2005/11/20
私の妻はロシア人 第33回 クラシックコンサート
私の妻はロシア人 第33回 クラシックコンサート 読者の皆様、こんにちは。季節が急に進んで寒くなりました。 風邪には気をつけてください。 先週の木曜日(11/17)に日本ユーラシア協会主催のクラシックコンサート がありました。毎年ロシアから実力のある芸術家を招待して文化交流を図ろう と言う目的で開催しています。 日ユ協会は妻がいつも通っている日本語学校を開催している所です。先生は ほとんどボランティアのような感じで、プリントもコピーの裏側を使い経費を 節約してやってもらっています。三ヶ月で2万円と安い授業料で助かっています。 改めて感謝したいです。 半月ほど前に日ユ協会から電話がありまして、コンサートを夫婦で聴きに来ない かと言うお誘いでした。そしてナターシャに行きたいかどうか聞くと 「あまり気が進まない。」 と言う答えでした。チケット代を気にしていたみたいです。そしてコンサートの 3日ほど前にまた電話がありまして事務局の人がこう言いました。 「ナターシャさんの分は招待するのでどうですか?検討してみてください。」 いつもお世話になっているし、負担になって悪いなと思いつつナターシャに 聞いてみると、行くと言う事で木曜日は定時に速攻で退社して駅で待ち合わせ しました。6時半に入場、クラシックコンサートと言う事もあり客層は年齢層が 高かったです。今回はピアノの独奏で奏者はセルゲイ・クドリャコーフという 若い男性でした。パンフレットを見ると色々なコンクールで賞を取った人だと 分りました。 7時になると現れて、軽く会釈をして演奏が始りました。生で聞くピアノは良い なと思いました。私はしばらくすると少し退屈になってきたなと感じ始めました。 演奏はとても素晴らしかったのですが、あの独特の雰囲気に慣れていなかった からでしょうか?気持ちよく眠るお客さんもぽつぽつ出始めました。 ナターシャも落ち着きが無くなってきたのが分かりました。2曲目の演奏が始って 私もうつらうつらしてふと目を覚ますと隣にナターシャの姿が見当たりません。 仕方なく1人で演奏を聴いていました。 演奏が終わるとナターシャが戻ってきました。15分間の休憩をはさんで第2部の 演奏があるとのアナウンスがありました。ナターシャは頭痛がするので帰りたいと 言い出しました。演奏の途中でいなくなったのはこの為みたいでした。 なんで頭痛がするの尋ねると、飲み物も飲めない、食べる事も出来ないでじっと 聴いているのが耐えられないと言う事でした。ナターシャにとってはクラシック コンサートは初めての体験みたいでした。私達はコンサートを途中で抜けて帰り にうな丼を食べて家に帰りました。 帰り道私は何故かおかしくてたまりませんでした。普段自転車で走り回っても全然 疲れた様子を見せないのに、そのちぐはぐさがおかしかったです。 ハバロフスクでもクラシックのコンサートを聴きにに行く機会なんて滅多に無い んだろうなと思いナターシャに尋ねると、ダー(Yes)とうなずいていました。 そしてロシアのポップスやロックのコンサートなら喜んで行くと言いました。 それを聞いて私は思いました。もし仮に私がロシアに留学で住んでいて、大学で ロシア語を専攻していたとします。学校の計らいで日本の文化を紹介する企画が あり「歌舞伎」「文楽」の公演を大学で知り合った彼女と見に行くになりました。 日本でも見た事が無いのに彼女に色々と質問されたらどうしようと戸惑いながら 一緒に見ます。そんな事を想像してみます。 でも喋っている内容があまり分からず楽しめなくて終わってしまった。逆の立場 になって考えてみると、ナターシャの気持ちが少し分かったような気がします。 私もこう思うかも知れません。ウルフルズのコンサートなら喜んで行きたいと。 あくまで想像ですが、文化交流などで紹介されるものと普段接しているものに ギャップがあると言うのは結構有るのかも知れません。外国に在住している方に 実際のところ聞いてみたいですね でも日本人なのに日本の古典をあまり知らないのはちょっと恥ずかしい 気がしました。これからは少しずつ日本の古典的なものにも触れて行きたい と思いました。 ■ 編集後記 最近、日本に慣れてきたのか妻はよく食べるようになりました。以前でしたら ご飯も二合炊いておけば一日十分足りたのですが、最近では三合炊いても一日 ぎりぎりの量になっています。よく食べて、よく勉強して、よく運動して よく寝て、がんばってくれ! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ こんにちわ。発行者の伸之助です。 このメルマガを読んでくださいましてありがとうございます。 感想、質問等あれば是非メール下さい。 sinsin@muc.biglobe.ne.jp ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


