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2008/07/04

◇◇原子力産業新聞2008年7月3日号ヘッドラインニュース◇◇

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◇◇原子力産業新聞 2008年7月3日号 ヘッドラインニュース◇◇
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▼INDEX▼

◇国内ニュース

・原燃 ガラス固化試験を再開 保安院の判断、安全小委の了承受け
・相互理解の具体策など検討 廃棄物処分技術WGが初会合
・石榑、入倉両氏が受賞 20年安全功労者 総理大臣表彰
・7つの重点課題 原子力委来年度予算方針
・松浦氏が原安協理事長に就任
・深さ6kmの海底地下構造 保安院  柏崎沖、独自に調査
・【クローズアップ】 「原子力と向き合う」(7) 参議院議員 自民党エネ
ルギー 戦略合同部会事務局長 加納時男氏に聞く 肩の力抜け‐議長国日本の
イニシアチブ 「環境対策=含む原子力」が世界的に前進
・売上高二千九百億円 日本原燃 濃縮U製造減などで
・会長に岡芳明・東大教授が就任 原子力学会
・柏崎刈羽の再開も期待 政府  原油高騰で緊急対策打ち出す
・わが国の原子力発電所運転速報 6月の設備利用率、約54%に

◇海外ニュース

・カナダ オンタリオ・パワー社 リプレース設備 ダーリントンに建設
・ロシアで原子力国際会議・展示会 訪ロ団 高速炉施設も視察
・燃料集合体生産販売で協力 仏アレバとカザフスタン
・新規建設で住民公聴会開催 英BE社
・米大統領候補の原子力政策 マケイン積極推進 オバマ条件付容認

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▼HEADLINE▼

◇国内ニュース

○原燃 ガラス固化試験を再開 保安院の判断、安全小委の了承受け

 日本原燃は二日、昨年十二月から中断していた再処理施設の高レベル廃液ガラ
ス固化設備のアクティブ試験を再開した。六月三十日に開いた総合資源エネル
ギー調査会・核燃料サイクル安全小委員会で、保安院は「安定運転のための方法
は現時点で可能な限り具体化しており、再開は差し支えない」との判断を示し、
同小委員会がこれを了承していた。今後、日本原燃は一か月程度の予定で、各種
の対策を施した方法により同設備を運転、保安院はその結果報告を受け、使用前
検査の可否を判断する。

○相互理解の具体策など検討 廃棄物処分技術WGが初会合

 総合資源エネルギー調査会・原子力部会の放射性廃棄物小委員会の下に新設さ
れた放射性廃棄物処分技術WG(主査=杤山修・原子力安全研究協会処分システ
ム安全研究所長)は六月三十日、初会合を開き、国民との相互理解の促進などの
具体策の検討を開始した。今年度中に検討内容をまとめ、同小委員会に報告する。

○石榑、入倉両氏が受賞 20年安全功労者 総理大臣表彰

 政府は二日、「国民安全の日」(七月一日)にあたり総理官邸で、国民の安全
確保で顕著な功績のあった二十四の個人・団体を表彰した(=写真)。福田康夫
首相が表彰状を授与し、「国民の安全・安心は政府の最重要課題の一つ」とし
て、受賞者らに今後の一層の安全啓発を求めた。

○7つの重点課題 原子力委来年度予算方針

 原子力委員会は一日、来年度の原子力関係予算の基本方針を委員会決定した。
重点課題に、原子力発電および核燃料サイクルの戦略的推進など七項目を挙げた。

○松浦氏が原安協理事長に就任

 松浦祥次郎・前原子力安全委員長が一日付けで、原子力安全研究協会理事長に
就任した。

○深さ6kmの海底地下構造 保安院  柏崎沖、独自に調査

 原子力安全・保安院は六月二十七日、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の耐震
安全性について、厳格な検証を行うため新潟県中越沖で同院が実施した海上音波
探査の暫定成果に関する中間報告を、総合エネ調の審議会の作業部会で報告した。

○【クローズアップ】 「原子力と向き合う」(7) 参議院議員 自民党エネ
ルギー 戦略合同部会事務局長 加納時男氏に聞く 肩の力抜け‐議長国日本の
イニシアチブ 「環境対策=含む原子力」が世界的に前進

 ―洞爺湖G8サミット開催が七日に迫った。これまでの温暖化対策を巡る諸議
論、日本のイニシアチブについて総括を。
 加納 地球温暖化対策は、基本的には国連の気候変動枠組み条約締約国会議
(COP)で決定する問題で、「ポスト京都」の枠組みが初めて議論された昨年
十二月にバリ島で開催されたCOP13がスタートだとすると、次は今年末の
COP14であり、具体策も含めた最終的枠組み決定は〇九年末のCOP15と
することで国際的合意ができている。このCOPの国連プロセスに最も大きな影
響力を持つのがG8サミットだが、ではG8で合意ができなければすべて先へ進
まない、と思うのは間違いだ。

○売上高二千九百億円 日本原燃 濃縮U製造減などで

 兒島伊佐美・日本原燃社長は六月二十七日の定例記者会見で、〇七年度の決算
などについて説明した。

○会長に岡芳明・東大教授が就任 原子力学会

 日本原子力学会は六月十九日の通常総会で、岡芳明・東京大学工学系研究科教
授(副会長)を会長に選任した。

○柏崎刈羽の再開も期待 政府  原油高騰で緊急対策打ち出す

 政府・与党は六月二十六日、昨今の原油価格高騰に鑑み、福田首相主催のも
と、緊急対策閣僚会議を開き、政府一体となって取り組むべき緊急対策を打ち出
した。原油価格動向とそれに伴う影響を注視し、状況変化に応じて、機動的対応
を図る。

○わが国の原子力発電所運転速報 6月の設備利用率、約54%に

 岩手・宮城内陸地震発生、原子力に異常なし 日本原子力産業協会の調べによ
ると、〇八年六月の国内原子力発電所の稼働状況は、設備利用率五三・六%、総
発電電力量百九十億二千六百八十三万kWh(対前年同期比一四・三%減)で、
前月より若干の上向きとなった。因みに、昨夏以前から停止している発電炉(十
一基)を除くと、利用率は六八・三%となる。


◇海外ニュース

○カナダ オンタリオ・パワー社 リプレース設備 ダーリントンに建設

 カナダ・オンタリオ州の州営電力であるオンタリオ・パワー・ジェネレーショ
ン(OPG)社は六月十六日、オンタリオ州政府が州内の既存原子力設備のリプ
レースとして検討している二基の原子炉について、OPGがダーラム地方で操業
しているダーリントン原子力発電所サイト(CANDU炉四基、各九十三・四万
kW)に建設することになったと発表した。この発表は同日、オンタリオ州政府
およびカナダ連邦政府のG・フィリップス・エネルギー相による同様の発表の後
に行われたもの。同社は今後、年内にも原子炉供給業者を決定し、二〇一八年の
運転開始を目指して、更なる手続きを進めていく。

○ロシアで原子力国際会議・展示会 訪ロ団 高速炉施設も視察

 日本原子力産業協会はロシア国営企業「ロスアトム」の招聘を受け、モスクワ
市で六月二十五日から二十七日まで開催された第一回国際会議・展示会
「ATOMCON2008」に、服部拓也理事長を団長とする参加団を派遣した。

○燃料集合体生産販売で協力 仏アレバとカザフスタン

 仏アレバ・グループは六月十一日、同グループとカザフスタンの国営原子力企
業であるカザトムプロム社がパリで、燃料集合体の生産と販売に関して両者の
パートナーシップを強化していくための戦略的協定原案に署名したと発表した。

○新規建設で住民公聴会開催 英BE社

 英国ブリティッシュ・エナジー(BE)社は六月九日、サイズウェルB原子力
発電所サイトに新たな原子炉を設置する可能性について、近隣住民の意見を聴く
会を七月から開催すると発表した。

○米大統領候補の原子力政策 マケイン積極推進 オバマ条件付容認

 米国では今年十一月に大統領選挙を控え、現政権の共和党は第四十四代アメリ
カ合衆国大統領の指名候補者を、三月に早々にJ・マケイン上院議員(アリゾナ
州選出)に決定した。民主党でも、B・オバマ上院議員(イリノイ州選出)が
H・クリントン上院議員との混戦の末、六月三日の予備選挙最終日で党の指名を
獲得。ここで今一度、共和・民主両候補者の原子力政策を比較した。

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◇原子力産業新聞 2008年7月3日号 ヘッドラインニュース◇
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