2011/11/09
【食安INFO】ノロウィルス対策に大切なこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 食品安全情報メールマガジン ■□■ 49号 2011.11.9 ≪http://aims.co.jp≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。発行人の三村聡です。 今年も残すところ、あと2ヶ月。 これから忙しい季節が到来しますが、食品業界においては、一層、 注意が必要な時期でもあります。 今回は、これからの季節に注意すべきことをお話ししたいと思います。 --------------------------------------------------------------- ■ノロウィルス対策に大切なこと ●ノロウィルスの恐怖 11月―この時期に食品衛生の観点から気をつけないといけないのが ノロウィルスです。 牡蠣などの二枚貝を食べなければ感染しないと思われがちですが、 食材そのものが原因で発症したケースは、実際にはほとんどありません。 人から人による二次感染がほとんどです。 ノロウィルスは、腸炎ビブリオなどの他の食中毒菌に比べて感染力が高く、 保菌者が触れたものを他の方が触れただけで感染するケースも 少なくありません。 ちょっとの不注意で簡単に感染してしまう、そこがノロウィルスの 恐ろしいところです。 ●ノロウィルスの予防方法 ノロウィルスの予防方法として、以下のような対策を行うことが 一般的です。 1)調理現場等の洗浄消毒を徹底する エタノールなどのアルコール消毒だけでなく、次亜塩素酸などを 利用することが望ましい。 また、加熱に弱いので、まな板、包丁などの調理器具、ふきんやタオル などもしっかりと煮沸することが不可欠。 2)トイレの利用法に気をつける トイレ利用時に人から人へ感染するケースが多い。 お客さん用のトイレと従業員トイレを分けたり、この時期だけ、 ノロウィルスに特化したトイレ清掃マニュアルを作成するなど 特定の手順が必要となる。 3)手洗いの徹底 感染力が非常に強いため、石鹸等で十分なわけではないが、 常に汚れや脂を取り除き、清潔に保つことで感染しにくくすることは 可能である。 ●最大の対策は「自覚」 ノロウィルスをコントロールするためには、食中毒の予防3原則である 「つけない、増やさない、殺す」を徹底するしかありません。 煮沸消毒等で確実に殺菌し、他のものに付けたり増やしたりしないように 手洗い等を徹底することが大切です。 つまり、特別な管理というものが存在しないことになるため、これまでのルールを 通常以上に「徹底」させることが大切になります。 ただ、「いつもと変わらない」ことから、つい「やったつもり」になり、 大きな事故に広がって行くこともあります。 そうならないよう、改めて従業員一人一人に、感染力が強力であることを認識させ、 体調不良がある場合には、必ず報告させ、無理な対応をしないように 調整しなければいけません。 ルールがなぜ必要かを従業員がきちんと理解した上で、そのルールを守ること、 すなわち「一人ひとりの自覚」が、ノロウィルス対策として最も重要だと 言えるでしょう。 社内にルールがきちんとあったとしても、この時期にあえて「自覚」の大切さを 見直してみてはどうでしょうか。 ---------------------------------------------------------------- ■8ステップで効率的に進めるISO22000構築・運用マニュアル (発行:日刊工業新聞社) >> http://www.aims.co.jp/food/22000/f_8step.htm ■マネジメントシステムの原理原則-品質マネジメント8原則で経営力を高めよう (発行:日科技連出版社) >> http://www.aims.co.jp/hiketu/book_8principle.htm ---------------------------------------------------------------- ●ひとこと いよいよ今週末から日本シリーズが始まります。 いつもと違う時期に開催されることから、今年一年が激動だったことを 改めて感じます。 あと2ヶ月。気を引き締めて頑張っていきたいです FSSC22000、ISO22000のお問合せ、コンサルティング依頼などはこちらへ → http://aims.co.jp ================================================================== ◆食品安全情報メールマガジン ◆本誌の登録・解除・バックナンバーはこちらへ。 http://aims.co.jp/food/melmaga/m_index.htm メールによる購読解除依頼は受け付けません。 ◆このメルマガで取り上げて欲しいテーマ、疑問、質問などはこちらへ。 http://aims.co.jp/consult/form_toiawase.htm 発行 三村 聡(有限会社アイムス http://aims.co.jp) 編集 三和夏生 ※このメルマガの内容の無断転載を禁止します。 ------------------------------------------------------------------



