断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術 RSSを登録する

断熱をおろそかにした家は、外気温度の変化が室内に大きな影響を与え、大きな空調エネルギーを必要とします。優れた断熱性能の家に自然エネルギーを活用して、省エネしながら夏を涼しく・冬を暖かく暮らせるノウハウを公開します。

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2007/09/03

★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★ 第59号 (通算83号)白露編

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 ★★★★★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★★★★★
第59号 (通算83号)白露編           2007年 9月 3日発行
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    ┃断┃熱┃・┃気┃密┃・┃防┃湿┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫
    ┃快┃適┃・┃健┃康┃・┃省┃エ┃ネ┃の┃技┃術┃ ┃ ┃
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 ●● 省エネルギーは我慢することではありません。
      貴重なエネルギーを、本当に必要なときに
        大切に使い、もっと豊かで幸せな暮らしを実現することが、
          わたしたちの目指す省エネです。

    「省エネ」のために暖房や冷房を弱くするよりも
      より少ないエネルギーで快適に暮らせる仕掛けをつくり、
          本当に豊かな暮らしをはじめましょう。

    家の建替えや、リフォームのときに
      少し気を配ればあなたの暮らしは遥かに省エネなものになります。
       つまり、建替えやリフォームは省エネな暮らしに変わるチャンスです。

    もうすぐ訪れる化石燃料の終焉の時代を、快適に安全に乗り切る家は、
      僅かなエネルギーで温度のバリアフリーを実現する
             人と地球に優しい家です。          ●●
  http://www.sotodan-souken.com/

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 皆さん、こんにちは
 長く暑かった夏も過ぎて、ようやく秋の気配が漂ってきました。
 夏の長さは2004年には及ばなかったと思いますが、猛暑日の多さや、観測された最
高気温が過去最高値を更新するなど暑さの話題には事欠かない年になりました。

 なかなか新しい話題が纏まらずに苦労しています。

 今、私の最大の関心事は木材やコンクリートを素地で使ったときの調湿能力です。
 いくつかのデータを見ると室内の水蒸気量に影響を与える多くの要因のうち、大き
な影響を持つものが三つあります。
 1. 内部発生水蒸気量
 2. 換気の有無
 3. 冷房(除湿)の有無

 1. 内部発生水蒸気量
 建物内部で発生する水蒸気量は生活様式などで大きく違うと思います。
 夏、シャワーだけで暮らす家と毎日浴槽に漬かる家では水蒸気の発生量に大きな差
があります。風呂を沸かすにしても家族の入浴時間がバラバラだと長い時間水蒸気が
発生し続けます。水蒸気は浴室のほか厨房や人体からも発生しますし、外気の湿度が
高いときには換気によって多量の水蒸気を含む外気が取り入れられることもあります。

 2. 換気の有無
 一般に室内の空気は外気に比べて多くの水蒸気を含んでいます。次にお話しする冷
房中にはエアコンによって除湿されるため室内の水蒸気量が少なくなりますが、それ
以外のときは室内の水蒸気量が多くなります。

 3. 冷房(除湿)の有無
 2.に少し説明しましたが、エアコンで冷房中や除湿機を使っているときには低温に
なるエアコンの熱交換器で水蒸気が結露してドレイン水として屋外に排出されるので
室内の水蒸気量が少なくなります。

 上記の1〜3のいずれもがどんな建物でも共通した湿気条件です。更にこれに加えて
建物の調湿性が働きます。

 建物の調湿性は湿度に影響を与える度合いが上の三条件に比べて弱いものに見える
ため、比較的小さな効果しか示さないと考える人も多いと思います。

 しかしコンクリートでできた厚さ15cm1m角の壁は、湿度が1%変化したときに
72gの水蒸気を吸ったり吐いたりして室内湿度を一定に保つ能力があり、建物全体で
は驚くほどの水蒸気のバッファになります。また木材の板を例に取ると厚さ30mmの杉
板1平方メートルは湿度が1%変化したときに42gの水蒸気を吸ったり吐いたりする
能力があります。

 しかしこの調湿の反応速度は材料の仕上げや塗装状態によって大きく異なるものに
なるはずです。

 今はまだ数棟の建物のデータしか手に入れていませんが、今後様々なデータを集め
皆様のご批判に耐える試案をお目に掛けたいと思っています。
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サイトリニューアル情報
 このところ大きなサイトリニューアルをしていません。

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 ★★★★★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★★★★★
第60号 (通算84号)秋分編 は 2007年 9月17日に発行予定です。

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