渡部亮次郎の「頂門(ちょうもん)の一針」  RSSを登録する

私は「NHKらしくないNHK政治記者」として日本の高度成長期を見つめ、その後は外務・厚生大臣の秘書官として国際化時代を体験してきました。この間、政治・社会評論を書き続け、その原稿料が給料の何倍もありましたが、みんな呑んでしまいました。

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2009/11/14

渡部亮次郎の「頂門の一針」1725 続

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         渡部亮次郎の「頂門の一針」1725号  続

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         平成21(2009)年11月14日(土)


            話 の 福 袋
            反     響
                       
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話 の 福 袋
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 ◎直江兼続 1行ごと裁断 こより状で会津の武将あて密書

 戦国の武将・上杉景勝の重臣、直江兼続(かねつぐ)(1560~1619)が
会津の武将にあてた密書が見つかり、12日、東京都内で報道陣に公開さ
れた。

関ケ原の戦いの直前に徳川家康に送り兼続の名を高めた「直江状」は後
世の写しがあるだけで、今回のような「書状の原本は非常に珍しい」
(増田孝愛知文教大教授=書跡史学)という。敵の目を欺こうと書状を
裁断、こより状にして届けたことでも注目される。

書状は1584(天正12)年4月13日付。本能寺の変の2年後で、兼続は執
政として、越後(新潟県)の春日山城を拠点に上杉家の勢力拡大を指揮
していた。

書状の中で兼続は、上杉家の元家臣で謀反を起こした屋代秀正が城を出
て行方不明との情報を会津・葦名家家臣に知らせたうえで、「治安を一
層厳重にされたい」と求めた。

屋代はのちに徳川家康の臣下となっている。書状はまた、主君の景勝が
新発田(しばた)重家を討伐のため近く出陣することを明かし、「よろ
しく加勢を頼みたい」と要請している。

密書は装丁され掛け軸の形で保存されてきたが、もともとは1行ごとに
切断され、こより状にして送ったと考えられる。増田教授は「武将の密
書は多いが、このように切り刻んだものを見たのは初めて」と話す。

直江兼続書状は13、14日に千代田区の東京古書会館で開く「古典籍展観
大入札会」で一般公開され、15、16日のいずれかで入札が行われる。
11月13日10時51分配信 毎日新聞



 ◎ベビーカーでデモ行進 大気汚染の改善を要求=香港

【大紀元日本11月13日】香港の環境保護団体「地球の友」は8日、初のベ
ビーカー・デモを敢行した。悪化し続ける香港の空気を改善し、子供た
ちに清浄な空気を提供するよう香港政府に呼びかけるのが目的だ。デモ
には数名の立法会議員も加わり、およそ120人が参加した。

午後、デモ隊はベビーカーを先頭に、セントラル・ステーション(中環
駅)近くの空気観測所を経由し、政府本部へ到着。大気汚染対策の要求
を盛り込んだ請願書を提出した。ある参加者は、「香港の空気は悪いの
で、大気汚染指数の高い日は子供を連れて街を歩かないようにしている」
と話した。

デモ行進を発起した「地球の友」によると、香港全区で約5割の幼稚園が
交通の激しい繁華街付近に建てられている。また、香港では大気汚染が
悪化の一途を辿り、道路周辺の大気汚染指数は年々高くなっている。

昨年、セントラル・ステーション近くの観測所だけで、大気汚染指数が
100を超える日が60日近く観測され、子供たちへの影響が懸念されている。
 


 ◎鳩山総理とオバマ大統領会談:前田 正晶

無事に終わったよう「成功」とは普通に終わった程度のことである。会
談終了の記者会見は敢えて副音声で聞いた。

「対等で緊密な日米関係」のことを、先に長々としゃべった鳩山総理は、
先ずこれに触れた。だが、英語でどう訳されたかは知る由もない。気に
なったことは、オバマ大統領は「日本とアメリカは"equal partners"で
あると "insist"したと言った点だ。

これは「~を強く要求する」と英和辞典にあるし、英英辞典には「~を
権利として要求する」とある。これが何を意味するか考えさせられる表
現だった。

鳩山総理が「対等」と言ったことは、アメリカ人の思考体系では「これ
までにはそうではなかったので、対等となることを求める」と解釈され
る。それに対する返答が"insist"だったのではないか。

普天間基地のことでも、鳩山総理は「高レベルの作業部会を設けて云々」
と言い、未だ時間をかける気であるとの意思表示をした。ところがオバ
マ大統領は顔色を変えずに「これまでの政府間合意を促進するための作
業部会で審議」と言ってのけた。

「ユキオ」対「バラク」の間柄。メディアも総理自身もファースト・ネー
ムで呼び合う親密な関係を樹立を言い募る。私にはよく解らない。現に
オバマ大統領は当初は「ユキオ」と言っていたが、2度目辺りだったかか
らは鳩山総理に戻ってしまった。

もともと、彼らはファースト・ネームで呼び合う習慣であり、我々外国
人が彼らの習慣に従って「ジョージ」だの「ビル」だの「ジム」などと
呼んだからといって、それが親密さの度合いを表すわけではない。勿論、
そうであることもあるが。

中にはある程度以上偉くなった人で「ラスト・ネーム(=苗字)に"Mr."
を付けて呼べ」と要求する人はいくらでもいる。または無難を期してそ
う呼んでもファースト・ネームにしろと言わない偉い人もいる。

私は初対面で日本式に名刺を交換した後では「先ずファースト・ネーム
の読み方を確認するために声に出して読み、その後でファースト・ネー
ムで呼びかけて宜しいのか、それともMr.を付けることを望まれるか」を
お尋ねなさった方が無難である」と我が同胞にお教えすることが多い。

解ったような顔をして、いきなり"Hey, Bill!"等とやらないことである。
我がW社の4代目当主にして39歳でCEOに就任したジョージは「Mr.を付
けて呼ぶような格式張った真似をするな」と言って、誰にでもジョージ
と呼ばせた。かく申す私は、そのように教えられていたので、初対面で
も"Hello George!"とやったが、かなり緊張を強いられた。

そうであれば、「ユキオ」と「バラク」の関係になったということが親
密度の表現ではあるまい、と私は確信している。私はあの"insist"と大
統領が言った時点で、まだまだではないかと思った。



 ◎NASA、月に水の存在を確認

【ワシントン=山本秀也】月の表層内部を探査していた米航空宇宙局
(NASA)は13日、水の存在が確認できたと発表した。

月探査機LCROSS(エルクロス)を使って先月行われた月の南極付
近への衝突実験の結果、少なくとも約90リットル相当の水分が飛散し
たと判定した。NASAでは引き続き詳しいデータ解析を続けるとして
いるが、水の埋蔵量は相当量に上るとされる。

LCROSSが突入したのは、南極付近のクレーター内部。常に太陽光
が当たらない部分があるため、地表付近に水分が氷の形で存在する可能
性があるとされていた。

仮に氷の存在が判明すれば、飲み水として利用することができるほか、
分解して水素を燃料用、酸素を呼吸用として使える可能性もあり、宇宙
基地建設の最有力候補にもなる。

NASAは13日の声明で「今回の発見は、月(の形態)を理解する上で
新たな1ページを開くものだ」と意義を強調した。
11月14日5時38分配信 産経新聞

 

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反     響
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 1)鳩山首相の命旦夕に迫った。下手をすると年内にも政権を投げ出
すことになりかねない。そう思わないのは朝日、NHKぐらいではない
か。虚偽献金問題は致命傷にならないと朝日、NHKは見ている。

だが首相の不祥事は虚偽献金問題だけでない。新聞、テレビはあまり大
きく取り上げないが、オバマ大統領の

訪日で、皇居で行われる歓迎の宴に鳩山首相が欠席するのは前代未聞。
天皇陛下に対する非礼に当たるが、他国の元首に対する非礼は国際的な
常識から逸する。

いくら常識に欠ける”お坊ちゃん首相”であっても許されることではな
い。鳩山側近は諫めて、オバマ大統領が離日するまでシンガポールに出
立する時間を変更すべきである。政府専用機だから時間をずらすことは
難しいことではない。それが出来ないようであれば、本当に鳩山政権は
年内に倒れる。(長老)



 2)何故「全員野球」なのか:

谷垣自民党新総裁は「全員野球」という妙なスローガンを引っ提げて登
場した。私に言わせれば、我が国には何かと言えば野球用語を使って何
かを表現しようとする傾向がある。私の好みではない。

全員野球に行く前に、他の例を挙げてみよう。政治家でも企業でも、誰
かが留任する場合に「続投」という野球用語を使うが、これはマスコミ
用語と言った方が早いだろう。辞めるのであれば「降板」ではなく「退
任」か「辞任」であろう。

これは"pitcher's plate"のプレートを「板」(バン)としたのだろう。
そんなことを言わずに、素直に「留任」や「退任」では何故いけないの
だろう。見る人、読む人、聞く人が皆野球を承知と決めているのだろう
か。如何なものか。

ロシアの寓話に「野球を初めて見たロシア人が、あれはスポーツではな
いだろう。一所懸命に動いているのは真ん中で球を投げている者とそれ
を受けている者だけではないか。残りの1人は偶に棒を振っているだけで、
それでもの飛んだ球を捕りに行く者がいないこともあるではないか」と
いうのがあると聞いたことがある。

ことほど左様に、野球は全員が同時に動き回る性質の競技ではない。谷
垣氏はこの何処を捉えて「全員野球」と思われたのだろう。

全員が同時に激しく動いている競技を探せば、常識的には“フットボー
ル”系に行き当たるのではないか。あれは走る以外に何があるかと言い
たいくらい全員が同時に激しく動かねば競技が成立いない。

しかも、サッカーでは局面によっては10人全部が自陣に戻って守りに徹
底した動きになる。これぞ「全員蹴球」である。さらに極端な場合は、
守り専業であるゴール・キーパーまで参加して全員で1点を取りに行くこ
とすらある。

ラグビーだって同様だ。自陣のゴール前に全員が並んで必死に守れば、
攻撃側も全員でここを先途と攻め立てる。これも「全員ラグビー」であ
る。譬えに使いたければ、フットボール系の方が適切ではなかったか。

12日夜も女子のヴァレーボールの日本代表選手がインタビューに答えて
「全員一丸となって」と言っていた。だが、精神論としては妥当だが、
あの競技も全員で守っていては次の攻撃に繋がりにくくなる。

「我が国の精神論は立派だと思うが、その表現にもう一工夫あれば」と
余計なことを考えてしまう。何しろ、野党の総裁までも考え違いかと疑
わせることを言うのだから。



 3)オバマ大統領が、憎悪による凶悪行為(hate crime)を連邦犯罪
(federal crime)とみなす法案に署名しました。

これは人種や性的志向、性別認識、身体障害を動機とする個人への暴力
を禁じたもので、同性愛者の権利を擁護する初めての連邦法でもありま
す。
  (This is a law prohibiting a violent assault on an individual
because   of his/her sexual orientation, gender identity and
handicap, the first   federal gay rights legislation as well)

発端となったのは、1998年に相次いで起きた2つの憎悪犯罪でした。マ
シュー・シェパードは21歳のワイオミング州立大学の学生でしたが、同
性愛者を嫌悪する者たちに言葉巧みにおびき出され、人里はなれた牧場
で拷問されました。

拳銃で頭蓋骨が陥没するほど殴られたうえ、牧場のフェンスに両手を縛
り付けられたまま冬の寒さの中に置き去りにされたのです。

翌日、通りかかったサイクリストに発見され病院に運ばれましたが、マ
シューは意識を回復することなく5日後に亡くなりました。

黒人のジェームズ・バードは、テキサス州で白人至上主義者(white
supremacists)に誘拐(kidnap)されました。

彼らはジェームズの衣服を剥ぎ、足首を鎖でトラックにつないだまま5
キロ近く引きずるという残忍なやり方で殺害したのです。

  (They stripped James naked, chained him by his ankles and
dragged for   3 miles behind a pickup truck killing him)

これらの事件に共通しているのは、常軌を逸した憎しみが動機になって
いるにもかかわらず、被害者と殺人犯たちに面識がないという点です。

つまり、人種(race)とか性的志向(sexual orientation)といったレッテ
ル(label)を相手に貼り付けることによって、赤の他人に病的な嫌悪や恐
怖を抱くにいたったということです。

言葉が持つ「一般化」という働きの危険な一面です。
  (That is a dangerous aspect of words called "generalization")

この一般化と言うのは、実は人間が生き残っていくためには必要な知的
作業です。
  (What is called generalization is actually a necessary mental
task for   our survival)

言葉がなかったら、例えば薬草と毒草、食用キノコと毒キノコを選別す
ることはいつまでたっても出来ません。

言葉というレッテルを使うことによって、個体がもつ細々とした違いを
無視し、共通の特性を際立たせてグループに区分することが出来るわけ
です。

焚き火の炎でもマッチの炎でもアセチレン溶接の炎でも火山の炎でも、
炎のあるところに近づきすぎると危ないということは「炎」という言葉
があるから体験的知識として受け継いでいくことが出来るのです。

同様に「アメリカ人」とか「日本人」「タリバン」「ユダヤ人」「イス
ラム教徒」「レズビアン」「芸能人」「ホームレス」「障害者」「ホモ」
「朝鮮人」「イラン人」などというレッテルを貼り付けると、個人々々
の性格や人柄や特徴が消え去り、社会がそのグループに対して抱いてい
る大雑把な印象のみが誇張されます。

個人の顔が失われると、相手に対する誤解(misunderstanding)や偏見
(bias)、不信(mistrust)、そして悪意(malice)、敵意(hostility)、恐怖
心(fear)などが剥きだしの状態です。

したがって目の前の人を「人間」とか「同胞」として見ないことも可能
になります。

  (It becomes possible not to see a person in front as "human"
or "fellow") 

戦中は誰もが口にした「鬼畜米英」や「非国民」。今も中国で使われて
いるという「小日本」などのレッテルが掻き立てる敵愾心(animosity)や
侮蔑(contempt)、怨恨(grudge)がこの典型でしょう。

このような心理が集団で起きた場合、人がどれほど冷血(cold-blodded)
で、残忍(brutal)になれるものかは、マシューとジェームズの最期が物
語っています。

子供の頃、日本はアメリカやヨーロッパに比べて人種問題が格段に少な
く、宗教心の薄い日本人社会は同性愛者に対しても偏見が少ないと思っ
ていました。

しかし最近では、若者がホームレスを襲撃し生身の人間に火をつけたり
するという蛮行(brutality)をよく耳にします。これなども「ホームレス」
というレッテルを貼り付けることによって路上生活者の人間性、尊厳、
人格を消し去り「人間ではない」と感じるようになった結果でしょう。
 他国の人種差別(racial discrimination)や同性愛者憎悪(homophobia)
と変わるところはありません。

言葉を侮ると、どれほど危険かということがここでもわかります。
(Here we understand again that taking words lightly is dangerous)

本メルマガの読者には、言葉に興味を持つ人が多いと思います。言葉は
両刃の剣であることを忘れないでください。
  (Remember that words are a double-edged sword)


動画サイト:http://www.youtube.com/watch?v=1hJgDw6Fk2g
http://www.youtube.com/watch?v=YSPvpIPYriI

(加藤喬)



 4)ラマ教(チベット仏教)を信仰する前のモンゴル民族は、敵対す
る部族の女をさらってきて妻にするような遊牧騎馬民族でした。

略奪の習慣は、物をもらったり、援助をされても、感謝しないという民
族性を形成します。

ロシア民族と漢民族と朝鮮民族は、モンゴル民族に征服された民族です。

ロシアの前身のモスクワ公国はモンゴル帝国の1つのキプチャク汗国か
ら独立した国です。

中国もモンゴルに侵略されましたが、1世紀以上も侵略されていたので
侵略と呼べなくなって、征服したモンゴルの王朝の元は中国の歴史の1
部になっています。

高麗は元の属国でした。南の済州島は元の直轄地でモンゴル人の馬の放
牧地でしたから、モンゴル人は朝鮮半島を自由に行き来していました。

大和民族はおだやかな農耕民族で、(元寇の時の対馬を除いては)遊牧
民族に征服されたことのない民族ですから、日本民族の国民性と、ロシ
ア民族、中国民族、朝鮮民族の国民性とは、相いれないものがあると見
ておいたほうが間違いがないと思われます。

台湾の人達が、おだやかで、日本人に似かよったところがあって感謝の
心を持っているのは、韓国や中国と違って、遊牧民族に征服されたこと
がなかったからだと思います。

なお、元寇では、多くの高麗人も侵攻してきました。韓国人は、高麗は
元の属国ではなかったと主張しますが、そうなると、高麗が(元と一緒
に)攻めて来たことになるので、韓国は、歴史上、日本を侵略しようと
した侵略国家になります。(まこと)

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御意見・御感想は:ryochan@polka.plala.or.jp
    HP: http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/
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