2009/10/16
◇◇原子力産業新聞2009年10月15日号ヘッドラインニュース◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇原子力産業新聞 2009年10月15日号 ヘッドラインニュース◇◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼INDEX▼ ◇国内ニュース ・東芝 米NRCから認定 ABWR輸出へ大きく前進 磯子センターと府中事 業所 米規制要求に国内工場が合格 ・総合科技会議 鳩山政権下初会合 「グリーンイノベーション」打ち出す ・女川プルで 宮城県他、安全性検討開始 住民対象「対話フォーラム」も ・N―20会合 日仏専門家が鎌倉で議論展開 ・九州・玄海3号 MOX燃料の装荷を開始 ・【シリーズ】原子力発電「支えの主役」コア技術編(1) 岡野バルブ製造 主蒸気逃がし安全弁高度化 BWR「最後の安全弁」 発電大容量化対応が課題 ・立地センター、事業化研究会設立 炭素線がん治療普及目指す ・川端文科大臣に聞く ・元原電事業懇会長 溝口一郎氏が死去 ・Mo‐99 国産化めざし技術的検討 JMTR改造で安定供給へ ・エネ研情報交換会 インド情勢報告 エネ増大で原子力拡大 ・NTTデータ 貿易管理支援ソフトを発売 ・原子力文化振興財団 原子力の日記念シンポジウム ・原産協会 26、27日に都内で日韓セミナー開催 ・原産協会 WNU夏季研修の参加者募集 ◇海外ニュース ・UAE 平和利用で連邦法公布 安全規制機関を設置へ ・ベルギー 政府の専門家Gr. 原子炉の運転延長を勧告 ・米オバマ大統領 規制委・委員に二名を指名へ ・マレーシア アジアの原子力利用促進で会議 ・TMIの取替え用SGが到着 ------------------------------------------------------------------- ▼HEADLINE▼ ◇国内ニュース ○東芝 米NRCから認定 ABWR輸出へ大きく前進 磯子センターと府中事 業所 米規制要求に国内工場が合格 東芝は8日、米国原子力規制委員会(NRC)からこのほど、米国型ABWR の原子炉供給メーカーとしての認定を受けた、と発表した。 ○総合科技会議 鳩山政権下初会合 「グリーンイノベーション」打ち出す 政府の総合科学技術会議(議長=鳩山由紀夫総理大臣)は8日、新内閣発足 後、初の本会議を開催、最重要政策課題として、「経済と環境が両立する社会を 目指すグリーンイノベーションの推進」を根幹に据える科学技術分野の新たな来 年度資源配分方針を打ち出した。 ○女川プルで 宮城県他、安全性検討開始 住民対象「対話フォーラム」も 宮城県、女川町、石巻市は、東北電力女川3号機のプルサーマル実施に係わる 安全性検討会議(座長=長谷川雅幸・東北大学名誉教授)を立ち上げ、7日に初 会合を開催した。 ○N―20会合 日仏専門家が鎌倉で議論展開 日本原子力産業協会がフランス原子力庁(CEA)をはじめとする仏専門家ら と、ほぼ毎年、両国で交互に開催している日仏原子力専門家会議(N―20)の 第16回会合が13、14日の両日、神奈川県鎌倉のホテルで開催され、14日 に共同声明を発表した。 ○九州・玄海3号 MOX燃料の装荷を開始 九州電力は15日より、玄海3号機へのMOX燃料装荷を開始する。 8月30日より定期検査に入っている同機は当初、10月3日から燃料交換に 入る予定だったが、佐賀県議会での審議状況を踏まえた古川康知事からの申し入 れにより、見合わせていた。日本初の本格装荷となる。 ○【シリーズ】原子力発電「支えの主役」コア技術編(1) 岡野バルブ製造 主蒸気逃がし安全弁高度化 BWR「最後の安全弁」 発電大容量化対応が課題 自分の産んだ子は生涯面倒を見る―。原子力発電用一次系大型バルブで圧倒的 シェアを持つ岡野バルブ製造(オカノ)の製品は、すべてオーダーメードの特注 品。一品ごとに材料から製造加工さらにメンテナンスまで一元的に手がけ、メン テナンスで得た情報を開発現場にフィードバックし技術改良・開発に結び付けて いる。いわば血統書付で嫁入り先から役割まですべて決められ、しかも出地・ キャリアはカルテとしてデータ保存されている。「バルブのライフサイクルを通 して社会に貢献することにわれわれの存在価値を見出そう」を社是とする自負 が、これまで数々の国産初製品を生み出してきた。 ○立地センター、事業化研究会設立 炭素線がん治療普及目指す 日本立地センターは7日、「企業誘致方式による炭素線がん治療事業化研究 会」の設立総会を東京都内で開いた。 ○川端文科大臣に聞く 鳩山新内閣発足に伴い入閣した川端達夫・文部科学大臣はこのほど、記者団の インタビューに応じ、今後の文教・科学技術行政において、取り組むべき課題、 所感などを述べた。 ○元原電事業懇会長 溝口一郎氏が死去 元日本原子力発電事業懇話会会長の溝口一郎氏が10日、肺炎のため死去し た。享年91歳。 ○Mo‐99 国産化めざし技術的検討 JMTR改造で安定供給へ 本紙でも度々取り上げている医療用アイソトープのモリブデン99 (Mo‐99)供給危機だが、現在もなお、カナダのNRU炉の停止による不安 定な状態が続き、日本アイソトープ協会では随時入荷状況をホームページ上で発 表している。Mo‐99の子核種であるテクネチウム99(Tc‐99)を使った 検査は、がんの治療前や治療後の経過をみる上で欠かせず、X線検査よりも早期 に、苦痛も少なく異常を発見できる。またスポーツ選手の疲労骨折や骨粗しょう 症にともなう骨折などX線検査では認められない異常の画像も映し出せる。 Mo‐99を生産できる原子炉の全てが老朽化している今日、生産体制の確保が 世界的な課題となっている。 ○エネ研情報交換会 インド情勢報告 エネ増大で原子力拡大 日本エネルギー経済研究所はこのほど情報交換会を開き、インドのエネルギー 情勢と新エネおよび省エネ政策の動向について、報告を行った。 ○NTTデータ 貿易管理支援ソフトを発売 NTTデータは、国際貿易での不適切輸出が多発する中で、「外国為替及び外 国貿易法」(外為法)に基づいた適正な貿易管理支援ソリューション「STC Manager」の発売を開始する。 ○原子力文化振興財団 原子力の日記念シンポジウム 日本原子力文化振興財団は22日、「グリーン・ニューディール時代と原子力 ――環境と経済の調和と原子力の役割」をテーマとして、「原子力の日」記念シン ポジウムを東京・有楽町朝日ホールで開催する。 ○原産協会 26、27日に都内で日韓セミナー開催 日本原子力産業協会は、10月26日、27日の2日間、第30回日韓原子力 産業セミナー(準備委員長=服部拓也原産協会理事長)を 東京港区の 「ア ジュール竹芝」で開催する。 ○原産協会 WNU夏季研修の参加者募集 昨今のグローバル化に伴い、原子力産業界においても国際的に活躍できる人材 が求められているとの認識の下、原産協会では「原子力人材育成」を事業の柱の ひとつと位置づけ活動中。この一環として、国際的な視野を持ち、国内外で活 躍・貢献できる若い世代の技術者、研究者の育成に資するため、来年、7月3日 ~8月14日まで英国オックスフォード大学で開催される「2010世界原子力 大学(WNU)夏季研修(第6回)」への参加を支援(参加費全額助成)する。 支援希望者は、以下の要領で応募のこと。 ◇海外ニュース ○UAE 平和利用で連邦法公布 安全規制機関を設置へ アラブ首長国連邦(UAE)の国営首長国通信(WAM)は4日、同連邦の S・ビン・ザィード大統領が原子力の平和利用に関する連邦法を公布したことを 伝えた。 ○ベルギー 政府の専門家Gr. 原子炉の運転延長を勧告 2003年に脱原子力政策を可決したベルギーでは、同政策見直しの可能性を 示唆する動きが徐々に現れて来ているが、同国政府の設置した専門家グループ (GEMIX)は1日、既存原子炉の運転期間延長を勧告する最終報告書をエネ ルギー・気候省のP・マグネッテ大臣に提出した。 ○米オバマ大統領 規制委・委員に二名を指名へ 米国のB・オバマ大統領は9日、米原子力規制委員会(NRC)委員の二名の 空席に、マサチューセッツ工科大(MIT)のG・アポストラキス教授と、元・ 米エネルギー省(DOE)高官のW・マグウッド氏を指名するとの意向を表明し た。両氏は上院の承認をもって正式に就任する。 ○マレーシア アジアの原子力利用促進で会議 アジア諸国における原子力発電の開発利用促進を目的とする「ニュークリア・ パワー・アジア」会議が2010年1月26、27日の2日間、マレーシアのク アラルンプールで開催される。 ○TMIの取替え用SGが到着 仏アレバ社は2日、米国のスリーマイルアイランド原子力発電所1号機 (PWR、89万kW)用に製造した取替え用蒸気発生器(SG)二基が、仏国 シャロンから八週間の輸送を無事に終え、9月30日に米ペンシルベニア州の発 電所サイトに到着したと発表した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇原子力産業新聞 2009年10月15日号 ヘッドラインニュース◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行】 社団法人 日本原子力産業協会 ( http://www.jaif.or.jp/ ) 【編集】 情報・コミュニケーション部(TEL: 03-6812-7103、FAX: 03-6812-7110、e-mail: shimbun@jaif.or.jp) ---------------------------------------------------------------------------


