魂のバスキング~ロンドン地下鉄演奏日記  RSSを登録する

イギリスで日本人初の地下鉄演奏許可証を取得したロンドン在住のギタリスト(山形県出身)の日記。毎日地下鉄構内で演奏し、音楽仲間との交流や変な人達との一期一会などをリアルタイムでお送りする。メルマガは2006年4月に終了、現在はお知らせ等を不定期で配信。

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2008/11/02

魂のバスキング~ロンドン地下鉄演奏日記 お知らせ編2

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●魂のバスキング●ギタリストDomonのロンドン地下鉄演奏日記  第2章 お知らせ
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日本人初のロンドン地下鉄演奏許可書[busking licence]取得者が送るガチンコ日記

     先週は何が起こったのか! いったいいくら稼いだのか?

魂のギタリストDomonが遥かイギリスからリアルタイムでお送りする人生劇場番外編

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■皆様、お久しぶりでございます。ロンドンはもう冬に突入しました。今日もしとし
と冷たい雨が降っております。

突然ですが、前回一時帰国の際に偶然にも、私が20代前半の頃のビデオテープを発
見しました(押し入れの段ボールの中から)。昨今の技術の進歩は凄いもので、その
テープをデジタル動画に変換し、Youtube上で世界中で観られるという素晴らしい世
の中になりました。

実はこの映像には思い入れがありまして、19才の時、この映像に写っているトラン
ペットの方に誘われて、このバンドのローディー(ぼうや)になりました。田舎から
出て来たばかりの私は、初めてプロミュージシャンを現場で間近に見て、その技術力
の高さに圧倒されたものでした。

そして数年後、ギタリストが抜け、ひょんなことから私がギターを弾く事になりまし
た。この映像は、それまで雲の上の存在だった、尊敬する先輩ミュージシャン達と同
じステージに立てた時の、私にとっては非常に思い入れのある貴重な宝ものです。

この数年後に、トランペットの方は亡くなってしまうのですが、彼のおかげで今も音
楽を続けられていられるのは間違いなく、その恩人と一緒にステージに立てた事は、
私の人生の中の最高の思い出であります。

http://jp.youtube.com/watch?v=42yiDEEWQnQ&fmt=18


■先月、ロンドンにて共同通信より取材を受けまして、10月29日より全国の地方
紙にて掲載されております(全一面の大きい記事だそうです)。地元の山形新聞は、
11月1日(土)の朝刊に掲載されたようです。共同通信社よりテキスト原稿を送っ
ていただいたので、日記の代わりといってはなんですが、いつもの日記のスペースに
紹介させていただきます。


●イギリスの日系新聞「英国ニュースダイジェスト」の「バスカー土門の悩んだとき
はこれを聴け!」という人生相談のコラムも何とか続いています。駐在員の奥さん達
に大ブレイク中です!

最新号
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/4236/219/



●その他お知らせ

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■キューピー3分クッキングのテーマ もうすぐ20万ヒット!

http://www.youtube.com/watch?v=wfnj4iXKbQc

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■その他の動画

http://www.youtube.com/profile?user=HideakiDomon

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■2006-2007 Book Of The Year 本当に面白かった本 by ダカーポ

拙著「地下鉄のギタリスト」水曜社

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880651583/503-0887800-3620704



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●共同通信社ヨーロッパ支局より、今月日本の全国地方紙に配信された記事より         
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国際通年企画「日本遠望」ー地下鉄音楽家ー(英国)

ロンドン癒やす生ギター 
一瞬の出会いに魂込めて 
主役は駅の通行人 


 薄汚れた地下鉄構内を秋風が吹き抜ける。ロンドンの繁華街、サウスケンジントン
に夜が迫っていた。それぞれの目的地へ急ぐ大都会の人波。通路に響くクラシックギ
ターの調べが、風の冷たさを心持ち和らげていた。「ママー!」。英国のロックバン
ド、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の一フレーズを、聞こえてくるギ
ターに合わせて口ずさみながら、中年男が改札へ向かう。逆方向から六歳ほどの娘と
歩いてきた女性は、立ち止まると娘に小銭を握らせた。「あの人に渡してね」。視線
の先では、土門秀明(どもん・ひであき)(43)が折り畳みいすに座り、黙々とギ
ターを弾いていた。土門のように駅構内で活動するミュージシャンはバスカー、演奏
はバスキングと呼ばれる。彼らが奏でるメロディーは、入り組んだ壁に増幅され、退
屈な地下通路を巨大な楽器に変える。ビートルズなどオールディーズを一時間演奏す
ると、ギターケースに約八ポンド(約千五百円)のチップが集まった。普段は二時間
で数十ポンド稼ぐが、人通りが減ったためこの日は早じまい。「稼がせてくれてあり
がとう」という思いを込め、がらんとした通路に一礼した。

 土門は五年間、ほぼ毎日どこかの駅で演奏し、チップで生計を立てている。この日
の仕事場、サウスケンジントン駅のマクレガー駅長は「(バスカーは)われわれの生
活の質と環境を向上させている。駅にとって、いいことだよ」と話す。

▽イエスタデイ
 土門は山形県酒田市で生まれ育った。ベイ・シティ・ローラーズや矢沢永吉をコ
ピーし、文化祭などで演奏するギター少年だった。高校卒業後、バンドを率いて活躍
する夢を胸に上京。人気デュオ、バブルガム・ブラザーズのバックバンドのギタリス
トとして数年間活躍したが「自分のバンド」という初志を貫こうと、二十五歳のころ
独立。しかし長続きせず、やがて広告代理店の社員に。社長に次ぐ地位に昇進した
が、社内での金銭トラブルなどに嫌気が差し、退社した。趣味で集めた約三十本のギ
ターを売って金を作り、二〇〇一年、ビートルズなどを輩出したあこがれの英国に移
る。三十七歳だった。二年後の〇三年秋、音楽仲間に誘われるままに、ロンドン地下
鉄でのバスキングのライセンスを得るためのオーディションを受けた。友人の演歌歌
手との急造ユニットで北島三郎の「与作」を披露し合格、土門は英国初の当局公認、
日本人バスカーとなった。英国人の前でビートルズを弾くことに、最初はためらいも
あった。だが現実には、ビートルズのイエスタデイと、もう一曲しかバスキングのレ
パートリーがなく「駅員に、たまには違う曲もやってと言われた」。

 今、レパートリーは約三十曲。朝はさわやかに「ユア・ソング」(エルトン・ジョ
ン)、雨なら「虹の彼方に」(映画「オズの魔法使」劇中歌)。街のリズムや空気に
合わせ、土門は音を紡ぐ。

▽同時テロ
 〇五年七月七日朝。ロンドンの空気が激しく震えた。五十二人の犠牲者を出した地
下鉄同時爆弾テロが起きたのだ。
 大半の路線は翌日再開。土門が演奏の可否を電話で関係先に恐る恐る問うと、受話
器の向こうの女性に「今こそバスカーの出番。頑張って地下鉄を明るくして」と気合
を入れられた。乗客が激減した駅は、こわばった顔が行き交っていた。「今日はチッ
プは受け取らない。あなたのために歌う」別のバスカーから引き継いだ、こう書かれ
た紙片を掲げ、土門は二時間「虹の彼方に」などメロディーが美しいスローな曲を、
魂を込めて繰り返した。土門が演奏を終えて引き揚げる時、その紙はまた、別のバス
カーに。「バスカー同士が戦友のように思えた」。近くの駅では遺体収容が続いてい
た。

 今年はロンドンを金融危機が直撃。景気も後退し、チップは減り気味だという。

 日本でも最近はストリートミュージシャンの若者の姿が目立つが、彼らとバスカー
は違うというのが土門の持論だ。「彼らには『おれの曲を聴け』という雰囲気がある
が、ここでそれをやったら耳をふさがれる。ぼくらは脇役、通行人が主役。出会いの
一瞬に、気持ち良く感じてもらえないと」

 吹き込む寒風に指が凍える長い冬。酔っぱらいに絡まれたり、不良少年に稼いだ金
を奪われたりしたことは一度や二度ではない。しかし、冷えた指をさすってくれるダ
ウン症の子がいる。金を奪われる一部始終を見ていたインド系の紳士が、大枚をはず
んでくれたことも。目が見えず体も不自由なため、苦労して壁伝いににじり寄ってき
た老人から「なかなかいいね」と渡されたチップの“重み”に、心が震えた。「売
れっ子だけでなく、さまざまなミュージシャンを生かし、敬意を払うロンドンの街は
すごい」

 大都会を癒やすバスカーは、いつしか街の優しさに癒やされていた。「人に優しく
生きていこう」。自分の曲を世界に発信する夢を抱きつつ、土門はこう思っている。
(文・小熊宏尚、文中敬称略) 



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□バスキングのスケジュールは僕のホームページで確認できます(レコーディングや
ギグで急に変更になる時もあります)。ロンドンに来られるようなことがあれば是非
立ち寄って喝を入れてやってください。ロンドン在住の方も僕を見かけたらドンドン
声を掛けてくださいね。

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●魂のバスカー Domonのホームページ(イングリッシュ) 

 http://www.domon.co.uk
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 domon1964@hotmail.com


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今回も読んでくれてありがとう。


現在ビザ申請中ですが、郵送したもんで、まだビザ帰ってきません(汗)。

もう12月の一時帰国のチケット買ってあるので、その時まで戻って来なかったら
シャレになりませんよ…。


あと、バスキングの制度がちょこっと変わりました。

今まではスポンサーがいて、民間の音楽事務所が運営してたんですが、今年の8月よ
り、ロンドン地下鉄が独自に運営しています。

ロンドン市長が変わったのも影響しているんでしょうかねえ。

なので今ちょっと混乱期ですので、ロンドン地下鉄での演奏のライセンスを取るのに
は注意してください。以前より時間がかかるかもしれません。



では、寒くなってきましたが、あと数週間頑張ります!


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□発行者:Domon 
□発行システム:まぐまぐ 
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