渡部亮次郎の「頂門(ちょうもん)の一針」  RSSを登録する

私は「NHKらしくないNHK政治記者」として日本の高度成長期を見つめ、その後は外務・厚生大臣の秘書官として国際化時代を体験してきました。この間、政治・社会評論を書き続け、その原稿料が給料の何倍もありましたが、みんな呑んでしまいました。

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2009/12/19

渡部亮次郎の「頂門の一針」1759

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         渡部亮次郎の「頂門の一針」1759号    
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         平成21(2009)年12月19日(土)


            「1カ月ルール」文書と外務副大臣の言葉 :阿比留瑠比

                         <福島を抱えて動けぬ瑞穂国>:古澤 襄

                       「鳩山首相の反米姿勢は芝居」? :古森義久

                         パキスタン援助75億ドルは画餅:宮崎正弘

                                 2番目の素数 “3”:渡邊好造

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


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「1カ月ルール」文書と外務副大臣の言葉 
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             阿比留 瑠比
 
天皇陛下と外国要人との会見にかかわる「1カ月ルール」について、宮
内庁が最初に外務省に徹底を申し入れたのは、文書によると、平成7年
3月13日付となっています。余談ですが、このときの鳩山由紀夫首相の
立場はというと、自社さ政権の与党・新党さきがけの代表幹事でしたね。

そして、平成16年2月3日には、その「1カ月ルール」がなかなか守
られない事例が相次いだため、改めて宮内庁が外務省に「誠に遺憾」だ
として文書で周知徹底を申し入れているわけです。
 
で、17日午後のことですが、外務省の武正公一副大臣は記者会見で、天
皇陛下と外国要人との会見について 「陛下が日本国民の統合の象徴で
ある立場で(行うので)、公的行為にあたる」と述べ、内閣の助言と承
認が必要となる憲法上の「国事行為」には該当しないとの認識を示しま
した。

民主党の小沢一郎幹事長は、陛下と中国の習近平副主席との会見実現に
向けた官邸のごり押しについて、「陛下の国事行為、行動は、国民の代
表である内閣、政府の助言と承認で行うことなんですよ」と正当化して
いました。

でも、武正氏は小沢氏の発言を否定したわけです。余計なお世話でしょ
うが、大丈夫かなと心配になります。

また、小沢氏は「宮内庁の役人が、どうだこうだいったそうだけども、
まったく日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言
としか思えない」とも述べていますが、宮内庁長官はただの役人ではな
く、天皇に任命された認証官でもあります。その意味では、政治家であ
る各省政務官より「格」は上ですね。

この調子でいくと、小沢氏は判例で憲法違反とされる永住外国人への地
方参政権付与についても、「反対派は憲法を読んでるかね?諸君の理解
が、まったくおかしいんだよ」とか言いだしそうです…。



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<福島を抱えて動けぬ瑞穂国>
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         古澤 襄
 
信州・上田にいる私の従弟の一句だが、よく出来ている。僅か5人の社
民党に振り回されている大魚・民主党が、ひたすら来年夏の参院選まで
の我慢だといじらしい様な気の使い方。しかし、その間に保守の民主党
が第2社民党に変質しそうである。

産経新聞の阿比留瑠比さんは官邸長(キャップのこと)になったが、
「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」のブログは面白い。発行部
数では読売、朝日に及びもつかない産経だが、ワシントンの古森義久、
北京の伊藤正、ソウルの黒田勝弘各氏など論客を揃えている。

いずれも宮仕えをやめてもペン一本で立っていける人たち。阿比留姓は
玄界灘の対馬に多い。姓氏家系大辞典には「対馬の大族なり。蘇我姓と
いえども恐らく対馬直氏の後か」と出てる名族。明治以降、関東の鳩山
邑から興った鳩山家が逆立ちしても及びもつかない歴史の古い家柄であ
る。

その阿比留瑠比さんが「首相は”一生懸命”と言うけれど」という一文
を草している。「福島を抱えて動けぬ瑞穂国」の句と合わせて読むと、
今の鳩山政権の混迷ぶりがよく分かる(「1758号」)。
2009.12.18 Friday name : kajikablog



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「鳩山首相の反米姿勢は芝居」?  
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          古森 義久

鳩山首相が普天間基地移設の関する決定を延期したことをニューヨーク
・タイムズが12月16日付の記事で報じました。東京特派員のマーティン
・ファックラー記者の報道です。

      
この記事の見出しは「日本の指導者が基地についての決定を延期する」
となっています。この延期が日米関係、日米同盟にどのような結果をも
たらすか。記事はいろいろな識者、関係者たちの言葉を引用しながら、
以下のように記していました。

「この延期は日本の最も緊密な同盟国であるアメリカとのすでに悪化し
たきずなに、さらに新しい圧力をかけることが確実である」

「アメリカ政府にとってのチャレンジの一つは鳩山氏の主張の明確さ欠
落である。鳩山氏は日米関係での日本の下位の立場を終わらせると唱え
ながら、アメリカとの同盟が依然、日本の安全保障の礎石だと強調する
からだ」

「この延期は普天間移設問題に早期の決定を求めてきたアメリカ側の当
局者たちをさらにいらだたせることになる」

「オバマ政権側がこのまま静かに数ヶ月、待てないとなると、日米関係
は両国の戦後の同盟の歴史でも最悪の事態となるだろう」

「延期の決定は日本の有権者たちの間に鳩山首相のリーダーシップとア
メリカとの致命的に重要な関係の管理能力への疑問を生み、離反させる
危険がある」

まあ、以上のような諸点は日本側では常識だといえましょう。

しかしこのニューヨーク・タイムズの記事は次のような政治アナリスト
たちの言を結びとしていました。

「鳩山首相は普天間基地の(予定どおりの)キャンプ・シュワブへの移
設以外には現実的な選択肢はないだろう。だから鳩山首相は結局は既存
の合意に沿って、元の移設先への移転に同意することになるが、まず最
初にアメリカに対して抵抗するというショー(芝居、見世物)を演じて
みせねばならないのだろう」

つまりは、鳩山首相の今回の延期の決定も、自分が反米であることを誇
示する大芝居かもしれない、というのです。

 しかしこの解釈も疑問の余地は大ですね。

 鳩山首相の現実感覚は識者の現実感覚とは異なるかもしれません。それ
に鳩山首相の「反米」は芝居ではなく、自然にわいてくる態度なのかも
しれないからです。

 

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パキスタン援助75億ドルは画餅
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年)12月18日(金曜日)貳
        通巻2810号 
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 米国のパキスタン援助75億ドルは絵に描いた餅に終わる?
  険悪化する米―パキスタン関係の本質に横たわる要素は米の傲慢、
  パの不信感
********************************

オバマ大統領はパキスタンに対して向こう5年間に75億ドルの援助を約
束した。ザルダリ大統領にとっては、人気急落した自己の政権維持のた
めに、この援助は死活的である。

ところが。

第一に米大使館員65名のヴィザ更新がならず、パキスタンを去った。
現在パキスタンにおける米国の外交業務は6割程度しかなされていない。

駐在武官、情報関係者、CIA関係、軍の部品技術者なども含まれてお
り、近く500名規模の大使館員を800名規模に拡大する予定だが、ヴィザ
の発給が決定的に遅れている。「両国関係は危機的状況だ」という。

第二にパキスタン国内を移動するアメリカ大使館の外交ナンバーをつけ
た車両が、チェック・ポイントで検問をうけ、ながながと待たされる。

これでは米国大使館の車両がテロの標的にもなりやすく、パキスタン政
府に改善を求めても、馬耳東風。パキスタン当局は「われわれは戦争状
態にあり、一つの例外も許されない」と検問の手をゆるめず、末端でも
米大使館業務に支障が出ている。

第三はパキスタン国民にとって「米国は味方ではなく、アメリカ人は傲
慢である」というメンタリテイィの拡大である。

一部の知識人には親米派、知米派もいるが、大変の国民は貧困。「米帝
のアフガン侵略の手伝いをパキスタンがする必要はない」と考えている。

こうして米国が供与したゲリラ討伐の武装ヘリコプターは稼働できない。
理由はパーツ交換が技術者にヴィザがおりないために停止状態にあるか
らで、年間10億ドルの現行のパキスタン援助プログラムも、その実行要
員にヴィザがおりない。

パキスタンはまったく友好的ではない、と大使館高官がNYタイムズの
インタビューに応じている(09年12月18日付け)。
 
そういえば南ワリジスタンにおけるタリバン討伐作戦も、どこかゲリラ
側と打ち合わせがあるかのように、パキスタン軍を3万投入しても成果
うすく、大半のタリバンはほかの地域へ移動してしまった。
  △
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆(読者の声)宮(読者の声)崎(読者の声)正(読者の声)弘(読
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  ♪
(読者の声1)貴誌12月16日号のコメント「ジョークのキツイのをひとつ。
ハト政府は米国に宣戦布告します。30分後に降伏します。米軍の占領が
継続され、つぎに新しい憲法をいただく。9条を撤廃したヤツを。冗談
を終わります」。 秀逸なジョーク、ありがたく頂戴しました。ハト・
イチロー政権に処するに、こういう逞しさが必須と改めて思いました。
   (HS生、愛知県)


(宮崎正弘のコメント)も、ひとつ。キツイのを。

オザワは政権を握ったが、あと何をすれば良いか分からない。ハトと迷っ
て田中角栄に相談した。田中は周恩来に聞けばという。周恩来は次は習
近平だから、彼に聞きなさい。これらは地獄との電話回線と使ったので、
あとで請求書をみたら5億円。もっとよく見たら「閻魔銀行券で支払え」
とあった。

(注 閻魔銀行券とは中国人が葬儀で棺に入れるために葬儀社が手配す
る副葬品の一つ)。


 ♪
(読者の声2)読んで見てください貴著『朝日新聞がなくなる日』がユー
モラスに紹介されています。
 http://blogs.yahoo.co.jp/tomie_teacher/60616848.html
  (TK子、東京)


  ♪
(読者の声3)貴誌からの引用。「それはともかく、日本の歴史、伝統、
日本の国柄はなにもアインシュタイン氏に褒めてもらわなくてもすばら
しいものです。アインシュタイン氏が褒めてくれたと自慢げ言うことは
余にも日本という国をまた国民を辱め貶めるものです。

まさに、習近平氏が天皇陛下を表敬訪問してくれたと自慢するようなも
のです」(ST生)<引用終わり>

大賛成です。

日本の自衛戦争をマッカーサーの戦後の証言を利用して正当化しようと
するのと同じです。マッカーサーがいうまでもなく、日本の自存自衛の
戦争でした。

本来、民族文化は唯我独尊です。外国に権威を求めてはなりません。
なおアインシュタインの日本びいきについて一言。

ずいぶん昔、日経で読んだと思う記事である。戦前日本の外科の医学者
がドイツに留学した。帰国の船に高名なアインシュタインが乗っていた。
アジア経由で米国へ向かう予定であった。

ところがアインシュタインは航海中に下血した。本人は大腸がんと思い
込んだので大パニックとなった。この時、日本人医師が彼をよく診察し
て、違うことがわかった。(痔か?)。そこでアインシュタインは大感
謝し、日本におりて、東京で講演会をしたほか、その医師の郷里(四国
か?)を訪ねた。この医師のご子息が回想を記していた。

こうした、個人的な体験がアインシュタインを親日にしたというのなら、
納得がゆく。(東海子)


  ♪
(読者の声4)ワシントンポストのサイトです。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/16/AR2009121602791.html?hpid=opinionsbox1

かのイグナチウス(コラムニスト)の頓珍漢ぶり。コメントには、前CIA、
AFPAK(アフガニスタン、パキスタン)の人文地理に詳しい者、アジア専
門研究者、作家と思われる書き込み。その文章力、解説力、歴史の洞察
力に尊敬を覚えましたよ。

日ごろは書きこまない人たちであると判る。

文章の激しさからわかるのは、あまりの無知さに怒ったんだと思う。
PASHTUNISTANは造語ではない。このような国に近い集落があるというこ
とから認識しないとAFPAKは理解できないと。いずれにせよ、この賢者た
ちは、「PASHTUNも、タリバンも、パキスタンも、ほうっておけ!」とで
すよ。つまりは、オバマの増派に大反対なのです。

「信頼は低下した」を英文で書きました。是非、読んでください。

共和党のマケイン~国務省報道官~AEI(有力シンクタンク)が、鳩山内
閣は在沖縄米軍の駐留で問題を起こしていると。ガンガンと鐘を鳴らし
始めている。
http://bomanchu.blog81.fc2.com/
(伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘のイグナチウス、最近ヘラルドトリビュー
ンでは見かけないと思っていました。同紙はNYタイムズの記事配信だ
けになり、ワシントンポストの記事がなくなりましたから。それにして
も、彼のトンチンカンは昔からでは?

保守のチャールズ・クラウサマーも、ボブ・ケーガンもポストだけです
ね。


  ♪
(読者の声6)いつも楽しみに読んでおります。とてもためになります。
 貴誌2809号の終わりの方での、宮崎さんの、小沢評は恐れ入りました。
こうあります。

「あの人は選挙に勝って絶対多数の与党をつくることが目標だった。だ
からキョクサ、組合、日教組と平気で手を結び、連合などの下部組織を
まわり、組織をかためて、そうやっているうちに左翼の思想が頭にこび
り付いて、おそれおおきことも口にする。国体論が彼の中に無いからで
しょう。

天皇の国事行為を政府が助言し云々というのは占領憲法の条文ですが、
日本の伝統にそむく条文で守る必要はありません。そもそも皇室典範を
国会が決めるというのは根本的間違い。国会は皇室典範にタッチしては
ならないのです。

さて「独裁」オザワですが、彼の目標だった多数派与党ができた。目標
が達成され、国体論もビジョンもないから次に何をやってよいのか、小
沢自身が分からないんでしょう。だから雨を突いて田中角栄の墓参に行
くのですね。

巨悪タナカが彼のモデルとは、ちっぽけな政治屋でもあります。かれは
独裁者にもなれない。過大評価です。カナマルの二の舞がオチではあり
ませんか」(引用止め)。

よくぞ言ってくれました。見事な絵解きに、頭の中が、すっきりしました。
(SS54)

 

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2番目の素数 “3”
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      渡邊 好造

NHKテレビで”素数”をテーマにした番組「素数の魔力に囚われた人々~
リーマン予想・天才たちの150年」を視聴した。内容はこんなものだっ
た。

<素数は、1と自身の数でしか割れない数で、2に始まり3、5、7、11、
13、17、19、23、と続き、今では9百万台の素数まで発見されている。
こうした素数の現れ方、並び方、間隔は不規則なようだが実はそうでは
なく、自然界と何らかの繋がりがあるのではないかというのが”リーマ
ン予想”で、ドイツの数学者ベルンハルト・リーマンが今から150年
前の1859年に発表した。

これに取り組んだ数学者は数多く、中には頭がおかしくなってしまった
人もいる。近年、リーマンの予想どおり素数は単なる整数ではなく、原
子物理学と関係が深いとの理論が解明されかけている>。
あらましはこんなところだ。

世の中には、とんでもない学門があるものだなあという思うとともに、
”数学”は突き詰めればまさに哲学の分野でもあるなと感じた。
 
ところで、今回のテレビ視聴をキッカケに私が気づいたのは、”リーマ
ン予想”とはかけ離れたことだが、日本語の中に、2番目の素数”3”と
いう数字にからんだ「言葉」が数多くあり、しかもこの”3”には大きな
意味をもっているということだった。

「日本3景(天橋立、厳島、松島)」、「日本3大祭(神田、祇園、天神)」、
「石の上にも3年」、「3人寄れば文殊の知恵」、「3種の神器(歴代天
皇が受継ぐ宝物)」、「徳川ご3家(紀伊、水戸、尾張)」、「3儀(天、
地、人)」、「3箇の重事(さんがのちょうじ=朝廷の3大儀式)」、
「3帰(さんき=仏・法・僧の3宝に帰依するという仏教語)、「3鏡(大
鏡、増鏡、水鏡)」、「3元(上限=1月15日、中元=7月15日、下
元=10月15日)」などなどである。

かつて、ある大学教授(?)がNHKラジオで、”3”には「非常にたくさ
ん」との意味が含まれている、と言っていたのを聞いたことを思い出し、
ここに解答が潜んでいるような気がした。それによるとこうだ。
 
<その昔、数の勘定は1と2しかなく、3以上はなかった。その名残りは、
南太平洋で原始生活をおくる部族に現在でもみられ、「1、2」のあとは
全て「たくさん」という。

日本語で「ひとつ、ふたつ、みっつ、」の数え方があるが、「みっつ」
は漢字では”満つる”、すなわち一杯になるという意味がある。英語で
は、「1回、2回、3回、」は「ONCE(ワンス)、TWICE(トウワイス)、
THRICE(スライス)、」と表現するが、「THRICE」には”幾度も、十分、
たくさん”の訳語がある。

日本語でも英語でも”3”という数字は非常に大きく、すべてを包み込
む意味の深いものである>というものだった。
 
そういえば、これは現代でも心理的に受け継がれているのではないか。
例えば、仕事で何かミスをした場合1回目は「次から気をつけろ!」で
すむが、2回目は「またやったか!」、3回目となると「いつもミスば
かりしている!」といった具合に、2回目以降はミスの「常習者」になっ
てしまう。

講演会で講演者が「、、、それには3つの条件がある、」などと解説する
と、3つ目の条件はなんだろうとつい考えてしまうが、2つだと何故かあ
まり興味が沸かない。

そう言えば小泉純一郎元首相が「坂には上り坂、下り坂ともうひとつ坂
がある。それは”まさか”という坂だ」と3つ目をあげ、なるほどと思
わせた。

かつて親父から、「初対面の人とは避けるべき話題が3つある。それは政
治、宗教、そして犬の悪口」と忠告された。3つ目に、前の2つとは次元
の違うことをあげる手法で、聞き手の耳を惹きつける秘訣にもなること
を、親父は私に教示したかったのだろう。

ことほど左様に、”3”は面白い。(完)   <エッセイスト>



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話 の 福 袋
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 ◎ 17日の杜父魚ブログの読者がドーンとハネ上がった。特徴がある。
午前二時から四時にアクセスが集中した。国内の読者ではない。時差の
関係から海外の読者が集中してアクセスしてきたことを示している。私
の推測だが在米の日本人が、故国の迷走政権を心配して杜父魚ブログを
読んでいるのであろう。

以前から米国、ロシア、トルコ、ドイツ、中国、韓国にいる日本人から
投稿があった。海外にいる日本人の目となる役目を杜父魚ブログが果た
しているのかもしれない。安倍政権の当時は日本が戦前の日本に回帰す
るのではないかと、心配する投稿があった。今は平成の盧武鉉政権化し
ようとしている日本に懸念する声が多い。

小沢一郎氏に対する批判が多い。その裏返しとして西村眞悟氏の時評が
高く評価されている。鳩山首相からは多くの国民の心が離れている。土、
日には主要新聞社の世論調査が発表されるのではないか。小沢批判が内
閣支持率でどう出てくるか?それこそドーンと支持率低下が出るのでは
ないか。 (古沢 襄)

  杜父魚ブログ
http://www.kajika.net/



 ◎田村耕太郎参院議員、自民離党へ…衆院選後初

自民党の田村耕太郎参院議員(46)が18日、離党の意向を固めた。
同日午後、東京都内と鳥取市でそれぞれ記者会見して正式表明する。

8月の衆院選で自民党が惨敗し野党に転落してから、同党の現職国会議
員が離党するのは初めて。

田村氏は鳥取選挙区選出で現在2期目。来夏の参院選が改選にあたり、
自民党鳥取県連はすでに党本部に公認申請していた。 
12月18日12時6分配信 読売新聞



 ◎<西松建設違法献金>初公判で大久保被告は起訴内容を否認

準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件で、政治資金規正法違反
(虚偽記載など)に問われた小沢一郎・民主党幹事長の公設第1秘書、
大久保隆規被告(48)は18日、東京地裁(登石郁朗裁判長)の初公判で
「政治団体からの寄付で西松建設からとは思っていない。政治資金規正
法に違反するとは考えていなかった」と起訴内容を否認し、無罪を主張
した。

起訴状によると、大久保被告は03~06年、西松建設から計3500
万円の企業献金を受領しながら、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」
など2団体の政治資金収支報告書に、2つのダミー政治団体「新政治問
題研究会」「未来産業研究会」からの献金と虚偽記載したなどとされる。

公判では、政治団体を介した寄付が実質的に西松建設による寄付と評価
できるかどうかや、大久保被告がダミー団体であることを認識していた
か否かなどが争点となる。

検察側は同法違反に問われた西松建設の国沢幹雄元社長(71)=有罪確
定=の公判で「実際は西松からの献金と知っていた」とする大久保被告
の供述調書を朗読した。弁護側はこの調書について「自白したかのよう
にとらえるのは誤り」と反論するとみられる。

検察側はこの日の冒頭陳述で、西松建設が小沢事務所から「天の声」を
得て東北地方の公共工事を受注したと具体的な工事名を挙げて指摘する
ものとみられ、公共工事への影響力も大きな焦点となる。
12月18日13時44分配信 毎日新聞



━━━━━━━
反     響
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 1)赤穂浪士の討ち入りを望んでいたのは吉良上野介であったという
説があります。

吉良上野介の背中の傷は逃げ出したところを斬られた「恥辱の傷」であ
り、汚名をそそぐには仇討ちをさせて返り討ちにするのがいいと上野介
が考えたという説です。

討ち入りが吉良側の思惑により引き起こされた騒動であったことを示す
傍証として、赤穂浪士が切腹した2月4日に吉良義周が「仕方不届き」と
いう理由で「改易」を申し渡されたことがあります。

討ち入られたほうに下された処分は、返り討ちをしようとした吉良の真
意に気づきつつ黙認したきた幕府が、吉良が負けたがゆえに責任を問う
てきたということです。

上野介が返り討ちをしようとしていた傍証として、役を退くと本所とい
う討ち入ってくれと言わんばかりの場所に邸宅を移転したこと、正室が
巻き込まれないように吉良邸には正室の住む奥向きが造られていなかっ
たこと、邸宅の警備には本領地の吉良庄から身元の確かな者だけを呼び
集めていたこと、影武者(牧野春斎と小林平八郎)を用意していたこと
があります。

ドラマと違って、赤穂浪士は提灯を持たずに討ち入りに向かいました。
お調べの際、大石内蔵介が厳しく問われたのが火の問題で、大石自身、
提灯を持たなかったことをはっきり証言しています。

吉良邸に討ち入った浪士は吉良邸の当直の武士の抵抗に逢い、屋敷内に
なだれ込んだときは討ち入りから30分も経っていて、上野介の寝所はも
ぬけのからでした。

ドラマではいくつものふすまを抜けた奥にある寝所ですが、実際は、小
玄関から次の間をはさんだ隣りの、ほど近いところにありました。

炭部屋にいた上野介を見つけ出したのは、それから1時間以上さがして
からのことです。有名な「山、川」は、このとき敵味方を区別するため
に浪士が使った合言葉です。

吉良側が返り討ちをしようとしていたにもかかわらず浪士の討ち入りが
成功したのは、浪士が鎖帷子(くさりかたびら)を着用していて着込み
に守られたからでした。以上、作家の藤原京(たかし)氏の説です。
(まこと)




 2)さて、小沢氏の意向を受けた官邸サイドの天皇謁見(?)事件、
羽毛田氏に対して、右からも左からも、それでは長官自身が
辞任すべきだったのでは?との非難の声もあるようですが、
渡部氏の経験と知見からはいかが思われますか?

私には、今辞めると後任が現バカ政権から決定されるので、それを避け
るためにも、羽毛田氏は敢えてとどまる道を選んで居られるのではとも
思いました。

敗戦時、責任をとって切腹した軍幹部もいれば、占領下に天皇をお護り
するために生き地獄の道を選んだ政府首脳もおられたかに聞いておりま
す。

切腹をして筋を通す武人も立派なら、生きてさらに厳しい道を歩むこと
もおなじく尊いですよね。(この喩えなら、退位されずに日本国天皇の
まま天寿を全うされた、昭和天皇ご自身も並々ならぬ名君だったと忖度
せずにいられません)京都市(匿名希望)



 3)クリステル・チアリの車内放送:
17日夜は久し振りに西武鉄道に乗って田無まで行く機会があった。その
車内でウンザリしさらに愕然としたことがあった。それはこの会社も車
内の英語放送をこの女性にやらせていたことだった。

この女性の英語の不正確さは何度も繰り返して指摘してきた。ここには
「我々日本人はあんなものを聞いていないのだから関係ないだろう」と
言っていられる場合ではない危
険性が潜んでいる。

私は外国語の有効な勉強法の一つが「耳から入れる」即ち「聞くこと」
であると主張してきた。しかも、その場合にはアクセントを正しく付け
て、切るべきところないしは区切るべきところ(pauseである)ではキチ
ンと止めなければならない。

彼女の英語はそういう点で誠に不正確なのである。「お手本にはならな
い」のである。あの電車の乗客はその不正確な英語を朝な夕なに聞かせ
られながら乗るのだ。

それは耳から入って何時の間にか頭の中に残り、自分の言葉となって口
から出てきてしまう結果を導き出す。世を挙げて「小学校から英語を」
だの「英会話を学ぼう」などと騒ぎ立てているこの時代に、JR、小田急、
西武は何を考えているのだと真剣に問いかけたい。東急、京浜急行、東
武は余り乗る機会がないので調査していないだけ。

都営地下鉄は石原君の見識であって欲しいが別の女性の声でまともな英
語のアナウンスが聞こえてくる。あの姿勢を見習うべきだ。念のために
一言だけ問題点を指摘しておけば「クリステル・チアリのように前置詞
にアクセントを付けてはならない」のだ。勿論それ以外にも問題は多い
のだが。(前田 正晶)



 4)現政権の川柳でも詠んでみたい..

最近は,鳩山さんと小沢さんの話題,即ち批判で溢れかえっており,そ
の批判は実際マトモな内容ばかりではありますが,いい加減食傷気味で
す.

早々に現政権を潰さないと大変なことになるので,これも致し方ない事
かと思います.

しかしながら,たとえそうであって,かつ私自身それが正しいと思うと
は謂え,恐縮ながら正直申して「読むと健康に悪い内容」ばかりで,こ
れも公害かなとふと想いました.

ということは鳩山・小沢政権それ自体が「現代における公害」ではない
かと.「人間公害発生器」ですか..(笑)

何処かで埋め立て工事やってませんかね.
一緒に埋めてくださいね(笑).

日本の歴史上最良だったかも知れない江戸時代なら,川柳か何かで粋に
詠むのでしょうね.どなたか一句詠んでくださいませ.
m(_ _)mWpapi2009/12/18 (大阪)



 5)1758号で阿比留瑠比氏は鳩山総理の「ただ、一生懸命努力してい
ることだけは認めていただきたいし、ま、普天間のこと、あるいは予算
のこと、閣僚の中でね、いろいろと声があって、指導力がどうだという
話があります」を引用されていた。勿論褒めているのではない。

私はここにも鳩山総理の問題点を見出す。何も対アメリカ式尺度を意識
して言うのではないが、一国の総理ともあろうお方が「過程において努
力しているから評価して欲しい」とは、何という言い草だろうと呆れる
他はない。結果が出て、結果を出してから評価せよと迫るべきではない
か。

どこの世界に総理大臣が一所懸命にやっているから良しとする評価の基
準があるか。結果を出して貰いたい、それも全ての国民が等しく満足で
きる段階のものを。基地問題の彼の処理に何処に結果があるのか。

あらためてアメリカ式に触れれば、彼らは決まって"Where is your
result?"と厳しく問いかけてくる。「結果は何処にある」である。彼ら
には「そこまでの過程で良く(一所懸命に)やったから」という評価の
尺度はない。

アメリカで博士号まで取ってこられて、まさかその辺りの物の考え方を
ご存じないわけではないだろう。それとも、それでも我が国ではそれで
も通じて「良くやっている」と評価してくれるとでも思っているならば、
それでは国民をコケにしている。

阿比留瑠比氏の指摘に賛意を表したい。(前田 正晶)



 6)「頂門の一針」 1758号 平成21(2009)年12月18日(金)の【 
阿比留瑠比さんのメモ、天皇陛下の「政治利用」に関する自民党の検証
会 (17日) 】に感謝します。 「頂門の一針」1756号の 「 なんと不
敬なことか:N.H.雑記帳」に対して、小生が答えられないいくつかの
質問が寄せられましたが、「阿比留さんの「メモ・トクダネ」が答えて
くれました。

「小沢氏のチョンボ会見」や来年度予算への「18項目の重点要望」等は、
これまで支持していた層にも反発を生み出しているように感じます。こ
んな態度で次の選挙に勝てると思っているとしたら、国民を舐め過ぎて
いますね。

普天間飛行場移設問題の決着先送り騒動で、米側は、沖縄の負担軽減努
力を宣伝して、基地被害非難からの安全地帯に入り、加えて、米軍駐留
の意義にも関心を高めて、成果を挙げたと観察しています。

これとは逆に、鳩山政権は、その統治能力の弱体さを露呈させて、大き
な損害を被ったのではないでしょうか。コペンハーゲンでのCOP15
でも「指導力」を発揮することなどできないでしょう。

「それで、次期首相には誰を?」とか、「小沢幹事長らが示した憲法観
の誤りを徹底的に追及し、今回の「政治利用」を糾弾する緊急国民集会
に是非ともご参加ください」とか、「小鳩・売国政権打倒に立ち上がろ
う」などと言われても、お応えする術も力も持ち合わせていません。

識者も同様と見えて、読売新聞に連載の「信頼回復へ指導力発揮をー久
保文明東大教授」、「安保の重要性 国民に示せー中曽根康弘元首相」、
「安保の今後考える契機にー御厨 貴東大教授」等も、ないものねだり
をしているように見えます。【2009年12月18日:N.H.の雑記帳)



━━━━━━━
身 辺 雑 記
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「鳩山さんと小沢さんの話題,即ち批判で溢れかえっており,その批判
は実際マトモな内容ばかりではありますが,いい加減食傷気味です.」

との声・当然でしょう.だが、潰れるまで叫ばなければならない。

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