2009/10/26
渡部亮次郎の「頂門の一針」1706 続
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渡部亮次郎の「頂門の一針」1706号 続
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平成21(2009)年10月25日(日)
話 の 福 袋
反 響
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話 の 福 袋
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◎ヒマワリ25万本が季節外れの開花-「なかひまわりフェスティバル」
開催へ /茨城
那珂市総合公園(那珂市)近くでヒマワリ25万本が開花を迎え、季節外
れの秋の風物詩となっている。同市は市制5周年記念した「ひまわりフェ
スティバル」を10月31日に開催し、さまざまな記念イベントを予定して
いる。
ヒマワリは約4.2ヘクタールの畑に咲く。この時期に開花を迎えるように
寒さに強い品種を地元の県立水戸農業高校らが研究開発。昨年の国民文
化祭では県外からの観光客の目を楽しませた。
フェスティバルは特設ステージでのキャラクターショー、郷土芸能発表、
まついえつこミニコンサートや模擬店、ヘリコプター遊覧、米の無料配
布などを繰り広げる。同市商工観光課は台風による影響でヒマワリ迷路
は中止となったものの、多くの来場を呼びかける。
開催時間は10時~18時。花火大会は17時30分から。
10月23日10時25分配信 みんなの経済新聞ネットワーク
◎ <岐阜県>職員の新規採用見送り…財政難で
岐阜県の古田肇知事は23日、2011年度から県職員(一般行政職)の新規
採用を2~3年間、見送る方針を明らかにした。
また、自らの月額給与を10年度から3年間、3割程度削減する考えも示
した。県は10年度から年間300億円以上の財源不足が生じる見込みで、厳
しい財政事情を踏まえた措置と説明している。
古田知事は23日午前、報道陣に「あと3年で現在約4500人いる知事部局
の一般行政職員を4000人程度まで削減したい。財政難だからこそ思い切っ
てスリム化する必要がある」と語った。採用見送りの対象について「病
院関係や警察などは動かせない」と語り、一般行政職だけとする方針を
明らかにした。
県人事課によると、一般行政職の新規採用者は09年度採用は86人、08年
度採用は78人、07年度採用は66人で、新卒者の給与は年間約360万円。新
規採用を見送ることで、年間約2億円の人件費を削減できるという。
古田知事は自身の給与についても「3割ぐらいをめどに削減したい」と
語り、09年度の15%減給を、10年度から2倍程度にする考えを示した。
10月23日13時13分配信 毎日新聞
◎23日の「日経メディカルオンライン」にワクチン接種回数に関する
記事が載っています。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200910/512803.html
これを読むと、新政権の考え方は前舛添大臣に近く「アドバイザーを勤
めた学者VS御用学者」という構図になっているようです。足立政務官
は、私に「近々、『大臣政策室』のようなものを立ち上げる」といって
ましたが、人選が見ものだと思ってます。(石岡荘十)
◎「東進」のナガセ 全国最大の英語教室整備へ 3~12歳対象、
2万2000カ所
大手予備校「東進ハイスクール」などを運営するナガセが、全国で英語
教室の展開に乗り出すことが22日、分かった。小学校の高学年で英語学
習が義務化されることを受け、大きな需要が生まれると判断した。
来年10月から整備を始め、3年間で全国に約2万2000カ所の教室の開設
を目指す。実現すれば、日本公文教育研究会の展開する「公文教室」を
抜き、全国最大の教室網となる。
英語教室は、フランチャイズ・チェーン(FC)方式で運営する。FC
加盟者が自宅を開放する「ホームティーチング」と呼ばれる形態で教室
を開く。
指導対象は3~12歳で、7月にライセンス契約を結んだ米国の米非営利
団体「セサミワークショップ」の開発する教材を活用。「遊びながらコ
ミュニケーションが身に付く教室」を目指す。近く教室を開く「ホーム
ティーチャー」の募集を始める。
文部科学省の平成21年度学校基本調査によると、国公私をあわせた全国
の小学校は2万2258校。ナガセは「1校当たり1教室を整備したい」と
しており、実現すれば 公文教室の約1万7000カ所(今年3月末現在)
を越え、国内最大の教室網となる。 10月23日7時57分配信 産経新聞
◎<地球温暖化>米国民「深刻」65%…昨年から8ポイント減
【ワシントン小松健一】地球が温暖化しているとの明確な科学的証拠が
あると考えている米国民が昨年の71%から57%へと大幅に低下したこと
が22日、米世論調査機関「ピュー・リサーチセンター」の調査で分かっ
た。
温暖化が産業活動や車の排ガスなど人為的な原因によると見る割合も昨
年の47%から36%に下がった。
調査は9月30日~10月4日の間、全米の1500人を対象に行われた。温暖
化を「深刻な問題」ととらえる米国民は65%と半数を超えているが、07
年の77%、昨年の73%から落ち込んだ。意識が大きく変わった要因とし
て、無党派層と共和党支持者の間で温暖化に懐疑的な見方が増えたこと
があげられる。
温暖化に「科学的証拠がある」と答えた無党派層と共和党支持者は昨年
の調査でそれぞれ75%、49%だったが、今年は53%、35%に下がった。
一方、民主党支持者は75%で昨年比8ポイント減にとどまった。国民の
関心が雇用情勢の悪化や医療保険改革に移ったことに加えて温暖化対策
に反対する保守系のキャンペーンも影響しているとみられる。
10月23日13時48分配信 毎日新聞
◎読売の恫喝訴訟、名誉棄損でも敗訴 ジャーナリスト側が連勝
http://www.mynewsjapan.com/reports/1149
読売新聞西部本社と法務部室長、販売局の次長らが、WEBサイト上の記事
で名誉を傷つけられたとしてジャーナリストの黒薮哲哉氏に対し総額
2,230万円の賠償を求めた名誉毀損裁判で、さいたま地裁は10月16日、す
べての請求を棄却し、読売側が敗訴した。
「訴えた者勝ち」となっいる名誉毀損裁判で被告が勝訴するケースは少
なく、読売の完敗だ。客観的にみても、自社に不利な事実を報道するジ
ャーナリストを黙らせることを目的とした恫喝訴訟にしか見えない内容
で、こうした裁判制度の悪用は、言論機関として末期的症状といえる。
対読売裁判で著作権訴訟に続き連勝した黒薮氏が、判決について報告す
る(訴状、判決文は末尾でダウンロード可)。
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◎日本が米国との秘密核協定を公表へ 鳩山民主党による1960年代協
定の調査の影響をゲイツ氏が懸念
[ウォールストリートジャーナル10月23日] 消息筋によると米国のロバー
ト・ゲイツ国防長官は、数十年前の秘密の日米核兵器協定の調査につい
て、2カ国の関係に影響を及ぼさせるとして今週、日本のリーダーに警告
した。
当局者によると水曜日(21日)に北沢俊美国防相との会談でゲイツ氏は
調査について、日本も米国の核拡散抑止努力を傷つけさせることは避け
なければならないと発言した。これに対して北沢氏は、政府は注意深く
秘密情報を取り扱うと答えた。
核攻撃を受けた唯一の国である日本は、国内での核兵器の製造、保有、
持ち込みを禁じている。しかし、1960年代初期に合意された相互理解で
は、核装備の米国艦船が日本に寄港したときは日本は関知しないことに
なっている。1972年の沖縄復帰後は1969年の協定により、緊急時は沖縄
の米軍基地に配備できるとされた。
協定の多くは、機密扱いを解かれた米国の文書で既に明らかにされてき
た。両国政府は、核装備の米国艦船は日本にもはや寄港しないので、協
定はもはや効力はないと語っている。
しかし、日本の新しい民主党政府は協定の調査に乗り出した。
岡田克也外務相は、「過去には、日本の首相と外相は繰り返し秘密協定
の存在を否定してきた。それは政府の外交政策で市民の信頼を揺るがす
ものだ」と言っている。
一部の専門家は、この調査はワシントンと密接に働いた日本当局の評判
を落そうとするものだと見ている。
「それは、特に同盟に対して責任がある外務省の人々を狙うものだ」と、
ワシントンの国際研究戦略センターのマイケル・グリーン日本担当上席
顧問が言う。「一連の動きは政治的かつイデオロギー的な臭いがする」
米政府当局は潜在的影響は軽いと見ている。すでに合意文書が公表され
ており、調査は国内問題だと言う。「これをどうやって探し出すかは日
本政府次第だ」と、カート・キャンベル米国防省東アジア・太平洋担当
次官が言う。
政治アナリストは、調査は民主党政府が、先月まで半世紀以上、日本の
政治を支配した自由民主党と異なることを示すシンボル的な動きだと見
ている。(翻訳:平井)
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反 響
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1)秋の秩父路を歩いてきました もう新聞もテレビもいいやという
気分で出かけました 空の雲を追い 風に乗り 草木の枯れ行くさまを
踏みしめ 高まる水音に耳をそばだてながらの一日。。。
どう考えても この国の政治は銀座通りのざわめきと同じようになって
しまったのではないでしょうか 無駄なものはやめるおかしなこともや
める いらないものもやめる 長年やめようしてやめられなかったこと
をやめる 勝手なことばかりの官僚がやっていたことはやめさせる お
手盛りはいかん。。。
誰もが何処ででも言ってきていることを天下の銀座で広げて見せてやる
さあお立会い どうですか みんな集まれ集まれ一票を持っている者
は同じだ 老舗もユニクロも同じだ
あのザワザワと銀座の通りにこの春から広がっている感じがそのまま永
田町に持ち込まれているのではないでしょうか
誰もその正義感には逆らうことは出来ません 思想性があろうがなかろ
うが 全体像が見えようが見えまいがいいのです
ひとつひとつの主張の正当性が いな正統性が貫かれていれば文句はあ
りません 独善などとやってはいけません ひとりひとりが問われれば
積年の問題なのですから
たとえ 問われるべき 温かさ 人間的な配慮 目配りを問われてもそ
の施策が生まれたいきさつなり経緯があろうとも 今はただ沈黙あるの
みなのです
立ち止まれ 周囲をよく見回せよとひとりもいいません 行け行けどん
どんです おかしくなり 怪しくなると次々と手を変え品を変え繰り出
してくるのが特徴です
この先どこまで続くのでしょうか ダム 空港 給油 普天間 郵政削
減 次郎復活 同盟軽視 二番底?
荒川源流を遠くに枯野が夕陽に染まっていきます この政権の全体像を
新聞はしっかりと書かねばならないときではないでしょうか(一)
2)鳩山内閣の対米交渉の姿勢:
岡田外相は誰に倣ったのか、テレビで見る限りでは無表情で交渉の席に
座っている。彼は本当にアメリカ人との交渉術を極めているのだろうか。
不安だ。
しかも、極めてアメリカ側にのませ難い内容の主張を続けている。いわ
ば、彼としては「これを言うことで失うものがないだろう」という、日
本式ではない交渉で妥協点を探ろうとはしないやり方を採っていると見
える。
一方のゲーツ国防長官は、仄聞するところでは日本側が「インド洋の給
油を止めてアフガニスタンでの民政支援の切り換える」と申し出たのに
対して受け入れを拒否し、それならば金銭を拠出せよと強硬だった由。
ゲーツ長官には恐らく、日本側の主張を受け入れて妥協点を探ろうとす
ることは許されていないだろうし、許す立場にもないだろう。また如何
に交渉相手がアメリカの同盟国であろうと、妥協するとは考えられない。
岡田外相もそこまでは読んでいるのだろうと思いたい。だが、彼らの二
進法的交渉術では日本側が受け入れの結論を先送りして、彼らが良くい
う"Time will solve."=「時間が解決する」という姿勢を採る のは、こ
の際は時間の浪費である。
来月にはオバマ大統領の来訪があり、その席上まで先送りするのが得策
ではないのが明らかである。私がここで岡田外相に感じる不安な点は、
先ず鳩山総理(または某幹事長?)に何処までの妥協または折り合う
権限を移譲されているかである。私は彼らは「足して2で割る」式なこと
は考えない人種であることを本当に弁えて交渉しているのかが問題だ。
次は、飽くまでも民主党のマニフェストの項目全てを国民が支持し、そ
れを何が何でも強行するのだと、マニフェストにあれば何かかの水戸黄
門の「印籠」と思い込んでいるのではないかという点である。民主党内
部の決め事を、アメリカにまで納得させねばならないと考えてはいない
かという点である。
ゲーツ長官は前政権との決め事を、マニフェストに掲げたからというだ
けの事情で覆す試みは「我々の問題ではない」と突き返すだろう。
私は以前にも「民主党は壮大なる実験をしようとしている」と指摘した。
今回の岡田外相の試みはまさか「アメリカと対等に徹底的に渡り合って、
どちらかが屈服するまでやってみよう。彼らは決して論争したからといっ
て感情的になる人種ではないのだから」と目論んでいるのだったら意気
込みは興味深いが、対等の立場と交換に何を失うかを考えているのかと
問いかけたい。
最後の不安は、実は何も考えておらず、ただひたすら民主党政権にとっ
て最も格好が良いことを目指していることなのだが。あの外相の無表情
からは本当に対アメリカ交渉術を極めているのか、その辺りが何も解ら
ないのが難点である。(前田 正晶)
3)強制的平等思想は排除されるべきだと考えます。
平等を最初に権利にしたのがルソーですが、平等の強制は、自由と個性
を求める民衆や上流階級(貴族、聖職者階級)に対しての大量殺人を必
然化します。フランス革命の実体とは、ルソー思想にかぶれた連中の行
なった大量殺人と教会破壊でした。
ルソーの本を読むと強制的平等思想と家族解体を肯定するようになって
しまうので、大学の教育学部でルソーの『エミール』を教えることをや
めてもらわなければならないと思います。
そもそも、民主主義国家でルソーを教えているのは日本だけだそうです。
教員養成期間の延長云々は、それからでしょう。
ジェンダー・フリー教育とは、男を女らしく、女を男らしくして、人間
の中性化を目指すという自然の摂理に反する教育のことですが、平等思
想の行き着いたところがジェンダー・フリー教育なのかもしれません。
ジェンダー・フリーとは日本語の造語で、欧米のフェミニズムとは別の
思想です。
脳科学ではジェンダー・フリーが間違っていることが証明されているそ
うですから、脳科学者に、ジェンダー・フリー教育の誤りをテレビで指
摘してもらいたいと思います。(まこと)
4)ドイツポストが民営化後、郵便局数を減らした事実は、当時既に、
話題に上っていた。私は、反対も賛成も、どうでも良かったが、どちら
かというと民営化の方がいいという方向だった。
しかし、きっと郵便局数は減ると感じていた。
その後は、バラバラの仕事となって、利用者には使いにくいものになっ
たと感じた。東京駅前の東京中央郵便局は建て替え中だが、その機能は、
東京駅の周りの局に分散され、夜などは、仕事がバラバラなので、郵便
を出そうにも、そのお金は、別の郵便局に、走らないと引き出せない事
態となっている。バラバラさ加減は、都心部においても相当なものだ。
そのうえ、郵便局数は減り続け、ドイツポストの轍を踏んでいる。
さて、ドイツが鉄道を民営化していない理由は、どこにあるのだろうか?
JRが民営化されたと言っても、民営化は民に託せばいいというもので
はない、寡占や独占の弊害の排除というのが、真の民営化の趣旨のはず
だ。
JR東の営業管内に、同じJR鉄路を使った競合他社が居るわけではな
い。JR西の営業管内に同じJR鉄路を使った競合他社が居るわけでは
ない。
北海道JRが鹿児島行きの列車を東京駅から走らせるわけではない。そ
のような現実を見ると、寡占や独占の弊害の排除の趣旨が生かされたわ
けではないことに気づく、これもミンエイカと呼んでいる。
キュウ・エイカンという人がいるが、似たようなミンエイカンというの
は、いったい、どのような人物なのだろう。
米国にはイチローが居て活躍中。日本のイチローはジローと共にミンエ
イカンの退治に乗り出すという。ミンエイカンとは、いったいどんな怪
物なのだろうか?
タオーとジローは、ともに雪が降り積もる家に住んでいたらしい、イチ
ローとジローの家には、何が降り積もるのだろう? (酒井 富雄)
5)どうも変ですね
鳩山政治がこの国を何処へ持って行こうとしているのか一向にみえませ
ん
狭いところに落ち込んでさも一生懸命にやっているかに見えるのですが
ピンと来ません
世界全体の大きな流れから遠いところに置いてきぼりではないのでしょ
うか
米国と中国に対して「東アジア共同体」を唱えたところで説得力はあり
ません まずこの両国とじっくりと話し合う姿勢からではないでしょう
か
米国との課題―ひとつひとつをどうするか 「時間がある」と市長選を
待つのではなく受け入れないならないでどうするかを示すなど安全保障
上の関係をしっかりと確立する意思を示すべきですその上で 中国では
ないですか
この国への基本認識があるのか今の体制が続くのかどうかの中長期を含
めた分析に基づいた現状と対応策を共通化できるのか ドルをがっちり
と握られている米国と距離を置くのか
否日米中3カ国でスクラムを組んでいけるのか 行こうとするのか 日本
の持っている力 即ち技術力 開発力 教育力 技能力 英知 勤勉さ
を基に経済発展の経験を提供して12億人の発展に協力しようとというの
かどうか さまざまな考え方をぶつけ合いながら率直に道を探り合って
こそではないでしょうか
どうもそこの部分が欠けているように思えてなりません
そんなのは書生論といわれそうですが 急がば回れ 誰かがと思います
悪戯に共同体づくりを言い出すと競争だけでおわります
ASEAN APEC 日米同盟 日米韓 日中韓 日米中。。。こんなことを考
えてくるとナベさんと覇権条項を論じたころが思い出されてきました
あのころの熱気がNHK 朝日にもありませんね〔一〕
6)いつも勉強させていただきありがとうございます。定年の身には
本当に勉強になります。毎回、楽しみにさせていただいております。こ
のご苦労にもかかわらず、たかが変換ぐらいをからかう人間が読者にい
るとは信じられません。そんなやからは無視してください。
本日の山手線も感心して拝読させていただきました。ありがとうござい
ました。日刊にも余り拘泥されずにマイペースでもう少しお体をおいと
いながら、末長いご発信をお願いいたします。より一層のご自愛をお祈
り申し上げます。匆々匿名希望(京都)
7)先日は拙文を校正の上、掲載して下さりありがとうございます。
小生はただただお酒が弱くなっただけです。今年は、飲んでるうちに部
屋でいつの間にか倒れて一眠りしてることが度々です。
去年までそんなことはなかったのに。弱くなってるにもかかわらず、表
では自覚せぬまま飲んでしまうので、明くる朝が大変なことになります。
さて、山手線の踏切のお話は大変驚きました。踏切が一つしかないとい
う驚きとともに、その唯一の踏切を小生は、毎朝田端方面から通勤がて
ら自転車で渡っております。
確かに、山手線沿線は踏切を見かけませんでしたね。毎回毎回、ちょっ
としたことから大きなことまで、必ず新しい発見のあるメールマガジン
です。それを楽しみに今後も愛読させていただきます。(門 佳之)
8)矢張り対アメリカ交渉術が不安だ:
マスコミ報道とテレビに登場する与党野党の議員が言うことを聞けば
「彼らは日本とアメリカとの間に厳然として存在する思考体系の違いを
知らない。あれでは危ない」と言わざるを得ない。
私はもうこれで19年間も「日米間の文化の違いを知れ。知らずに交渉す
ることは目隠ししてボクシングをやるようなものだ」と言ってきた。だ
が、僻んで言えば「珍しいことを言う人がいる」という程度の受け止め
方をする人が未だ多いのである。
ここでも問題点は相手も余り解っていないとまで言いきれないことだ。
こちらの思考体系まで読んでいることも考えておく必要もある。
今回のゲーツ長官の来訪で、沖縄の基地再編問題の交渉が暗礁に乗り上
げたようで、アメリカ政府の一部には「日本は中国よりも厄介な存在に
なった」とまで言わせてしまった。
私が長年言ってきたことは「アメリカ人はこのように物事を考えるのだ
からを知って交渉せよ。換言すれば『敵を知り己を知れば百戦これ危う
からず』である」なのだ。なお、私は「アメリカの主張と妥協しようと
するな」とも言ってきた。
だが、残念ながら高名な政治評論家の岩見某氏も「今回の交渉は時間を
かけて・・・」などと言っている始末。鳩山総理、岡田外相もこの程度
の認識に立っているようだとすれば、そこが問題なのである。
アメリカ人の思考体系が「二進法」で「イエスかノーか」か「受けるの
か受けないのか」と迫ってくることしかなく、妥協点を探り合うことは
余程のことがなければ考えない。これは長年私が説いてきた重要な点で
ある。
さらに、彼らにはそれにも拘わらず「玉砕戦法」はなく、事が難航する
と事前に分析してあれば、"Contingency plan"と称するいわば安全弁的
な代替案(逆櫓と言えば解って貰える場 合もあった)を用意して望んで
くるのである。
だが、交渉役は余程難しくなった場合以外に代替案を提示しないで、強
硬(と見えるだけだが)に相手にのませようとする。ここに我が国の交
渉役が負ける場合が多かった。遺憾であった。
これ以外に我が国で余り認識されていないことに、こういう重大な違い
がある。それは「彼らの交渉術には、相手の言い分を聞いて妙に理解し
て、それを本国なり本社なりの上司に伝えて再考を促すことをしない」
という思考体系である。
これも何度も語り書いてきたことだが、「アメリカの会社員が日本に派
遣されて日本人社員の上に立たされた場合に、最も腹が立つことがある。
それは日本人社員は得意先の代弁をして、会社にあーしろこーしろと言
うことである」なのだ。
私が親しくしていた駐在員(余談だが彼らを"Expatriate"というが、エ
クスパトリエートなどと発音しないことだ)は「彼らを理解できない。
彼らは何処から給料貰っているのだ。自社の利益となるよう会社の方針
通りに相手を説得するのが仕事だと知らないのか」と着任当時は腹が立っ
たと述懐した。
ここで何を言いたいのかと言えば「ゲーツ長官が帰国して、オバマ大統
領に日本の主張はこれこれしかじかですから作戦を変えましょう」など
と進言する確率は限りなくゼロに近いということ」である。「時間をか
けても事態が大きく変わる可能性もこれまた低い」のではないかなので
ある。
ゲーツ長官が鳩山・岡田コンビの代弁をするようでは「3歳の童子の使い
同然である」と認識するのがアメリカ人である。私はこういう立場に何
万回も?たたされた、アメリカ人の“てか”を20年以上も務めてきた。
それだからこう言えるのだが。
すなわち、政府は「アメリカ政府の思考体系というか手の内はこうだ」
と知っていれば、「時間をかければ」だの「政権が交代したのだから」
や「マニフェストに掲げたから」等々のことを言っても通じないと知ら
ねばならない。妥協させようとするのは愚かであると言いたい。
我が政府が言っていることは、婉曲に遠回しに「アメリカ政府の主張は
のめない」と言っているだけで「我々の政策と違うことを言われている
のだから、ゲーツ長官の申し出は拒否する。代案を出して欲しい」と言っ
ていないので相手でじれているのだ。彼らは屡々こう言って嘆いた。
「彼らは問題の核心の周りをグルグル回っているだけで、一向にそこに
入っていこうとしない」と。
これも経験上知ったことだが、大多数の日本側の厳しい交渉役の方でも、
真っ向からいきなり「拒絶」と言われたことはほとんど無かった。これ
はそれほど恐ろしくもあり、途方もない度胸を必要とする行為だからで
あろう。あの総理や岡田外相にそこまでの覚悟をして貰わねばならない
のだが、果たしてできるのだろうか。
そうこうしている間に、オバマ大統領ご本人が来られる。最高責任者と
グルグル回る交渉しても、彼には「相手がこう言っているから、この際
考え直そう」と進言する上司はいないのであると知らねばならない。
(前田 正晶)
主宰者より:と仰っても、いまさら泥縄。かの藤原正彦曰く。民主党は野
党としては政治批判のプロだったが、政府運営についてはアマチュア。
それを好んで支持した人が国民の大多数だったのだから、国民のバカさ
を愧じるしかない。
9)ドイツの新政権をメディアは色で表現していますが、CDU/CSU
ドイツキリスト教民主同盟/キリスト教社会同盟ーバイエルン州の政党
はアンゲラ・メルケル党首で黒。
5年振りでの連立FDP自由民主党は党首ギド・ヴェスターヴェレで黄色。
野党になったSPDはフランクーヴァルターシュタインマイヤーで赤。
Linke左派は今の政治家の中では一番頭脳明晰と言われるオスカラフォン
テーンを党首としてリラ色。
そしてGrueneは同じ意味の緑。国旗の色から、黒は国民の勤勉と力、赤
は国民の熱情、黄色(金)は国民の最高の名誉との意味があります。
本日の南ドイツ新聞では、黒と黄色の政策で、若者の国民の学校でもあ
る徴兵制を現行の9ヶ月から、2010年1月から6ヶ月に短縮すると発表し
ました。過去では2002年1月から13ヶ月間だったのが、 9ヶ月間に短縮さ
れています。
「息子をドイツの徴兵に送って」の原稿を3つの出版社に送りましたが
「今兵役の本はとても自社では出せません、今本が売れません、予算が
ありません」などの理由で断られてしまいました。
「今日本で兵役の話をしたら、叩かれますよ!」と言う人も居ました。
自分の国を自分達で守るのが世界の常識なのに、日本の常識はいまだ本
当に世界の非常識で情けない限りですね。
本当の歴史が見えないようにと洗脳され、まだ霧が深いのでしょうか。
日本で自衛隊に3日間会社研修で行き、ただそれだけで見違えるように良
く変わった人達の話を聞いた事があります。
意識ある方達には、息子さんやお孫さんを1~3ヶ月でも日本の自衛隊
での体験訓練をさせれば、人間力を身に付け色々と意識が高まり、一般
の学校や親では出来ない教育を受けられますから、本当にお薦めしたい
と思います。
親が子供に与えられるのは良い教育と自分の生きる後姿を見せる事だと
思います。永冶ベックマン啓子(ながや ベックマン けいこ=在ミュン
ヘン)
10)「LED集魚灯搭載のサンマ船」(1701号)の内容の訂正で
す。【誤】:大喜丸・大喜君【正】:太喜丸・太喜君。【誤】:600
万円【正】6000万円。大きな投資額です。すみませんでした。馬場
伯明
11)修羅場と陥穽、人生色々 平井修一
過日、車で千歳烏山(東京新宿・京王線)の踏切でストップしていたら、
昔の愛人を見かけた。愛称ロコ(LOCO)。エキゾチックでハワイア
ンみたいなLocalな趣がしたからロコと呼んで愛した。手の美しい
女だった。
踏切りには人が多く、かつ、カンカンカンという警報機の音がやかまし
くて声をかけられなかったが、声をかけることをためらわせたのは10年
の歳月である。30歳の女は40歳になっていた。サレンダーだったロコは
すっかりオバサンの風であった。
「平井ちゃん、男が女に惚れるのは浮気で済むけどね、女が男に惚れた
ら本気だから修羅場だよ」
新宿3丁目の飲み屋のお女将さんがロコを連れてカウンターに座っていた
小生に、そっと耳打ちしていたが、マッコト、これは真実である。
小生はチンケなブ男だから女から惚れられたことが少なかった、だから
嫉妬されることがなかった、女は愛されることそれ自体を楽しんでいた、
だから女はさばさばと小生を弊履のごとく捨てていった。後腐れなし。
男は未練だが、女は新しい男ができればそれに「ぞっこん」で、過去な
ど一切忘れたがる。男は昔の女の写真をこっそり保管するが、女は新し
い男を得たら、すべて証拠隠滅する。歴史に女がほとんど名を残さない
のはそれによる。
幸せは一律だけれど不幸は千差万別だというのは名言である。今日、1年
ぶりに銀座へ行き、先輩と友と会食したが、友の長男坊の嫁さん(27)
は5歳の子を残して家を出てしまった。「女が男に惚れたら本気だから修
羅場」のシーンである。
長男坊は子を抱えて実家に戻り、58歳にして友夫婦は子育てをリフレイ
ンすることになったのである。
5歳というのはしっかり物心がついている。色に染まっている。奔放な母
親の血を引いている。友が言う。
「三つ子の魂百までも、と言うけれど、もうすっかり母親から刷り込み
されているから矯正できない」
教育の基本は「ガマン」だが、自由奔放、ガマンを教えられずに育った
子供はただのサルだから大変だろう。友の奥さんは5キロもやせてしまっ
たという。この子が大学を出るまで後17年。75歳まで……気が遠くなる。
仕事一筋で家庭を省みること少なかった長男坊が再婚しない限り、友夫
婦は75歳まで子育てすることになる。のんびりした晩年とは無縁である。
思わぬところに陥穽がある。人生色々である。
12)悲しき記憶:
沖縄の基地再編成問題の報道で、ある市長さんが「基地の騒音等に散々
苦労してきた。それを知ってか知らずか(政府に)勝手に県外移設はな
いなどと言って貰いたくない」と怒りをぶちまけていた。
私も21年前までは厚木基地からそれほど遠くない藤沢市民だったし、基
地そのものの中にも入ったことがあるので、飛行機の騒音問題は分かる。
この報道を聞いて、我が製紙産業が三十数年前(あるいは40年前だった
かも知れない)に直面した悲しい問題を思い出した。
それは、東京の江戸川沿いにあった名門製紙会社の工場の跡地に関して
だった。当時は(「今でも」と言っても良いのが悲しいが)製紙産業は
不況で、この工場を持つ会社はその敷地の一部を住宅公団に売却して財
務状態の改善を図った。
当然のことだが、公団はその跡地に公団住宅を建設した。当然のことだ
が、多くの人が引っ越してきた。団地の誕生である。だが、そこに問題
が発生した。
当時は現在のようにエコだの何だのと言う時代ではなかったが「環境問
題」が多くの人の関心事となりつつあった。その中に大気汚染も入って
きた。
今でも覚えておられる方もあるだろうが、その昔在来線で静岡県の富士
市の製紙工場の近くを走ると、何かが腐ったような厭な臭いがあったの
である。それは製紙の過程で発生するものだった。だが、当時は長閑な
時代で誰も気にしなかった。私などは「良い臭いだ」などと真顔で言っ
ていたものだった。
ところが、江戸川近くの団地に入居した方々は「隣接する工場から異様
な臭気を発生し、これぞ公害であるから直ちに改善せよ」と大々的に工
場に抗議を申し入れられた。止むを得ないだろう、製紙工場は24時間操
業するので、朝から晩まで異臭をかがされるのだから。
工場側は懸命に改善に努力されたそうだ。だが、改善に要する設備投資
の金額が余りにも大きすぎて諦めざるを得ず、遂に工場を閉鎖を決断し
たのだった。
何と、自分で自分の工場の近くに経営改善のために、結果として団地を
誘致し、誘致した結果で、自分から事業継続を諦める結果となったので
ある。最初は周りに誰も住んでいない工場だったので臭気は問題になら
なかった。だが、大勢の他人が住むようになって、自社の排気が公害と
断じられ、改善を迫られたという物語である。
私は沖縄の基地の周辺には最初から多くの人が住んでおられたにも拘わ
らず基地が建設されたのか、誰も住んでいない場所を選んで建設したの
かは知らない。
だが、市長さんは「騒音に苦しめられてきた」と言われた。それを聞い
てこの製紙工場の一件をふと思い出した。(前田 正晶)
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