2009/11/09
渡部亮次郎の「頂門の一針」1721
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渡部亮次郎の「頂門の一針」1721号
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平成21(2009)年11月9日(月)
鳩山を見限った小澤:渡部亮次郎
キングメーカー小澤の標的:榊原 智
鳩山政権は日本の防衛考えず:古森義久
太陽エネルギー文明と「日の本」の国:伊勢雅臣
カラオケの歌詞の色替え:馬場伯明
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
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鳩山を見限った小澤
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渡部 亮次郎
<2009年11月2日の記者会見で小沢氏は「僕は政策論はやらない。私は
党務の方ですから、そういう類のことを発言する立場ではない」と語っ
た。鳩山内閣が失政を行っても、小沢氏が直接責任を問われることはな
い。
キングメーカーにとってこれらは好都合だ。鳩山首相が失脚したとして
も、安全圏にいる小沢氏がポスト鳩山を指名することになる。政権の表
の顔は変わっても小沢一頭体制は続いていく。
国会論議の活性化を唱える小沢氏が、政権党の幹事長でありながら衆院
本会議で首相の所信表明演説への代表質問を見送っても許されることに
もなる。
9月16日に鳩山内閣が発足してから、民主党の国会議員が報道陣の前で
公然と、小沢氏を名指しで批判した例は寡聞にして知らない。
政権交代の熱気が冷めやらず、また内閣支持率が高水準を保っているか
らでもあろうが、最高実力者への批判皆無の政党が「民主党」を名乗っ
ているのは奇妙な感じもする。>産経新聞政治部 榊原智(さかきばら
・さとし)記者2009/11/07 10:12更新「SANKEI EXPRESS」
『政府は鳩山、党は小澤』と、いわば棲み分けを取り決めた両者である。
だからと言って、党の役員会に党首を呼ばない政党と言う事実は異常と
しか言えない。
「向こうは政府の代表。政府の代表をこんな場に呼び出すわけにはいか
ない」というのが、考え抜いた小澤の屁理屈である。一見、正当そうに
聞えるかもしれないが間違っている。なぜなら、では党代表は党役員で
は無いことになってしまう。
要は、党操縦に関して独裁体制を完成させた小澤が、もはや鳩山を見捨
てたのではないか。政府に対して口出しもしない代わり、協力もしない、
ということだからである。
それでいながら、各界から政府に対する陳情野一切を、政府ではなく、
幹事長室が受付、そこから政府に取り次ぐのだという。理屈は、陳情を
通じて自民党のような「族議員」の育つ事を阻止するというのだが、こ
れは国民と政府とのパイプを絶つことにも繋がる。
さらに言えば、これは幹事長が総理大臣の上に立つことになり、いわば
下克上を地で行くもので、誠に恐ろしい独裁政治の到来を意味する。ヒッ
トラーも真っ青だ。
鳩山がもっとも苦労している来年度の予算編成と基地問題を中心とする
日米関係について、小澤の発言が一切、無い。それは『政策』であって
党務では無いからだし、幹事長の責任で無いといえば、無いからだ。
僕は政策論はやらない。私は党務の方ですから、そういう類のことを発
言する立場ではない、と言っているのは、財源問題で予算編成が悪評さ
くさくになろうが、オバマ大統領の訪日で、対応に失敗しようが小澤は
関知せずと宣言したものである。私は小澤は、既に鳩山を見限ったと見
る。
一時、小澤は鳩山政権について「年内は保(も)たせたい」と気遣った
発言が伝わってきたが、「政策に関与しない」と述べた2日の発言は、
「どうなっても知らない」との宣言に違いない。
「友愛」を標榜する鳩山は、自分が友愛を感じれば、小澤も感じるはず
だと能天気に考え、今夜も幸(みゆき)夫人と幸福に浸っているだろうが、
真実を知らないのは、むしろ幸(さいわい)かもしれない。
だが、小澤に友愛はない。政治的理想も無い。有るのは、自分をかつて
追い出した旧竹下派を無き者にするべく、自民党を潰すという怨念と野
心だけである。己の指名する首相が菅であろうがだれであろうが関心は
無いのだ。
案外、参院でも単独過半数を獲得した暁には「わがこと成れり」と政界
を引退するかもしれない。彼に論理や正義は無いからだ。
(文中敬称略)2009・11・8
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キングメーカー小澤の標的
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榊原 智
民主党の小沢一郎幹事長(67)が政治改革を旗印に、自民党を支えてき
た集票システムの破壊に乗り出している。民主党には今回の政権交代を
「民主主義革命」(菅直人副総理・国家戦略担当相(63))と位置づけ
る向きもある。
小沢氏は自民党レジームを突き崩し、“反革命”の牙を抜こうとしてい
るようだ。今やキングメーカーとして政府・与党を圧する小沢氏だが、
自民党への攻勢は急で、戦いの手を抜かない小沢流を見せつけている。
■小沢一頭体制
「これは革命だ」 小沢氏は11月4日夜、東京・赤坂のレストラン「ロ
ウリーズ・ザ・プライムリブ東京」で、民主党の中堅幹部と会食した際、
民主党が打ち出した新しい陳情処理のルールについて、こう語った。
自民党でも福田康夫元首相(73)が道路特定財源の一般財源化や公務員
制度改革を「静かなる革命」と呼んだ例があったが、「革命」という言
葉の使用は、小沢氏が保守の心情にこだわらない政治家であることを示
唆している。ただ、小沢氏が陳情の新ルールを重大視していることは伝
わってくる。
民主党が所属議員を政務三役(閣僚、副大臣、政務官)に送り込んだ各
省庁は、予算編成などでの国会議員や地方自治体、業界団体の直接の陳
情は原則受け付けない。陳情は小沢氏が率いる民主党幹事長室に窓口を
一本化し、ここで優先順位をつけて副幹事長らが各省庁の政務三役へつ
なぐ、という仕組みだ。
この新ルールを発表した2日の記者会見で、小沢氏は、自民党時代の族
議員による政官癒着、利益誘導型政治を排除し、自治体や業界団体関係
者の「霞ケ関詣で」を一掃できる-と強調した。
自民党議員が、各省庁への陳情をつなぐことで票と政治資金を集めてき
たシステムは否定される。自民党と省庁、自民党と自治体、自民党と業
界団体、省庁と自治体の関係は切断される。自民党寄りだった業界団体、
自治体はいや応なく民主党、それも「小沢幹事長室」に頼ることになる。
小沢氏に近い民主党衆院議員は2日、「これで自民党をつぶす」と豪語
した。
小沢氏は、自民党を支持してきた日本歯科医師会の幹部と会談し、民主
党への接近を許すなど業界団体切り崩しを進めている。日本医師連盟、
JA全中(全国農業協同組合中央会)なども政治的中立を表明した。小
沢氏の唱える企業・団体献金の廃止は、実現すれば自民党への兵糧攻め
となる。
標的は自民党にとどまらない。陳情の新ルールによって民主党議員と省
庁のパイプは太くならず、陳情を握る「小沢一頭体制」の強化が進んで
いくだろう。
■批判皆無の民主党
小沢氏は今、非常に居心地のよいポジションにいる。西松建設事件で自
身の公設秘書が逮捕、起訴され、民主党代表と首相の座を放棄し、入閣
もままならなくなって得られた状況だ。
国会で野党の追及にさらされることはない。「政府の鳩山、党の小沢」
と仕切ったことで首相の意向をいちいち仰がずに自民党との戦いに専念
できる。民主党の役員会に鳩山由紀夫首相(62)が出席するのはまれだ。
2日の記者会見で小沢氏は「僕は政策論はやらない。私は党務の方です
から、そういう類(たぐい)のことを発言する立場ではない」と語った。
鳩山内閣が失政を行っても、小沢氏が直接責任を問われることはない。
キングメーカーにとってこれらは好都合だ。鳩山首相が失脚したとして
も、安全圏にいる小沢氏がポスト鳩山を指名することになる。政権の表
の顔は変わっても小沢一頭体制は続いていく。
国会論議の活性化を唱える小沢氏が、政権党の幹事長でありながら衆院
本会議で首相の所信表明演説への代表質問を見送っても許されることに
もなる。
9月16日に鳩山内閣が発足してから、民主党の国会議員が報道陣の前で
公然と、小沢氏を名指しで批判した例は寡聞にして知らない。政権交代
の熱気が冷めやらず、また内閣支持率が高水準を保っているからでもあ
ろうが、最高実力者への批判皆無の政党が「民主党」を名乗っているの
は奇妙な感じもする。
風通しの悪さは党の脆(もろ)さを招く。団結はもちろん大事だが、過
ぎたるは及ばざるが如し、ではなかろうか。
(さかきばら・さとし 産経新聞政治部)/SANKEI EXPRE
SS) 2009/11/07 10:12更新
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鳩山政権は日本の防衛考えず
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古森 義久
まるで遊びのような軽薄な言葉の飛び交いが日米同盟を揺さぶっている。
日本の首相や閣僚たちは「日本の対外政策の基軸は日米同盟」と明言す
る一方で「日米同盟を見直す」と述べ、「米国離れ」を示唆して、「ア
ジアの集団安全保障」を強調する。
沖縄の普天間飛行場の扱いにいたっては、日替わり定食のメニューのよ
うに相反する多様な言葉が連日、飛び出す。
鳩山政権の日米安全保障関係への矛盾や背反や当事者能力の欠落にまで
当初は反発せず、表面の円満を保とうとした米国のオバマ政権も、つい
に不満や反対を率直に示すという方針へと切り替えたようだ。
それでもなおオバマ大統領は訪日での日米首脳会談では普天間問題の先
延ばしを許容する構えをちらつかせている。国内での人気低下や医療保
険改革の苦境に、日米関係まで悪化させたという非難を恐れるのだろう。
だが日米同盟に実際にかかわる米国側の官民の関係者たちがいま一様に
不満を述べるのは、「鳩山政権からは日本の防衛を考えるという姿勢が
まったく感じられない」という点である。
そうした点について日米同盟に30年も関与してきた米側の国防大学教
授ジム・プリシュタップ氏とバンダービルト大学日米研究協力センター
所長ジェームス・アワー氏とに見解を聞いてみた。
1970年代に下院外交委員会で日米安保問題に取り組み、歴代政権の国務
省、国防総省でも日本を担当したプリシュタップ氏は「鳩山政権の日米
同盟についての発言は体が一つでも頭が多数ある古代インドの多頭神を
思わせ、どの発言を信じてよいか、わからない」と評する。
「日本の新政権に当初、自由になにを述べても構わないという誤解を与
えた点はオバマ政権の非もあるが、こんな混乱は日米同盟の歴史でも初
めてだ」とも語るのだった。
そのうえでプリシュタップ氏はとくに重要な点として「鳩山政権は日米
同盟を環境問題、あるいは最大限、政治問題としてしか見ず、安全保障、
軍事という核心を無視しているようだ」と述べた。
日米同盟には確かに政治、外交さらには環境という要素もあるが、主体
はあくまで軍事であり、鳩山政権はその軍事という中心の要素が存在し
ないかのように振る舞っている、というのだ。
つまりは日本の防衛という主眼の無視だろう。
1970年代から80年代にかけて国防総省日本部長を務め、その後も日本側
の防衛関係者との交流を続けてきたアワー氏も「鳩山政権には政府の責
務である自国の安全を守ることの意識が感じられない」と指摘した。
普天間についてはとくに「細部の議論ばかりで、日本になぜ米軍基地が
あるかの基本を考えず、まさに『木をみて、森をみず』となっている」
と強調する。
アワー氏は日本の民主党がよく唱える「日本は米国に追従してきた」と
いう表現に対しても、「日本がもし本当に追従してきたのなら今ごろ自
衛隊も防衛費も規模が倍以上となり、集団的自衛権を行使して、アフガ
ニスタンにも戦闘部隊が駐留していたはずだ」と皮肉をこめて反論する。
両氏とももちろん米国の国益という観点からの日米同盟堅持論者だが、
日本に対しては前向きに、良いところに注視するという友好的なスタン
スで一貫してきた。
その2人がここまで日本側に批判の矛先を向けるのは初めてだといえる。
しかしそんな状態の日本側で在日米軍の基地問題でワシントンを訪れ、
5日に講演をした神奈川県の松沢成文知事が語った言葉は心強かった。
松沢知事は民主党寄りにもかかわらず、「日米同盟は日本の安全保障だ
けでなく、アジア・太平洋全体の安定のために不可欠であり、とくに北
朝鮮の核やミサイルの脅威や中国の海洋進出を考えると、沖縄の基地の
重要性がわかる」と述べたのだった。2009.11.08 Sunday name :
kajikablog
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太陽エネルギー文明と「日の本」の国
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伊勢 雅臣
■1.わずか1ミリの大気圏■
昨平成20年春、中国の胡錦濤国家主席が来日したおりに、
総理官邸で展示されたのが、直径1/28メートルのディジタ
ル地球儀「触れる地球」だった。
雲の動きや気象に関する最新
情報がインターネット経由でダウンロードされ、今この瞬間に
宇宙船から見た地球の姿を、そのまま見ることができる。
折しも死者・行方不明者13万人の被害が出たサイクロン・
ナルギスがミャンマーを襲った直後であり、ディジタル地球儀
上にここ数週間分の雲の動きを再現して見ると、巨大サイクロ
ンがミャンマーを襲う一週間以上前からインド洋上にくっきり
と姿を現していた。この予知情報がミャンマーに伝えられてい
たら、犠牲者の数も大きく減らすことができたかも知れない。
このディジタル地球儀を、せっかく中国の最高権力者に見せ
るのだったら、中国が全世界の約2割もの温室効果ガスを排出
している様子だとか、中国が占拠しているウイグル自治区での
環境破壊により、黄砂が日本にまで飛来して迷惑をかけている
様子などを見せてやれば良かったのに、と思うのだが、「人の
嫌がることはしない」と広言していた福田元首相のことだから、
そんな発想は思いつきもしなかったろう。
それはともかく、温室効果ガスにせよ、黄砂にせよ、高度約
1万メートル、ジェット機が飛ぶくらいの高さまでの空気の層
(対流圏)の問題なのだが、この地球儀上では、わずか1ミリ
の厚さでしかない。人類を護ってくれている大気とは、かほど
に、か弱い存在なのである。
■2.地球環境は大きな変動を続けてきた■
温室効果ガスの議論では、安定的な自然を、人類の文明が破
壊しつつある、という先入観をベースに語られる事がほとんど
だが、地球の自然とはもともと絶えず変動してきた。
たとえば、初期の地球に酸素はなかった。光合成バクテリア
が繁殖して酸素(O2)を生み出し、酸素が大気中に飽和して
一部がオゾン(O3)に変わり、そのオゾン層が紫外線をカッ
トすることによって、はじめて生物が海から陸上に上がって進
化することができた。
これがわずか4億年前のことである。地
球の誕生が46億年前と言われるので、地球の歴史を1年に換
算すると、酸素が生み出されたのはようやく11月30日頃と
いうことになる。
2万年前の最終氷河期には気温の低下のため、海面は100
メートル以上も低く、アジア大陸と日本とは陸続きだった。こ
れが12月31日午後11時58分頃のことだ。
この1万年ほどは、地球史の中でも「例外的に気候が安定し
た期間」だったと言われるが、その間でも地球の自然は絶えず
大きな変動を続けてきた。
6千年ほど前の縄文期には、温暖化により海面が現在より5
メートル以上も高く、東京湾が埼玉県の大宮あたりまで入り込
んでいた。
逆に18世紀ごろには、アイスランドの大規模な火山噴火で
放出された火山ガスが北半球を覆い、地上に到達する日射量を
減少させ、冷害による饑饉を東西で引き起こした。これがフラ
ンス革命の遠因となり、また日本でも天明の飢饉を引き起こし
たと言われている。
このように地球環境は常に大きく変動を続けてきたのであり、
現代の温室効果ガスの問題も、その前提のもとで議論されなけ
ればならない。
■3.「有り難い星」地球■
「温室効果」とは、自然を破壊する悪いイメージでしか使われ
ないが、それも偏った先入観である。そもそも大気中の二酸化
炭素や水蒸気の温室効果によって、地球の気温は生命に好適な
平均15度程度に保たれている。もし、温室効果がなかったら、
地球の平均気温はマイナス18度まで下がると推定されている。
さらに、地球の表面の7割を覆う海が、温度変化の激変を防
いでいる。たとえば水のない月では、昼の側は太陽熱で150
度を超え、夜の側はマイナス110度まで下がる。地球の表面
を覆う水が、「温まりにくく冷めにくい」性質によって、昼夜
や夏冬の温度差を相殺してくれるのだ。まさに「地球」という
より、「水球」である。
しかも、そもそも地球が水に覆われていること自体が、奇跡
的である。隣の金星では太陽に近すぎるために水はすべて蒸発
して水蒸気になってしまう。火星では逆に太陽から遠すぎるた
めに、ほとんど氷の状態でしか存在し得ない。
地球が太陽から適度の距離であるがために、水が液体の状態
で存在し、そしてその水の保温効果と大気の温室効果によって、
生物に適当な温度が保たれている。こう考えると、我々が生か
されているこの地球とは、奇跡的な「有り難い星」なのである。
■4.太陽エネルギーの恵み■
もう一つ有り難いことは、地球が太陽から無尽蔵のエネルギ
ーを供給されていることである。太陽から地球に届けられるエ
ネルギーの総量は、石油換算で約130兆トンであり、これは
人類が一年間に消費するエネルギーの石油換算量約90億トン
の1万4千倍以上である。言わば36分間の太陽エネルギーで、
人類の1年分のエネルギーが賄(まかな)える勘定になる。
したがって、太陽から供給されるエネルギーのほんの一部で
も活用できれば、石油も石炭も原子力も要らない事になる。本
来、地球には「エネルギー問題」など存在しないはずなのであ
る。
太陽エネルギーの利用手段というと、まず思い浮かぶのが太
陽光発電だが、それだけではない。太陽で温められた大気が上
昇気流を生み、その空隙にまわりから空気が流れ込んで風が吹
く。風力発電とは、太陽が生み出した風からエネルギーを取り
出すものである。
また、太陽熱によって蒸発した水分が、山の上まで運ばれて、
雨が降り、それが集まって川となる。水力発電も太陽エネルギ
ーがもとになっているのである。
同様に、海の温められた表層と冷たい深層の温度差を利用す
る「海洋温度差発電」も、太陽エネルギーを利用する一手段で
ある。
さらに、トウモロコシなどから燃料を作り出す「バイオマス」
も、植物が太陽エネルギーを光合成によって変換・貯蓄したも
のである。
こうして見ると、まさに地球は、太陽光の恵みをふんだんに
受けている「有り難い星」である、と言わざるを得ない。
■5.現代文明の野蛮なエネルギー利用■
欧米諸国が発展させた現代文明は、こうした「有り難さ」に
背を向けて、もっぱら石油石炭などの化石エネルギーに頼るこ
とによって温室効果ガスをまき散らし、地球環境のバランスを
崩しつつある。変動し続ける地球環境が「希に見る安定した時
代」に遭遇したという幸運にも気づくことなく。
そもそも現代の石油エネルギー文明は非効率なことこの上な
い。たとえば「文明開化」の象徴だった白熱電灯は、火力発電
でのロス、家庭への送電ロス、さらに電灯の発熱ロスを除けば、
我々が必要としている「光」になるエネルギーは、投入エネル
ギーの1%もない。
また自動車にしても、ガソリンを燃やしても発熱で失われる
ロスや、信号待ちでエンジンがムダに回っているロスを除くと、
エネルギー効率はせいぜい15%程度である。これで車体重量
1.2トンの車で体重60キロのドライバー一人を乗せて走っ
ているとすれば、15%の1/20で、これまたエネルギー効
率は1%以下となってしまう。
電灯にせよ自動車にせよ、地中から大量の石油を掘り出して、
その1%以下しか利用せず、あとは熱と排気ガスを大気中にま
き散らす。現代文明は、エネルギーの観点から見れば、なんと
も野蛮な段階なのである。
現在の地球温暖化問題に関して、二酸化炭素の排出を何パー
セント減らすか、という議論ばかりされているが、それはあま
りにも視野の狭い捉え方であって、本来は、現代文明のいかに
も野蛮なエネルギー利用をどう進化させていくか、という文明
のグランド・デザインから考え直さなければならない。
■6.石油依存のリスク■
石油エネルギー文明は、その効率の悪さ以外にもいくつか
本質的な欠陥がある。まず、石油資源は限られた産油国に集中
しており、そのために産油国と非産油国の格差を生ずる。我が
国も石油の輸入に年間17兆円も使っているが、貧しい国で石
油を輸入しなければならない場合は、経済的な負担が大きく、
それが成長の制約となる。
また石油資源の争奪が国際紛争の原因ともなる。そもそも大
東亜戦争は、アメリカが日本に対して石油輸出を禁止した事が
引き金になった[b]。現代でも石油をがぶ飲みする中国が、ア
メリカの石油覇権に挑戦している[c]。
特定の産油国からの長距離輸送もリスクを伴う。我が国の石
油輸入の80%が、ペルシア湾の湾岸諸国からであり、海賊の
跋扈や、地域紛争により、湾岸ルートが閉ざされでもしたら、
石油輸入がストップする恐れがある。
さらに石油はグローバルに取引される商品として、価格変動
が著しい。産油国が談合して石油価格を一挙に引き上げ、我が
国も「石油ショック」に襲われたことは記憶に新しい。
石油エネルギー文明は、資源の偏在性による紛争、供給・輸
送不安定、価格変動などの重大リスクを人類全体に与えている。
■7.平等で平和な太陽エネルギー■
石油に比べて、太陽エネルギーは温室効果ガスを発生させず、
またテロや事故の心配もない。
さらに、その「偏在性」ならぬ「遍在性」も大きな特長であ
る。太陽の光はどの国にも降り注ぐ。特に貧しい国の多い南方
では、より豊かな太陽エネルギーが享受できる。これは現在の
南北格差を縮小する効果を持つ。
そして「地産地消」型である事も見逃せない特長である。各
地域で太陽光発電なり、風力発電なり、その地域の特性にあっ
た形で、太陽エネルギーを取り出し、各地域が自立できる。こ
れはリスクの分散につながる。
言わば、太陽エネルギーはきわめて平等で、かつ平和的なエ
ネルギーなのである。人類の文明が、石油エネルギーから脱却
して太陽エネルギーに移行すれば、石油エネルギーに伴う紛争
やリスク、貧富格差は大きく低減される道が開ける。
■8.食糧問題や水問題にも資する海洋温度差発電■
太陽光発電の技術開発において、日本は世界をリードしてい
るが、さらにいかにも我が国らしい太陽エネルギーの利用方法
が開発されつつある。前述の「海洋温度差発電」である。
太陽によって温められた表層海水の25度から30度くらいの
温度で容易に揮発するアンモニアの蒸気がタービンを回し、そ
れが今度は深層から汲み上げられた5度前後の海水によって冷
やされて液体に戻る、というサイクルが無限に回る。
原理はフランスなどで19世紀から予言されていたが、実用
可能な段階まで漕ぎ着けたのが佐賀大学の上原春男氏を初めと
する日本の技術革新によるものである。日本のゼネシス社がプ
ロモーターとなってインドや中東、太平洋諸国に実証実験プラ
ントが建設されつつある。[1,p59]
海洋温度差発電には大きな副産物がある。第一に栄養豊かな
深層水を利用して、漁場を作り出すこと。深層水が自然に海表
面に湧き出すポイントは「湧昇」と呼ばれ、ペルー沖など世界
有数の漁場となっている。これを人工的に創り出すことができ
るので、近海で魚類の「地産地消」化が進められる。
第二に淡水の供給。発電で利用した温海水を蒸発させ、冷海
水で凝縮させれば真水ができる。
温室効果ガスの発生ゼロで、なおかつ食料問題や水問題の解
決に資するこの技術は、パラオ共和国など南洋の島嶼国家やカ
リブ諸国など30カ国以上から相談・引き合いが来ているとい
う。
■9.太陽エネルギー文明の自然観■
石油エネルギー文明から太陽エネルギー文明への進化の根底
には、実は自然観の転換がある。石油エネルギー文明とは、地
中から採掘した石油で、密閉した建物をエアコンで冷やして廃
熱を窓の外に吐き出したり、舗装した道路に自動車を走らせて
排気ガスをふりまく、という光景に見られるように、人間が自
然を征服し、搾取する思想に立脚している。
今起こっている二酸化炭素削減の動きも、また各種のエコロ
ジー運動も、人間の自然に対する影響を最小化しようというこ
とで、根本的には人間を自然界の「異物」として捉えており、
人間による自然征服の「裏返し」なのである。
それに対して我が国の自然観は、人間は「生きとし生けるも
の」の一つとして自然と共生するものと捉える。同時に治山治
水の技術によって、荒ぶる自然をうまく制御して、森や海や川
を美しく保ちながら、災害を無くしていこうとする。
海洋温度差発電とは、まさにこの自然と人間の共生、共進化
という日本的自然観を体現する典型的な技術と言える。
我が国は、古来から天照大神、すなわち太陽神を「生きとし
生けるもの」を養い育ててくれる最高神として崇めてきた。日
本語の「ヒ」は、太陽の「日」であり、人間が使う「火」であ
り、太陽から与えられた生命力(霊)を宿したのが「霊止(ヒ
ト、人)」「日子(ヒコ、男子)」「日女(ヒメ、女子」であ
る。さらに我が国は「日の丸」を国旗に掲げる「日の本」の国
である。
今、生まれようとしている太陽エネルギー文明は、「生きと
し生けるもの」とともに豊かで平和な世の中を創り出す、とい
う自然観に基づくものとなろう。それを推し進めるのは、「日
の本」の国の世界史的使命である、と言えよう。
■■ Japan On the Globe(622) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■
今、生まれようとしている太陽エネルギー文明
を先導する使命が「日の本」の国にある。
■転送歓迎■ H21.11.08 ■ 38,414 Copies ■ 3,211,445 Views■
無料購読申込・取消: http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/
から転載。
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カラオケの歌詞の色替え
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馬場 伯明
私の唄は、歌の音階はまずまずだけれども、極端な「リズム音痴」であ
る。歌の出だしを間違い途中で曲を追い越し・追い越されていた。歌っ
ても「歌にならない」状態だったので、カラオケには近づかなかった。
15年前大阪で役所・ゼネコン・設計事務所などを相手にする仕事につい
た。営業には酒や歌が不可欠ということになった。(酒は大得意・・)
職場きっての浪速演歌の帝王(N氏)と会社の合唱団所属のバリトン
(M氏)が、私のカラオケ特訓を買って出て深夜のスナックを貸し切っ
た。2人がママとも相談し指南したのは次の項目である。
(1)音階の幅(音域)が狭い曲を選ぶ。(2)テンポがゆったりし
た曲を選ぶ。半音外した出だし曲は避ける。(3)「カラオケの(画面
の)歌詞の白い文字がカラーに変る。そのちょっと後で声を出す」であ
る。
決定的な急所・極意!が(3)である。画面での文字の色替え技術は
「リズム音痴」を救う大発明である。厳しい特訓により、何曲かをある
程度歌えるようになった。指名があれば今も4~5曲までは歌える。
ところで、2009/11/2の朝日新聞の月曜ワーク。「凄腕つとめにん」の記
事に目が行った。カラオケ・システム機器のトップメーカー・第一興商
(株)映像制作課のB氏を登場させ、その「凄腕」ぶりを特集している。
B氏はカラオケの歌詞の白文字をカラー文字に色替えするプロだという。
《 ヘッドホンから流れる原曲のメロディーを聴きながら、手元のマウ
スキーを静かに動かす。30分の1秒単位で速さを自在に調整できる指先。
パソコン画面に映し出されたカラオケ歌詞の白い文字だ。曲の動きに合
わせ、文字の一つひとつに色をつけていく。 》
《 『これじゃ歌いづらい』。仕事を始めた当初、上司から遣り直しを
命じられた。メロディー通りの正確な色替えができたつもりだった。
『お客様を先導してやらなければだめだ』と教えられた。
カラオケをする人は、映像の歌詞を目で確認し、歌い出すまでに時間差
がある。歌詞の色替えは、メロディーよりも1文字から半文字ほど先へ進
んでおく必要があった。 》
B氏はいう。「まさに経験がものを言う。からだに刻み込んだリズムな
んです」「カラオケはいろんな人たちの、いろんな人生の場面に出てく
る。だから歌詞の一文字ごとに魂を込める」
色替えを少し曲に先行させているのだ。こういうからくりだったのか。
「リズム音痴」の私が、それなりに、出だしを外さずに歌えるようにな
った裏には、メーカーのノウハウや担当者の隠れた努力があったのだ。
じつは、B氏とは馬場美政(よしまさ)氏(38歳)のこと。同社映像制
作課チーフで、アルバイト入社から2年後正社員になったとある。この人
は知らないが、同姓の「馬場」だったので目にとまったのである。
「一文字一文字に魂を込める」と言う。そのプロ精神は爽やかだ。おか
げで、私は白い文字の色が変わるのを必死で追いかけながら歌うことが
できる。こぶし(小節)・ビブラートまで余裕はないが・・・。
2009/11/5、毎年恒例の「長崎の未来を語る夕べ」がホテルオークラ東京
で開かれた。金子原二郎長崎県知事、福地茂雄NHK会長、杉田亮毅日
経新聞会長および国会議員など、以下約450人。長崎県の浮揚を誓う。
2次会は仲間といつものスナック「千々石(ちぢわ)」。ママは長崎県雲
仙市(南串山町)を出て40年余、がまだす(がんばる)永尾絹子さんだ。
電話:03-3359-4476 丸の内線四谷3丁目からすぐ。
カラオケで「中の島ブルース」(クールファイブ)を歌った。一番:札
幌、2番:大阪と来て、3番は長崎市の中の島である。
会えば別れがつらいのと 泣いてすがった思い出の
小雨そぼ降る石畳 あなたと二人濡れた街
ああ、ここは長崎 中の島ブルースよ
「馬場さん、なかなか、よかよ」とCDを出した隣のN嬢にヨイショさ
れ、「そがんね」と単純に嬉しがる酔っ払いの私。
ところで、第一興商の馬場美政氏が好きな歌手は「Mr.Childrenやスピッ
ツ」らしい。歌(曲)は、テンポが速く、リズムが取りにくく、音域も
変化に富む。しかも高音のサビが含まれる。私には永遠に不可能な歌
(曲)である。
自分で調整した文字の色替え画面を見ながら歌う馬場美政氏の歌いぶり
を聴きたい気もするが、・・・。何に! カラオケの画面など見なくて
もすいすい歌えるだって・・・。(2009/11/7千葉市在住)
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話 の 福 袋
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◎谷牧・中国元副首相 改革・開放支えた知日派
【北京=矢板明夫】中国の谷(こく)牧(ぼく)元副首相(95)が死去
した。改革・開放に対する初期の反対論を排すとともに、日本や欧米か
らの資金と技術の受け入れを積極的に推進し、今日の高度経済成長の基
礎を作った人物だった。日本の政財界に広い人脈を持つ知日派としても
知られた。
1932年に共産党入党。日中戦争中に八路軍の将校として、抗日根拠地づ
くりなどで活躍した。建国後、済南市長などを経て中央入りし、重工業、
機械分野の担当閣僚を歴任した。
副首相就任後の78年5月、中国経済代表団を率いて初めて外遊し、フラ
ンスなど欧州5カ国を訪問したことが中国の改革・開放のきっかけになっ
たといわれる。
欧州の発展ぶりを目の当たりにして衝撃を受け、帰国後、政治局拡大会
議で、外国から資金を借りてその国の工業設備を購入することなどを盛
り込んだ「近代化プラン」を提案した。
改革派の重鎮、トウ(=登におおざと)小平氏らの支持を取り付けたも
のの、提案は猛反対にあった。当時の中国は、毛沢東が推進する「自力
更生」路線の影響が根強く残っており、一部の保守派はこの主張を「売
国路線」と決め付け激しく攻撃した。
同年12月に開かれた共産党中央委員会総会で、改革派が主導権をにぎる
と、自らのプランを実現すべく精力的に諸外国を飛び回った。79年から
スタートした日本の政府開発援助(ODA)をはじめ、外国の資金の導
入に次々と成功した。
80年代、最高指導者となっていたトウ(=登におおざと)氏の右腕とし
て欧米や日本との経済分野での交流、協力拡大で中心的な役割を果たし、
現場から改革・開放路線を支えた。
文化分野にも強い関心を持っていた。88年に引退後、海外での人脈を生
かし、「国際儒学連合会」を立ち上げ、郷里・山東省が生んだ偉人、孔
子の思想を外国へ普及する活動に積極的に取り組んだ。
すでに約100カ国で300校近く設立された中国文化を発信する教育機関、
孔子学院の立ち上げにもかかわった。
「中国を世界に導いた男が逝く」。中国メディアは訃報(ふほう)をこ
のように伝えた。産経新聞 2009.11.7 21:57
◎フォートフッド乱射事件容疑者は母の死後、より信心深くなったと、
いとこが言う
[ワシントンポスト11月7日、ヨルダン川西岸アルビレー発] ニダル・マ
リク・ハサン少佐のいとこは、ハサンの母が9年前死んだあと、ハサンが
イスラム教信仰により厳格になったと言う。母の死は深く彼に影響を及
ぼし、毎日5回の祈りをし、信仰心を深めたようだった。
「彼は母の死後、信心深くなりました。その前はより非宗教的でした」
と、モハメッド・モウニフ・ハサン(25)。ハサンの大家族はアメリカ
とヨルダン川西岸パレスチナ自治区ラマッラ周辺に分かれて暮らしてい
る。ハサンの母はガンを長く患い、3人の息子は「母親と心から結びつい
ていました」。
ハサンを知っていた他の人々同様に、ヨルダン川西岸の彼の家族のメン
バーは、フォートフッド銃乱射殺人事件犯人と、気取ることなく軍人生
活を送っていた男を一致させるのに苦労していた。
「彼は医者で、アメリカを愛している」。ハサンの祖父イスマイル・ム
スタファ・ハマド(88)はアルビレーの彼の家でロイター通信社に語っ
た。「アメリカが彼を彼たらしめたのです。彼が怒りを発したのか、ど
うにかなったのか、私は知りません」
ラマッラ近郊の農村アルビレーの多くの住民のように、ハサンの祖父た
ちは1950年代後期にアメリカへ移住した。
移住は主に経済的な理由で、彼らは起業したり、高い学位を求めたり、
ハサン家の数人のように米軍に入隊した。
家族の一部には、ハサンの兄弟のアナスのように故郷に戻ったものもい
る。彼はアルビレーで小さなアパートを所有し、隣人によると、英語を
教授している。入居者と隣人によると、アナスはフォートフッド銃撃の
ニュース直後に彼の妻と出かけ、戻ってきていないという。
海外にいる家族は、しばしば帰郷するわけではないが、家族のイベント
とニュースについては親しく音信を取り合っていた。親類によるとハサ
ンの最後の帰郷はおよそ15年前だった。
彼は「観光客として」来て、彼の祖父の家に一ヵ月間滞在したと、いと
このモハメッド・ハサンが言う。彼はヨルダン川西岸のあちこちの親類
を訪ねたが、アラブ・イスラエル問題や政治的なイスラム教についての
議論において特定の感情や関心を示さなかった、とモハメッド・ハサン。
いとこと他の家族は、しかし近年、彼が、医師として対応していた兵士
から偏見を受けていると不満をもらし始めたと言う。
「彼らは彼がイスラム教徒でイラク出身であることに苦情を言ったよう
です。彼は決して詳述しませんでしたが、思うに一般的に彼らは彼に批
判的だったのでしょう」と、いとこが言う。
「彼がイスラム教徒であった、そして圧力が彼の上にあった、いやがら
せがあったにしても、事件の動機としては十分であるとは思えません」
といとこは言う。「人々はこの事件にとても関心を寄せています。
彼がイスラム教徒であったので、過激派の行動のように思われ、あたか
も彼がイスラム戦士のように思われますが...私は、理由があると思いま
す。彼だけが知っている理由が」 (翻訳:平井)
◎ 新銀行東京裁判、「会議録返還と録音消去」で和解 内部告発に深
刻な影響
http://www.mynewsjapan.com/reports/1157
テレビや週刊誌に内部不正を実名で告発した元行員を、新銀行東京(東
京都新宿区、津島隆一代表執行役)がマスメディア抜きで1320万円の損
害賠償を求めた民事訴訟が11月6日、証言の証拠になった会議録の返還と
録音の消去等を条件に和解が成立、終結した。
横山剛さんはたった一人、自腹で大組織相手の裁判闘争を強いられ心身
とも疲弊、終結に追い込まれた。新銀行東京は「内部通報者への加罰と
見せしめ」「潜在的な告発の抑止」という目的を達し、テレ朝と講談社
は取材源を見殺しにした。(和解内容、横山さん見解、テレ朝コメント
はPDFダウンロード可)
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◎日本経済新聞社-3 「誰も勝たない」周回遅れの成果主義導入
http://www.mynewsjapan.com/reports/1139
リストラのスピードアップが至上命題の日経にとって、人件費のリスト
ラは避けて通れない。その最大の手段として導入されたのが、成果主義
の人事制度である。この10月から試験的に導入し、2010年4月から本格稼
働させる。
昇格のハードルを高く設定し、ボーナスと会社業績の連動性を高めたの
がポイント。一般産業界に遅れること10年、それでも仕事の成果と関係
のない家族手当や住宅補助が残されるなど中途半端で「周回遅れ」だが、
「若い世代から昇格を遅らせることで総人件費を削減する」という目的
は同じだ。
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◎ 旧ソ連機密文書が語る壁崩壊 独統一阻止、英仏動いた
■ゴルバチョフ氏に働きかけ 民主化希求は封印できず
【ロンドン=木村正人】「いっそ壁をわれわれの手で壊したらどうだ」
「西側はドイツ再統一を望んでいない。ソ連を動かして阻止しようとし
ている」。
東西ドイツを分断していたベルリンの壁が1989年11月9日に崩壊する直
前、ゴルバチョフ氏ら当時のソ連指導部が東独で高まる民主化要求に圧
倒される様子が旧ソ連機密文書で明らかになった。
強大なドイツの出現を警戒した英仏首脳は再統一を阻むため極秘裏にゴ
ルバチョフ氏に働きかけたが、“ドイツ国民”の自由と再統一への希求
を封じ込めることはできなかった。(肩書きなどは当時)
◆「西側は望んでいない」
機密文書は、ソ連書記長、最高会議議長、初代大統領を務めたゴルバチ
ョフ氏の各国首脳との会談、ソ連指導部の会議内容を記録したもので推
定5万ページ、ドイツ関連だけでも1300ページに及ぶ。
ソ連が崩壊した91年末、同氏がゴルバチョフ財団に移した。同財団で研
究していたロシア人学生パベル・ストロイロフ氏(26)がひそかに複写
して英国に持ち込んだ。
同文書やストロイロフ氏によると、東独で「自由選挙・旅行の自由」を
求める「月曜デモ」が20万~50万人に達したのを受け、ホーネッカー氏
に代わって国家評議会議長に選ばれたクレンツ氏が89年11月1日、モス
クワを訪れた。ゴルバチョフ最高会議議長と対応を協議するためだ。
ゴルバチョフ氏は「英、仏、ポーランド、そして米国でさえ、再統一は
望んでいないことを肝に銘じなければならない。西側は北大西洋条約機
構(NATO)とワルシャワ条約機構の解体を求めていない。われわれ
は2つのドイツを前提にすべきだ」と説いた。
クレンツ氏は暴力的衝突という最悪の事態を避けつつ東独国民の要求に
応える方法として、「クリスマスまでに旅行の自由を認める法律を人民
議会で成立させる」と報告した。
◆「いっそわれわれが…」
しかし事態は両首脳の想像をはるかに上回るスピードで進んだ。協議か
ら2日後の3日、ソ連政治局で会議が開かれた。翌4日には東独で史上
最大のデモが予定されていた。
ソ連国家保安委員会(KGB)のクリュチコフ議長が「明日、東ベルリ
ンと他都市の街頭に50万人が繰り出す」と状況を報告した。
ゴルバチョフ氏が「もし東独を失ったらわが国民に説明がつかない。東
独を維持するには西独が必要だ」と漏らすと、シェワルナゼ外相が「い
っそわれわれの手で壁を壊したらどうだ」とまで提案した。
この発言の真意は不明だが、「旅行の自由」を認めれば、壁は無用の長
物と化すのでソ連が自ら取り壊した方が東欧諸国の大衆の支持を得られ
ると判断したためとみられる。
クリュチコフ氏「壁を壊したら東独は窮地に追い込まれる」
ゴルバチョフ氏「西側は将来、再統一したドイツとソ連が“陰謀”を企
てる可能性をつぶすため、ソ連と西独を衝突させることを望んでいる。
われわれは包み隠さず西独と東独の三角形で交渉を進めよう」
4日、東独のデモ参加者は100万人以上に達し、9日「旅行の自由」が発
表され壁は事実上崩壊する。
◆地政学的均衡を優先
「最後の冷戦戦士」と呼ばれたサッチャー英首相も再統一に反対してい
た。機密文書によると、サッチャー氏は89年9月23日、モスクワでゴル
バチョフ氏と会談した際、記録に残さないよう念を押して、こう語った。
「英国も西欧も再統一は望まない。大戦後の国境の書き換えにつながる
再統一は容認できない。国際情勢を不安定化させ、われわれの安全保障
を脅かすからだ」
さらに「われわれは東欧の非共産化に介入し、後押しするつもりはない。
米大統領も同じ立場だ」と、東欧諸国の共産主義体制維持にお墨付きま
で与えていた。
また、ミッテラン仏大統領は特別補佐官のアタリ氏を通じてソ連側に、
再統一を阻むため、自然災害での共同行動を装った仏ソ軍事同盟の可能
性さえ検討していると伝えていた。文書は市民の自由の追求を後押しす
ることより、地政学的バランスを優先させる首脳らの姿を映し出してい
る。11月8日7時56分配信 産経新聞
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反 響
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1)官僚の黒子的機能。この内容のご意見には、わたくしも賛成です。
当初のスローガンとして、民主党は官僚主導政治から政治主導へとして
官僚批判を売り物にして来ました。
この背景には、ここにもある様に、これまでの自公政権が国民の目から
見ると官僚の政策を追認しただけに映っていたからで野党時代の民主党
もその様に批判してきていたのだと思います。
しかし、政権を取ってから今日の攻守処を変えた状況を見ていますと、
大変ちぐはぐな面が目立ち、場合によっては優秀な官僚を使いこなせず、
一向に政策の中身が見えて来ず、期待はずれの甚だしさを感じます。
国民は民主党政権にすべてを信頼し、その政策を委ねたと錯覚されたら
大変な誤解です。今日までの足らざる部分を補正してもらうという期待
でしかありません。
この党の支持母体が国民の総意としての政治が行われるとなると危険性
も大です。もっとその中身を精査して国の根幹に関わる事は継続性をも
って行うべきです。(なみお)
2)オバマと寺島実郎氏。どちらも、評価マチマチのお方です。その
方が、そう言っていたのですか。上ご一人の指図により、一糸乱れずに
動く大陸と北。
それに追加して、日本も8月末からそうなったのだから、今では、国柄
としては北東アジア地域内では韓国と台湾くらいしか米国に接近はでき
なくなった、それを受けてかどうか、野中氏も、結構言うもんですね。
マスコミ受けするつもりの発現なのでしょうか?
米国は、いっそのこと、米国離れを一気に進めさせて、日本独自の防衛
網構築へ向かわせようと、米大統領が仕掛けるかもしれない。それが今
月13日。1日遅れの日程の理由が軍人の葬儀らしいが、そうであるな
ら、この2日間で、米大統領の靖国参拝、広島、長崎訪問がかなえば、
一気に仕掛けが推進されるかもしれない。
推進されれば、独自防衛網と、独裁支配国家への警鐘と一石二鳥なのに。
13日は福井行き、もしかするとオバマ(小浜)市内を徘徊しているかも)。
(酒井 富雄)
3)Spam mail=迷惑メール:
5年ほど前だっただろうか、アメリカの会社組織に属さない個人宛に
E-mailを送り始めて以来、この迷惑メールがアメリカから来るようにな
った。ひょっとして、アメリカからだと思い込んでいるだけなのかも知
れないが。
最初のうちは1件ずつ削除していたのだが、時には十数件も入ってくる
ようになるといささか腹が立ってきた。アメリカには暇な奴が多いのか
などと考えていた。
しかし、そうこうする間に、送信元には当方のメール・アドレスを使っ
ている不届きな奴が増えてきた。これには不慣れな私は大慌てで、その
道の権威に対処法のご指導をお願いしたものだった。
そこで当方の苦境を見越したかの如きOCNの誘いに従って、月数百円のコ
ストで毎日隔離してくれるサーヴィスを利用するようにして、削除の手
間を排除できるようになった。
親しくしている商社マンによれば、海外出張から帰ってきた後などは、
最初の煩わしい仕事が数十件にもなる迷惑メールの削除でそうで、私な
どは楽な方だと言われてしまった。
ではあっても、毎日10件平均は入ってくるようだし、その内容もOCNから
のメールで一覧できる。その中でも「この俺を色ボケ老人とでも見なし
ているのか」と腹立たしいものが増えて来始めた。
それは"Viagra"購入の勧誘である。しかもほとんどが数十パーセントの
値引きを標榜している。だが、内容を開くことはないので、いくらから
の値引きかを知る由もないし、知りたくもない。いっそのこと「そんな
ものの力を借りる必要などない」とでも言ってやるか!
それ以外のものも過半数はブランド品、特に時計を買えて言うものが多
い。勿論?猥褻だろうと確信できる件名も相当するあるのも事実である。
矢張り、彼らは当方を色ボケと見なしているらしい。
ここ1年ほどの間に何も来なかった日は2回で、今朝のようにたった2件だ
ったのは寧ろ例外的であろう。このような分析をしている当方は暇人な
のだろうか。ではあっても、アメリカには怪しからん奴が多いのが腹立
たしい。(前田 正晶)
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身 辺 雑 記
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鳩山に有るのは機体とエンジンだけ。しかし操縦かんを失ったから、ダッ
チロールするしかない。やがて墜落するしかない。それにしても恐ろし
いのは小澤の怨念である。
自民党竹下派を消滅させる為には、己の作った政権など、倒れても構わ
ないという考え。自民党を出されてからの小澤は、政治家であることの
目的を政治目的の達成ではなく、怨念を達成する事にあった。
壊してはつくり、作っては壊すの繰り返しの最終目的は、旧竹下派の消
滅だった。恐ろしくも悲しい男である。
ご投稿、ご感想をお待ちしています。下記。読者:4256人
人。
ryochan@polka.plala.or.jp
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御意見・御感想は:ryochan@polka.plala.or.jp
HP: http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/
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