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2006/10/18

【食安INFO】ロゴのチカラ

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     ■□■ 食品安全情報メールマガジン ■□■
           第15号 2006.10.4
         ≪http://aims.co.jp/food/
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  こんにちは。発行人の三村聡です。
 
 10月も半ば、街を歩いていると秋物のファッションに身を包んだ人たちが
目に付きます。
 前々回くらいのメルマガで、「(ファッション)ブランドのことは
まるでわからない」というお話をしましたが、世間ではブランド品は
人気がありますね。
 特に若い女性であれば、ブランド物を持つというのは、ひとつの夢
なのではないでしょうか。

 でも、なぜ人はブランド品に憧れるのか?
 単にバッグや財布に『エ○メス』や『シャ○ル』というロゴが
ついているだけじゃないか?
 それだけで、ウン十万もするモノが根強い人気を誇っているのは、なぜ?
 
 その理由は…そういうことなんです!
 あの小さなロゴがすべてを語っているのです!
 

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●おしらせ

◆ISO22000の審査、来春本格化!

 「FSMS(食品安全マネジメントシステム)に関わる認定事業」は、
2007年3月中に認定申請受付を開始する予定です。
 なお、ISO22000に関わる審査登録機関の認定基準となるISO/TS22003の
発行は、予定されていた12月よりも更に遅れる可能性があります。
 (「日本適合性認定委員会」のおしらせより)

◆ISO22000を認証取得したい、ISO22000の構築方法、審査については
  >> http://aims.co.jp/food/

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■『ロゴ』のチカラ

●ロゴは口ほどにモノを言う
 
 『目は口ほどにものを言う』
 という言葉がありますが、『ロゴ』も口ほどに雄弁だと思います。

 ブランドのロゴのついた服を身に着けると、「ステータス」に
なると同時に、「安心感」も得ることができます。
 製品の革の質がどうの、デザインがどうの、という知識に乏しくても
「□□っていうロゴがあれば、きっといい製品に違いない」という
安心感もロゴが与えてくれるのです。

 ファッションに限らず、家電なども同じです。
 性能や使いやすさを考えるより前に『○ャープのテレビ』
『キヤ○ンのデジカメ』は、『○○商会』『△△電気』の製品
よりも、説得力があります。
 「とりあえず、いいものなんです!」というメッセージを、
有名メーカーのロゴが強く語りかけるのです。

 一般に、ブランド物や有名なメーカーの製品は、無名のメーカーの
ものより価格が高いのですが、それでもロゴ入りの製品を買う人は、
ロゴの持つ強いメッセージに引かれていることが多いでしょう。


●言わなきゃ伝わらないメッセージ

 ロゴやブランド名などの表示が与えるメッセージが語りかけるのは、
『信頼』です。
 多くの人に支持され、信頼されてきた製品だから、きっと今買おうと
している製品もいいものに違いない、という安心感を、人は持ちます。

 ブランド名やロゴがなくても、ブランド品に負けない、いやそれ
以上に信頼できる素晴らしい製品を作っている会社は多数あります。
 しかし、それを何かで証明しなければ、会社のメッセージは
お客さんには伝わりません。
 
 なので、「せっかくのよい活動は積極的にアピールしましょう」
ということで、『認証取得』をすすめる活動を行なっているのですが、
ISO等、一部の認証マークを除くと、いまいち中途半端なロゴも
多いようです。

 特に、食品。
 食品といえば、今、これほどメッセージを発信しているものは
ないのではないでしょうか。
 『誰がどこでいつ作りました』という表示は、当たり前のことですし、
食に対する感心の高い消費者のために、もっといろんなメッセージを
発しています。

 『この商品は無農薬で作られました』
 『減農薬の野菜です』

 等の表示をつけ、消費者はそれを見て「この商品は安心できる」と
買っていきます…

 が!
 そのマークは、誰がつけているのでしょう?


●ロゴは信頼できる?

 実はそのマーク…
 
 製品を作った張本人が「うちの製品は安全なんですよ」と自己申告して、
それを聞いた人が「本人がそういっているなら、きっとそうだろう」と
事実を確かめもせず、ロゴを与えている、

 とか…

 誰かが検査することはするけど、検査する人はそれぞれ自分の主観で
行なうため、ある人はこの基準、別の人はこの基準、と、人によって
検査基準が違う

 とか…

 もし、そうだとしたら、ちょっと信頼できませんよね。
 しかし、実際にはそういうことも起こっているのです。

 前者の例だと、「自然に優しい減農薬野菜」などの表示でよくある
ケースです。
 そもそも減農薬という表示は法的には認められていませんが、県などが
独自に認定しています。
 「慣行農法に比べて、農薬を半分にしていること」等、県などの行政が
いろいろな条件を出していますが、本当に現場等を含めてチェック
しているか、という疑問が残ります。
 チェック項目が多岐にわたるため、しっかりと検査することができず、
自己申告を丸呑みして表示にしてしまう、というケースが多々あります。
 (もちろん、ちゃんと行なっていることもあります)
 
 また、「通常5回使うところを4回にしたから、減農薬ということに
しよう」と認定する機関等により、基準が大幅に異なっていることも
あります。


●ロゴの意味についてもう一度考えよう

 私たちは「なんだかよくわからないけど、立派なマークがついて
いるから、きっと立派な商品だろう」と思い込む傾向があります。
 最近では随分少なくなりましたが、事実を過大、誇大、誇張した
『まやかし表示』は今でも存在し、何がなんだかわからないけど、
わからないから信じてしまう…ということになります。

 逆に、表示そのものを信用しなくなるという事態も起きています。
 最近、K国の核騒動のため、アサリ等の輸入が禁止されることに
なりました。
 そのとき、「へぇ、Kから輸入していたんだ…」と思った人も
多かったのではないでしょうか。

 こういったことは、表示偽造ではないのか?
 共通の基準もないのに、同じマークがくっつけられているのも、
おかしくないか?

 そういう疑問もでてきますが、これは偽装というより、そういう
仕組みになってしまっていることが原因だと思います。
 

 ISO22000が誕生したことで、これまではばらばらだった検査基準が
共通化できました。
 さらに、そうした表示等の安全情報を適切な形で消費者に伝えて
いくことも重要と認識されるようになってきました。
 今後は、『ここが変だよ、食品表示』について、消費者にきちんと
した知識を持ってもらうために何ができるか、考えなくてはならない
と思います。

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 ◎ひとこと

 近所に『豚しゃぶの店』ができたので行ってみました。
 なかなか良かったです。というのは、安くておいしいから!
 …というだけではありません。
 なんとこの豚「生でも食べれる」というほどの鮮度と品質管理。
 豚といえば、火をしっかり通して食べるのが常識ですが、生でもOKとは
すごい自信ですよね。
 食事の〆は、豚しゃぶをした鍋の湯にあら塩を少し加え、スープにして
いただけます。
 本当においしいものは、下手に調理せずシンプルに味わうと旨みが
わかるんだな、ということを再認識した日でした。


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