断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術 RSSを登録する

断熱をおろそかにした家は、外気温度の変化が室内に大きな影響を与え、大きな空調エネルギーを必要とします。優れた断熱性能の家に自然エネルギーを活用して、省エネしながら夏を涼しく・冬を暖かく暮らせるノウハウを公開します。

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2007/07/02

★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★ 第55号 (通算79号)小暑編

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 ★★★★★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★★★★★
第55号 (通算79号)小暑編           2007年 7月 2日発行
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    ┃断┃熱┃・┃気┃密┃・┃防┃湿┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫
    ┃快┃適┃・┃健┃康┃・┃省┃エ┃ネ┃の┃技┃術┃ ┃ ┃
    ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛
 ●● 省エネルギーは我慢することではありません。
      貴重なエネルギーを、本当に必要なときに
        大切に使い、もっと豊かで幸せな暮らしを実現することが、
          わたしたちの目指す省エネです。

    「省エネ」のために暖房や冷房を弱くするよりも
      より少ないエネルギーで快適に暮らせる仕掛けをつくり、
          本当に豊かな暮らしをはじめましょう。

    家の建替えや、リフォームのときに
      少し気を配ればあなたの暮らしは遥かに省エネなものになります。
       つまり、建替えやリフォームは省エネな暮らしに変わるチャンスです。

    もうすぐ訪れる化石燃料の終焉の時代を、快適に安全に乗り切る家は、
      僅かなエネルギーで温度のバリアフリーを実現する
             人と地球に優しい家です。          ●●
  http://www.sotodan-souken.com/

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 皆さん、こんにちは
 いよいよ夏、今は梅雨の蒸し暑さが日一日と強まっています。
 またまた私事ですが、今月は長女が結婚する集です。引き続き来週は二女が婚約と
打ち合わせたように連続でバタバタと、・・・・。

 そんなわけで、慌しい月になります。

 やや手抜き気味なメルマガが続いているので、少し根性を入れて新しいテーマで書
いてみたいと思います。
 気がつくと、住宅金融公庫が「住宅金融支援機構」と名前を変えています。
 住宅金融公庫の廃止は5年ほど前から決まっていたことですが、フラット35と名前
を変えた公庫の住宅ローンは、取り扱い金融機関によって多少金利に差があるものの、
本来の意味で住宅金融の国際化・普遍化の流れに沿ったものなのでしょうか?
 欧米の住宅ローンは「モーゲージローン」と呼ばれ、住宅に対する抵当権を担保に
融資するものです。
 勿論日本の住宅ローンも抵当権をつけますが、これまでの住宅金融公庫融資は郵便
貯金を原資にした財政投融資で、固定金利のものでしたから、高金利の時の貸し出し
は優遇金利期間が終ると大量の借り換えが起き、国中の金融秩序が大きな影響を受け
るものでした。

 欧米のモーゲージローンは市中金利が適用される変動金利融資なので、政策的な恣
意が働かない反面、国の金融経済を崩壊させるような危機を招く心配のないものでし
た。

 新しいフラット35を見てみると、金利やローン手数料などは取り扱い金融機関によ
って異なるものの、固定金利、所得階層による融資限度額の決定など制度は変わって
も旧来の住宅金融公庫融資が旧態依然の顔で出てきたと言う印象が否めません。融資
期間が長くて35年というのも昔と同じです。

 こんなことを書くのもヨーロッパでは住宅建設のための資金を借りるのに50年く
らいの融資期間のものが借りられるとの噂を聞いたことがあるからです。

 建物の担保価値が融資対象ですから、耐用年数が長く資産価値が目減りしないヨー
ロッパでは50年程度の融資があっても驚くことではないと思うのですが、当時初めて
知った情報としてはどうしたら50年もの融資ができるのだろうかと大きな疑問を感
じたものでした。

 逆に今は、「規制緩和の流れの中で、どうして昔の住宅金融公庫の枠が破れないの
か?」と思うほどです。日本の社会が建物の将来の担保価値を評価できるほどに成熟
するにはまだ時間を要するのでしょうか?

 日本の住宅は、欧米に比べて新築後急速に不動産価値を低下させます。それは、お
金を貸す側も借りる側も不動産の担保価値に関心を持っていないからではないかとい
う気がするのです。
 一流企業に勤め長期安定した収入が見込めるのなら融資の返済は間違いなく行なわ
れるだろうと考えて行なわれる融資は人に対する融資で、物に対する融資ではありま
せん。ものによる担保は人に対する連帯保証のような感覚で行なわれています。

 もし建物に対する融資額がその建物(土地を含む)を売却したときの価格をもとに
決められ、毎月の返済額がその建物を第三者に賃貸したときの家賃を下回る範囲で決
められていたとすれば、返済が滞ったとき金融機関は抵当権を行使して競売により融
資額を回収することも、建物を賃貸して家賃収入から融資返済額を差し引くこともで
きるようになります。

 このとき、建物の価値が長期安定して減らない建物を造ることが融資する側にとっ
ても、融資を受ける側にとってもメリットを持ちます。こう考えると、戦後の持家政
策を支えてきた住宅金融公庫は、建物よりも人の評価に重点を置くことで日本の住宅
の耐久性を損なってきたといえるのではないでしょうか?

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サイトリニューアル情報
 1.「木造建築物の断熱」を更新中です。
 現在、旧バージョンと新バージョンに両方をご覧になれます。
 新バージョンは http://www.sotodan-souken.com/lecture/wooden_structure/new/
 旧バージョンはhttp://www.sotodan-souken.com/lecture/wooden_structure/
からアクセスしてください。
 更新はまだ終っていませんが、基本的なことはほぼ書き終ったと考えています。

 2.内断熱の公営住宅の室温変化データを入手しました。
 昨年7月初旬から今年1月まで、首都圏の公営住宅で採集したデータをM邸の室温
と比較しました。
 当然のことですが、毎日の温度の変動幅が大きく違います。
 内断熱の建物の室温が空調のON−OFFに連動して激しく上下しているのに対し、
外断熱の建物の室温はほとんど変化していません。これは連続空調をしているからと
も言えますが、間歇空調しても半日程度の空調OFFで室温は 0.5℃以上上下しませ
んから、グラフに現れる温度変化に大きな変化はないはずです。

 3.「断熱とライフスタイル」を書き換えています。
 もともと、断熱の理論的解説に走りがちだったサイトの内容を、「生活者の視点で
判りやすく解説しよう」と言う位置づけで作った項目でしたが、私の性格のためか理
屈が先行していたように思います。今回の改訂でどこまでわかり易く書き直せるか判
りませんが、皆様方からのご意見をお寄せください。
木造建築物の断熱と同じように、暫くは新旧のバージョンをあわせてアップする予定
です。
旧バージョン http://www.sotodan-souken.com/life_style/index.html
新バージョン http://www.sotodan-souken.com/life_style/new/
 このメルマガの初めの記事も、「断熱とライフスタイル」の書き換えに関連してい
ます。


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 ★★★★★★断熱・気密・防湿 快適・健康・省エネの技術★★★★★★
第56号 (通算80号)大暑編 は 2007年 7月16日に発行予定です。

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 │     断熱を科学的に理解できる国内唯一の断熱専門サイト     │
 │       http://www.sotodan-souken.com/index.shtml       │
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   〒167-0053 東京都杉並区西荻南1-1-17
   03-5932-2115(平日9:00〜17:00 土日祝10:00〜17:00)
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■「断熱・気密・防湿 快適健康・省エネの技術」に関する、ご意見、お問い合わせ
先は info@sotodan-souken.com までどうぞ。
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http://www.mag2.com/m/0000154085.html からお願いします。
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