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2006/10/17

中国オフショア開発最前線(第031号)いま一歩踏み出せない障壁とは?

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■■■ 中国オフショア開発最前線−中国ソフトウェア産業の実像に迫る!
■■    いま一歩踏み出せない障壁とは?    
■             第031号 2006年10月17日(発行部数:815部)
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◆mixiで中国オフショア開発に関する議論白熱!⇒編集後記にて!

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■■ いま一歩踏み出せない障壁とは?
■           
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 前回のメルマガでは、中国オフショア開発に興味はある
ものの、いま一歩踏み出せない理由、障壁についてお話
しました。

(第030号バックナンバー)
http://www.offshoring-net.com/c-offshoring/mail-magazine/codfront/backnumber/backnumber030.php

 主に下記のような「障壁」があるのではないかと思います。
 要するに中国オフショア開発のマイナスイメージですね!

(1)中国は、安かろう悪かろう?

(2)中国オフショア開発は商習慣や文化の違いに
   より成功確率が低くリスクが高い?

(3)仕様変更や仕様書に記載のないことは、すべて別料金?

(4)日本語100%で開発業務ができるわけがない?

(5)中国は契約概念がない?後から追加料金あり?

(6)発注者側企業にブリッジSEがいないとオフショア
   開発は成功しない?

 いずれも私が個人的によく耳にする声です!

 このメルマガをお読み頂いている方の中にも、上記の
ようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないか
と思いますが、いかがでしょう?

 もしかしたら、実体験上から「いま一歩踏み出せない」
どころか「中国オフショア開発断念?」とまでお考えの
方もいらっしゃるかもしれませんね!

 でもちょっと待ってください!
 いま一度、客観的に考えてみましょう!

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 ■中国にもいろいろな会社がある!
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 ところで中国には、ソフト会社は何社くらいあるか
ご存知ですか?
 
 中国軟件業協会(中国ソフトウェア協会)によると
中国全土で約10,000社のソフト会社が存在する
そうです。
 このうち、毎年10%が淘汰され、10%が新規に
起業されている状況とのことです。
 
 したがって、いろいろな会社があります。
 良い会社もあれば、悪い会社もあるでしょう。

 単に相性が良くない会社もあれば、アサインされる
窓口のPMによっても、その会社の印象が大きく左右
されることでしょう。


 しかし、実際に日本向けのソフトウェア開発を
行っている中国のソフト会社を数多く訪問調査して
みると、ある共通点があることに気づきます。

 それは、いずれの会社にも、日本での業務経験が
ある技術者が何名か所属しているということです。

 とにかく多いと思います。日本業務経験者!
 中には、稀ですが、日本で10年〜15年程度の業務経験
がある技術者を数名抱える企業も存在します。
 こういう会社は、かなり強力ですよ!

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 ■日本の海外留学生の66%超は中国人留学生!
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 では、なぜ中国にはこんなに日本業務経験者が多い
のでしょう?私は、日本の海外留学生の受け入れ状況
を調べてみました。

 平成17年度実績で以下の通りです。
(注)下記数字は全体数字/理工学系は約24%

 第01位 中国    80,592人(66.2%)
 第02位 韓国      15,606人(12.8%)
 第03位 台湾       4,134人 (3.4%)

 ちなみにその他の主なオフショア開発相手国では、
 第05位 ベトナム  1,745人 (1.4%)
 第14位 フィリピン  544人 (0.4%) 
 第15位 インド    410人 (0.3%)   
  という感じです。

 独立行政法人「日本学生支援機構」様ホームページ
より引用 
 http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data05.html

 残念ながら、ソフトウェア技術者のみの数字ではあり
ませんが、圧倒的に中国が多いというのがよくわかります。
 
 こういった留学生の多くは、日本の大学院(大学)卒業後
必然的に日本企業に就職する人が多いと思います。

 そして、日本で数年(個人差はかなりあり!)キャリア
を積んだ後、帰国し、仲間と一緒に起業したり、地元の
ソフト会社に就職します。

 中国のソフトウェア産業の日本市場向けの人材の動きは
このような構造になっていると思います。


 したがって、中国は他の諸外国と比較して圧倒的に
日本業務経験者が多い国であることは、ほぼ間違いない
のではないかと推測できます。

 これらのことから客観的に考えると、中国は、文化や
価値観、コミュニケーション言語、ビジネス感覚等の違い
によるオフショア開発の主なリスクを最も克服しやすい国
と言えるのではないでしょうか?

 
 中国には、日本企業にとって、取引しやすい会社も
たくさんあります。ぜひ皆さんも皆さんの企業にとって
最適なパートナーを開拓し、中国オフショア開発の成功
を手中に収めて頂ければ!と心から願っています。

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■■編集後記 
■   
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 先日、私が参加しているmixi(ミキシー)の
「プロジェクト管理」関連のコミュニティーで、広く
いろいろな方々の率直な意見を伺いたいと思い、
「中国オフショア開発におけるプロジェクト管理上の
注意点」について、忌憚のない意見を求めてみました。

 するとビックリ!
 ふっと気が付くと、20件近くものコメントを頂いて
いました。
 
 まだ、ネット上での意見交換が続いてますが、
私が予想していた以上に、中国オフショア開発に
マイナスイメージを持たれている方が多いのだな!
と率直に感じました。

 多勢に無勢!人数でちょっと負けそう(どなたか援護
射撃お願いします(笑)!)ですが、こういったマイナス
イメージを持っている方々にこそ、何とかして、中国の
実力あるパートナーさんの真の姿を知って頂けるように
今後も頑張っていきたいと決意を新たにしました!


 最後までお付き合い頂き、有難うございました。

 mixiをやられている方!
 お気軽にリンクして頂けたら嬉しいです。

 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2483923 

 mixi上でも、いろいろと情報交換しましょう!

 mixi、やってみたい!という方!
 招待制なので、私で良ければ招待します。
mmaga@snic.com.cnまでメールしてください! 



 mixi上でも「中国オフショア開発交流会」という
コミュニティーを運営中です。現在の会員数108名
です。
 良かったら、こちらでも情報交換しましょう!
 

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       http://www.jp-snic.com 
       総経理(代表) 末富昌幸 ※上海在住

◆運営サイト:中国オフショア開発総合情報サイト
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