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劉大器先生は、陰陽理論では誤解を招くと、寒熱理論を提唱しました。寒熱理論で漢方の理解が容易となります。又、寒熱理論で自分自身の健康管理が出来ます。寒熱理論とは何かを紹介します。

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2006/03/12

劉大器 中医学講義録 第019号

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第019号
                        劉大器 中医学講義録


                          2006年3月12日発行
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■豆・穀物・肉類・卵・魚介類・調味料・飲み物の寒熱
1.豆腐は「涼」性。日本人の知恵として、冷奴に「熱」性のネギやショウガをのせ
  るのはよい組み合わせ。
2.ソバは「寒」性。ウドンは「涼」に近い「平」。
  ソバには「熱」性のワサビや一味唐辛子を入れるとよい。
3.米は「温」に近い「平」。モチ米は「温」。
4.牛肉は「温」性で、豚肉は「涼」。
5.鶏肉には「寒」性と「熱」性があり、若鳥は「寒」性、老いた鶏は「熱」性。
6.意外だがスッポンは「寒」性。
  夜、寝汗をかく人や耳鳴りで悩んでいる人など、「熱」性の症状に効果あり。
7.アサリ、シジミは「寒」性。
8.穴子、うなぎは「温」性。
9.海老は「温」性。イカは「涼」性。  
10.蟹は「寒」性。
   「熱」性のショウガのみじん切りや、「温」性の酢と一緒に食べるとよい。
11.塩は「寒」性、コショウは「熱」性。
12.酢は「温」性。菜種、ゴマなどの植物油は「温」性だが豚のラードは「涼」性。
13.カレー粉は「熱」性。ただし、調理に使うときはなかに入れる具で調節すれば
   よい。たとえば「寒」性の豚肉やイカ、ナスなどを組み合わせれば「中庸」を
   保てる。
14.酒類はすべて「大熱」性。冷酒や水割りなど氷を入れてもその性質は変わらない。
15.ハチミツ、ロイヤルゼリーは「熱」性。
16.烏龍茶、ドクダミ茶は「寒」性のお茶なので、冷え性の人は長期にわたって飲ま
   ないように。飲むなら「熱」性の杜仲(とちゅう)茶か梅茶、ショウガ茶を。
17.牛乳は「涼」性。中国では「熱」性のショウガを入れて飲む人もいる。

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■あとがき
今回も、劉大器著「漢方ー日本人の誤解を解く」から引用させてもらいました。
中医学の基礎理論は日常生活のなかで、色々な形で活かされています。
劉大器の提唱した「寒熱理論」の理解が、漢方の理解を容易にします。
漢方処方は「寒熱理論」で成立しています。それらの事は、後日記載します。

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発行者:同源堂漢方薬局 兵頭 忠(愛媛県松山市末広町10−3) 
発行周期:月1〜3回
同源堂漢方薬局URL:http://www.kigusuri.com/shop/dogendo/
お問い合わせ:dogendo@kigusuri.comまで。

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