きらきら通信 第41号!
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┌┼┘☆☆☆ きらきら通信 vol.41 ☆☆☆ 2008年9月5日号
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━INDEX━
1 アートセラピストのきらきらエッセイ
2 9月のオススメ本
3 きらきら会スケジュール
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まだまだ暑いですね。
いかがお過ごしですか?
この夏はオリンピックで盛り上がった方も多いのではないでしょうか?
どの選手の顔もきらきら輝いて、まぶしかったです。
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『あなたの時間は誰のものですか?』
○最近の悩み○
私のここのところの悩みは、すぐに仕事に取り掛かることができないというもので
す。
例えば最近では、兵庫県立美術館の「行き方」を調べるためネット検索でヤフーを
開きました。そのTOPページには、デパートに並ぶ商品のように興味深いニュースが
たくさん並べられています。総理大臣は誰なのか?といった政界のニュースやら、
世界各国の情報、芸能界ニュース、美顔や痩身に関するニュース…、「エッ、誰そ
の人?」「へぇ、そんなものが開発されたの」…なんて調べているうちに、次から
次へと興味は移り尽きることがありません。こういった行動のことをネットサーフ
ィンというようです。私の場合、波に乗るどころか乗せられっぱなし、結局、当初
の私の目的だった、「行き方」を調べ終わるのに、ゆうに1時間はかかってしまい
ました。
つまり、一通りそういったことをしてからでないと、私は仕事に取り掛かれないと
いうことなのです。もちろん、ネットのせいにしているわけではありません。
「意志」とか「集中力」の問題でしょ?…ごもっともです。しかしながら、結果と
して、何となく気分のよくないスタートになるものですから、なんとかいい時間を
過ごせないのかと思案しているところです。
大人の私ですらそうなのですから、子どもたちはどれほど気分のよくない時間を過
ごしているでしょう?イライラしてもしかたがないですよね?
○情報化社会のこどもたち○
中学生、高校生と年齢があがるごとにネット利用率も携帯所有率もあがっていくそ
うです。現在、高校生の6割以上が自分の携帯電話を持っているようです。メール
やネットに費やす時間が一日6時間以上という子どもいました。
学校、行事、提出しなければならない書類や宿題、テストの日程など、学校関係の
ことで、「したいこと」「しなければならないこと」がたくさんあり、さらにこれ
らに、塾やお稽古事、友達との行事など、一日では時間が足りないほど子どもたち
は大忙しです。
一方で、今の子どもたちには、24時間可動し、いつでも簡単に入手できる情報や
通信手段がすぐそばにあり、誘惑でいっぱいです。それなりの危険もいつもありま
す。
そういった中で、自分が自分の思うような時間を過ごすにはどうしたらいいのでし
ょう?大人の私ですら誘惑に負けっぱなしですから、それらを越え、自分にとって
いい時間を過ごすには、それ相当の技術が必要な気がします。
ただ、だからといって携帯やパソコンを取り上げるのはどうでしょう?子どもたち
のネットや携帯を利用の仕方、それに伴う時間の使い方が問題であって、それらに
反対なわけではないのだと思います。
簡単に情報が手に入ることは時間をベースに考えれば利点が多いです。私も外出時
に、よく路線案内や天気予報のサイトを利用していますが、大変助かっています。
簡単に調べることができることもいいのですが、そのことで、無駄な時間をつかわ
ずにすむので、新しい私の時間が生まれます。さらに、先がよめるということで、
安心や安全も確保されています。なくなっても生活できなくなるということはあり
ませんが、私の仕事上での時間管理になくてはならない道具になっています。
○時間を管理すること○
では、こういった情報量の多い時代に、子どもたちがこれらの道具とどうつきあい、
自分の思うような時間、充実した満足のいく時間をすごすにには、どうしたらいい
でのしょうか。
親が子どもの時間を管理するということも1つの方法としてあるでしょう。例えば、
ネットの時間を一日1時間と決めるというものです。そして、さらに、危険なサイト
は見られないようにする、携帯も必要以上の時間は使えないようにする。これらは
子どもが小さな頃はいい方法だと思います。
では、中・高校生になっても同じ方法でいいのでしょうか?もう少し、本人の力を
引き出してあげたいものです。例えば、危機を回避できる能力を育てる、情報に関
しては、情報を選びとり、必要ないものは捨てることを知る、自分で時間を管理す
る喜びを知ることも、重要なことかもしれません。
つい先日、家にきた娘の友達(大学生)が、他人との約束だけでなく、自分の時間
管理をしているのを見て驚きました。
私たちの時間管理とは、人との待ち合わせの時間や打ち合わせの時間、出かける用
事には注意をはらい、スケジュール帳に書いたりしますよね?つまり、他人との約
束の時間ということです。しかし、その子は、その他に、自分との約束の時間もノ
ート(スケジュール帳)に書いてあるようでした。彼女のノートをちらっと見たと
ころ、細かい字でびっしりと行動計画が書かれていました。「レポート提出がいつ
からいつまでか、そして、それを何日までに完成させるか。ゼミの発表日とその準
備に日程…」矢印や×印をつかい、色分けして書いてありました。…小さい頃から、
お母さんにそういったノートをつけるようにと教わったようです。彼女が過ごして
いる時間はきっととても充実しているいのだろうと思うのです。
子どもに時間を管理することを教えることにより、情報も選びとる、時間も選び取
る、人生を選び取る…、そんな生き方ができるのかな?と思いました。
そもそも、自分が選んでいいのだということを、子どもたちは習いません。何故な
ら、学生においてはおおむねのスケジュールが決められていますから。だから、自
分の時間を管理することもしませんし、「何時がいい?」「それ、いつまでやれば
いいの?」「今日、どうしたらいい?」と、まわりの大人に
決めてもらって生活しています。
自分が自分の時間を決めるというより、与えられた時間に囲まれていることのほう
が慣れているし、多いのです。
まずは、自分が決めていいのだということ、そして、自分の人生を自分が決める生
き方を親が教えてあげたいものですね。こういった「自分の時間は自分で決める」
ことを知っている中学、高校生は何かが違ってきそうですよね。
実は、私もその大学生から刺激を受けて、時間管理の上手な友人にお願いして、自
分の時間を自分で作ることを始めたところです。
まずは、自分からでしょうか?
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〈9月のオススメの本〉
暑いと言っても、もう9月…
少しずつ秋の気配がしてきましたね。
今月はちょっと秋っぽい絵本です。
2冊とも、主人公の最後の言葉が印象的です。(意味合いは全然ちがうのですが…、
しかも、かなり違うかも…)
人に与えること、受け取ること、誰かを思いやる心…ほのぼのと、しみじみと心に
響いてきます。
『どうぞのいす』作: 香山 美子 絵: 柿本 幸造 ひさかたチャイルド
うさぎが小さないすを作ります。うさぎは、そのいすを「どうぞのいす」というた
てふだといっしょに大きな木の下に置きました。
はじめにやってきたのはろば。持っていたどんぐりをいすに置いたまま木の下で眠
ってしまいます…
次々にやってくる動物は
「どうぞならば えんりょなくいただこう」
「でも からっぽにしてしまっては あとのひとにおきのどく」
と、いすの上にあるものを全部食べ、かわりに自分が持っている物を置いていきま
す。ろばが目を覚ました時、いすの上に置いてあるものは…?
うさぎは、「どうぞのいす」に自分と同じしっぽをつけるんですが、それが何とも
言えず可愛らしいです。「どうぞ」という言葉は、奥が深いですね。
『チコときんいろのつばさ』 作: レオ・レオーニ 訳:さくまゆみこ
あすなろ書房
チコにははねがありません。空を飛べないチコに仲間の鳥はとても親切にしてくれ
ます。ある日、チコはきんいろのつばさを手に入れ、空を飛べるようになります。
すると、仲間の鳥たちの態度はすっかり変わってしまい…
途中の展開は、「幸福の王子」のようでもあり、「あおくんときいろちゃん」のよ
うでもあり…
みんなと同じであること、みんなと違うこと、自分であること、そして、与えると
いうこと…いろいろな事を考えさせられます。私は、ちゃんと自分を生きているだ
ろうか…そんなことを考えてしまう絵本です。
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☆☆☆ きらきら会スケジュール ☆☆☆
☆子どものクラス(東京)
きらきら会 子どもクラス
10月19日の本コーススタートにむけて秋のプレスクールが開催されます。
プレスクール秋 アートで学ぶ!「太陽系」
2008年 9月28日(日)13:30〜15:30
■対象 小学1年生〜小学6年生までのお子さん
■参加費 1050円(消費税込み)
■会場 きらきら会スタジオ(JR目黒駅下車)
■講師 小林麻里(アートセラピスト)
小松美穂(アートセラピスト)
☆子どものクラス(西宮)
2008年 9月14日(日)
2008年 10月5日(日)
■対象 幼稚園年長クラス〜小学6年生と保護者の方
■定員 8組
■会場 兵庫県立芸術センター 他
■講師 田実千絵(アートセラピスト)
☆お子さんの絵を通して成長の様子を見ていく『プライベートセッション』も始めました!
☆ 詳細はHPをご覧ください。 HP http://kirakirakai.pupu.jp
☆ お問い合わせ kirakirakai@fa.pupu.jp
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発行人 きらきら会


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