2008/04/16
【食安INFO】そのルールを定めている理由は何ですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 食品安全情報メールマガジン ■□■ 第29号 2008.4.16 ≪http://aims.co.jp/food/≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。発行人の三村聡です。 春ですね・・・ 取引先などに電話をかけると、新入社員らしき人の初々しい受け答えが 新鮮な今日この頃です。 最初の頃は、教えられたとおり、ルールどおり仕事していても、 月日がたつにつれ、ルールが守られなくなってくることも多いですが。 ということで、今回は食品安全マネジメントシステムの「ルール」について お届けします。 遠回りしないISO22000の構築なら・・・ 『8ステップで効率的に進めるISO22000構築・運用マニュアル』 >> http://www.amazon.co.jp/dp/4526059315/ref=nosim/?tag=mmhappy-22 ※現在、本メルマガでお届けしている内容は、この本に基づいてまとめています。 いまさら聞けない『ISO22000って?』 初心者にオススメ ISOのイロハがわかる『ISO22000』のポイント >> http://www.aims.co.jp/food/22000/f_book.htm 前回までのバックナンバー >> http://archive.mag2.com/0000154003/index.html ---------------------------------------------------------------- ■『ステップ5 計画』より 〜そのルールを定めている理由は何ですか ●ISO22000で定めるルール 『8ステップで効率的に進めるISO22000構築・運用マニュアル』では、 ISO22000の構築の過程を8つに分けて解説しています。 どの章も大切ですが、特に『ステップ5』はISO22000構築の要となる部分です。 製品の性質やさまざまな現状を洗い出し、「よし、うちではこういう管理を 行うぞ」と決めるのが、このステップ5です。 ここでは、 ・前提条件プログラム ・トレーサビリティの方法 ・許容限界 ・許容水準 ・モニタリングの方法 ・管理手段の妥当性確認の方法 などを決め、出来る限り文書化または数値化します。 温度は何度で管理することにするのか。 管理の頻度はどのくらいにするのか。 こういったことを明確に決めていきます。 とはいえ、おそらく「加熱温度・時間」を決めていない食品会社など ないでしょう。 改めてISO22000で決める必要はあるのか? 現在設定している温度で問題はないのに、見直す必要はあるのか? 単に今設定している数値を『文書化』するだけなのか? そう思われる方もおられるかもしれません。 しかし、本当に全従業員が決めたルールを守っていますか? 守っていたとしても、そのルールで食の安全が守れるという 根拠はわかっていますか? 製品の製造・加工の工程での「管理ルール」はあったとしても、 「手洗いのルール」「従業員の健康管理」などの基本的なルールを 全従業員が守る体制になっていますか? ●ルールの『根拠』と『結果』を考えてみよう 「なぜ、このルールなのか」 「ルールを守らなければどうなるのか」 単にルールを決めるだけではなく、ルールの『根拠』や『結果』を きちんと示せること、これがISO22000で最も大切なことです。 例えば、賞味期限。 昨今の食品事故のニュースで『こしあんの生菓子』が、『賞味期限偽装』 などで問題になっていましたが、そもそも賞味期限に対する意識が、 今の日本では過剰になっている気がします。 「賞味期限が短い方が新鮮なイメージを与えるから」 そんな発想から、本来は保存料なしでも日持ちするはずの砂糖製品に、 短い賞味期限が設定されていたりします。 もちろん、会社が定めた賞味期限を勝手に改ざんするのは許されない ことです。 しかし『なぜこれを安全の基準にしているのか』を考えたとき、 その根拠及び、それが守られなかった結果を、食品会社は本当に 理解しているでしょうか。 「手洗い」「従業員の健康管理」などを定める『前提条件プログラム』 も同じです。 単に「手をきちんと洗うこと」「体の調子が悪いときは届け出ること」 と決めていても、従業員に「なぜルールを守らなければいけないか」 という意識がなければ、ルールを無視する、あるいは勝手に解釈する 人が出てくることもあります。 『食品安全のためにこのようなルール、手順、管理方法を定めている』 ことを理解し、現在あるルールを見直してみる。 既存のルールで問題がなかったとしても、『さらによい方法はないか』 を考えてみる。 それがISO22000の取り組みです。 今回の内容は、 『8ステップで効率的に進めるISO22000構築・運用マニュアル』 >> http://www.aims.co.jp/food/22000/f_8step.htm 『ステップ5 計画〜具体的対策へ』 5-1 前提条件プログラムを設定しよう 5-2 管理手段を決めよう 5-3 検証計画を作ろう を元にお届けしました。 限られた時間、人員、予算で効率的にISOを構築し、最大限の成果を あげたい! そんなISO認証取得の方法はコチラです。 >>http://www.aims.co.jp/food/22000/form_22000consul.htm -------------------------------------------------------------- このメルマガへのご意見、ご感想、取り上げて欲しいテーマ、 ISO22000を認証したい方の疑問、質問等はこちらへ >> http://aims.co.jp/consult/form_toiawase.htm ※このメルマガに直接『返信』していただいてもOKです。 いただいたご意見等は、このメルマガで紹介させていただくことも あります。 -------------------------------------------------------------- ◎ひとこと 新しく引越した家は、事務所からはバスで約20分程度のところにあります。 はじめはバスまたは自転車で通う予定でしたが、もしかして歩ける距離では、 と近道を探して歩いてみました。 30分程度で歩けたので、1週間ほど徒歩通勤をしてみたところ(たまたま 遠方への出張がない週でした)、きつかったベルトがユルユルに! 体重も2kg減、体脂肪率も2%落ちました! ================================================================== ◆食品安全情報メールマガジン ◆本誌の登録・解除・バックナンバーはこちらへ。 http://aims.co.jp/food/melmaga/m_index.htm メールによる購読解除依頼は受け付けません。 ◆このメルマガで取り上げて欲しいテーマ、疑問、質問などはこちらへ。 http://aims.co.jp/consult/form_toiawase.htm 発行 三村 聡(有限会社アイムス http://aims.co.jp) 編集 三和夏生 ※このメルマガの内容の無断転載を禁止します。 ------------------------------------------------------------------


