2008/12/26
【食安INFO】真の食品安全のために~2009年に望むこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 食品安全情報メールマガジン ■□■ 第36号 2008.12.26 ≪http://aims.co.jp/food/≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。発行人の三村聡です。 今年も1年ありがとうございました。 今回は、今年『食品安全』の現場で感じたことと、来年への期待を 書いてみます。 ---------------------------------------------------------------- 『8ステップで効率的に進めるISO22000構築・運用マニュアル』 (三村聡 著/日刊工業新聞社 発行) >> http://www.amazon.co.jp/dp/4526059315/ref=nosim/?tag=mmhappy-22 お近くのセブンイレブンで受け取られる場合はこちらが便利 >> http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31950276 ---------------------------------------------------------------- ■真の食品安全のために〜2009年に望むこと ●『食品安全』を見直そう 2008年も、食品企業にとって激動の1年でした。 中国製冷凍餃子の異常発見に始まり、うなぎの産地偽造、事故米の不正転用、 添加物等の不正表示、地下水汚染による事故対応の遅れなどなど 故意・過失を含めて列挙すればキリがありません。 食品企業に対する消費者やマスコミは眼は厳しくなる一方です。 もちろん、様々な問題のなかには、制度的な不備もあり、必ずしも 食品企業が悪いとばかり言えるものばかりではありません。 また、マスコミの報道が明らかに誤解から生まれたものであり、 消費者も過剰反応を示しているとしか思えないものもあります。 食品はもともと危ないものです。 放っておけば劣化してしまいます。 したがって、消費者自らがしっかりと管理することが安全安心の 第一歩となります。 それなのに、すべての責任をメーカー等に負わせようとする報道の あり方には私も疑問を感じます。 食品企業のなかには、消費者の過剰な反応に対し、不条理を感じる方も 大勢おられることと思います。 しかし、だからと言って、食品企業が今のままでよいというもの ではありません。 食品企業も「健康」を売る企業としての自覚をもち、安全・安心を 追求した取り組みをもう一度見直す必要があると思います。 ●ISO22000の現状と来年への期待 このような情勢の中、ISO22000の状況に目を転じてみましょう。 現在(2008年12月20日)ISO22000のJAB認定は89件です。 JAB以外の認定件数等は公表されていませんが、新聞報道等の情報から 推測して、100社程度は認証を取得していると思われます。 したがって、取得企業数はおよそ200社程度ではないかと思われます。 この数字は少ないと考えています。 つまり、食品安全への取り組みが大きく取り上げられながらも、 マネジメントシステムの認証が広がっていないと言えます。 その原因としては、マネジメントシステムよりも検査の強化が重視されている ためだと思っています。 消費者のニーズでは、「検査をもっとちゃんとやれ」ということになります。 確かに、品質検査等をしていれば安心感はあるかもしれません。 しかし、検査は所詮サンプリングです。 製品の安全性を100%保証するものではありません。 製品を作りこむ工程をちゃんと管理していくことが不可欠であり、 検査はその確認でしかありません。 昨今の食品事情の流れから、マネジメントシステムの管理ではなく、 検査をすべきだという流れが生まれていることは大きな誤りだと思います。 来年こそは、マネジメントシステムの重要性をしっかりと 伝えていきたいと思います。 -------------------------------------------------------------- 作るだけでなく、きちんと守れる、そして食品安全対策の効果を 上げるためのマニュアルを作ってみませんか? 本気でISO22000を活用したいとお考えの方へ 【資料『成功するISO(改訂版)』】 >>http://www.aims.co.jp/consult/form_mitumori.htm いまさら聞けない『ISO22000って?』 初心者にオススメ ISOのイロハがわかる『ISO22000』のポイント >> http://www.aims.co.jp/food/22000/f_book.htm -------------------------------------------------------------- ◎ひとこと 仕事上、食品と言うと『食品安全』についての情報や知識は持っていますが、 それだけでは『食品のプロ』とは言えないのでは、と思い、今年は 『作る側』だけではなく『食べる側』としての見聞も深めた1年でした。 ひと言で言って『食べ歩き』ですが、外食したら、その店の料理やサービスに ついて記録に残すようにしています。 『作る側』と『食べる側』、この二つの視点を持ち、さらにコンサルティングの 内容を深めていきたいと思っています。 怖いのはメタボですが・・・ しかし、最近は運動でカロリーを消費するよう頑張ってます! 皆さんは今年何か、新しいことに取り組まれましたか? 来る年が、皆さんにとってよい1年となりますように。 ================================================================== ◆食品安全情報メールマガジン ◆本誌の登録・解除・バックナンバーはこちらへ。 http://aims.co.jp/food/melmaga/m_index.htm メールによる購読解除依頼は受け付けません。 ◆このメルマガで取り上げて欲しいテーマ、疑問、質問などはこちらへ。 http://aims.co.jp/consult/form_toiawase.htm 発行 三村 聡(有限会社アイムス http://aims.co.jp) 編集 三和夏生 ※このメルマガの内容の無断転載を禁止します。 ------------------------------------------------------------------


