまり使わない。

なぜならそれほど、効果的で危険な学問
とされている面があるからである。

地政学は国家の成功戦略であるからだ。
世界をコントロールする支配者は
この特殊に加工された地図を毎日みて考察しているのだ。

欧米でもこの地政学という言葉そのものがでることは少ないが、
エリートの中では地政学用語、または、地政学的思考で話をする。
欧米のエリートたちはこの考え方が自然に刷り込まれているのだ。
これをビジネスの世界にも応用して成功し世界企業をつくっているのだ。

▼かたや日本はどうか?▼

地政学という言葉も使われず、地図と政治、軍事を語ることはない。
このままでよいのか?

渡部昇一先生はアメリカはポイ捨て国家だという。
第二次世界大戦で蒋介石をバックアップして日本を叩いたあと、
蒋介石をポイ捨てして毛沢東と組んだ。
蒋介石が逃げこんだ台湾は今でも国際政治の迷子国家だ。
ベトナム戦争でも南ベトナムをあっさり見捨てた。
北から攻められた難民が数万人もさまよった。
主権国家は自在に同盟国を選べるのです。

オバマ政権で日本は放り投げられないだろうか?
日本は中国に支配されたらどうなるか?派遣難民どころではない。
アメリカにポイ捨てされたらどうやって国を守るべきか?
遅まきながらも、真剣に学ぶべきときがきたのです。
攻められるパターンと自国を守るパターンを学んでおくべきであろう

国家と自分の人生成功への戦略を考える機会としてどうぞ!


■□■地政学講座シリーズ:第三回完結編■□■
2009年05月16日(土)13:30〜16:00 (開場13:10)
講師:奥山真司


※講師ブログ:「地政学を英国で学ぶ」
http://geopoli.exblog.jp/

※講師著書・訳書(Amazon.co.jp)
http://tinyurl.com/d5t77r



▼スパイクマンの地政学▼

現代アメリカ地政学の祖、ニコラス・スパイクマンの今日的意味を徹底分析!
リムランド理論が教える「アメリカの対外政策の源泉」とは?

今回は前回と同じくレベルを上げて、
質・量ともに充実させた中〜上級者向けの内容で行います。

具体的な内容としては、前回までに説明された地政学の基本理論を踏まえ、
その発展形としてのスパイクマンの「リムランド理論」を中心に、
現在のアメリカの大戦略の系譜や、欧米のリアリズムの伝統、
そして再び「テクノロジー」というキーワードから地政学を分析していきます。

できれば参加者の皆様には予備知識として、
拙訳『平和の地政学』をあらかじめお読みになってから
ご参加いただきたいと思います。

※今回の講演会は、4月24日までに参加費をお振込になって頂いた方には、
※「早割」価格を設定致しましたので、ぜひ、ご参加下さい。

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■地政学講座シリーズ:第三回完結編■

〜パワーポリティクスとリアリズムの理論の伝統を徹底分析!〜
「 スパイクマンの地政学 」

【日時】
2009年05月16日(土)13:30〜16:00 (開場13:10)
※終了後、懇親会あり(2時間程度)

【会場】
大崎第一区民集会所
東京都品川区西五反田3-6-3

※アクセス
http://tinyurl.com/cqld3q


▼講演会一般参加(5,000円/早割4,500円)

▼奥山真司講演会参加者優待価格(4,000円/早割3,500円)

▼学生・女性優待価格(3,000円/早割2,500円)

以下のURLがお申込みフォームとなります。

↓ ↓ ↓ ↓

http://www.realist.jp/so20090516.html

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渡┃部┃昇┃一┃に┃学┃ぶ┃
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日┃本┃人┃の┃知┃と┃気┃概┃
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●発行:渡部昇一.com
□発行者へのご意見:http://www.watanabe-shoichi.com/site/goiken.html
●発行サイトhttp://www.watanabe-shoichi.com/
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