2009/08/05
「社長!コーチングですよ。」No.0115「分からず屋の存在意義」
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2009年8月5日(第115号)
「社長!コーチングですよ。」
(毎月5日、20日発行)
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メールマガジン「社長!コーチングですよ。」発行人の田中伸幸です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
来週当りから夏休みを取る方も多いと思います。
休みはいつもあっという間に過ぎてしまうとお嘆きの方は、
童心に返り、絵日記でも描いてみてはいかがですか?
15分前後ですが、豊かな時間を過ごせるはずです。
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分からず屋の存在意義
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分からず屋とは、周囲が論理的で真っ当な説明を重ねても、
頑として首を縦に振らない人です。
分からず屋は、自分自身の考え方や価値観を固く守り続け、
社内の重要な判断に大なり小なりの影響を与え、その都度
存在感を振りまいています。これまでもこれからも。
会社や組織をそれこそ真っ当な方向に修正したいと考える
中堅社員や一部の幹部社員は、分からず屋の存在が
疎ましくてたまりません。
しかし、分からず屋が社内からいなくなったら皆が喜び、
社業がすべて上手くいくのかというと、そうだとも言い切れないのが
世の中の難しいところです。
どんな組織にも、経営幹部層にも一般社員の中でも、
分からず屋や屁理屈屋がいます。
転職しても、独立しても、逃れることはできないと言ってよい。
だったら、分からず屋を活かす方向に考えるのが得策のひとつと
言えるのではないでしょうか。
分からず屋を変えようとするから苦労するのであって、
分からず屋を受け容れる対話を心掛けるのです。
分からず屋を巻き込む。
分からず屋を仲間に入れる。
分からず屋の考えを傾聴する。
分からず屋に相談を持ちかける。
分からず屋が困っていることを助ける。
分からず屋を活かす努力をしてみて、
それでもダメならまた考えればよい。
重要なのは、分からず屋を含め、複数人との対話を通して、
複数人の頭で愚直に考え抜くことだと思います。
様々な葛藤を乗り越え、集団で気づく何かが、
新たな扉を開ける鍵になる可能性もあります。
あの時、一緒に考え合った、話し合ったという
時間と対話の共有体験ほど貴重なものはありません。
分からず屋でさえも、変容のきっかけになる可能性を秘めています。
だれもが気づいていない自社の付加価値を絞り出していく、
あるいは、さらなるパワーを集めた一体感を創造するには、
分からず屋の底力を活かす必要があるのではないかと考えます。
━ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日記と言えば、いま読んでいる「勝海舟自伝:氷川清話」は、
勝の日記でもあり、政治経済を動かす人への提言や、
出会ってきた人物像が赤裸々に面白おかしく書かれています。
勝の考えの奥底に流れる何かを類推しながら、
いますべきことは何かを考えるのに適しているような、
平易ながらも、奥行きが深そうな本です。
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